ユダヤ問題のポイント(日本 大正編) ― 第2話 ― 大日本皇道立教会の設立目的

 「ハルマゲドン計画」とは、地上レベルでは基本としては最終戦争ハルマゲドンを勃発させ、その大艱難の中で救世主(マイトレーヤ)が降臨し、新エルサレムを構築。そのエルサレムの城内から絶対世界王とともにその世界を統治するのはイスラエル・ユダヤの12氏族。こういったもので「ヨハネの黙示録」の内容です。
 そして、その計画には天界レベルのものがあり、それは唯一神サナト・クマーラが天界の天照政権を転覆して絶対神として全天に君臨するというものです。これら全体を「大計画」としていたのです。
 地上レベルでの「ハルマゲドン計画」は、時代とともに変遷したり、幾つかのヴァージョンがありました。八咫烏が進めてきたのが日本を中心とするハルマゲドン計画でした。
 明治維新はそのステップであり、「大政奉還」の日は、地上に降臨していた神団の中心である大君の色上姫浅子様から、タケミカヅチ尊がその大君の座を奪取した天界のクーデターと重なります。
 また、日本では長年に渡り、有名神社から各神社まで多くの神社の祭神が、ホツマの神からハイアラーキへの入れ替えがあったと竹下さんは指摘されています。これなども「大計画」成就の準備であり、「大計画」成就の際には、民衆には「大計画」がクーデターであることを隠し、「本来より唯一神であるサナト・クマーラがホツマの神々の上位にあった。」と説明し、信じさせるつもりであったと思えます。
 八咫烏が本格的にアジアを再編し、ハルマゲドン計画を進めていくため組織されたのが大日本皇道立教会でしょう。大日本皇道立教会の名称にその目的と活動の内容が込められています。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(日本 大正編) ― 第2話 ― 大日本皇道立教会の設立目的

アジアでもハルマゲドン計画が 〜太平天国の乱は明治維新遠因


前回、八咫烏と客家が秘密結社ネットワークで古くから繋がってきた密接な関係(おそらくは古代イスラエル出身の同根)にあったと指摘しました。

客家の関連で日本にも極めて強い影響を与えた中国での大事件がありました。「太平天国の乱」です。日本と中国はともに同時期に「英領」にさせられています。それはアロー戦争が原因となっています。

イギリスが清朝に対して1856年にでっち上げのいちゃもんにて卑劣に仕掛けた戦争が「第2次アヘン戦争」のアロー戦争でした。イギリス軍を率いる司令官はテンプル騎士団末裔のジェイムズ・ブルース(エルギン伯爵)、清朝を蹂躙し1858年に清朝にとって屈辱の天津条約を締結。これで英領中国が成立です。

北京に入城するエルギン伯
Wikimedia Commons [Public Domain]

この締結直後にジェイムズ・ブルース(エルギン伯爵)が返す刀で艦隊を率いて江戸に襲来し、日本側に締結させた条約がいわゆる日英修好通商条約だったのです。

ところが、実はこの条約は本当は日英修好通商「講和」条約でした。つまり「英領日本」の条約だったのです。

アロー戦争が「英領中国」「英領日本」を成立させる直接的原因となったのです。このアロー戦争には前段があり、それが「太平天国の乱」だったのです。

太平天国の乱 ➡ アロー戦争(第2次アヘン戦争)➡ 天津条約( = 英領中国)➡ 日英修好通商講和条約( = 英領日本

「太平天国の乱」は明治編第12話で見ましたが 、洪秀全という青年がキリスト教系の「拝上帝会」を組織したのを始めに、大農民反乱の蜂起から1851年には「太平天国」の国号で独立国家を樹立させたのです。1853年には南京を占領して首都としています。

