注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ポリグラフのコツは熟知
本日クレムリンで出回っている【ロシア】対外情報庁(SVR)の驚愕すべき新報告書によると、米国連邦判事のブレット・カバノーを告発したスタンフォード大学の精神科教授クリスティン・ブラジー・フォード博士は、スタンフォードの学部生CIAインターンシップ【=実習】・プログラムで教官を務めているだけでなく、クビになったFBI副長官アンドリュー・マッケイブの下で働いていた工作員だったのです。
――しかも彼女はマッケイブから、催眠術を用いて“人工的な記憶”を創作することでポリグラフのテスト結果を覆す方法を様々なFBIや米国司法省の職員たちに対して“コーチ/指導する”任務を与えられていました。
――この被験者の一人は米国司法省に24年間務めたブラジー・フォードの高校時代の友人モニカ・マクリーンで、カバノーの米国最高裁への指名を監視している米国上院【司法】委員会にも今や知られるところとなり、委員長の米国上院議員チャック・グラスリーが【フォードの弁護団に対して】説明を求めています。
Letter sent to US Senate on 2 October 2018 exposing Christine Blasey-Ford hypnotic training of US Department of Justice operative Monica McLean
— arthur pearl (@arthurpearl) 2018年10月3日
Blasey-Ford Exposed As FBI Operative Working For Former FBI Deputy Director McCabe pic.twitter.com/gy0Y7QMola
事件の発端
当該報告書によると、SVRの諜報活動において史上最大の失敗が起こったのは2010年、FBIの捜査官たちが米国で10名のロシア人潜入工作員を逮捕したときです。
――その中でも最も有名になったのは、またの名をアンナ・チャプマンとして知られるアンナ・ヴァシーリエヴナ・クシチェンコでしたが、【10名】全員がロシア・米国・英国間で結ばれたスパイ交換によって逮捕の一箇月後には母国に無事帰されました。
当該報告書が続けるには、諜報活動の失敗を受けて、SVRの分析官たちがこの惨事の原因を究明しようと徹底的な捜査を開始したところ、まず最初に突き止めたのはこれらのロシア人潜入工作員を取り崩すアメリカ側の作戦がFBI対敵諜報活動の捜査官であるアンドリュー・マッケイブとピーター・ストラックによって率いられていたという点で、この二名は【ロシアゲートで】米国司法省の職員ブルース・オーやモニカ・マクリーンと一緒に動いていた人物です。
#Russian ‘#Traitor’ Who #Exposed #AnnaChapman's #Spy #Ring #Dead in #US – Reports#Poteyev https://t.co/m5skvAkJBP pic.twitter.com/7OT0poPRcE
— Gary Wm Myers (@GaryWmMyers) 2016年7月8日
ポリグラフを騙した二重スパイ
この潜入諜報活動の失敗の責任は誰にあるのかを調査すると、SVRのアレクサンドル・ポテイエフ大佐が浮かび上がってきたのだと当該報告書は説明しています。
――FBIと米国司法省によって二重スパイとなり、【ロシア】連邦を裏切り、そのせいで彼は叛逆罪により欠席裁判で25年の刑を宣告されたのですが、2016年に米国内で死亡したと報告されています。
ポテイエフ大佐についてSVRが最も関心を寄せていたのは、FBIの二重スパイでありながら、彼がどうやって義務付けられたポリグラフのテストに合格し続けたのかという点だったと当該報告書は指摘しています。
――その答えはアメリカ国立衛生研究所(NIH)の科学論文を調べていたロシアの対敵諜報活動の専門家たちによってもたらされました。
――中でも重要だったのが「回帰分析の中心化:統計的推定においてエラーを阻止するための戦略」と題された2004年のスタンフォード大学の調査研究と、「ヨガと併用した瞑想、催眠を併用した集団セラピー、長らく抑圧された感情の心理教育:ランダム化【=無作為に選ばれた】パイロット【=前段階】試験」と題された2008年のスタンフォード大学の調査研究で、【この2つの情報は】併せると“人工的な記憶を創り出す”のに退行催眠をどうやって利用するかの心理学的ロードマップ【=行程表】を提供しているのです。
――そしてどちら【の論文】においても主要な執筆者だったのがスタンフォード大学精神科教授であるクリスティン・ブラジー・フォード博士であり、NIHのデータベース上では彼女の科学論文はブラジー・CMという著者名で記されています。
The hypnosis hoax about Christine Blasey Ford is as wild as they come - The Daily Dot https://t.co/WDLUaUKgN9 pic.twitter.com/tV4Cloiwdv
— Frank Cline (@FrankScottCline) 2018年10月3日
自宅の玄関は2つ、住所は1つ
