ぴょんぴょんの「キー・パーソン・今井尚哉」

 財務省の公文書改ざん問題が明るみに出て以来、連日、森友問題が巷を賑わせております。
 ただ、佐川氏の、あのむなしい証人喚問で何も動かすことはできず。
 と思いきや、実はこれも新たなステップへの作戦かもしれないと思ったり。
 いよいよ本丸が危ないという状況ですが、重臣・今井尚哉氏は殿を守りきるのでしょうか、それともあっさり売っぱらってしまうのでしょうか。
 時の人、今井尚哉氏に関する、時事ブログのコメントをまとめてみました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「キー・パーソン・今井尚哉」


安倍政権を中枢で動かしている筆頭秘書官


最近ネットでも、やたらと「今井尚哉(たかや)氏」の名前が表に出てくるけど、時事ブログではずっと注目されてたよね。



今井尚哉氏の名前をはじめて知ったのは、2年くらい前だったな。
2016/06/15時事ブログ
安倍政権を中枢で動かしているのが、筆頭秘書官である今井尚哉氏だという記事です。」

どういう人なの?

経産省のキャリア官僚。
「栃木県生まれの60歳。東大法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。主にエネルギー畑を歩み、資源エネルギー庁次長などの要職を歴任したあと、第1次安倍内閣で事務方の総理秘書官を務めていた。第2次安倍内閣の発足と同時に政務の総理秘書官に就任。安倍首相の右腕として、官邸をコントロールしているとされる人物である。(ニュースサイトハンター)

キャリア官僚かあ、エリートコース一直線だね!

しかも、親戚がすげえぞ。
彼の伯父さん(父の兄)は、通産事務次官を務めた今井善衛(ぜんえい)氏。
もう1人の叔父さん(父の弟)は、元経団連会長の今井敬(たかし)氏。
彼のお父さんは医者。(Newsポストセブン)
 
名門のプレッシャー、大変だったよね。
小さい頃から塾に行かされて、東大一直線だったんじゃない?

しかも、今井氏と安倍首相は親戚関係にある。
伯父の今井善衛氏は戦前、安倍氏のおじいちゃま・岸信介氏の部下だった。
しかも1982年、今井尚哉氏が通産省に入省したときの通産大臣は、安倍氏の父・晋太郎氏だった。(Newsポストセブン)

安倍晋太郎
安倍晋三事務所[Public Domain]


へえへえへえ!

さらに! まだ、あるぞ!
伯父さん(今井善衛)の妻は、山崎種二(たねじ)の娘。
昭恵夫人の叔母さんは、山崎種二の三男(山崎誠三)に嫁いでいる。

ってことで、今井家と安倍家は縁戚に当たる。

山崎 種二って、聞いたことないね。

Wikiによると、山種証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)、山種物産株式会社(現株式会社 アサヒトラスト→解散)、株式会社ヤマタネの創業者だ。

きっと、大金持ちだ。

政界財界は、コネコネの姻戚関係でくっつきあってるからな。
またコネコネがないと、泳ぎまわりにくいし。
そんなこと考えると山本太郎氏、ほんとよくガンバってる。エライと思う。

山本太郎
Author:Kst01[CC BY-SA]



今井氏はどんなこと、してきたの?

2016/06/15時事ブログに紹介されたTOCANAによると、
1.武器装備移転三原則の制定
2.政治献金の復活。
3.籾井勝人NHK会長による理事4人の粛清事件。
4.伊勢志摩サミットでの怪文書作成。
5.外務省・斎木事務次官と財務相・田中事務次官の退任人事に関わった。
「その他、原発再稼働を始め、アベノミクス・三本の矢、一億総活躍社会なども、彼が先頭に立って決めたと言われています。こうしたことを考えると、彼こそ現在の安倍政権を動かしている中心人物であるとわかります。」

武器装備移転三原則とか、なんか物騒だね。
原発再稼働とか、国民のためって感じはしないね。
むしろ、独裁者と言われようが、安倍政権のためにご奉公してるってイメージだ。


安倍総理が政権内で最も信頼する頭の良い人


しかし、これ読んでみろ。
思わず、「エエッ!!」ってなるぞ。
2016/08/04時事ブログ
「しかし私が見たところ、安倍晋三が最も信頼している今井秘書官と、新しく幹事長になった二階氏は、おそらく安倍晋三を裏切ることになると思います。」

二階俊博
U.S.ConsulateGeneral[Public Domain]


へええ?! どうしてそんなこと、わかっちゃうの?

それから、こんなミステリアスなコメントも。
2017/08/08時事ブログ
「実は安倍政権の内部に、少なくとも2名、小沢政権樹立のために動いている人物がいますが、公開出来ません。現在、安倍政権を弱体化させる情報が、次々と秩序だって出てきますが、それは極めて頭の良い人物が、コントロールしながら出していると考えるべきだと思います。」

誰?誰?誰?って、いくら考えてもさっぱりわかんないけど。

その回答が、これだ。
2017/09/06時事ブログ
あべぴょんを支えてきた今井尚哉首相秘書官と国家安全保障会議(NSC)の谷内正太郎氏が、離反の動きを見せているとのことです。・・・・・」
「ところで、この2名。8月8日の記事の中で“実は安倍政権の内部に、少なくとも2名、小沢政権樹立のために動いている人物がいますが、公開出来ません”とコメントしました。この2名が今井尚哉氏と谷内正太郎氏のことだったのです。」

谷内正太郎
Official DoD[Public Domain]


このアンサーは、まさにビックリ!

