ぴょんぴょんの「今こそ変わるとき」 〜 五味太郎インタビューを読んで

ひとりの絵本作家のインタビューに寄せられた、600件以上のコメント。
一時的にインタビューに共感して、書いただけの人もいるだろう。
しかし、多くのコメントを読んでいて、もしかしたら今、日本は変わりつつあるのではないかと希望を感じた。
「『新型コロナウイルス』がもたらす非日常は、自分自身を見つめるよい機会になり得ます。」(時事ブログ
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「今こそ変わるとき」~ 五味太郎インタビューを読んで

絵本作家の五味太郎のインタビュー記事に寄せられたコメント


おめえ、知ってるか? 絵本作家の五味太郎(74)。

知ってるよ! ぼく、「さる・るるる」の絵本を持ってた。


さる・るるる 絵本 読み聞かせ

その五味太郎のインタビューが、常識にとらわれなくておもしろい。
良かったら、読んでみろよ。


ナニナニ?・・・・・
ほんとだ! 新型コロナの混乱は、これまでの日本を変えるチャンスだと言ってるね。

そんな彼の記事に寄せられた、600件以上のコメントもまたおもしろい。

五味氏の言うように、「働き方も国会も学校も、色んなことの本質が露呈されちゃってる」Yahoo! ニュース)って、ホントだね。

たしかに、今の非常時、これまで放ったらかしだった問題が、明るみに出てきた。
押し入れの奥に貯めといた、臭い靴下がバレた・・みたいな。



う〜ん、臭い靴下は裏返しにして洗うと、臭いが取れるそうだよ。

あ、裏返すといいのか、サンキュー。
ってか、二酸化塩素をシュッシュで、あっという間に消臭できるぜ。


コロナを触媒にして吹き出してきたもの


便利だよね、二酸化塩素・・・って、話をそらさないでよ。
ぼくは、このコメントの言う通りだと思う。
「コロナ以前からモヤモヤしていたものが、コロナを触媒にして吹き出したということですかね。」

さて、なにが吹き出したのか?

まずは「学校」
子どもは学校に行くのが当たり前で、親は何も考えずに子どもをベルトコンベアに乗せて安心してたけど、休校でそれが止まっちゃってる。

勉強が遅れる〜 どーしてくれるんだ!ってな。

その一方、休校で、息を吹き返す子もいる。

イジメられっ子は、学校が始まらないことを祈るだろうなあ。

でも、早く元の生活に戻って、子どもを保育園や学校に行かせたい親もいる。


待った! そこに、五味氏がメスを入れる。
こういう時っていつも『早く元に戻ればいい』って言われがちだけど、じゃあ戻ったその当時って本当に充実してたの?」Yahoo!ニュース

そう言われてみれば、元の世界だって不満だらけだったよね。

さらにこうも言う。
元に戻すことは「子どもに失礼な形の学校や社会に戻すことだ」と。(Yahoo!ニュース

今までの学校や社会が、「子どもに失礼な形」だったとは?!

五味さんちは、子ども二人とも学校に行かなかった。
だからこそ、言える言葉だろう。
「おれは初等教育のプログラムって、ほとんどが『大きなお世話』だと思う。」
6歳になったら必ず小学校に行く、他に選択肢がないんだもの。しかも(公立なら)学校も先生も選べない。どんなにまずくても、○丁目の人は全員この寿司屋しか行っちゃだめと決められているようなもの。」Yahoo!ニュース


ハッハ! 行きたい寿司屋に行かせてもらえない! たしかに!

それに、学校はいかにムダが多いか。
その最たるものが、卒業式・入学式。
寒い体育館に座らされて、退屈で、ダラダラ長くてかったるい校長の話を聞かされる。

それが、今回の自粛で、本来あるべきシンプルになって良かった。

いや、式とか別になくていいかも。
コメントには、子どもも先生も、「・・せねばならない」どうでもいい決まり事に振り回されていたとある。

それを言ったら、会社の歓送迎会も、社員旅行も、忘年会も、新年会も・・・。


行きたいヤツだけ、行きゃいいのに、それが許されない空気、おかしいよな。
その分のカネと時間があったら、自分のために使いたいわ。
部活だって「毎日1~2時間くらいの練習で十分なんじゃね?」(コメント

部活は、生徒や教師の、負担と犠牲が大きすぎると思う。

文句がねえのをいいことに、何十年も続けられてきた悪習だな。

誰かに「変えろ!」って命令されないと、自分じゃなにも変えられない。
そんな、指示待ちの人が多いよね。

しかし、その常識を、あっという間に変えたのが新型コロナだったとは。
皮肉以外のなにものでもねえな。


子どもたち、休校でうれしいはずだよ。
くろちゃんだったら、何がしたかった?

おれか? ずっと描きたかったマンガを描いてたと思うな。
いや、じっくりとプラモデルに取り組むのもいいな。
あれもしたい、これもしたいって、ワクワクしてまうわ。

そうだよ! 五味太郎も言ってる! 今こそ、したかったことをする時だって。
むしろおれ、ガキたちにはこれがチャンスだぞって言いたいな。」Yahoo!ニュース

たしかに、チャンスだな。
授業なんか、家でオンラインで受ければいいんだし。


オンライン授業、もっと前からあったら、不登校の子どもたちも助かったのに。

ムリヤリ学校行かされて、精神ヤラれて、自殺に追い込まれた子もいるのに。
オンラインがあったら、死んでねえかもしれねえのに、どうしてくれるんだ!


