2024年9月29日 の記事

テレビなどでは窺い知ることのできない石破茂氏の人柄が伝わる動画 ~父親の石破二郎氏は本当に立派な官僚であり政治家だった / 裏金問題や統一協会について、人々が納得する説明を石破総裁がするのか否かに注目

竹下雅敏氏からの情報です。
 妻が動画を見ていて、私も一緒に聞いていたのですが、これはものすごく面白い話です。テレビなどでは窺い知ることのできない石破茂氏の人柄を、ここまで鮮明に浮かび上がらせた中田敦彦氏の手腕に感心しました。
 動画のコメント欄に「やっぱり、ちゃんと勉強した人がリスペクトをもってインタビューをすれば、こんなにもコミュニケーションがキレイに成立するんだなとすごく感心させられる。テレビもそうなればいいのにと思いたいけど、これはあっちゃんにしかできないんだろうな、、、おそろしく高度なインタビュー。」とありましたが、本当にその通り。
 石破氏の父親、石破二郎氏は建設省(現国土交通省)の事務次官退任後、1958年に鳥取県知事に就任。その後、参議院議員になり自治大臣、国家公安委員会委員長に就任。1981年に死去、葬儀委員長は田中角栄が務めたということです。
 石破茂氏は、“やっぱりね、一生かかって越えられない親を持ったってのはね、それは幸せなことでもあり、不幸なことでもあるんでしょうね(1分45秒)。…超えようなんぞという大それた事を考えたことがない(5分52秒)…我々二世がなんでいっぱい出るかって言うと、名前の売り賃と信用代がタダですからね。これは(田中)角栄先生がはっきり言われましたよ。「お前なんか大した奴じゃない。お父さんのおかげで名前をみんな知っている。お父さんのおかげで、あのお父さんの子供だったらそんなに変な奴じゃない。要するに名前の売り賃と安心代がタダなのだ。だからお前は出られるのだ。」とはっきり言われましたからね(26分49秒)。…私、銀行に4年いましたけど、自分よりも頭いいし、自分よりも決断力あるし、自分よりも思慮深いし、自分より国会議員に向いている人、いっぱい見ましたよ。…私はその人たちより遥かに劣るのに、親の子供であるが故に国会議員になるの変じゃないの? と思いました。…だから二世じゃなくても出られる仕組みを作るのが、二世の最後の仕事だと思ってましたね(27分45秒)”と話しています。
 石破茂氏の話を聞くと、父親の石破二郎氏は本当に立派な官僚であり政治家だったようです。昔の官僚は偉かったという話を聞いたことがありますが、本当にそうだったみたいです。
 二つ目の動画の11分33秒で中田敦彦氏は、“やっぱりその自分の主義主張、 ここに対してやっぱり曲げられない。…そこが一番いい所でもあるんじゃないですか?…まさにその時に違えたものだったりとか,その時に迎合しなかった姿勢っていうのが、今の石破さんへの今回の総裁選の期待感にもなってる。”と言っています。
 18分の所で石破茂氏は非常に重要なことを話しています。“裏金問題とか統一協会ってのは、相当自民党の信用を損ねた所があって、一応自民党としてきちっと調査をして、きちんと処分はしたんだけど、人々は納得をしていないので、総裁選挙終わったらいつになるか知らないけど、選挙になるんでしょうよ。「なんで裏金の人を公認したんですか?」「なんで統一協会に関係ある人を公認したんですか?」みたいなことに必ずなる。誰か知らないけど総裁になった人はですね、「疑問を持たれた議員が説明すればいいんです」って事じゃなくて、公認権を持っているのは総裁なのでね。総裁がちゃんと説明しなきゃダメですよって事だと思いますけどね。”と言っています。
 石破茂氏が自民党総裁になった今、人々が納得する説明を石破総裁がするのか否か、ここに注目しましょう。
(竹下雅敏)
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【石破茂①】自民党新総裁!五度目の総裁選、最後の戦いに挑んだ激動の人生【総裁選対談】
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【石破茂②】日本の安全保障はどうあるべきか?アジア版NATOと自衛隊の待遇改善とは【総裁選対談】
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[X]さっぱりとしたアルパカ

竹下雅敏氏からの情報です。
グレイっぽい。
(竹下雅敏)
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配信元)

環境シンポジウム『今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~』風土の再生は、環境的には、空気と水の循環視点で、流域をつなぐこと〜つなぐのは、自然を敬う、人と人との”結”の連携〜「私」と「あなた」と「地域の人々」そして大地に生きる「いき物(自然)」が共に喜べる”四喜”を旨に、”結の杜づくり”を!

