ぴょんぴょんの「異端者と呼ばれ」 〜新聞・テレビ人との葛藤

 「カナダ人ニュース」さんの動画では、現実に起きていることを、身近な人に説明するむづかしさが語られています。
 テレビに洗脳された人たちと、どうつき合って行くのか。
 それが家族なら、どうすればいいのか。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「異端者と呼ばれ」 〜新聞・テレビ人との葛藤


いつのまにか広がっていた情報格差


しろ、おめえ、いつになくやつれた顔して、どうしたんだ?

くろちゃん、聞いてよ〜 もう〜 やんなっちゃった。

何が、やんなっちゃったって?

実家の両親だよ。
こないだ、久しぶりに両親と会って、団らんを楽しむはずだったのに、アメリカ大統領選の話になってさ。トランプさんのこと悪く言うから、「実は、ホントに勝ったのはトランプさんなんだよ」って言ったら、そこから「お前はだれだ?」みたいになっちゃって。


あるある。

でも、ぼくなりに、事情を説明したつもりだけど、聞く耳もたないって言うか。
「お前、いったいどういうヤツとつき合ってるんだ?」って言われちゃった。

なになに? おれの顔、にらんで、どうした?
そっか、おやっさんはおれに会いたがってるのか。
「おたくのご子息とつき合ってるのは、わたしめでございます」って行ってやろうか。

うわあ! やめて!
くろちゃんのコワモテじゃ、ますます状況が悪化しちゃうよ。

失礼な!
しかし、おめえの両親、別にふつーじゃね?

ふつーなの?

「カナダ人ニュース 」が言ってたぞ。

大統領選挙のこと、わかりやすく解説してくれる人気ユーチューバー「カナダ人ニュース」さん?

彼いわく「大統領選挙のこと話してもなかなか信じてもらえないとか、ちょっと仲が悪くなってしまったというようなコメントが散見されるんですよね。」(YouTube)

やっぱ、ぼくみたいな人、いるんだ。

「カナダ人ニュース」自身も、友人に、自分のユーチューブ動画の説明をしたら、「何いってんの?」みたいなこと言われたらしい。

やっぱ、そういう反応?

で、友人に説明するときに一番困ったのが、話すべきことが多すぎること。
「どっから手つけりゃいいのかわかんね」ってことで、結果、失敗に終わったという。

「カナダ人ニュース」さんでも?!
そうなんだよ、何から何まで、全く知らないからね。
アメリカの選挙制度のしくみから、説明しないといけないんだよ。



そっからかい?!

なんで、1月6日にペンスさんに期待が集まったのか?
なんで、1月6日にワシントンDCに人が集まったのか?
そして、議事堂内で暴動を引き起こしたANTIFAとは、何者なのか?
ぜ〜んぶ、知らないからね。
頭の回線がショートしそうになりながらも、がんばったのに、宇宙人を見るような目で見られたよ。

ハア〜〜〜 そいつは、お疲れさん。

わが親ながら情けないよ。
いつのまにかこんなに、情報格差が広がっていたとはね。

「カナダ人ニュース」のコメント欄を読めば、たくさんの同志のコメントに慰められるだろう。

「新聞、テレビニュースしかしらない人が『不正は無かった』『陰謀論だ』という頭になってることが非常に怖かったです!」

「そもそも何故トランプが勝たねばならないか、そこから説明しなければならないのだけれど、まずはディープ・ステートとは何かから説明しますが、そこですでに信じてもらえない。日本人はホントに眠りが深い。」

「友人に話しても、そんなこと考えるより現実見ろと言われた。 完全におかしい人扱い。 なんとなくニュースを聞き流している人は『トランプは悪』が刷り込まれているのも厄介。・・・。本当にもどかしい。」

「どっから話せば良いのかが分からないくらい、話すことが多くて屋が深すぎるから瞬時に話すことが難しいんです!!! なんでこんなに無知なんだよ!!!ってイラってしますよね。」

「俺も異端者扱いだよ🤣🤣🤣」


うわあ、どこも同じだね!

そして、不理解な家族を持ったヤツらのコメント。

「説得を試みる私に対して母は新聞の切り抜きを出してきます。毎日頭が痛いです…」

「我が家も、アメリカの件ではテレビと新聞しか見ない主人と夫婦喧嘩になります。」

「実家に帰省した時、高齢の父と母が新聞のテレビ欄をチェックして『今夜は池上さんの解説があるから、それまでに用事を終わらせてテレビを見よう』と楽しみにしていました。勉強熱心さ故に騙されてしまう姿を悲しく思いました。」



マスコミが垂れ流す情報だけを頼りにしていたら、支配者の思うツボ


あ! 池上彰氏と言えば、最近炎上してた。


こんなウソ言っちゃあ、おしめえよ!!
「(中国の人権問題について) トランプ大統領、これまで何にも言ってきませんでしたからね。ぜんぜん、人権問題に感心がなかったわけですね。ところが、バイデン大統領、民主党というのは、人権問題を重視するので・・」。

もしかして、わざとだったとか?
テレビのウソに気づかせるためとか?

