19/6/22 ソルカ・ファール情報:イランがフィラデルフィアの港を爆破、トランプへの“返礼”としてルイス・ファラカーンの“スリーパー・セル”が協力

 トランプさんはイラン核合意を一方的に破棄しました。一見理不尽にも見えるこの動きは、実はオバマがイラン内部のカバール同志と結んだ密約だったから、という説があります。
 今回、イスラム教の「12番目のイマーム」という黙示録の救世主登場を彷彿とさせる思想に触れ、イスラム教とキリスト教の一部過激派の利害が一致するのが理解できるようになりました。

 中華思想もそうですし、日本神道もそうですし、選民思想はユダヤ教に限らずどこの国にもあるようです。そこに上手いこと付け込むんですねぇ、悪というものは。
 どっかの神様に特別に選ばれたと納得できるほど、自分は立派だと思えるのがスゴイです。真正の脳内お花畑というか、そいつぁーおめでたい限りで……多分、一皮めくったら劣等感で埋め尽くされていそう。世耕子飼いのネトウヨの現実逃避に通じるものがありますな。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:イランがフィラデルフィアの港を爆破、トランプへの“返礼”としてルイス・ファラカーンの“スリーパー・セル”が協力
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

イラン側がアメリカ本土で報復措置に出る


本日クレムリンに出回っている【ロシア】対外情報庁(SVR)の新報告書は、【ロシア公文書の機密度として最上位の】「特に重要な」極秘情報に指定され、大部分が黒塗りされていました。その中でイランのアドルファズル・シェカールチー准将の「イランへ一発でも撃てば、アメリカおよびその同盟諸国の利害に火が着くというドナルド・トランプ大統領に向けた発言に言及し、この脅しが真実であったことはトランプオマーン国を介してイラン側に「米国の【イラン】攻撃はもういつ起こってもおかしくない【状況だ】」とのメッセージを送ったそのほぼ直後に示されたのだとか。

――【米国側の攻撃予告から】二時間もしない内に、フィラデルフィアにあるアメリカ合衆国東海岸最大の製油所で凄まじい爆発が起こったのです。

――米国内に入り込ませていることは昔から知られているイラン軍の“スリーパー・セルが決行した攻撃ではないかと疑われています。

――そのリーダーの一人と目されているのが、過激アメリカ系イスラム教活動家ルイス・ファラカーンです。

――2018年11月イランを訪れた彼は、トランプに向けて明らかに脅迫【と言うべきメッセージ】を発信し、もし米国イラン勢を攻撃しようものなら何が起こるか警告しました:
我らが【アメリカ】大統領と彼を支える政府には、慎重に慎重を重ねて頂きたいと願うのみです……この戦争は、中国、ロシア、あらゆる国々を巻き込む戦争を再び引き起こすことになるでしょう……皆さんの知っている【姿の】アメリカは終わってしまいます」。
[註:この【英文】リポートで引用されている【ロシア語の】一部の単語およびまたは言い回しは、完全に対応するものが【英語に】存在しないため、そのロシア語に相当するおおよその英語【訳】となっております。]

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
過激アメリカ系イスラム教指導者のルイス・ファラカーン(上の写真で中央)は昨年11月にテヘランでイラン高官らとの会談を終えてから、ドナルド・トランプ大統領に対して警告を発しました

目には目を、つまり目(かそれと同等の物)以外はダメ


厳しく機密指定された当該報告書の中で私たちが言及することを許された箇所によりますと、SVR【=ロシア対外情報庁】の情報分析官らも昨日の【ロシア】外務省の判断と同意見で、確かにトランプ大統領ドル終焉の日”という迫りくる危機に万全の対処をすることをより【重視して】、イランとの戦争を避けた【と見ています】。

【※「ドル終焉」とは、オイルダラー体制の終わりのことです。引用先のソルカ・ファール女史の別記事では、アメリカも石油産出国なのだから、軍産複合体が戦争までして守っているのは中東の石油ではない、石油代金の決済方法だと説明しています。米ドルのみが採用されることで、欧米の銀行家で形成される連邦準備制度を保持してきた、だが次々にドル決済を拒否する国が出てきている(シリアやイランは勿論のこと、ロシア・中国・インドなど)、と説明しています。】

