ぴょんぴょんの「ジャンジャン行け!」 〜新型コロナに使えそうなホメオパシー・レメディ


久々にホメオパシーの教科書を引っ張り出して、調べながら書いてみました。
参考程度にしかなりませんが、けっこう、使えるレメディがありますよ。
(ぴょんぴょん)
追記:竹下先生による、レメディのドーシャ分類があります。
   使用するにあたって、こちらを参考になさってください。
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ぴょんぴょんの「ジャンジャン行け!」 〜新型コロナに使えそうなホメオパシー・レメディ

ついに始まった医療崩壊


ついに来た、医療崩壊!って感じだね。

とっくの昔に、こうなることは見えていた。
なのに何もしないで、ムダに時間つぶした政府の罪は重い。


最初っから「パンデミックありき」だったんか〜。


なら、いくら「世界に誇る日本の医療」でも対抗できないよ。
だって、感染者数百人の段階で、すでに医療現場はいっぱいいっぱいだよ。
感染症や救急医療のエキスパートも、足りないし。発熱外来はほとんどないし、ICUも、隔離室も、人工呼吸器も足りないし。

これからだと言うときに、すでにパンク寸前とはなあ。

きっとこれから先、ほとんどの人が自宅待機になるね。

ああ、そんときに、自宅で何ができるか考えておかねえと、自宅で死ぬのを待つだけになるぞ。

武漢じゃ、そういう人がたくさんいたね。

おれたちは、すでに、新型コロナの症状を知っている。
初期に嗅覚・味覚異常、はげしい倦怠感、全身の関節痛、食欲低下、長期間続く高熱。
激しい咳と呼吸困難。

かと言って、ヒドくなってもICUは空いてねえ。
そうなる前に食いとめねえと、完全にアウトだ。


対症療法にも使えるホメオパシー


コロイダルシルバー、二酸化塩素、ビタミンCはそろえたよ。
それ以外に、何か打つ手はないの?


そう言えば、ホメオパシーも対症療法に使えるぞ。
この記事を見たら、海外では、新型コロナ患者にホメオパシーが有効だったらしい。



わあい! 予防だけじゃなかったんだ!

海外では基本、解熱剤は使わないそうだが、抗ウィルス剤とレメディの併用、もしくは抗ウィルスの後にレメディを使って、治癒したそうだ。

抗ウイルス剤? 飲みたくないなあ、やっぱ外せないのかなあ・・。

とにかく大事なのは、初期に迅速に対応すること。

わかってる。
わかってるけど、その「対応」がわかんなくて、困ってるんだよねえ。

新型コロナの予防に女性はアーセニカム、男性はパタシンだった。(時事ブログ
けど、実際にかかっちまったら、次のステップだ。
そこからは、対症療法でいくっきゃない。

病院に行って?

いや、新型コロナ疑いで病院に行っても、歓迎されねえぞ。
しかし、ホメオパシーなら、自宅で対症療法くらいはできる。

どうやってやるの?


症状別の具体的なレメディ


まずは、「かかったかな?と思ったら、Rかくさん」・・
じゃなくて、かかったかな?と思ったら、アコナイト(Aconite)だ。

寒気とか、頭痛とかの初期症状?

そうだ。ゾクゾクするような、風邪のひき始めにいい。
アコナイトの元は、トリカブトだ。
だが、ナノレベルに希釈されているので、毒性はまったくない。

トリカブト

トリカブトなのに、安全どころか効いちゃうのがふしぎだね。

そこが、ホメオパシーのすごいところだ。
しかし、アコナイトでも止まらないような、激しい悪寒には、
ヴァレイチュルム(Verat.):元はバイケイソウ。
激しい嘔吐下痢、突然の衰弱感が伴えば、どストライク。
どっちかを、10分おきにリピートしてみろ。
治るものは治るし、熱を出すべきなら熱が出る。

Author:Guy-papa[CC BY]
ミカワバイケイソウ

ええ? 熱が出ちゃったら、困るよ。

体が熱を出すべきと判断して出すのは、それが必要だからだ。
ただ、新型コロナの熱は40度以上になることも多い。
命に関わる高熱は、即入院して、病院で解熱剤を使った方がいいだろう。

病院に、受け入れてもらえればの話だけど・・・。

それほどの熱でなければ、ホメオパシーを試してみろ。

熱に効くレメディがあるの?

あるあるあるの、大アリだ!
まずは、発熱と言えばベラドーナ(Belladonna):元はセイヨウハシリドコロ。
突然の高熱にピッタシ!

Author:トム・オーツ[CC BY-SA]
ベラドンナ(セイヨウハシリドコロ)

ハシリドコロ? 高熱で、走り回るイメージだ。

とにかく、真っ赤な顔して、頭がズキズキして、キゲンが悪くて攻撃的。
目を見て、瞳孔がおっきく開いていりゃ、どストライクだ!

