電磁波測定器をレンタルして、電磁波対策をしました![後篇]

 すでに設置されてしまっている方も多いと思われるスマートメーター、私も昨年、交換する旨のチラシがポストに入っていたのですが、その意味を知らず交換されてしまっていました。直後に時事ブログでスマートメーターに関する記事が出たのですが、ネットで調べてみても元のアナログメーターに戻してもらうのは基本的に無理で相当たいへん だということがわかりました。
 スマートメーターは30分に一回データを通信します。ほとんどオンライン状態ではないのかという話もあるようです。電磁波としてはスマートフォンほどではないにしろ、危険な代物の一つであることに変わりはありません。(誤解の無いようにいいますが、高周波を発生させているスマホは、それを頭部に直接押し当てているという意味においても、その危険性は別格なのです)
 今回いろいろと電磁波を測定してみて、様々な電磁波対策をしてみて、いよいよ気になったのがこのスマートメーターでした。長いものに巻かれることなく、現実をちゃんと直視しようと肚をくくりました。そうです。大変な交渉となるであろうことを覚悟して、あの東京電力の、カスタマーセンターに連絡してみたのでした。
 「汚れた電気(Dirty electricity)」はいりません!と。(あ、これは心の声です)

(しんしん丸)
————————————————————————

なぜかあまり言われていない?スマートメーター対策!

 電磁波の規制値で言うと、ロシアやイタリアは10μW/c㎡、オーストリア、ザルツブルクは0.1μW/c㎡、パリで1.06μW/c㎡なのに対して、日本の規制値はなんと最大1000μW/c㎡とザルツブルクの10000倍です。ちなみにイギリスでは16才以下の子どもがスマホを持つのは禁止されています。研究データでその危険性が認識されているのです。かたや日本では注意喚起すらありません。言い訳のようなものはあるのかもしれませんが、周知されていないのが現状です。赤ちゃんにiPadの画面を見せている親御さんまでいるのですから。


 同様に、スマートメーターにおける電磁波の危険性については諸外国ではいろいろと知られています。たとえば米国カリフォルニア州では住民による反対運動の結果、電力各社は電気利用者がスマートメーター採用を拒否する権利を認め、アナログメーターに戻すことが可能となっています。かたや日本ではその危険性の検証も行われず、メディアも大っぴらな報道はせずに、こっそりと全国スマートメーター化が進められているのです。
 ES(電磁波過敏症)の方は、スマートメーターになった途端に症状が悪化するため、スマートメーターの危険性を体感されています。電力会社にアナログメーターに戻すよう、それはそれは大変な時間と労力をかけた交渉を続け、理不尽な仕打ちをも乗り越え、ようやくアナログメーターに戻してもらえた!というような報告もされています。
 今回その大変な交渉を覚悟で、東京電力のカスタマーセンターに連絡してみました。以下、そのやり取りです。

「スマートメーターから発生する電磁波の危険なリスクを避けたいのでスマートメーターをアナログメーターに戻してほしい!」と。予想通り、以前のタイプのメーターはすでに製造していないとのこと。
「取り外したものでも構わない!」というと、取り外したらすぐに廃棄するのでありません!と。
そこで、「今回電磁波を測定器を使っていろいろ調べた上でこうして連絡しているのですが、スマートメーターから発生する電磁波の危険性はご存知ですか?」というと、スマートメーターから発生する電磁波は規制値以内ですから問題ないのですが、と。
「いやいや、その規制値が甘すぎるのが問題なんですよ、欧州評議会の基準を知ってますか?」と尋ねてみました。先方は、私がそう簡単には引き下がらない捻れ体癖だと見破ったのか?あす担当から連絡させます!と言ってきました。流石です。油断できません。こちらも不退転の覚悟で、翌日の連絡を待ちました。(1/14)


 翌日、担当の女性はとても丁寧に説明をする人でした。いろいろとスマートメーターのメリットをマニュアル通りに説明してくれるのですが、それはそれ!と話を先に進めました。結論からいうと、スマートメーターにしていくというのは国の方針なので元に戻すということはできないが、どうしても電磁波を気になされるようでしたら、スマートメーターの通信部分を取り外す対応はさせてもらうことができます!ただし、今後また通信機能の設置をお願いさせていただく場合もあり得るということをご承諾願います!とのことでした。(1/15)

 要するに今現在、希望すれば、東電に関してはこの通信機能の部分(下写真がその通信部。これが上写真の下の部分に取り付けてあった)を取り外してくれるのです!各電力会社によって事情や対応は違うようですが。
 ちょっと拍子抜けしたかのようにすんなりと行きました。後でわかるのですが、いざとなれば通信部を設置すればいいだけの話なので、電磁波のことを言ってきた場合、今のところはおとなしく通信部だけを外しておこう!くらいのことのようです。


 早速、通信部分を取り外してもらいました。ですから今現在、私の家のスマートメーターからはデータ送信がされていないため、危惧された電磁波は発生していないわけです。(1/16)
 ちなみに、今現在通信部位のあるスマートメーターが設置されているならば、スマートメーター自体をアルミホイルで覆ってしまうと電磁波はかなり軽減されるようです。この場合、裏側となる家の中の壁側にも張った方がいいとおもわれます。

 こうしてスマートメーターから通信部分を取り外してもらえた!という情報を「電磁波からいのちを守る全国ネット」の人に伝えました。よかったですね!と言ってもらえるかとおもったのですが、そうではありませんでした。安心はできないのです。条件付きの通信部分の取り外しだからであり、なにより国の方針なのですから。
 「これはもう田舎に行くしかないですね!」と言ったところ、「田舎は強力な電波塔があるので、かえって危険なところも多々あります。都会の密集した真ん中の方が低いこともあるのです。通りに面していたり、高いところに行くほど数値も高くなることもありますし・・・」聞けば聞くほど、知れば知るほど、野放しの電磁波問題はこわいものです。
 本来、電磁波対策は国民の安全のためにも国をあげてとりかかるべき問題です。意図的にこうした状況をのぞんでいるような凶悪な輩はもうすでにいないとのことですから、あとは利権にしがみついている輩だけですね。日本の未来、そして地球の未来のためにも、もう今後一切、いのちには触れないように!!!してもらいたいものです。

 今回、電磁波測定器をレンタルさせていただいたのを機に、いろいろと電磁波対策を講じることができました。目に見えないものへの対策ではありますが、想念の海であり電磁波の海である都会において、おかげさまで多少なりともシールドされた空間をつくることができました。問題点を認識することができてよかったです。電磁波測定器のレンタル、とても有意義に使わせていただきました。ありがとうございます。

 自然賛歌


 それからそういえば、スマートメーターの通信部をはずしてもらう話を決めた日に(1/15)にぎやかな市(いち)があり出かけたのですが、そこで時を止めているかのようにマイペースなサボテンくんに目が釘付けになりました。いまパソコンの横でくつろいでいます。シールド空間は今、サボテンくん時間となっています。

Writer

しんしん丸

2015年のシャンティ・フーラ主催の関東交流会にてお手伝いをさせていただきました。平安の花を愛でる、幸せ者の一人として。

想念と電磁波の海たる東京で、ナディーチャート風水の結界ある自宅に引きこもっています。といいながらもよく出歩く、5種です。
もちろん、いろいろと出かけるのはほぼシャンティ・フーラ絡みです。ですから出歩いてはいますが、出歩いてはいないのです・・・と、どこまでもシャンティ・フーラ的な7種です。


Comments are closed.