――【そして】現在のこの危機を完全に理解するには、以下の一連の出来事を最も正しい文脈で見ていかねばならない、と【当該報告書は】記しています。始まりは6月5日イラン最大のコンテナ港への攻撃で、石油製品の保管施設にて「凄まじい爆発」が起こりました。

――これに続き、2日後である6月7日にはイランの商船6隻がペルシャ湾の2つの港で「ほぼ同時刻に炎に包まれました

【とある】“国家主体”が挑発されてもいないのに一方的にイランに対して以上の攻撃を行ったことを受け、SVRの情報分析官らは“キサース刑罰時計”のカウントダウンが始まったとの警鐘を鳴らした、と当該報告書は続けます。

――【キサースとは】同種のものでの仕返しであり、イランで採用されているイスラム法に基づく「目には目を」形式の因果応報的な司法制度であり、正義に反する行為がその身に降りかかったときには応酬するよう命じるのです。

――今回の場合だと、誰の命も奪われていませんので、彼らが報復を許されるのは財産」だけだと【キサースでは】義務付けています。【つまり】推奨される「目には目を」のやり取りとしてイランが実行しうるのは、船6隻」と「単一の港」の損傷、となります。

――そしてもし損傷【したくても】「船6隻」が見つからない場合、【キサースでは】同じ価値の【別の】物を破壊しても全く問題ありません。例えば1億7,600万ドルアメリカのドローンなどでしょうか。

【※ファール女史の20日付の記事によると、イランが見事撃ち落したのは最新鋭のRQ-4グローバルホーク。当初アメリカはプライドを守るため、性能がより低いMQ-4Cトライトンだと主張していました。

ただMQ-4Cのドローンは中東には一台も配備されておらず、グアムでこの夏初めて使う予定だと周知されていたので無理があると断念したようです。……今日び、ネットですぐバレますがな。】

――ですが凄まじい爆発で損害を受けた港に関しては、「目には目を」のやり取りは達成できていませんでした。

――こういった全てをトランプ大統領が熟知している様子は、150名のイラン人の命が失われてしまうため、自分はイランを攻撃しないことにした、と宣言したことからも明らかです。

【※ドローン撃墜の報復措置として、イラン国内3つの地点への空爆を許可するよう、トランプ大統領は迫られていました。】

――【150名の命を奪うことは】回避されたことから、“キサース刑罰時計”は【これ以上の】カウントダウンを止め、「財産には財産を」のみが取り交わされることとなったという訣です。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
2019年6月5日にイラン最大の港で起こった凄まじい爆発()により、“キサース刑罰時計”のカウントダウンが開始し……

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
……2019年6月21日に起こったアメリカ東海岸最大の石油精製港の凄まじい爆発()が、時計を止めました。


イラン軍のテロ組織指定で可能となること


イラン側のアメリカ国内で攻撃を決行する能力については、少なくともイスラム革命防衛隊【アメリカで】“スリーパー・セル”作戦を展開していると認めた2012年以降は知られていることだ、と当該報告書は説明します。

【※イランは自国が侵攻された48時間以内に、世界112箇国の米軍基地で自爆テロ攻撃を開始する潜伏工作員を配備したと宣言したようです。しかも倍返しどころか、10倍返し位を考えてるそうな。普段のキサース刑法が採用されないのは、ジハード(聖戦)となるためでしょうか。】

――この問題がはっきりと浮き上がったのは2018年11月のことです。アメリカ系イスラム教指導者ルイス・ファラカーンイランへ赴き、【イラン側の高官らと】会った後にイランを攻撃することについてトランプ大統領に緊急警告を発しました

――トランプこれに応じたのは5箇月後の2019年4月イランの革命防衛隊をテロ組織だと宣言しました

――【この宣言】でFBIには、【革命防衛隊と】如何なる形であろうと何らかの繋がりのあるアメリカ人、とりわけファラカーンを監視・逮捕・起訴する権限が全面的に与えられることとなりました。


ポンペオ国務長官のツイート:「イラン政権によるテロ行為を迎撃する重要な一歩として、米国は【特殊部隊の】コッズ部隊を含めたイスラム革命防衛隊を外国テロ組織として指定しました。我々はイランの人民が自由を取り戻すお手伝いをせねばなりません。」


