注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
疑惑が出ても、ホテルの明細書や参加者に配られたとされる領収書を、首相が国会に提示しないとして「範を示すべき首相が『こうすれば脱法ができるよ』と、みんなに方法を示している。これが広がれば、政治資金の動きが分からなくなる」と指摘したが、首相は「違法性がないので提出する必要はない」などと、突っぱねた。
一方、与党寄りの采配ぶりが野党に批判されている棚橋泰文委員長が、辻元氏が首相の答弁を求めたにもかかわらず、高市早苗総務相を指名して答弁させ、議場が荒れるひと幕も。辻元氏は「桜の問題になると(委員長の)運営も異常になる」と、批判した。
安倍事務所の事を問われ秘書官に頼る態度を指摘され、質問に一切答えず逆切れする、
— にゃん吉 (@nyankichi_uiy) February 4, 2020
安倍総理「言葉を荒げるなんて私は人間としてどうなのかと思う。国会議員として正に権力の行使だ。極めて失礼」
こいつは人間として相当おかしいし、権力を最大限利用してきたお前が極めて失礼なんだよ、安倍晋三。 pic.twitter.com/ovWnsFv91p
黒岩宇洋とでは頭の出来が違い過ぎるだろ、墓穴を掘ったアベシンゾー。黒岩「キャンセル等リスク負担は誰がするのか、規約にも書いてある。個人か事務所か」シンゾー「ニューオータニの規約にはない。久兵衛の鮨と同じウソだ」黒岩「何ウソツキ呼ばわりする?規約はここにある」契約主体はアベ事務所。 pic.twitter.com/o7U03Jxs9q
— ryota (@ggzhmru2) February 4, 2020
黒岩議員「前夜祭での欠席等のリスクは誰が負うのか?規約に書いてある」
— サバ (@onnaume1) February 4, 2020
安倍総理「ニューオータニの規約にそんな物はない。根拠がない。それは嘘である」
黒岩議員「ここに規約ありますよ」
欠席者の代金を安倍事務所が払っていたら買収、ホテルならば献金ですよ。#桜を見る会 #国会中継 pic.twitter.com/aWY4CedvWe
総理、「桜を見る会」前夜祭に「久兵衛」の鮨が出たと黒岩議員が指摘していた旨を唐突に持ち出し「決めつけをしたが真っ赤なうそだったではないか」と言及、何回も「うそつき」とご発言です。
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) February 4, 2020
久兵衛話は正直相当にどうでもいい所で、逆切れで誤魔化しているのは明らかです。https://t.co/kdn0sN8sMB
桜を見る会問題で
— ぽてと🐾@政治は未来への投資 (@mirai_youme) February 4, 2020
「人間としてどうか」
これ野党のセリフかと思ったら、
安倍晋三のセリフなんだね
全国民がツッコミたい
お前が言うな!https://t.co/eYKTx4WTlo
ホテルと参加者の個人契約説の難点は、ホテルのスタッフであれ、参加者であれ、誰か一人が公益通報的に、異なる事実(金を払ってない、領収書貰ってない、後援会宛に見積もりを出した等)を述べると、理屈が一気に崩壊する点である。 https://t.co/SiRQJIRHZ7
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) February 4, 2020
こういうのを見ると、内閣総理大臣以下閣僚が何のために国会に出席して答弁しなくちゃいかんか、安倍晋三は全くわかってないのじゃないか。「ほらほら、時間がきたよ」と野党の質問者に、こんなにふざけた感じでヤジを飛ばす内閣総理大臣が、はたして過去にどれだけいただろうか? https://t.co/PXzPgoNuRR
— 住友陽文 (@akisumitomo) February 4, 2020
(前略)
だから、ヤクザなんかは供述の矛盾をいくら指摘しても、平気で、「オレ、そんなこと言いましたっけ。あ、それ間違いですから、消しといてください。今日話したのがほんとの話です」と済ませてしまうのだそうである。
彼らは供述の矛盾や変遷は、それだけでは有罪性の根拠とならないことをよく知っている。
だから、誰も信じないようなでたらめを言い続ける。「そんなことあり得ないだろう!」と怒っても、「世の中、そういうことがあるからびっくりですよね」と平気で言う。
(中略)
そう言い続けると検察官に「敗けない」ということを彼らは知っているのである。
自分の知性が健全に機能していないということを「切り札」にしている人間を「理詰め」で落とすことはできない。
「桜を見る会」の国会審議でわれわれが見せられているのは、「ヤクザと検察官」の戦いのひとつの変奏である。
(以下略)
ベテラン辻元議員の追求は的を射て分かりやすい故か、閣僚のヤジがひどく、棚橋委員長の異常な議会運営も質疑の妨害になっていました。辻元議員の貫禄ある抗議で委員長の暴走は収まったものの、肝心の安倍首相の答弁はいよいよ横柄で、最後、辻元議員の質問の途中で時計を見て「終わった」とはっきり言っています。総理として説明する気がないことを全国に晒しています。
黒岩議員への態度も異常でした。むしろわざと質問者や国民を怒らせるような発言をし、自ら愚か者に見せることで肝心の疑惑から目を反らせようとしているのではないか、と思われるほどの無軌道ぶりでした。質問に答えないのはこれまで通り、秘書官に答弁を聞かずに堂々と答えよと抗議する黒岩議員に対して「秘書官に怒鳴るなど、人間としてどうなのかなと」、、、絶句。
さらに、前夜祭に欠席者が出た場合、誰が損金を負担するのかホテルニューオータニの規約に基づいて質問した黒岩議員に対して「(黒岩議員が)根拠のないことを言ったことが明らかになった。そんなことはホテルの規約には無い。根拠のないことを言うのは久兵衛の寿司と同じでウソをついている」と高圧的で侮辱的な答弁をしました。が、規約を見たこともないのは総理の方で、黒岩議員はホテルの規約を読み上げました。総理は窮地に立つとやたら「久兵衛、久兵衛」と寿司屋を持ち出し、さもそれが一大事のように言いますが、ならば料理の明細を出せば済むことと前日も辻元議員に一喝されています。このような議論にもならない狂ったような答弁を続け、追求側の徒労感を煽っているのかもしれません。
内田樹氏は、矛盾を突かれて動揺したり自白をするのは自身の知性を信じている人だけで、知性を放棄している人間には「理詰め」が通用しないと述べています。どんなに「申し開きのできない証拠を突きつけられても、自分は潔白」という論理性を吹っ飛ばした異次元に生きているのが安倍政権でした。
まともに追い詰めても論理が通じない輩を取り除くには一体どうすれば良いのか、最近そればかりを考えてしまいます。