へえ〜、使えそうだね。
全部の症状がそろってなくても、使っていいの?

ああ、一個でも当てはまったら、即、ベロの下に入れろ。
それでダメなら、お次があるさ。

お次を教えて。

かかったヤツらの体験談みると、みんな、熱が上がったり下がったりで苦しんでいる。
そうゆうときは、チャイナ(China)。

中国のレメディ?

いんや、チャイナは「キナ皮」のこと。
「キナ皮」はマラリヤの特効薬だが、そいつをナノレベルまで薄めたのが、このチャイナ・レメディだ。実はこれ、歴史的なレメディだ。

Author:Klockrike[CC BY-SA]
キナ(アカキナノキ)の木

歴史的?

ホメオパシーの発見者、ハーネマンが一番最初に見つけたレメディだからな。

Author:dbking[CC BY]
ワシントンD.C.にあるザムエル・ハーネマンの銅像

へえ、そうだったんだ!

嘔吐や下痢で衰弱したときも、チャイナが使える。
なんせ、こいつは肝臓のレメディだし。

他に、熱のレメディは?

ファーランフォス(Ferrum-phos.):元はリン化鉄。
熱出して、まっ赤な顔してる時にいい。
発熱すると、鉄を消耗するんだ。
するとさらに、発熱する悪循環に陥る。
ファーランフォスで、鉄のバランスを良くするだけで、幼児の熱とかすぐ下がる。

そうかあ、鉄だから真っ赤な顔なのかあ。

他にも、熱に効きそうなのが、ヘパソーファ(Hepar-sulph.):元は硫化カルシウム。
はげしい喉の痛みに使うが、ウイルス性より、膿が出るような細菌性にいい。

いろいろあるが、結局ホメオパシーはオーダーメイドで、サイズに合わないと効果がない。
ただ、数撃ちゃ当たるかも。どんだけ飲んでも、副作用ねえしな。

全身がひどくだるくて、節々が痛いって言う人も多いよ。
そして、ひどい咳が出るんでしょう?

ジェルセミウム(Gelsemium):黄色のジャスミン。
こいつは、インフルエンザの特効薬で、「めちゃくちゃ体が重た〜い」「衰弱した感じ」「全身の関節がめっちゃ痛い」ときに使える。
こいつは、熱が出てるのに喉が乾いてなきゃ、どストライク!

Author:KENPEI[CC BY-SA]
イエロージャスミン

ブライオニア(Bryonia):元は白ブリオニア
「乾燥」がテーマ。
乾いた咳、便秘、冷たいものを飲みたがる。
インフルエンザ様の関節痛に効く。
動くと悪化するなら、どストライク。

ブリオニア

ユーパトリューム(Eupatorium-perf.):元はフジバカマ。
こいつも、インフルエンザの発熱に使うが、マラリヤとも関係あり。
骨折したような、ふしぶしの痛み。
胸を押さえてないと苦しいほどの咳。

非常にのどが渇いていれば、どストライク!

Author:Koba-chan[CC BY-SA]
フジバカマ

新型コロナの間質性肺炎は、痰の少ない、乾いた咳だったよね。

そういう咳には、
イペカック(Ipecac):元は吐根。
元々、吐き気どめだが、乾燥してて、ゲエってなる、けいれん性の咳に使う。
乾燥した咳なのに、水を欲しがらなければ、どストライク!

Author:Dinesh Valke[CC BY-SA]
イペカック

ロベリア(Loberia):元はロベリア草
イペカックに似ている。
恐怖から来る呼吸困難、喘息発作、心臓が止まりそうな感じ。 

ロベリア草

パタシン(Pertussinium):元は百日咳患者の痰
こいつは、男性の予防レメディだが、咳にも使える。
なんせ、あの百日咳だからな。
機関銃のような咳、ってのがこいつのどストライク。

ライコポディウム(Lycopodium):元はヒカゲノカズラ
乾燥した深い、夜間の窒息しそうな咳。
しかも、肝臓にもいい。

Author:Jason Hollinger[CC BY]
ヒカゲノカズラ

どれも、激しい咳に役立ちそうだね。

だが、注意しろ!
咳がヒドイ時に、レメディの粒を飲ませるんじゃねえぞ!

え!? なんで?

気管に入ったら、窒息するだろ?
ただでさえ、口の中はカラカラなんだから。

どうしたらいいの?

水に溶かして、ストローかスポイトで、チビチビ与えるんだ。

わかった!

そして、呼吸困難になってきたら、こいつを試してみろ。

カーボベジ(Carb-veg.):元は植物の炭。
つまり炭素だ。
呼吸困難による酸素不足、つまり酸欠状態に使う。
炭素をほんのちょっぴり与えることで、体は酸素を取り入れようとする。
自宅じゃ酸素ボンベもないし、こいつはお役立ちだろ?

