地球上の混乱のほとんどが、性の問題から来ている ~映画やビデオなどで表現されている男女の性行為の描写は著しく間違ったもので、人々に混乱を生じさせる~

竹下雅敏氏からの情報です。
 ここのところ、フランシスコ法王が結構まともなことを言っています。“性感、セックス、これは…神による贈り物である”と言うのです。キリスト教は、アダムとイブの神話で象徴されるように、アダムがイブに誘惑されたことでエデンの園から追い出されたということから、性を罪悪視する傾向が極めて強い宗教です。現実に、神と信徒の間に立って神へのとりなしをする立場のカトリックの神父は、独身を貫く形になっています。彼らにとっては、生涯独身を貫き女性を遠ざけることが清らかで、神に近づく行為なのです。ということは、結婚する男女は汚れているというのが、暗黙の了解だということになります。
 ヘレナ・ブラヴァッキー夫人が著した「シークレット・ドクトリン スタンザ6-6(a)」には、はっきりと、“転落つまり、堕落とは、霊が生殖を行うようになることだ”と書かれています。
 その意味で、今回のフランシスコ法王の発言は、まともだと言って良いでしょう。私の考えでは、地球上の混乱のほとんどが、性の問題から来ていると思っています。
 ウガンダの大統領が、“オーラルセックスを禁止したい”と述べたとのこと。法的に禁止するのは無理があるかも知れませんが、言いたいことはよくわかります。
 これまで何度も紹介しているルドルフ・フォン・アーバン博士の「愛のヨガ」によれば、前戯において、お互いの性器に触れるのは御法度とあります。実際問題として、性的に成熟している人は、自分の性器に触れられたいとは思いません。
 理由は、大変簡単です。性器が完全に結合した性交渉の継続時間は最低27分必要で、それよりも短い時間で行為が終わってしまった場合には、互いに欲求不満が残るからです。互いに結合した状態で、27分以上性行為が持続するためには、その前の段階で、いたずらに性感を刺激するような行為は慎まなければなりません。
 それともう一つ重要なのは、性行為において激しい動き(特に男性)は御法度であるということです。性感を著しく鈍化させるだけではなく、このような未熟な方法では、27分以上もちません。
 特に男性は、出来るだけゆっくり動いて性感が得られる敏感な身体を、開発する必要があるでしょう。2人の気の交流が活発に行われている場合、全く動かなくても、強い快感が得られるものです。
 こうした意味で、映画やビデオなどで表現されている男女の性行為の描写は著しく間違ったもので、人々に混乱を生じさせるものになっています。
 通常の性行為の持続時間は、 1時間前後が普通であるべきというのが私の見解です。まともな性行為を行っていると、年を取って性感が鈍るということはありません。むしろ性感は増してきます。その意味で、アーバン博士も指摘しているように、性交渉がうまくいった場合、お互いに週に1回以上の性行為を望まなくなります。アーバン博士は、性行為の回数は、5日から10日に1回が適切だと言っていますが、スプートニクの記事も、それを支持しているようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ローマ法王 セックスは「神の贈り物」
転載元)
ローマ法王フランシスコが、性感とセックスについて「神の贈り物」であると評し、この「贈り物」が何に帰するのか説明した。法王は前日、フランスの複数の教区から来訪した若い信者らを謁見で迎え、これらの信者による質問に答えた際に以上のように語った。話し合いの全文を、ローマ教皇庁広報部が18日に公表した。
スプートニク日本
法王は、「性感、セックス、これは神が我々に与える、神による贈り物である。そして、この贈り物には2つの目的がある。愛と、新たな命の誕生だ。これは、熱烈な愛であり、男性と女性の間にそのような愛がある時、それは永遠の命を与える」と述べた

法王は、「神から与えられた性感」と「愛から引き離され、娯楽のために利用される」性感を区別するよう呼びかけ、「多くの人々が、例えばセックス産業やポルノで稼いでいる。それゆえ、自らの性感を大事にすることが必要だ」と警告した。法王は、60年間ともに暮らした年輩の夫婦とサン・ピエトロ広場で会った際の様子を回想し、深い愛から生じる性感について、「正真正銘の性感」であると評した。
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「口は食べるために創られた」ウガンダ大統領、オーラルセックスを禁止したい
転載元)
ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領は、国内でのオーラルセックスを禁止したいと述べた。ニュースサイト「Metro」が報じた。
スプートニク日本
ムセベニ氏は「正しくない性的実践」の犯罪化キャンペーンの一環で、それに反対する演説を行った。ムセベニ氏は、こうした性行為を植え付けるのが一種の「異人」だとして、「口は食べるために創られた。セックスのためではない」と述べた。

32年連続で大統領の座についているムセベニ氏は、オーラルセックスを行う国民を迫害する方針だ。同国では、同性愛を禁止する法律もある。同性愛関係が発覚すると、初犯で最大14年間の禁固刑。2度めの同性愛行為や未成年、病人との性行為に対しては終身刑となる。
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週何回の性行為が必要か?学説
転載元)
米トロント大学の研究チームが、対人関係調和のためには、週1回性行為を行うべきだと明らかにした。チームによると、より頻繁な性行為は家族の幸せの水準に影響しない。

チームは3万人以上が参加した調査を行い、望ましい性行為の頻度を尋ねた。最も多かった回答は「今よりは頻繁に」といったものだった。

人々が頻繁な性行為に向かっているという仮説は、パートナーとともにいてどれほど幸せかという質問に対する答えによってもまた、部分的には確認された明らかになった所、パートナーとの性行為が多いほど、彼らは一緒にいて幸せだった。しかし、週1回以上の性行為がなされていると、このような相関関係は確認されなくなった。

続いて、チームは2つのよく似た調査を行い、うち1つには2400の夫婦が回答した。その結果得られた回答も先のものと同様のものだった。論文は科学誌『Social Psycological and Personality Science』に掲載された。

先に、学者はセックスによって7つの大病を完治することができると明らかにした。

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