第2システム国津神第5レベルへと解脱(昇進)した稀有な存在であるラーマリンガ・スワーミハルと、ハイアラーキーの最高峰にいた最も有名なマハー・アヴァター・ババジの存在界層

竹下雅敏氏からの情報です。
 ラーマリンガ・スワーミハルは、私が知る限り最も偉大な聖者です。彼は第1システム国津神第5レベルに所属していましたが、転生に入り進化段階を5段階上昇させ、第2システム国津神第5レベルへと解脱(昇進)した稀有な存在で、彼のような例を他に見たことがありません。
 「ババジと18人のシッダ マーシャル・ゴーヴィンダン著 ネオデルフィ」によれば、ラーマリンガ・スワーミハルは1874年1月30日、50歳で「何の痕跡も残さずに姿を消した」とのことです。彼は肉体(狭義)を保持したまま、3.0次元の地球から、3.2次元のプレアデス星団のアルキオネ星・第5惑星に移住したようです。
 ラーマリンガ・スワーミハルの驚異的な達成は、彼がハイアラーキーに所属していなかったことが大きいと思います。彼の魂(ジーヴァ)は、ハイアラーキーの覚者とは異なり「下位の動物システム」に転落することなく、通常の位置(コーザル界の1層)にあったのです。
 命あるものへの優しさと思いやりから、「神の愛や恩寵」がたやすく得られたため、急激な進歩を遂げたと思われます。この辺りが、「神」ではなく実のところ「魔神」を崇拝する宗教や、「神」を否定し自力による解放を目指す宗教との違いではないでしょうか。
 ハイアラーキーの最高峰にいた人物で最も有名なのは、マハー・アヴァター・ババジ(ババジ・ナガラジ)でしょう。パラマハンサ・ヨガナンダの名著「あるヨギの自叙伝」で、世界的に知られるようになりました。
 「あるヨギの自叙伝」によると、マハー・アヴァター・ババジは弟子のラヒリ・マハサヤをヒマラヤ山中に呼び寄せます。ババジはラヒリ・マハサヤの過去世での「豪華な宮殿を見たい」という願望をかなえるために、ヒマラヤ山中に宮殿を物質化するのです。
 「あるヨギの自叙伝」では、まるで我々の世界の出来事のように記述されていますが、これはババジのいた「3.0次元の6層」での出来事です。ラヒリ・マハサヤはこの界層に肉体(狭義)で行ったのではなく、プラズマ体での体験なのです。
 ババジはラヒリ・マハサヤの弟子スワミ・スリ・ユクテスワの前に姿を現しました。こちらのブログには、その場所の写真があります。ババジは3.0次元の「6層」から、我々のいる3.0次元の「7層」へと自在に姿を現すことが出来ることが、このエピソードから分かります。
 「あるヨギの自叙伝」には、パラマハンサ・ヨガナンダの師スワミ・スリ・ユクテスワが、死後にヨガナンダの前に姿を現す場面が描写されています。しかし、これはヨガナンダがサマーディ(三昧)に入っているときの出来事で、先のババジがユクテスワの前に現れた時のものとは異なります。
 ユクテスワは死後、肉体の衣を脱いで「霊体」で復活します。人は誰でも死後に霊体で復活するので、これは特別なことではありません。ユクテスワはヨガナンダにヒラニャローカという幽界の星に生まれ変わったと言っているのですが、実際にはオリオン座β星・リゲルの第3惑星で、「幽界」ではなく「プラズマ界」です。ヨガナンダの前に姿を現した時もプラズマ体でした。
 サマーディ(三昧)の体験がない人には、このようなことはとても特別で「神聖」な出来事のように見えると思うのですが、実際にはサマーディ(三昧)の体験としては初歩のレベルです。アーユルヴェーダの解説シリーズの24回目の「ヨーガ・スートラの三昧体系」の有尋三昧に過ぎず、22回目の「仏教の禅定階梯」では、初禅ですらなく欲界の三昧に過ぎないことが分かります。ラーマリンガを除いて、地球の宗教のレベルが著しく低いと感じるのは、こうした事によります。
 2019年6月3日の記事で、私は「サナット・クマーラとマハー・アヴァター・ババジの両名に会った」ことを記していますが、こうした体験に重きを置かないことが大切だと思います。こうした体験に囚われると、更なる進歩の妨げになります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「ババジと18人のシッダ マーシャル・ゴーヴィンダン著 ネオデルフィ」より要約

ラーマリンガ・スワーミハル(1823-1874)
Wikimedia_Commons[Public Domain]
(画像はシャンティ・フーラが挿入)

