メキシコ便り(20):オブラドール次期大統領、メキシコ銀行に真っ向から立ち向かう!!!

 メキシコの9月は独立記念日(16日、今年で独立208年)の月であちこちでメキシコの国旗が風になびいています。9月1日からオブラドール氏より一足先に、新しい議会・国会議員らがスタート!すでに新改革が始まり、まさにゴッタゴタの真っ只中!毎日様々な変化が起こり、旋風が舞っております🍃先日、オブラドール次期大統領政権のメキシコ大改革計画の一つ、元大統領らの年金とボディーガードの打ち切り議決(年間40,000,000ペソ/ 約2億4千万円の削減)!!!👏👏👏 やったぁ〜!!!ちなみにメキシコの平均月給は約4万以下、物価はpopoちゃんの感覚でだいたい日本の3分の1くらい、そして国民の半分、約5000万人が貧困層。これでメキシコは貧富の差の縮小に大きな一歩を踏み出したよう。
 そして他のメキシコ大改革計画、新メキシコシティ空港建設問題、高給上限キャップ(公務員は新大統領の月給108,000ペソ/ 約65万円を超えてはいけない、実質その3〜4倍もらっている高給官僚たちが現在いる)、最低賃金上げ(最低日給100ペソ/約600円に)などを拒む人たちがあちこちで騒ぎ始めています。そしてそれに輪をかけて、主要メディアのオブラドール氏に対する攻撃が明らかに激しくなってきていて。。。アメリカと似てるなぁ。。。と思うこの頃。そんなメディアの強い向かい風にもオブラドール氏は勇ましく立ち向かっています。

 あっ、毎回言っておりますが、オブラドール次期大統領は12月1日就任で、あと2ヶ月もあるのですが、相変わらず毎日メキシコじゅうをあちこち飛び回り、どんどん計画を進めています。移動は普通の人たちと同様に、普通の飛行機で普通の席にみんなと座って、機内用荷物も自分で運び、シャトルバスにも普通に乗ってみんなと一緒に移動!先日は天候悪化のため出発前に5時間足止めされた飛行機にオブラドール氏も乗っていて、みんなと同じように5時間機内で待機したそう。。。毎日多忙でお疲れのなかでも、特別扱いを求めるわけでもなく、みんなと同じように過ごすオブラドール氏。。。これは人気度ぐんぐん上がるはず!オブラドール氏に抱きつくおばちゃん続出中!popoちゃんもやっちゃうかも。。。😁う〜ん、一体何人の世界のリーダーがここまで国民のなかに完全に溶け込めるものか?これだけでも、オブラドール氏は世界に誇れる大統領だと思うpopoちゃんです!今回はオブラドール次期大統領が、メキシコ銀行に真っ向から立ち向かって対抗したメキシコ史上初の出来事を取り上げてみました。一体、双方の間で何があったのか。。。?
(popoちゃん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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メキシコ便り(20):オブラドール次期大統領、メキシコ銀行に真っ向から立ち向かう!!!

オブラドール次期大統領、メキシコ銀行に真っ向から立ち向かう!!!


9月16日の独立記念日、オブラドール次期大統領はテピックでのスピーチで「メキシコは破産状態のため、国が必要としている改革のすべてをやれないかもしれない。。。そしてもし経済危機が来たら、それは新政権のせいではなく、メキシコ銀行のせいだ!」と言った。。。


訳)オブラドール氏からの警告:次期大統領はテピックでのスピーチで、新政権になって、もし経済危機が来たら、それはメキシコ銀行のせいだと警告した

過去に竹下先生の配信動画で中央銀行がいかに邪悪な存在かを学んだpopoちゃんは、このオブラドール氏のコメントにすぐに納得。。。「だろうね!」でも、そんな実態を知らない人々は「え?!メキシコって破産状態なの?」「メキシコ銀行のせいにして、できなかったときの責任逃れをもうしている。」「メキシコもベネズエラのようなインフレになるのか?」と一気に不安がメキシコを襲う。。。

この日、popoちゃんはメディアの悪質な仕業を見てしまったニュースではオブラドール氏のスピーチのほんの一部だけを切り取って「メキシコは破産状態!!!オブラドール氏は約束を果たせないかもと言っている」とニュースでガンガン流し、国民にオブラドール氏のネガティブイメージを噴射!そして国民の感情を乱し、オブラドール氏への不安を一気に掻き立てる。。。作戦成功!!!


