注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
————————————————————————
「米国政府動かす男」R・カジワラさん、大阪入管に屈辱の拘束―辺野古基地問題で来日、超党派議員と面談
引用元)
沖縄県名護市辺野古で建設中の米軍の新基地について、その建設中止を米国政府に求める請願署名の発起人となった日系米国人のロブ・カジワラさんが、昨晩の来日の際に大阪入国管理局関西空港支局によって不当に一時拘束されていたことが、本人及び関係者の話でわかった。カジワラさんは「何度も日本に来ているけども、こんなことは初めて。とてもショックを受けている」と話しているという。
(中略)
(中略)昨晩18時50分頃、関西空港での入国審査での際に、カジワラさんは、入国管理局の係官らによって別室に連れて行かれ、執拗に詰問を受けた。(中略)カジワラさんは、国会議員との面談など、その来日目的を説明したものの、入管係官は「どういうイベントに参加するのか」と執拗に、何度答えても、同じ質問を繰り返し聞き続けたのだという。また、カジワラさん自身もツイッターに昨晩の状況を投稿。「辺野古(に関する活動)について問いただされた」と書いている(関連情報)。
(中略)
羽田への乗り継ぎ便に遅れることや、強制送還されることを危惧したカジワラさんは、沖縄県の知人に連絡。その知人が照屋寛徳衆議院議員に事情を伝え、同議員が大阪入管に電話したことで、カジワラさんは解放された。
(中略)
奇妙なのは、照屋議員からの連絡後、入管係官達は「私達も好きでこのような対応をしているわけではなく、上からの指示でやっているだけ」とカジワラさんに釈明したということだ。
(以下略)
(中略)
(中略)昨晩18時50分頃、関西空港での入国審査での際に、カジワラさんは、入国管理局の係官らによって別室に連れて行かれ、執拗に詰問を受けた。(中略)カジワラさんは、国会議員との面談など、その来日目的を説明したものの、入管係官は「どういうイベントに参加するのか」と執拗に、何度答えても、同じ質問を繰り返し聞き続けたのだという。また、カジワラさん自身もツイッターに昨晩の状況を投稿。「辺野古(に関する活動)について問いただされた」と書いている(関連情報)。
(中略)
羽田への乗り継ぎ便に遅れることや、強制送還されることを危惧したカジワラさんは、沖縄県の知人に連絡。その知人が照屋寛徳衆議院議員に事情を伝え、同議員が大阪入管に電話したことで、カジワラさんは解放された。
(中略)
奇妙なのは、照屋議員からの連絡後、入管係官達は「私達も好きでこのような対応をしているわけではなく、上からの指示でやっているだけ」とカジワラさんに釈明したということだ。
(以下略)
————————————————————————
名桜大、会場使用を不許可に ホワイトハウスへの辺野古請願署名を呼び掛けたロバート梶原さんとの交流会
引用元)
琉球新報 19/2/20
【名護】市民有志らが名桜大学で22日に企画していた沖縄県系4世のアーティストで、米ホワイトハウスへの請願署名を呼び掛けたロバート梶原さん=ハワイ在住=と学生らとの交流会で大学側が会場使用を不許可にしていたことが19日までに分かった。本紙の取材に大学側は交流会を不許可としたことを認めた上で「大学の教育施設の利用は適切でないので却下した」としている。
(中略)
同プロジェクト代表の山田マドカさん(39)は「交流会であって、政治的なものでは一切ない。(不許可は)理解できない」と話した。山田さんは「不許可の理由を知りたい」として大学側に公開質問状の提出を検討している。
(中略)
同プロジェクト代表の山田マドカさん(39)は「交流会であって、政治的なものでは一切ない。(不許可は)理解できない」と話した。山田さんは「不許可の理由を知りたい」として大学側に公開質問状の提出を検討している。
————————————————————————
配信元)
「オバマ米国大統領の広島訪問時、韓国の被爆者の方々が広島を訪問しようとした際に、やはり大阪入管関西空港支局により、不当に長時間拘束された。カジワラさんの件も、沖縄・辺野古新基地への反対運動をくじけさせるべく、安倍政権の指示が下っていたのではないか」https://t.co/6NePpCbhkM
— 紫苑(Mariko Sakurai) (@purple_aster) 2019年2月20日
ロブ・カジワラさんが入管で110分も拘束されて辺野古について尋問された件、カジワラさんが何らかのブラックリストに予め載っていなければ起き得ない事件だよな。逆に言うと、辺野古反対派はブラックリストに載せられていて、入管にも情報が回っているということだよな。マジ怖くね?
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2019年2月20日
「110分間入管で足止め」も深刻な人権侵害とまでは言えないし、おそらく外交問題に発展することもない。シリアスな「いじめ」ではなく、我慢しようと思えば我慢できる範囲の「嫌がらせ」です。望月記者への「嫌がらせ」とよく似ています。これが安倍政権の好む手法なんだと思います。
— 内田樹 (@levinassien) 2019年2月20日
こうして忖度してくんだろうね。第二次大戦の頃ってこんな感じで言論の自由が奪われていったんだろうね。
— 松球 (@matsuball) 2019年2月20日
名桜大、会場使用を不許可に ホワイトハウスへの辺野古請願署名を呼び掛けたロバート梶原さんとの交流会 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース https://t.co/WhCzWKZc3d
関連ツイートには、こうしたことは彼がブラックリストに載せられているからではないかとあります。ブラックリスト対象者は明らかな人権侵害にならない程度の「いじめ」をジワジワと受け、ストレスをかけられるものだそうです。いかにも「安倍政権の好む手法」。
同じ19日、市民が沖縄で梶原さんと学生との交流を企画していたところ、公立の名桜大学が交流会会場として使用するのを不許可にしたことが分かりました。「大学の教育施設の利用は適切ではないから」という理由ですが、この交流会こそ教育的で生きた勉強になりそうなものだが。最後のツイートには、こうした忖度が第二次世界大戦の頃の言論の閉塞感を思わせるとあります。
本当に日本が情けなくなりますが、萎縮することなく、この邪悪な政権が滅びるのを冷静に見届けたいと思います。