独逸の伯林で見た、聞いた、感じた社会問題、教育問題 ~第60楽章 権威や野心よりも、真実である自然な世界へ

 新緑の季節になっているのに、なぜか、目に見えないものに脅かされているような感じで毎日を過ごしています。見た目では空は綺麗になっているような気がするのに、大きく深呼吸することを憚ってしまいます。2020年4月26日は、チェルノブイリ原子力発電所事故から34年が経ちました。現在は、チェルノブイリ森林火災で、かなりの大惨事かも・・と予想されています。日本もいまだに、原子力緊急事態宣言が解除されていない状態です。
 北半球は大丈夫でしょうか・・。

 第60楽章は、権威や野心よりも、真実である自然な世界へです。
(ユリシス)
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大きな栗の木の横で


我が家は、大きな栗の木の横に・・住んでいます。冬の間は、葉がすべてないですので、夕方になるとペアの鳩が栗の木の幹に仲良く止まっているのがよく見えました。現在、栗の花が満開になり、空も綺麗なのに、この空気の中に、チェルノブイリからのフォールアウトの物質が含まれているなんて・・。

お隣りの栗の木 photo by ユリシス


私は、311の時の自分の感覚を思い出してみていますが、今は、5Gの影響もあるので、頭が重い感覚が放射性物質のせいなのか、放射線なのか・・もう何が何だかわかりません・・。4月10日あたりから、空気がおかしいこと・・確かです。息子はすぐに反応するのでわかります。体のあちこちが痛いな・・と言っています。私も言われてみれば、3月の時より、頭が重いかな・・という感じです。







もう、こちらには笑いました。我が家もそうです・・。
コロナで換気が大切? チェルノブイリで窓を閉めるべき?


欧州は下記のようになっています。

日本語訳:森林火災によって、チェルノブイリからドイツまで、放射性物質を含む活発な東向きの風が吹いています。


日本語訳:チェルノブイリの火災の消火は成功したことがありません。

日本語訳:ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所の近くで1週間以上燃え続けていた火災は消火されました。レポートによると、放射能は、チェルノブイリ周辺と首都のキエフで計測されました。

上記の情報からも、消火されたのかどうかも、よくわからない状態です。


我が家での放射能対策


我が家はヨード入りの塩を使い、欧州の昆布を食べたり、重曹を飲むようにして注意しています。重曹は、水で飲むのがよいのかもしれませんが、私も息子もジュースと一緒に飲んでしまっています。シュワー・・となりますが・・。ぜひ、『重曹、飲む』で検索をされてください。ドイツのドラッグストアで以前に聞いたことは、ドイツ人はみんな普通に重曹飲んでいるよ・・とのことでした。チェルノブイリからベルリンまでは、1300キロ離れています。原則である1000キロは離れていますが、平野で遮る山がないので、34年前の事故の例によると、ドイツの南部アウグスブルグやミュンヘンあたりがホットスポットだったので、気をつけなければいけません。

ドイツで購入できる重曹 photo by ユリシス


ドイツの大手マスコミの情報を親切に取り上げている方も、チェルノブイリの森林火災については書いていませんでしたので、やはり、どこから情報を取るのかで違ってきてしまいます。私の311からの経験でも、どんな情報を見るのか?で、動きが違ってくることがわかりました。本当は、真実は1つであり、その真の情報から、危険なら危険、大丈夫なら大丈夫と、みんなが同じ動きであるべきなのに、危険ではないとか、ただちには影響がないとか・・利権や権威を保つため、野心のために、真実が歪められていろいろな情報が飛び交っていることは非常に残念です。

また、現在では、多くのSNSの情報があるのにもかかわらず、SNSの一定のお友達ごっこに入ると、枠内だけでの常識、共通認識ができてしまい、外の情報が見えなくなってしまうことも多々あるのです。ツイッターでさえも、お友達ごっこで情報を共有しているだけで、ドイツ界隈では、今回のチェルノブイリの森林火災情報などがあがってこないな・・と観察しました。これだと、視野や世界が広がらないですし、正しい情報をキャッチできていないことがわかります。そんな中で、波動を重視するシャンティ・フーラの時事ブログは貴重ですね。もう本当に多くのことが、権威重視で選択されてしまっていることにがっかりしてしまいます。

Author:Jorge Franganillo[CC BY]
チェルノブイリの森林

白い巨塔とホメオパシー


権威といえば、白い巨塔を連想しますが、私はドイツ発祥の白い砂糖玉の方が好きです。ホメオパシーです。ぴょんぴょん先生が時事ブログに詳細に書いていらっしゃいました。日本の大手マスコミではタブーワードであると聞きました。ドイツでもそんなに好感はもたれていない感じもあるのです!あまり広げたくない意図も感じます!大手製薬会社応援の保守政党とホメオパシー賛成の緑の党の言い争い場面もあったな・・。