フィラデルフィアはイスラム教徒が集まる西洋版メッカ


当該報告書が詳述していますが、アメリカの【一般】市民がルイス・ファラカーンについて知らされていないのは、彼が率いるアフリカ系アメリカ人の政治・宗教運動、ネイション・オブ・イズラムシーア派例えばイラン)でもなければスンニ派例えばサウジアラビア)でもないというイスラム教からスピンオフした独特の宗派なのですが、今現在、彼らは】フィラデルフィアにあるイラン支持のシーア派のモスクの多くに集っているのです。

――この街は別名を西洋版メッカ”といい、これは15万から20万人の熱心なイスラム教徒を抱え、しかもその大半が黒人で総人口の10%~15%を形成していることに由来します。

――アメリカでこれに匹敵する大都市はそうありません。しかも現在、フィラデルフィア大都市圏のモスクの数は63【も】あります

――国内で四番目に多い数で、これを凌ぐのは南カリフォルニアニューヨーク市シカゴのみ

――という訣で、イランがこの地の港にある製油施設を標的に選んでも何ら不思議ではありません。ファラカーンに献身的なイスラム教徒は、何十年もの時を費やし、この街のありとあらゆる場所へ浸透していったのですから。


【動画のサムネイルの歌の英語訳:】「私は砲弾。革命の盾は私の胸元から輝いている。」
2019年5月、西洋版メッカ”の街フィラデルフィアでイスラム教徒の子どもたちが殉教者となって、アメリカ国内の非イスラム教徒である敵の頭を切り落とせと教えられていることが発覚しました。


イスラム教版ハルマゲドン


ルイス・ファラカーンが何故未だにアメリカで自由に動き回ることを許されているのかといいますと、彼が大統領バラク・フセイン・オバマと個人的に親しい友人だからだ、と当該報告書は締めくくっています。

――米国の左派大手メディアは【勿論】知っている事実なのですが、オバマが大統領選に出馬する【チャンス】を潰しかねないため、【大手メディアは選挙時に】自国の市民にはこの情報を提供しませんでした

――ファラカーン1965年アメリカ合衆国最大の公民権運動活動家の一人、マルコムX暗殺を公然と命じたことを鑑みれば、理解し難い交友関係です。

――しかし、オバマがテロ組織ムスリム同胞団を密かに支持し、文書が未だに機密指定されている点や、史上最悪の外交的判断」と今では呼ばれるようになったものを統括したのがオバマであるという点から考えれば、理解できましょう。

【※オバマが機密指定した2010年の大統領調査指令11号は、アメリカがムスリム同胞団を支援する戦略の直接の契機となったものです。その後2011年のアラブの春で中東を不安定化し、エジプトやチュニジアの政権を転覆させ、カダフィ大佐のリビア政権を潰したオバマ政権の中東政策の元となっています。】

――【史上最悪の外交的判断とは】トランプが破棄したイランとの【核】合意のことです。このせいで、“誰かさん”が心底起こって欲しいと願っている戦争の一歩手前まで世界全体は来ているのです。

――【世界戦争を願っている】その筆頭格がシーア派のイスラム教国家であるイランであり、彼らは世界戦争がひとたび始まれば、隠された“12番目のイマーム”が出てくるのだ、そして自分たちは全てを支配することになるのだ、と信じています

――オバマファラカーンも、そうなのかもしれません。

Obama with Farrakhan in 2005: The hidden pic / Fox News

【FOXニューズのヘッドライン:】
「写真家が【オバマが上院議員時代にファラカーンと笑顔で写っている】写真の公表をすぐにしなかったのは、オバマ陣営に【悪い】影響を与えかねなかったため、と述べる」
画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え

【アメリカの大統領は「最高司令官(Commander-in-chief)」であることから、それのもじりで】最高のイマーム。
B・フセイン・オバマ:
「イスラムの予言者を誹謗中傷する連中の手に、将来は託されるべきではない。」
画像はシャンティ・フーラがピンに差し替え

フセイン・オバマ、12番目のイマーム


2019年6月22日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]


翻訳:Yutika

註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割しています。

ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。

Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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