仕事だって、とっくの昔から、家でできたのに。
風邪気味なら休めばいいし、今までよりずっと気楽に仕事できるし。
何時間も満員電車に乗って、汗だくで往復する必要なんかなかったのに。


皮肉なことに、テレワークもコロナのおかげか。
しかし、コロナが治まって、今さら「出勤しろ」って言われて、行くヤツいるのか?

家で居心地の悪い人は、どこでもいいから出たいかもしれない。

なるほど、休校やテレワークで、家族の問題も表に出てきたか。
「そもそも問題は常にあって、それがたまたまコロナがきっかけで可視化しやすくなっただけ。」コメント

夫婦の問題も、出ているし。DVも問題になってるし。


家で夫婦だけになって辛いのなら、その夫婦関係をごまかしてた本当の気持ちに向き合えっ(ママ)たらいいと思います。」コメント
夫婦、子ども、自分自身・・これまでごまかせたことが、ごまかせなくなっている。

今は、遊びに行ったり、仲間とワイワイ騒いだり、居酒屋でウサを晴らしたりできないから、イヤでも、現実と向き合わざるをえないし。

一方、子どもと向き合う時間が増えて良かった、というコメントも多い。
「コロナがなければここまでじっくり子供と向き合うことはなかっただろう。」(コメント
「子供を誰かと比べる事なく、自然体で認めて過ごせてます。」コメント

家族が仲良く暮らすこと、それが本当の幸せだからね。


新型コロナのせいで仕事ができなくなり、家族と向き合わざるをえない。
そんな今こそ、おれたちは問われてるんじゃねえか?
仕事と家庭、命とカネ、形式と中身、どっちを優先すべきか?

そうだね、優先順位を見直すときかも。

五味太郎もこう言ってる。仕事も学校も、ある意味でいま枠組みが崩壊しているから・・本当は何がしたいのか、ニュートラルに問いやすいときじゃない。・・今は幸か不幸か、時間が余っているんだから。Yahoo!ニュース

今の仕事でいいのか、今のパートナーでいいのか? 今の自分でいいのか?


コロナをきっかけにより良くしたいもの


また、彼は言う。
「これ(コロナ)をなかったことにはできないんだから、乗りこえていくというより、前よりよくしましょうよ。」(Yahoo!ニュース

よりよくしたいもの、一番は政治だね。


新型コロナで、露呈した政治のボロ、ボロボロのボロボロ。
「無能な指導者、口先だけの経営者が暴露され、行政も機能してる所してない所がはっきりしてきた。」コメント
「今こそ『悪いものを追い出す』!です。・・いっぱい捨てる悪い物があります!
政府はこの際、日本からパチンコを捨てる!日本国民は一番悪い政治家を捨てる!」コメント


今こそ捨てる時! パチンコと政治家をセットで捨てたい。

医療も、今までのままじゃいけないだろう。

そうだね。
コロナのおかげで、病院信仰は崩れ去ったもんね。
だって、いざというときに、病院は当てにならないんだから。


これまで惰性で病院通いしてたヤツらも、やっと気づいたんじゃね?
病院は生きるか死ぬかの時に、しかたなく行くとこだってことを。

まずは、一人ひとりが、基礎的な医学知識を持ってほしい。
家でできる手当を知っていれば、ちょっとの症状で、あわてて病院に走る必要もないからね。

だって、病院というのは、元々病気の巣窟なんだ、今みたいに家が一番安全さ。
そこに気づかせてくれたのも、新型コロナ。

食べ物だって、気づきがあるよ。なんたって、地産地消、自給自足だよ。
安い中国野菜を食べてた人も、中国から輸入できなくなったら?
日本で食料作ってないと、世界の混乱で、みんな餓死しちゃうよ。


マスクのような生活用品も、中国任せのツケがきて、不自由してるし。

国全体が、あまりに平和ボケで、危機意識がなさすぎたね。
こういうパンデミックは、過去にもあったわけだし、準備できてるはずなのに。

日本は、いつまでも世界が平和だとカン違いしてたかな?
常に、中共の恐怖に脅かされてきた台湾、北朝鮮に身構えてきた韓国とは、警戒心の差がありすぎるな。

台湾・韓国の新型コロナ対策は、お手本だよね。

一方の日本は、政治家の利益になる企業をもうけさせてばかりで、国民はないがしろ。
五味太郎は言っている。
「今みたいな時期こそ、自分で考える頭と、敏感で時折きちんとサボれる体が必要だと思う。」Yahoo!ニュース


時折きちんとサボれる体、ぼくのことです!

いや、いつでもサボる準備ができてる体、だろ?

それは、自分でしょ!

他にも新型コロナで気づいた人、目覚めた人が続々・・・。
「新型コロナで今、日本人は試されているんだろうなと思います。
変われるか、変われないか。」コメント
コロナのおかげで見えてきたものがあるかな。生きる意味とか、本当の幸せとは何かとか、いろいろな物事の本質が見えてきた気がする。」コメント
「なんか目が覚めたわ。政治が、対策が、休みが、お金が。それより大事な事、やるべき事あったわ。」(コメント

ぼくたちも、いつ、新型コロナにヤラれるかわからないし、アビー地獄も口開けて待ちかまえている。でも、ここで、せっかく見えた真実を未来に届かせたいね。

今こそ、向き合う時、変わる時、そして悟るとき・・。
光もジャンジャン降り注いでる、明るい未来は必然さ!
権力と、財力で世界を思い通りにしていた人間どもに、どうにもならない、もっと大きな、目に見えない力がある事を、みんな家に籠って、考えろと、コロナは教えに来たのではないだろうか? 世界中の人びとがこの機に、何が一番大切かの意識が変わるかも知れない。」コメント


Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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