[田中宇氏]ひどくなる経済粉飾

 アメリカ経済が好転して、雇用者数が前月比で27万人増加したと報じられているようですが、その半数以上が粉飾であることが指摘されています。また実際には、"25から54歳の雇用は12万人の減少"しており、"代わりに時給が安い55歳以上をより多くの人数でパートタイムで雇用"してあたかも雇用が増加しているように見えますが、"一人あたりの所得は減り、人々の生活苦は増している"のが実態のようです。それを表すかのように運送会社の需要は減っており、今年はクリスマスや年末が近づいても輸送量が増えていない状況のようです。
 "続きはここから"以降では、これよりもっと悪い傾向にあるのが日本であることが指摘されています。わずか1年で「金融資産を持たない一人世帯」が39%から48%に急増しているようです。"日本は、世界でもっとも急速に貧富格差が拡大している"とあります。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ひどくなる経済粉飾
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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