地球ニュース:マダガスカル、イエメン&日本 〜黒死病の再来 / 政治的圧力で事実が消される国連 / 板垣氏×フルフォード氏講演会のお知らせ〜

 今回はアフリカの大きな島マダガスカルと、アラビア半島南端のイエメン、そして日本での講演会のお知らせです。
 動画を見ると、マダガスカルは鼠が走り回りつつも文化的な生活水準を保っております。イエメンは……国としての体裁すら怪しい状態。全てが崩壊しています。こういう記事(※日本語)を見ると、近隣諸国よりは少ないものの、石油も産出可能。だのに紛争続きでインフラが機能しておりません。
 米国や英国がサウジアラビアに与えた武器の金額分を、直接イエメン復興に廻しておけば、とっくの昔に平和な国になったものを。飲み水も枯渇しており、9割を輸入に頼っていた食糧も紛争で港を破壊され、大規模な飢饉が進行しています。
 本文では破壊された学校は28、と元記事通り書きましたが、BBCの昨年の動画では学校は千以上破壊され、病院は六百以上が閉鎖に追い込まれたと報道していました。
 早く光が射すといいのですが……まずは意識を向けることから始めてみませんか。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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地球ニュース:マダガスカル、イエメン&日本

マダガスカル:黒死病の再来


 

 マダガスカルというとライオンキング的な動物の楽園のイメージでしたが、2009年の政変以降経済的にも混乱し、環境が悪化しているようです。

これまでも毎年この国では400~500件ほどのペスト感染が報告され、2012年にはWHOによると256件の感染と60名の死亡を出し、最もペスト症例の多い国として認識されるに至っています。

今回は特に酷いらしく、BBCの7日の報道によると、二箇月で33名が死亡、其の他230名が感染しています。9日のサイエンスマグの報道によると343名感染、42名死亡(こちらは感染者数に死者数が合算されているか不明)。

何故深刻なのかというと、今回は肺ペストで、人から人に容易に空気感染するからです。しかも感染24時間で死の危険に至ります。中世ヨーロッパで人口の6割を死なせた腺ペストは、同じくネズミが運ぶノミを発生源としますが、肺ペストよりも危険は低いとか(※上の記事によると、腺ペストが悪化すると肺ペストに発展する)。

複数のエリアで広がっており、現在は人々が外で集まることを禁止しています。学校やスポーツの試合もキャンセルされているようです。



イエメン:政治的圧力で事実が消される国連


飢餓と貧困と不衛生に苦しむ人々(アルジャジーラの今月の映像)

 サウジアラビアの最新ニュースといえば、ロシアへのご機嫌伺いと女性の運転をようやく許可したことでの人気取り。少し前ならカタール虐めですね(今もやっとりますが)。

この今年6月からのカタール封鎖に参加しているアラビア半島の南端の国がイエメンです。なんですが、ここ、2015年から内戦状態で国が真っ二つに分かれているんですよ。元の政府(スンナ派)を支持するサウジアラビアと、クーデター政府(シーア派に属するザイド派の武装組織フーシ)を支持するイランの代理戦争と説明されています(但しサウジ軍が大々的に攻撃を行なっているのに対して、イランは関与を否定)。

ちなみに一国が北部(フーシ)と南部(スンナ)に分断されているのは、更に遡るとイギリス植民地時代がきっかけっぽい……パキスタンとインドの国境(※カシミール)をきちんと引かずにとんずらし、中東では三枚舌外交で方々を騙し、アフリカでは直線上のふざけた国境を引き、おまけにこれか。傍迷惑な“世界の警察(※自称)”アメリカ同様、カルマは深そう。

で、何が言いたいかっていいますと、カタール国境断絶に参加したのはイエメン全体じゃないってことです。しかもフーシは「アメリカに死を、イスラエルに死を」なんてスローガンを掲げておりますから、隠れユダヤなサウジアラビアがイスラエルとアメリカの更なる代理を務めて攻撃している可能性あり。

ウィキの解説曰く、「アルカーイダやISILはフーシへの抗戦や殲滅を呼びかけている」……あーもう確実に裏にいるじゃん、イスラエルとアメリカ。で、表立って動いているのがその手先のサウジアラビア、ってことですかね?



国連では、世界の紛争地帯における子どもの被害者数を毎年調査しています。『子どもと武力紛争に関する年次報告書』と呼ぶそう。拘束力は無いので、名前を公表することによる抑止力を当て込んだブラックリストとなっています。

ゲテーレス事務総長の認可を得たあと、安全保障理事会に提出され、10月31日には理事会の15箇国が話し合うのですが、原稿が8月・10月とリークしております。

正式でないものが重要視されてしまうのは、昨年度の報告書が発表後たった数日で、サウジアラビアのクレームより取り下げられ、サウジのイエメン攻撃部分が削除されてしまったからです。当時の潘基文事務総長は“忍容し難き”不当な圧力を受けた(要するに脅迫された)と、サウジを非難しておりました。

10月原稿のまとめ記事によると、2016年度はイエメンの子ども683人の被害がサウジ側のせい。内半数は殺害されています。病院も学校もあちこち空爆しています。8月原稿のまとめ記事では少なくても28校。

もちろん内戦状態なのでフーシ側も攻撃しているのですが、国連が確かめられた被害全体の三分の一に過ぎず、サウジ側が圧倒的に多いのです。ちなみにサウジアラビアは国連総会でのイエメンの調査も阻んでいます。どこまで後ろめたいのでしょう。

こちらの記事を見ると、正確にはサウジ軍のみではなく、サウジ主導の連合軍らしいです。参加国は、エジプト・バーレーン・アラブ首長国連邦・クウェート・ヨルダン・セネガル・スーダン、後方支援で米軍と英軍など……新旧の“世界の災厄”が入っていやがりますわ。あとカタールも、虐められっ子側に廻されてからは参加してないようですが、今年6月までサウジと一緒に攻撃しておりました。

イエメンは紛争が始まる前の時点で既にアラビア半島で「最も貧しい国」と呼ばれていたのです。今は国連から「世界最悪の危機」に陥っていると指摘されています。昨年末の惨状(※日本語の翻訳記事で写真も多いので是非御一読を)を見ても、相当数の国民が苦しんでいます。

マダガスカルはペストですが、こちらは飢餓に加え、只今コレラが蔓延しているようです。


日本:豪華な講演会


5日ベンジャミン・フルフォード氏のサイトに、日本でのセミナーの告知が載っていましたので、転載しておきます。当時事ブログで大変お世話になっているお二人の合同講演会(日本語)です。

「講師:板垣英憲✖︎ベンジャミン・フルフォード
日時:2017年10月24日(火)
料金:5000円
場所:ヒカルランドパーク
現在、新作『天皇陛下の勅命を果たす小沢一郎総理大臣最強の同志 キッシンジャー 小池百合子 前原誠司』(仮題)を準備中の板垣英憲氏は、今回の選挙結果を踏まえて、日本政界の深層的な行方を語り、
フルフォード氏は、世界の先端情報から見た日本の行方を大きく語っていただきます!
超ホットなテーマでお送りするこのチャンスをお見逃しなく!
ご参集、こころよりお待ちしております!
13:00~~14:20板垣英憲
14:40~~16:00ベンジャミン・フルフォード
16:20~~17:50板垣英憲vsベンジャミン・フルフォード」

だそうです。検索してみますと、チケットはヒカルランドのこの頁からオンライン購入出来るようです。この内容と顔ぶれで5,000円は安い!

場所は東京の飯田橋。お近くの方は御検討あれ。個人的には板垣氏が準備中の新刊とやらも気になります。


文・Yutika

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