ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に! 

 米国ではラウンドアップを販売する流通業者が、ラウンドアップの販売の際に間違った印象を与えて消費者にその発ガンの危険を伝えなかったとして、カリフォルニア連邦裁判所に集団訴訟されるかもしれないとのことです。モンサント(バイエル)だけでなく、その製品を売る側にも責任が問われる事態になっていくようです。
 日本では小樽・子どもの環境を考える親の会が「グリホサートを使用した商品の販売を止めてほしい!」と4個所の流通業者に対して要請しましたが、そのうち100円ショップのダイソーだけがその責任を感じて(アマゾンなど他の3つの流通業者はその責任を認めていない)動いてくれました。ただ取引先が既に生産した在庫品に限り販売するということだったので、先日印鑰氏がダイソーの100円ショップに確認しに行ったところ、グリホサートは無くなっていたが代わりにグルホシネートを使った除草剤が販売されていたそうです。グルホシネートもグリホサートと同様、遺伝子組み換えでも使われる除草剤なので、五十歩百歩かな?と。しかし、ダイソーではお酢の除草剤が登場したので半歩前進だろうかと。
 日本政府がグリホサートを最大400倍に規制緩和したからといってグリホサートの安全性が高まったわけでもないのですから、私たち国民側は1%にだまされることのないように観る目を育てると共に、流通業者におかれてはその真偽を見極めて販売してもらいたいものです。訴訟沙汰などになる前に。
 子どもたちを守るために。そして一人ひとりの内なる子どものために。
(しんしん丸)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に!
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ラウンドアップ裁判、今後は販売する側も訴訟の対象に!
 米国でラウンドアップを販売するHome DepotやLowe’sはラウンドアップの販売の際に、間違った印象を与えて、消費者にその発ガンの危険を伝えなかったとして、カリフォルニア連邦裁判所に集団訴訟されるかもしれない
(中略)

日本の流通業者で、その責任を感じて動いてくれたのは、100円ショップのダイソー。(中略)

 でも、グリホサートに代わってグルホシネートを使った除草剤が出ていた。グルホシネートもグリホサートと同様、遺伝子組み換えでも使われる除草剤なので、五十歩百歩の害がありうる。一歩前進、一歩後退。だけど、ダイソーではお酢の除草剤が登場。拍手。これで半歩前進というところだろうか?
(以下略)
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農薬に関する記者会見に参加します!

 みなさん、『グリホサート製品とネオニコチノイド系農薬不売署名』提出からまもなく1か月がたちます。(中略)
この問題は、待ったなしの命に係わる問題ですが、マスコミは全く報道しません。それどころか、ラジオでは、毎日のようにラウンドアップ、グリホサートの除草剤のCMを流しています。

 今回の署名も、ネット環境にある方や農薬問題に危機感を抱いている方には届いても、そのほかの市民にはまったく届いていません。
(中略)

日本政府は基準値を緩めたり、ジェネリック品を許可したりと世界の動きに逆行しています。
そのうえ、この危険な農薬と同じ成分の商品が、ホームセンターや100円ショップ、ドラッグストアなど誰もが自由に買える小売店で販売されているのです。(中略)
実際、住宅街、学校、道路、公園、駐車場などでも使われていました。農薬は、呼吸を通して体内に入ります。(中略)

 私たちは政府に頼らず、子どもたちを守るためにはどうしたら良いか考え、署名という手段をとりました。それは、署名を通して農薬の危険性を広く市民にも知っていただけると思ったからです。
 そして、常識ある良心的な小売店なら、「売らない」選択をしてくれるのではないかという希望を持ったのです。さらに、この農薬問題が世間に知れ渡れば市民も「買わない」という選択をしてくれると考えました。
(中略)
 
 私たちは、小売店を糾弾しているのではありません。政府に代わって子どもを守ってくださいとお願いしているのです。
(以下略)

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