ドイツでは、薬局で購入できますが、自分でこれをください!とホメオパシーの名前を言わないと購入できない状態です。これこれに効くものをくださいと言っても対応してくれないのです。ある方は、自由にホメオパシーを選ぶことができないし、薬剤師の方も不親切であると言っていました。ドイツにも大きな製薬会社がありますので、ケミカル療法と自然療法と半々なレベルの雰囲気です。欧州の長生きしているおばあさんの家には、いたるところにホメオパシーやティッシュソルトなどが転がっていると聞いたこともあります。日本では、医者の権威に盲従する方が多いのかな・・と思いますが、ドイツの方は、自然療法の選択肢も多いですので、白い巨塔に批判的なところもあるのかな・・。


日本は、江戸時代に富山の薬売りが発展したのに、明治時代には西洋医学のために漢方とともに衰退していきます。

先用後利は「用いることを先にし、利益は後から」とした富山売薬業の基本理念である。創業の江戸時代の元禄期から現在まで脈々と受け継がれている。始まりは富山藩2代藩主の正甫の訓示「用を先にし利を後にし、医療の仁恵に浴びせざる寒村僻地にまで広く救療の志を貫通せよ。」と伝えられている。

江戸時代の日本の富山の薬売りは、利益は後から・・だったのに・・ですね。今は、利益第一の白い巨塔になっています。薬事法も邪魔かもしれません。

文明開化の影響を受けた西洋医学重視の政策により、1870年(明治3年)に「売薬取締規制」が制定され、越中富山の薬売りや漢方薬に代表される従来の薬品産業を中心に、大幅な規制が実施される

読者の方から連絡がありまして、2014年に薬事法から、薬機法へと名称変更があったとご丁寧にお教えいただきました。
2014年、薬事法改正により名称変更
薬機法は、それまでの薬事法が改正され、 2014年(平成26年)11月、名称変更と共に施行された法律です。 この改正は、医薬品、医療機器等を取り巻く環境の変化、再生医療の実用化に向けた動きに対応するための措置でした。

私の考えでは、中世の魔女狩りの理由は、自然療法の弾圧だと思いますけどね・・。

女性医療師弾圧説

19世紀のフランスの歴史家ジュール・ミシュレの想像した魔女像には、古くからの民衆の医者という側面がある。カトリック教会は医学を学んだことのない女性治療師を魔女として有罪宣告したのだとミシュレは述べた。アメリカのフェミニスト研究者バーバラ・エーレンライク(英語版)とディアドリー・イングリッシュ (Diedore English) は、「魔女とされた人々は女性医療師たちであり、魔女の集会とは、女性医療師たちによる情報交換の場であった」と考え、「魔女狩りとは世俗権力や教会の指導者たる男性たちによる女性医療師への大規模な弾圧であった」と主張した。しかし、この理論ではなぜ農民自身が魔女狩りを推し進めたのか、魔女狩りの被告となった少なからぬ数の男性たちがいた事実をどう説明するのかなど、理論としての精確さに欠けている。そのため、これらの説は現代の研究者たちには受け入れられていない。

Wikimedia_Commons[Public Domain]
魔女の火刑

Natura deuce nunquam aberranimus.
自然に従えば決して誤ることはない   ――ラテン語の格言より

それなのに、チェルノブイリも日本の311も、元々の原因は、ウラン鉱の発掘かも・・。ネイティブ・インディアンが掘り起こしてはいけないといったのに、野心のために掘ってしまったこと・・これがすべての元凶ですね。竹下先生がいつもおっしゃっているように野心を捨てなければいけないのです。

実家の父親が言いました。同じ年代は、盲従していて骨抜き状態。ある方、権威に盲従して、放射線治療をしているらしく、糖尿病からはじまり、大腸がん、肺がんに転移、関節痛・・と白い巨塔マーチを絶賛応援中。これが医療副作用であると気が付いていない。言ったとしても、馬耳東風であると・・。


本日の音楽


今日の音楽は・・
自然の中で思い切り深呼吸をして、歌をうたえる環境を返してくれ・・。



Writer

ユリシス

311を機に息子と共に、東京からシアトル、2012年ケアンズ、2015年ベルリンへと移住。
ユリシスの名前は、ケアンズ近郊でみられる見ると幸せになると言われる青い蝶から命名。
幸運にもケアンズの家の近くでペアのユリシスに遭遇したので、それを思い出し・・。
映像配信、東洋医学セミナーなどシャンティフーラでの学びが大好きです。
体癖1-8



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