で、こちらのAnimalPoliticoの記事を全文読むと、オブラドール氏のスピーチはニュースの報道とはちょっとニュアンスが違う。。。

AnimalPoliticoの記事のところどころ訳
(前略)
「メキシコは破産状態にある。ネオリズムを適用して以来、過去30年間、メキシコは破産状態にある。もしかしたら国が必要としている改革のすべてをやれないかもしれない。。。が、私は賢明に慎重にやっていくから大丈夫だ。。。私たちは責任をもち、だれのせいにもしたくない。。。」

「私は愚痴をいっているのではない。。。このような状態でも、この国は前進していく、なぜならこの国は真の変化を求めている、人々はそのために投票したのだ!」

「これからどんどん変化していく。。。私は国民を失望させない、厳しい状況がある度に、私はちゃんとそれに向き合い、そして私は君たちと話しをする。君たちは私のことをきっと理解してくれると思っている。なぜなら私は決してメキシコにとってよくない決断はしないから。。。」と強調した。
(中略)
Jose Antonio Gonzalez Anaya国税庁長によるとこの国の経済状態は良好であり安定している。しかも財政は資本化され現金化されている。この国の借金は他の国に比べ少なく、インフレも低い
(中略)
オブラドール氏は新政権ではBansefi 国有銀行(新しい名前に変更の予定、この銀行以外はすべてメキシコのコントロール下にないらしい。。。)を主要銀行にし強化していく。そしてこの銀行がメキシコの銀行となると発表した。

Bansefi銀行

訳)オブラドール氏はBansefi銀行を健全な銀行にし、国からの助成金の振込に使う

ここで、ニュースにでない真実をわかりやすく解説してくれるジャーナリスト、ナチョさんの意見を聞いてみよう!(動画番組:エル チャプセロ 写真下 約42万人のユーチューブフォロワー)


[上の動画をざっくり訳:ツイッターはpopoちゃんが挿入]
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PEMEX(もともとメキシコ国営石油企業)は1億ペソ・約6億円の借金があるので、たしかにメキシコは破産状態とも言えるかもしれないが、何と言っても、こんなに面と向かって直接的にメキシコ銀行に対立した大統領は過去にいない。。。一体何があったのか。。。最近、オブラドール氏はメキシコ銀行のAlejandro Diaz de Leon総裁と会った。この日はちょうど議会では、高給上限の話し合いが行われていた。もちろんメキシコ銀行の高給取り(月約40万ペソ・約240万円)も例外なくこれに従うことになる。そしてメキシコ銀行には公のどの機関よりも良い最高の年金制度があり、881人に月額6800万ペソ・約4億円の年金を支払っている。が、今後これはカットされる。。。メディアでは双方の話し合いは良好なものだったと報道されたが、真実はちがう。


訳)次期大統領AMLO氏は今日メキシコ銀行総裁アレハンドロ・ディアスデレオンと会った。銀行家たちはよい話し合いだったと確信した。写真上:メキシコ銀行の総裁

オブラドール新政権の政策を拒むメキシコ銀行とBLACKROCK*はどうやらグルになって、オブラドール新政権を破壊に導く陰謀を企てているようだ。なのでオブラドール氏の発言「もし経済危機が来たら、それは新政権のせいではなく、メキシコ銀行のせいだ!」は決して間違ってはいない。ある意味、インフレにするかしないかはメキシコ銀行の手中にあるから。。。

BLACKROCKとは世界最大のアメリカ資産運用会社、事実上PEMEX(メキシコの石油企業)のオーナーで、オブラドール氏はこれをメキシコに取り戻そうとしていて対立中。


下の表のように、彼らの短期計画では2019年のメキシコ経済は良い状態を維持、そして中期計画2020〜21年はまあまあの状態に、そして長期計画の2022年以降、経済悪化を企んでいるらしい。。。これはBLACKROCKとメキシコ銀行が一緒にオブラドール新政権を破壊するためのプラン。今後、彼らの関係がどうなるかわからないが、大統領がメキシコ銀行にこれほど真っ向から対立したのは史上初めてのことだ。


訳)メキシコ銀行とBLACKROCKはオブラドール氏を破滅させるための陰謀をたくらんでいる。BLACKROCKはメキシコ銀行に圧力をかけて、紙幣を新しくし始め、また新紙幣(2000ペソ紙幣、インフレ用に。。。現在1000ペソ紙幣までしかない)も作ろうとしている。BLACKROCKは石油をメキシコに手放しなしたくないのだ。

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そしてこんな爆弾ニュースも降ってきた!
Jalife氏(国際政治分析家・大学教授)が大統領選挙前に言っていたのですが、PRI党大統領候補者のMeade氏(ミード氏)はBLACKROCKが背後にいると。。。それが証明されるニュース!なんと。。。ミード氏は。。。ニューヨークのBLACKROCKで働くことになったとか!そしてな、な、なんと現ペニャニエト政権の裏(真)の大統領といわれているVidegaray氏(ビデガライ氏)もニューヨークのBLACKROCKで働くことに!!!メキシコでのエネルギー事業などの巨大ビジネスをオブラドール新政権から守るために、メキシコの政治家(裏切り者)らを盾にしようとしているらしい。。。


訳)ミード氏とビデガライ氏はPEMEX(石油企業)、BMV(メキシコ株式市場)、NAICM(新メキシコ空港)を操作する米会社BLACKROCKで働くことになったとEl Universal紙のマルドナド氏の記事に書かれている。こいつらは我が国の裏切り者だ!!!

オブラドール次期大統領とメキシコ銀行らの戦いはどうなるか。。。

竹下先生によると世界的に悪の敗北はすでに決定しているということなので、アメリカでのどぶ掃除、大量逮捕が始まれば、きっとメキシコ銀行もBLACKROCKも力が尽きてくるにちがいないと信じるpopoちゃんでした!

¡Viva Mexico!(メキシコ万歳!)

(popoちゃん)


Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム1





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