炭がいいって、ホントだね。

その他、新型コロナ肺炎は、基本、乾いた咳だが、細菌感染を合併したら使えるヤツ。

ドロセラ(Drosera):元はモウセンゴケ
モウセンゴケだよ、痰がネバネバしてるんだ。
こいつは、夜間にひどくなるような、けいれん性の咳にぴったしカンカン。

モウセンゴケ

アンチモター(Antim-tart.):元は酒石酸アンチモン。
ゼイゼイゼロゼロの、喘息様の咳、肺が痰で溺れかけているような状態にいい。

いろいろあるねえ。

そして、こいつも外せねえな。
フォスフォラス(Phosphorus):元は燐
とにかく、「肺」と「心臓」が大得意。
強い喉の乾きと、出血があれば、どストライク。

ふ〜・・・。

アーセニカム(Arsenicum):元は三硫化ヒ素
こいつも、女性の予防レメディだが、発症しても使えるはず。
「死への恐怖」がテーマ。
焼けるような症状、夜中に動き回るほど、精神的に落ち着かないときに。

ふう〜・・いっぱいあるね。買い揃えるのも大変だ。

それでも、いくつかは、常備しとけば安心だろ?

うん、対処法があるってだけでも、心強いよ。

実は、こういう情報がある。
「COVID-19のマヤズムはマラリアです。」
ホームレメディくまもと

Author:Ute Frevert[CC BY]
マラリア原虫の電子顕微鏡写真

マヤズムって何?

ホメオパシーの考え方だが、その病気の先祖みたいなもんかな。

新型コロナの元は、インフルエンザや結核やエイズじゃなくて、マラリア?

そう考えると、納得できる。
ヒドロキシクロロキンは通常マラリアとエリテマトーデスの患者の治療に使用されるが、コロナウイルス患者の一部の治療に効果が出ており、臨床試験で治療法として有望となっている。大統領が繰り返しその薬を褒めちぎっただけでなく、数千人の医師の間で実施された最新調査でもヒドロキシクロロキンがコロナウイルス治療で「最も効果的」とされていることがわかった。」(時事ブログ

Wikimedia_Commons[Public Domain]
ヒドロキシクロロキンの構造式

意外だねえ、でも、結果と一致してるからホントかも。

どや、ホメオパシーのことわかったか?
しかし、さっき教えたのは、先人の体験によるものだ。
実際に、ピッタリのレメディを選ぶのは至難の業だ。

緊急の時に、選ぶ余裕なんてないよ。

とにかく直感で選べ。

直感? ない・・。

じゃ、呼吸の深さで選べ。

体が苦しいのに、呼吸でわかるかな・・。

じゃあ、それらしいヤツを片っぱしから試してみろ。
どれか、当たるだろ?

そんないいかげんで、いいの?

ホメオパシーがダメでも、コロイダルシルバーも、ビタミンCも、二酸化塩素もあるし、どれも副作用はねえんだから、ジャンジャン行け!!

レメディ名 対応する症状
アコナイト
(Aconite)
ゾクゾクするような風邪のひき始め
ヴァレイチュルム
(Verat.)
激しい悪寒、激しい嘔吐下痢、突然の衰弱感
ベラドーナ
(Belladonna)
突然の高熱
チャイナ
(China)
上がったり下がったりするような熱
嘔吐、下痢
ファーランフォス
(Ferrum-phos.)
熱出して、まっ赤な顔してるとき
ヘパソーファ
(Hepar-sulph.)
発熱、はげしい喉の痛み、膿が出るような細菌性にいい
ジェルセミウム
(Gelsemium)
インフルエンザの特効薬
体が重たい、衰弱、全身の関節痛
ブライオニア
(Bryonia)
乾いた咳、便秘、冷たいものを飲みたがる、関節痛
ユーパトリューム
(Eupatorium-perf.)   
発熱、ふしぶしの痛み、苦しいほどの咳
イペカック
(Ipecac)
痰の少ない乾いた咳、吐き気、けいれん性の咳
ロベリア
(Loberia)
恐怖から来る呼吸困難、喘息発作、心臓が止まりそうな感じ     
パタシン
(Pertussinium)
男性の新型コロナ予防
機関銃のような咳
ライコポディウム
(Lycopodium)
乾燥した深い、夜間の窒息しそうな咳
肝臓にもいい
カーボベジ
(Carb-veg.)
呼吸困難による酸素不足
ドロセラ
(Drosera)
細菌感染を合併
夜間にひどくなるような、けいれん性の咳
アンチモター
(Antim-tart.)
喘息の咳、肺が痰で溺れかけているような状態
フォスフォラス
(Phosphorus)
肺、心臓
アーセニカム
(Arsenicum)
女性の新型コロナ予防
焼けるような症状、精神的に落ち着かないとき

Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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