そりゃ、ないっしょ。

テレビ信者は「選挙には問題なかった」側の意見しか聞かされないから、「問題がある」側の意見はバッサリ切り捨てちゃうんだよ。

まるで、シッポに触れただけで「この長いのが象か」とカン違いする話みてえだな。

ものごとは、いろんな角度から見ないとわからないのに。


そうだな、多くの情報から本物を選ぶことなく、マスコミが垂れ流す情報だけを頼りにしていたら、偏った見方になっちまう。

それこそ、支配者の思うツボだね。

とにかく「テレビのニュースは真実だ」って、前提から崩さねえと。

両親はムリだね、すでに心が固くなってる。
話していて、考え方が年取ったなあって、悲しくなった。

まあまあ、泣くな。
それでもまだ、可能性があるヤツらのために「カナダ人ニュース」が 大統領選のまとめ動画を作ってくれてる。今の所、①〜⑤の、①②が公開されている。

【その①】選挙の仕組み


【その②】投票機器に問題はあった?

すばらしい! さっそく、両親にも見せたい。

待て、早まるな。
おやっさんたちはあきらめて、おめえの頭の整理に役に立てろ。

だけど、このままじゃ、両親はずっと目覚めることはないよ。
何かを人に伝えることが、これほどむづかしいとは思わなかった。


ことば一つで、相手を180度変えたりしてた野口晴哉の秘伝


ことばそのものからして、不完全だからな。
その不完全なことばを使って、どうやって相手に理解させるか。
たしかそういうことは、野口晴哉が名人級だったな。

Author:SvGeloven[CC BY-SA]
野口晴哉

野口先生、話術もうまかったの?

ことば一つで、相手を180度変えたりしてたんだぜ。
よし、野口晴哉の秘伝を教えちゃろう!

わあい! やった!

いいか? まず相手の速度をていねいに観察する。
相手の速度を破ったりつないだりするのが、ことばを伝えるテクニックだからな。
この『速度を合わせる』ことが一番大事で、これができないと心が通じ合わない。通じ合わないうちは、いくら一生懸命に相手に尽くしても通らない。」(月刊全生 昭和52年8月号)


「速度」って、なんのこと?

呼吸の速度のこと。
呼吸の速度というのは、息をする呼吸ではないのです。・・話していて、息をつなぐ所までが、呼吸の長さになります。その、ことばの速度が合えば、相手の心を動かすことができます。」(月刊全生 昭和52年8月号)

相手の息つぎを観察するのか、う〜ん、むづかしい!

相手が息をつぐタイミングに合わせて、こっちも息つぎしながらしゃべればいいんだ。
やってみろよ。

えっと・・
くろちゃんは、試したことあるの?

・・ない。

なにそれ! 自分にできないことを、人にやらせるつもり?

オホン! では次に、相手の体癖を知る。
9種は内容の深さに反応するが、8種は量に反応する。
5種は利害得失に反応するが、3種は感情的快感がないと、話がスムースに通らない。(月刊全生 昭和59年4月号)
どや! わかったか!!

くろちゃんは、わかってるの?

オホン・・・ならば、究極の方法をおれが伝授してやろう。

うんうん。

相手から「教えてくれ」と頼まれもしねえのに、教えるな。
「教えてください」と頭を下げてきたら、話していい。
相手の心に、話を聞く準備ができてるからな。


なあんだ、そんなこと? ぼくだって、知ってたよ。
「人を見て法を説け」って言うからね。

ははっ、その通りでござります。

なに?! 急に、ていねいになった?

え〜 わたくし思いますのに、たとえ互いの意見がちがっても、それがヤマ・ニヤマに反するものでさえなければ、「ちがい」に心動かされず、一旦受け入れてみてはいかがかと。
共産主義社会はさておき、すべて同じ考えの人間など自由主義社会ではありえません。
受け入れること、イコール、互いの自由を認めることであります。
いつか、トランプが逆転して現実が変わった時、お相手が、「しろさんの言った通りでした、本当でした」と気づいてくれればそれでよし。

そう、その日が来るのをひたすら待ってるんだ。

ただ、わたくしが気になりますのは、自分で考えることもせず、ただテレビや新聞の言うことを鵜呑みにし、ボイスレコーダーのごとく繰り返し再生するような方たちは、ゾンビだと思って、放っておかれたらよろしいのではないでしょうか?


ゾンビ!

オッホン! 以上が、くろさまからのメッセージでござります。

くろちゃん、乗っ取られた??


Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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