ライターからの情報です。
 9/23(祝)の秋分の日に、「杜の財団」と「風土再生学会」が主催の環境シンポジウム「今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~」が開催されました。
 「杜人」の映画で知られる矢野智徳さんは、様々な被災地の復旧活動を通して、"自然の営みに適うやり方・あり方こそが、自然も社会も風土再生につながる"ということを実感されたということです。そして"人為的な不具合が大地の脈を詰まらせ、それは生態系全体の負の連鎖へとつながっていき、その結果として、災害や異常気象が引き起こされてしまっているのではないか"と警鐘を鳴らしておられます。具体的には、土砂災害などの現場復旧において、これまで当たり前とされているような、河川等をコンクリートなどで固めるのではなく、"空気と水の循環視点、そして流域を俯瞰する視点を持ちつつ、風土を再生していく"環境改善が必要とされているといいます。
 それは、復興という名の下に、経済的思惑や政治的思惑が多々見受けられるような、おざなりの施策とは、真逆の方向といえるかもしれませんが、本来あるべき至然の"流域改善〜風土再生"へと向かう道筋になるという気がします。
 そして、さらにこの度は、近年の度重なる異常気象を受けて、"このままでは間に合わなくなる"、しかし"まだギリギリ間に合う"として、「四喜の精神」を旨とした「結の杜づくり」を提唱するとともに、その学問的な裏付けとして風土学、そして風土再生学会を立ち上げられました。
 真の復興へ向けてのバックボーンたる風土学〜 Fudology〜が、このシンポジウムをもって、いよいよ船出したとのことです。自然を敬い、大切に作業をさせていただくという想いを共有した、人と人との「結の杜づくり」とは、まさに日本を、そして地球を守るネットワークかのようです。

(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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環境シンポジウム「今を生き抜く風土学~足もとから社会と心の平和を考える~」に向けて矢野智徳よりメッセージ
配信元)



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「杜の財団」及び、矢野智徳さんの言を取り出してみました。

◯「大地の再生では、阪神淡路大震災以降これまで被災地活動を重ねてきています。視察調査から復旧作業まで、空気と水の循環視点及び流域視点でこれらを観察し、それを踏まえて復旧実践をしてきました。自然の営みに適うやり方・あり方だと、それが自然も社会も風土再生につながる ことを、今1月より杜の財団で続けている"能登震災風土環境再生事業"においてより実感しています。今回とそしてこれまで紡いできた成果をなんとか社会につないで参りたいと思います。」

◯「---風土は すべての生きもの いのちのみなもと---大地空間、大気空間・・・そのリズムで、いかに連携をはかれるか。風土再生とはこの風土のリズムに還るということ。生態系の循環に沿う風土の機能に沿うとは渦に還るただそれだけ。それは、たんに戻ることを意味しない。それは、循環のリズム。命のリズム。人のあらゆる営みのリズムは、渦に還る ということ。それをあらゆる人と協賛してその上で行われるあらゆる事象の学びを 共振し、渦の流れに沿う 学びと実践によって 一つずつ再生していく。

◯「呼吸をしている限りは、まだ間に合う。水と空気の循環を整えれば、瀕死の自然環境も治せる。

◯「待ったなしの地球環境をシフトチェンジしていくため、古来私たち人間が大切にしてきた「風土」という視点を取り戻すため、一人ひとりができることは何なのか?長年のフィールドワークから導き出された基調講演や、現場での実践報告、それに伴う研究発表を通して、草の根のつながりの中で意識と行動に変革をもたらすキックオフ•ミーティングとも言えるシンポジウムです。

◯「「大地の再生」が現場で培ってきた視点や技術を研究・実用化していくための学術連携機関「風土再生学会」。大地の再生技術の特許化を進める「大地の再生技術研究所」。そして、地域の生態系の改善と保全、風土の豊かさに寄与する公益活動を行う「杜の財団」。風土が悲鳴を上げている現代において、三者による、自然と人間の関係性に新たな視座を投げかけるシンポジウム。

◯「<大地の再生の領域を越えて、風土の再生へ>風土学〜 Fudology〜、それは平和につながる新しい学問の始まりです。

◯「すでに言い尽くされた感じのある風土について、じつはまだまだこんなものではない。 もっと本質的な風土について、皆さんとともに深め、進化させたい。

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