SVRが催眠による“人工的な記憶の創作者”としてブラジー・フォード博士の正体を突き止めたことから、ロシアの諜報分析官たちはすぐさま彼女のCIAとの繋がり、とりわけCIAの非合法作戦の支払担当として長らく知られていた彼女の父親を通した繋がりも確定できました。
――【その中で】ポテイエフ大佐がシルヴィア・アドキンズ・ランドール博士という名前のカリフォルニア州の結婚カウンセラーと定期的に連絡を取っていたことを知り、【分析官たちの間に】緊張が走ったのです。
――大佐は自分のSVRの上司たちに妻子と長らく別居しているせいで抱えたストレスを対処するために必要だったと説明しており、ポリグラフでも彼が真実を語っているとの結果が出ていました。
当該報告書の説明によると、ポテイエフ大佐の結婚カウンセラーランドール博士との面会が危険視された理由は、彼女の診療室がブラジー・フォード博士の自宅だったからで、この家に玄関が二つあるのはランドールがフォード家に2007年に売却したせいだというのです。
――これはブラジー・フォード博士がカバノーに対する抑圧された記憶から生じ続けた恐怖のせいで玄関が二つ必要だったなぞと滑稽にも米国上院【委員会】で宣誓した上で吐いた嘘に反しています。
Dr. Sylvia Adkins Randall shares same address at 3872 Duncan Pl., Palo Alto, CA, with Dr. Christine Blasey-Fordhttps://t.co/EsRbW4FrCs pic.twitter.com/GVlfK2XP5H
— Helen Doyle 💜 (@Helendoyle34) 2018年10月3日
闇の仕事請負人?
クリスティン・ブラジー・フォード博士はポテイエフ大佐を虚偽の“作られた記憶”によってポリグラフのテストを掻い潜ることの可能な裏切り者の二重スパイへと転身させたことから、SVRは彼女について広範囲に及ぶ文書を有していたのですが、カバノー判事に対する偽の告発でアメリカの国民にその存在が初めて知られるようになった9月17日、プーチン大統領はこの情報の公開を許可したと当該報告書は更に述べています。
――そしてその直後にはクビになったFBI副長官のアンドリュー・マッケイブが彼個人の弁護士マイケル・ブロムウィッチに彼女を代理するように命じた訣ですから、これはもう間違いなくマッケイブがブラジー・フォード博士はFBIやCIAや米国司法省のモニカ・マクリーンなどの職員のため、催眠下で長年ポリグラフのテストを欺く“虚偽の記憶を創り出してきた”と知ってのことでしょう。
Kavanaugh Accuser Blasey-Ford Exposed As FBI Operative Working For Former FBI Deputy Director McCabe https://t.co/LBQdr7paW4 pic.twitter.com/x6CPvVyz1g
— Editor (@impiousdigest) 2018年10月3日
墓穴を掘るメディア
果たしてアメリカの一般の人々がカバノー判事の政治的暗殺はトランプ大統領を破滅に追いやり、転覆させるための“ディープ・ステート”のクーデター計画の一環に過ぎないのだという全真相をいつの日か知らされることがあるのかは当該報告書は不明だと結論付けていますが、
――カバナー茶番劇で【ディープ・ステートの】プロパガンダを務める大手メディアの役者連中のせいでその可能性は高まりつつあるかもしれません。
――なにせ過激な反トランプの保守派雑誌「ナショナル・リヴュー」にすら「お前たち愚かな報道陣が事態を悪化させているのだ」と言われ、更には「カバノーに対する告発は崩壊しつつある」と真相を突かれ、【最新の記事では】以下のように嘆かれる始末です:
報道の論調は――驚くべきことに――これらの告発が誤りであると証明する責任はカバノー側にあるとして譲らない民主党の論調とそっくりなのだ。
あんたたちは信憑性を急速に捨てている。これが終わったときにはロクに残っちゃいないだろう!
setting the bar not "low"...but "very low" [https://t.co/OPR0W1PiRO] pic.twitter.com/lsBsxmVQir
— Pam W (@rowing_freak) 2017年2月18日
翻訳:Yutika
註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
編集者註:元記事で使用された画像は、同じもの(ないしは類似のもの)を掲載したTweet画像などに変換してあります。
MKウルトラではトラウマを与えて洗脳します。ディープ・ステートはこういう事態に備えて都合の良い駒を前々から用意しているそうで、公聴会で真に迫る演技を見た人々が、彼女はカバノーでないとしても確実に誰かに襲われた経験があるのではないか、と感じたのも無理からぬことかもしれません。
ちなみに彼女の父親はCIAのフロント企業で、CIAの闇資金を提供していました。彼女の兄弟はトランプ大統領を嵌めようとした“ロシアゲート”の黒幕の一つフュージョンGPS社で働いていました。
(一見)無関係の人物ではなく、もろ仲間内から役者を出さざるを得ない辺りにディープ・ステートの焦りが窺えます。