清朝にとっては致命的な痛手となった大事件で、イギリスはこの「太平天国の乱」による清朝の弱体化を絶好の機会と捉え、アロー戦争を仕掛けたのです。

さて、この「太平天国の乱」の洪秀全ですが、ウィキペディアの「客家人の一覧」には“いの一番”に次の名が上がっています。

  • 洪秀全 - 太平天国の天王。
  • 楊秀清 - 太平天国の東王。
  • 石達開 – 太平天国の翼王。

  • つまりは、「太平天国の乱」は客家のグループが起こさせた大事件で、これがアロー戦争、英領中国、英領日本へと繋がっていったのです。言うなれば「太平天国の乱」は明治維新の遠因でもあり、辛亥革命にも繋がってもいっているのです。

    これらの全てのベースにあったのは「ハルマゲドン計画」で、その流れの中でアジアの再編が図られ、それに伴って八咫烏は朝鮮へ、満洲へ、中国へと進出していったわけです。

    こういった八咫烏の動きは日本の裏天皇を世界天皇へと君臨させることを見据えたものだったでしょう。日本を中心としたハルマゲドン計画です。


    大日本皇道立教会を探るポイント 〜南朝を正統にした意味


    アジアでの日本を中心とするハルマゲドン計画を本格的に稼働させるために組織されたのが、大正元年の前年の1911年創設大日本皇道立教会となるでしょう。

    会長は中山忠英、自害した天忠党総裁の中山忠伊の息子であり、五龍会の中心の黄龍会の2代目の総裁です。即ち大日本皇道立教会 ≒ 黄龍会、いやそのメンバーを勘案すれば大日本皇道立教会 ≒ 五龍会とも見なせるでしょう。

    天皇家と中山家の系図
    編集者註:貴嶺会の中山家関連系図によると、忠伊は光格天皇の実子で忠頼の養子、その忠伊の実子(光格天皇の孫)の一人が慶子で忠能の養子。

    大日本皇道立教会で先ず重要なのがその設立目的です。ウィキペディアのその記事には、「南朝を正統とし、その皇道に沿った教育を行う趣旨の元で、1911年に創立された。」とあります。ここに大日本皇道立教会の目的と活動を探る大きなポイントがあります。

    ①なぜ南朝を正統としたか?
    ②南朝を正統とする皇道とは?
    ③「その皇道に沿った教育を行う」対象とは誰か?

    以上の3点です。

    ①について、竹下さんは天皇は北朝系が正統で基本的には北朝天皇は天照大神から神武天皇の血筋が継承されていて、南朝は天武天皇の系統で、イスラエルの血筋」としばしば指摘されています。

    このことは、天皇家の菩提寺とも呼ばれ、歴代天皇の位牌を置き、祭祀を行っている泉涌寺が、天武を始めその血を引く称德天皇まで七人八代を祀っていないことからもある程度裏付けられます。

    は泉涌寺では祀られていない天武天皇と天武系七人八代
    イスラエル・ユダヤの血筋
    Author:nnh [CC BY-SA]

    大日本皇道立教会は、天照大神の血流の北朝ではなくイスラエルの血筋を天皇の正統としたわけですが、その大日本皇道立教会が正統とする天皇とは、当然ながら堀川辰吉郎でしょう。

    立正安国 [Public Domain]

    表の明治天皇の大室寅之祐の曾孫を自称する張勝植氏は自らを南朝の血筋としていますが、実際には竹下さんは、寅之祐もそうですが張勝植氏にも八咫烏が守護しておらず、南朝天皇の血筋ではないとされています。南朝北朝に関わらず天皇の守護を任ずるのが八咫烏です。

    これに対して初代裏天皇となった睦仁親王には八咫烏が仕えて守護していました。このことは睦仁親王が天皇の血筋であった証明ですが、睦仁親王は北朝天皇の血筋ではありません。孝明天皇は北朝天皇でしたが、息子の睦仁親王は養子で実子ではなく、「伏見宮貞教と鷹司積子との子」であったと竹下さんが明かされています。睦仁親王は北朝ではなく南朝の血筋だったのでしょう。

    そして堀川辰吉郎はその睦仁親王を父とし、母はロスチャイルド家の娘だと竹下さんが明かされています。

    となると、ロスチャイルドはダビデ王の母の血筋だったとのことですから、堀川辰吉郎は南朝(おそらく古代イスラエル「王家の血流」)とダビデ王の母からの血流を受けていたことになります。簡単にはユダヤ王ということでしょう。