この2名は、あべぴょんが政権内で最も信頼する頭の良い人たちであることが知られています。」

言われてみれば、たしかにそうだね。

そう言えば、去年の8月ごろ、今井氏の「今すぐ辞めてやる!」事件があったよな。
「『今井ちゃんは本当に頭がいいよね。何を聞いてもすぐ答えが出るんだよ』
 安倍首相は会う人にそんないい方で今井氏を誉め、『知恵袋』『懐刀』として絶大な信頼を寄せてきた。
「その“一心同体”だった2人の関係に大きな亀裂が入っている。
『今すぐ辞めてやる!』──今井氏が首相に面と向かってそう啖呵を切ったというのだ。」(2017.09.04付 Newsポストセブン)

それって、今井氏と官邸記者のオフレコ・メモだったよね。

オフレコは、たいてい表に出るのを前提に話してるそうだ。
その中で、今井氏はこう語っている。
「ある記者に安倍総理が、『最近今井さんが僕に厳しい』と漏らしたと聞いたから、僕は机を叩いて、『国民のために総理をお支えすることに命をかけている。総理がそんな姿勢なんだったら今すぐ秘書官を辞めてやる』と言ったんだ。そしたら、安倍総理が謝ってきた。

そこまで、安倍氏は今井氏にひれ伏してるんだね。

しかし、そのすぐ後の2017/09/25時事ブログ
「最も信頼していた側近中の側近である谷内正太郎氏と今井尚哉氏に裏切られた事をあべぴょんが知るのは、いつの事でしょうか。」

あべぴょん、こんなに片思いなのに裏切られるのか?!
ま、裏切られるような自分に否があると思ったほうがいいけどね。

現在の今井氏は、ジリジリ追い詰められているようにも見える。
谷査恵子氏からも、完璧にアシがついてるしな。
2017/03/26時事ブログ
「・・・・・谷査恵子氏に命じた上司は誰かということになりますが、それがあべぴょんの筆頭秘書官である今井尚哉氏です。あべぴょんが最も信頼している人物とのことです。」
2017/03/27時事ブログ
「・・・・・民進党の江田氏の『谷査恵子の実質上の上司は今井氏』とする指摘は、森友学園事件の全貌を人々に突如として理解させることになりました。」

これはもう、逃げられない。

2017/04/26時事ブログ
「どう考えても、全体の絵柄を描いた人物が居るはずなのです。状況から考えると、今井尚哉秘書官がこの事件の司令塔だったとしか考えられません。」

もう1年前から結論は出てるんだけど、自民党がなかなか、本丸にアプローチさせてくれなかったからなあ。

最近、前川氏が、今井氏の名前をあげたことでさらに注目を浴びる。
2018/03/21時事ブログ
前川喜平前事務次官が、森友疑惑について、司令塔が今井尚哉首相秘書官ではないかとの発言。時事ブログでは、当初からこの見解です。」

前川喜平
文部科学省[CC BY]


時事ブログの読みの深さは、いつもおどろくばかりだね。

つづき。
「ただ、少し前に言及したように、今井尚哉氏は途中で天皇陛下側、すなわちゴールドマン・ファミリーズ・グループ(200人委員会)の側に寝返ったのではないかと思える節があります。というのは、あべぴょんの周りにいる人物としては、考えられないほど波動が高いのです。・・・・・
 あべぴょんの頭で森友問題を仕切れるはずがないので、土地売買の件は今井尚哉氏が指示したものだと予想していますが、現在の安倍政権倒閣の動きも、そうではないかと予想しています。」

あれあれあれ?って感じだね。
犯罪者のはずが、波動が高いってどうゆうこと?

2018/03/27時事ブログ
「常識で考えて、文書改ざん事件は、冒頭の記事にあるように、今井尚哉首相秘書官が、当時の迫田元理財局長と後を引き継いだ佐川クンと相談し、佐川クンから部下の池田靖統括官 を経由して、自殺したと言われる赤木俊夫氏に改ざんを実行させたと考えるのが自然だと思います。」

やっぱ、今井氏は改ざん事件のラスボスだと。

いや、ラスボスは安倍氏に決まってる。
自殺者が出たのも、安倍氏に責任がある。
2018/03/27時事ブログ
「ただ、一連の経緯を考えると、奇妙なのですが、現在の安倍政権の倒閣の動きには、今井尚哉氏が重要な位置を占めていると思います。私は、今回の朝日新聞へのリークは氏が関与していると考えています。氏と安倍夫妻との関係や安倍政権での重用のされ方を考えると、氏が倒閣の中心人物であるというのはにわかには信じがたいのですが、何度調べてもそうなります。自分の身に危険が及ぶことを敢えて行っていることになり、高度なコントロール能力が必要なはずですが、おそらく意図的に行っていると思われ、相当頭の良い人だと思います。」

「氏が倒閣の中心人物である」だってえ?!
こんなこと言ってる人、ほかにいないよね。
意外すぎて何度も読みなおしちゃったよ。

倒閣の中心にいるって言うけど、倒閣したら自分も一蓮托生じゃねえか。
そういうことやらかす人が、ほんとに頭がいいのだろうかと思うが。

なにか深い秘策でもあるんじゃないの?

キッシンジャーのトランプの動かし方見てても、一見アリャ?って思うこと多いもんな。
それが敵の目もあざむいて、うまく運んでるのを見ると、一見矛盾してるようにみえることが、実は頭のいい人のやり方かもしれない。

もしかしたら今井氏のために、ゴールドマン・ファミリーズ・グループがすでに先手を打ってるのかも知れないね。

これから先、どんなシナリオが書かれているのか興味しんしん丸だなあ。

安倍氏のラスト、どんなフィナーレになるのか楽しみにしてる。


ぴょんぴょん

Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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