P160
ラーマリンガは、1823年10月5日、マルドゥール(Marudur)村で生まれた。
(中略)
p162~163
1867年、彼は貧しい人々に食物を与えて、旅行者や生活苦にあえぐ老人たちを温かく迎えるための慈善施設をこの地に作った。この施設の落成式は3日間にわたって行われ、この間に約1万人に食物が施された。
 
ラーマリンガの論文Jeevakarunya Ozhukkamの前半がこのときに発表された。この論文には、すべての生き物に対して慈しみの念を抱くという彼の教えの基本原則が示されていた。ここでラーマリンガは「サンマルガム」(Sanmargam)、すなわち、すべての生き物に対して慈しみの心を持つ「公正なる道」に沿った生き方を提唱したのであった。
 
優しさは人間の生来の特質であることを彼は説いた。神はあらゆる生き物の中に宿っているので、命あるものに優しさと思いやりをもって接することは、すなわち神に愛と優しさを示すことである。慈悲心に溢れる人は、神の愛や恩寵によって満たされることをラーマリンガは説いた。
 
P167
1874年1月30日、50歳になったラーマリンガは、帰依者に対して次のような声明文を発表した。
「親愛なる皆さん! 私はしばしの間皆さんの前から姿を消さねばならない。案じることはない。ランプの[光](Gnana Deepam)を永遠に灯し続けなさい。神がそこにおられることを思い描いて光を崇めなさい。あなた方は十分に報われるであろう。私は今この肉体の中に在るが、ほどなくして神のすべての被造物の中に入るであろう。私の部屋の扉を閉めて外から鍵をかけなさい。指示されて扉を開けた時には、室内は空であろう」
 ラーマリンガはこう言い残してメットゥクッパム村にある小屋に籠った。その夜、帰依者たちがラーマリンガの部屋の外で、「至高の恩寵の光よ。至高の恩寵の光よ。我らの上に降りたまえ。至高の恩寵の光よ」と唱え続けていると、突然、紫色の閃光がラーマリンガの部屋から輝いた。それはラーマリンガが「神のすべての被造物」と融合したことを告げるものであった。後に扉が開けられたとき、室内は空であった。ラーマリンガは何の痕跡も残さずに姿を消したのである。
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あるヨギの自叙伝の感想と解説。
引用元)
(前略)

マハー・アヴァター・ババジ -パラマハンサ・ヨガナンダの著書『あるヨギの自叙伝』よりWikimedia_Commons[Public Domain]
(画像はシャンティ・フーラが挿入)

ババジは、聖者ラヒリ・マハサラを山中に呼び寄せます。昔、聖者ラヒリ・マハサラが豪華な宮殿を見たいと述べたことがあり、ババジはその願いを叶えてくださったのです。(中略)… 庭園の中には無数の宝石に飾られてあり、高いアーチに飾られた通路には、大きなダイヤモンドや、サファイアや、エメラルドなどの宝石がちりばめられていました。無数の宝石に飾られた宮殿は例えようもない美しさで立ってました!

ババジはこの世界は神の夢が具現化したものであり 、夢の中で夢を観てるのと同じに、夢から覚めるとこの宮殿も消えると言い、聖者が目を瞑ったら消えてしまいました。

ユクテスワが後日愛弟子のヨガナンダの目の前に現れる

ユクテスワは体を纏って現れ 、ヨガナンダがしっかりと霊体の腕を掴んで確かめようとしている場面が圧巻です。ヨガナンダは肉体を脱いだ師匠に、今何処に居られるのですか?と訪ねます。

師匠であるユクテスワの以下のような言葉があります。

ヒラニャローカだ、ちょうど預言者たちが、地上の人々の肉体的カルマの成就を助けるために地上につかわされるように、わたしもまた幽界の人々の救済者として奉仕するよう」神から命じられたのだ」

わたしはそこで、霊的に進化した人々の幽体的カルマを取り除き、幽界での生まれ変わりから開放されるよう手助けするのだ

「ヒラニャローカに生まれて来る人たちは、地上で死んだ人々のほとんどが行かなければならない普通の幽界の生活をすでに卒業した人たちだ。」

「かれらはここで、前の幽界生活でまいたカルマの種子を完全に取り除くのだ。(地上から来て、まだ地上のカルマを少しでも身につけている魂は、ヒラニャローカのような高い幽界の星にすぐに昇ることはできない)」 
P429~P430
(以下略)


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【アヴァターの存在界層】

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