    ユダヤ王を直接的に神の血を引く天皇へと仕立てるため、南朝を正統としたのでしょう。「成りすまし」でユダヤ王を正統の天皇と主張するわけです。


    南朝を正統とする「皇道」の中身 〜神社の祭神入れ替えの狙い


    ②の彼らの「皇道」ですが、大日本皇道立教会は「神を人間は崇め、ひたすらひれ伏さなくてはいけない。」これを前提とした「皇道」となっていたでしょう。天皇は現人神ということです。

    より具体的には大日本皇道立教会の「皇道」とは、「本当の唯一絶対神の血流を受けた現人神が南朝天皇の堀川辰吉郎であり、この現人神を全ての民は崇め、ひれ伏せよ。」ということだったでしょう。

    そして③の「皇道」を教育する対象とは無論日本人もありますが、アジア全域に、最終的には地上世界全体の民衆となるでしょう。大日本皇道立教会の大日本とは地上世界全域を意味するでしょう。

    堀川辰吉郎およびその子孫を現人神もしくは神の化身として、世界民衆はひれ伏さなければならない。

    この「皇道」を立て、世界民衆に教育する。これが大日本皇道立教会の名称の意味でしょう。

    これらの裏付けがあります。八咫烏にとっての最高神とはサナト・クマーラです。八咫烏のカバラの最奥義はサナト・クマーラに謁見することでした。その八咫烏の本宗は籠神社で、籠神社の祭神をサナト・クマーラへと入れ替えたことを2014/12/11の記事にて竹下さんは指摘されています。祭神を入れ替えて本宗とした籠神社を「元伊勢」と彼らは称しています。

    表の神道 裏の神道(八咫烏
    木嶋坐天照御魂神社(仮本宗) 天火明命(天照御魂神) マイトレーヤ
    籠神社(本宗 天火明命(天照御魂神) サナト・クマーラ
    眞名井神社(籠神社の奥の院) 豊受大神 サナカ
    ハイアラーキーへの祭神の入れ替えホツマの神への「成りすまし」

    籠神社のHPでは「天照大神と豊受大神を吉佐宮(よさのみや)という宮号で四年間ご一緒にお祀り申し上げました。(中略)...その故事により当社は伊勢神宮内宮の元宮、更に外宮の元宮という意味で『元伊勢と呼ばれております。」とあります。

    こういう言い方だと籠神社は伊勢神宮の元で、伊勢神宮より古く由緒正しいのか?という気になります。そしてその籠神社の実際の祭神はサナト・クマーラに入れ替えられていました。

    また、籠神社以外も多くの神社で、ハイアラーキーへと祭神の入れ替えがされたと竹下さんが指摘されています。ハイアラーキーのホツマの神への「成りすまし」です。

    ハルマゲドン計画は天界のレベルでは天照政権を転覆させ、サナト・クマーラが全天に君臨する計画で、神社の祭神の入れ替えはその準備だったでしょう。

    日本の各神社の祭神はハイアラーキーとなり、ハイアラーキーの長はサナト・クマーラ、そしてサナト・クマーラを祀る籠神社は「元伊勢」。こうなると事情を知らない民衆には、天照大神よりハイアラーキーを束ねるサナト・クマーラの方が神格が高く映るでしょう。

    大日本皇道立教会は、最終的には「本来ホツマの神の上位で、大元にあったのは唯一絶対神サナト・クマーラだった」と民衆に信じさせ、その上で「そのサナト・クマーラの人間としての現れが堀川辰吉郎とその子孫である」としてハルマゲドン計画を成就させる予定であったように思えます。


    Writer

    seiryuu様プロフィール

    seiryuu

    ・兵庫県出身在住
    ・いちおう浄土真宗の住職
    ・体癖はたぶん7-2。(自分の体癖判定が最も難しかった。)
    ・基本、暇人。(したくないことはしない。)
    ・特徴、酒飲み。アルコールには強い。
    ・歯が32本全て生えそろっている(親不知全て)原始人並み。

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