古い立派なお宮でした。天然記念物の白樫などの大きな木やムクロジ(無患子)の木があって、沢山の実を落としていましたね。
あんなに沢山の実が落ちているのを始めて見たよ。天然の石鹸だと話したら、みぃがとても喜んで、沢山拾って帰ったんだ。
公害にならないし、生き物のためにも人の飲料水も安全になるから、こんな木があるんだったらもっと沢山植えるといいね。あちこちの神社に植えさせてもらえるといいよ。
これまでムクロジの木を見かけたのは、どこも神社の境内や神社裏の林だった。黒い種が羽根つきの羽根に使われてきたんだ。無患子と書くから縁起も良さそうだよ。
羽子板と羽根つきの羽根をこの頃でも売っているのでしょうか?なんだか羽根つきをしてみたくなりました。
正月の遊びは、縁起のいい遊びだったのかな? 羽根つき、凧揚げ、独楽回し、福笑い、子供達が元気に育つようにと考えられたのかな?
昔の日本の歌もいいよ。
昔の日本の美しいイメージが湧いてきますね。
昔の日本の山は本当に美しかったそうだよ。日本の山の美しさに惚れて、移り住んだ外国の人がいた。その日本の山が、戦後の植林政策で杉・檜の山に様変わりしてしまった。動物も植物も豊かな生態系の美しい山を取り戻そうと「アファンの森」を育てておられる。
神社の鎮守の杜は今でも残っている処が多いですね。氏神様が神域として残る様、働かれていたのかもしれませんね。
市街地の近くでムササビがいる神社の杜を教えてもらったことがある。
田舎の神社の裏の杜が、意外と杉、檜の植林になってしまっているところがありますね。
もともとは池があって、ビオトープになっていて、トンボやカエルがたくさんいて子供の頃はよく遊んでいたと、地元の方が話されている神社がありました。今は埋められて杉林になっています。
昨年の秋訪れた小さな水車小屋とビオトープのような石積みで水路を作られている場所で写真を写して帰ったんだ。帰って写真を見ると、水車小屋の横にちょっと異様な感じがする黒い大きな石が写っていて、なんだかさまよえる牛の魂が宿っているような気がした。
牛は昔の田んぼ道や水車小屋や茅葺の家がある、のどかで懐かしい安らぎを求めて、この復元された小さな水車小屋の側にいるのかもしれないと思った。
昔ののんびりとした、のどかな田園風景は農業の機械化と行き交う車の喧騒ですっかり消えてしまったのですものね。さまよえる牛の悲哀がわかるような気がします。
韓国のドキュメンタリー映画で「牛の鈴音」という頑なに牛と暮らす農夫の映像を思い出します。
そういえば今の時期の、田んぼに水を入れて機械で耕している側の電線の上に、冬の間に羽がバサバサになり、すっかりボロ気た感じのタカ類の鳥がとまって、掘り起こされる田んぼをジッと見下ろしているのを2箇所で見かけた。農薬や除草剤を使っている田んぼからは、餌になる生き物は出てこないに違いない。もうギリギリの体力しか残っていないのかもしれないのに・・・。
私たちの畑からは土の中からカエルが出てきているのをよく見かけます。色々な虫やカタツムリも土の中で越冬しているようですね。
猫も野ネズミをよく捕まえてくる。うちの狭い畑にはいろいろな生き物が棲んでいるのだけれど、昔のように生き物がたくさんいる田んぼや畑は、田舎からほとんど消えたのかもしれない。そのことが野鳥の激減につながっているのは明らかだろう。
この数年は近くの神社で年に何度かある祭事にお参りさせてもらっているよ。同じ町内の方だけど他所から宮司さんが来られてお祈りをされるんだ。
祝詞(のりと)の中に、「瀬織津姫様」と「速秋津姫様」のお名前が出て来るんだ。子供の頃に住んでいた神社もここの神社と同じ名前の神社で、みぃの故郷にも同じ名前の神社があって、今思うと、氏神様がお護りくださっていたのがわかる気がするんだ。
例えば、小学校の入学式の朝、家を出る時は土砂降りの雨で、田んぼと山が広がる道にさしかかった時、雨があがったと思うと、明るい太陽の光がパーッと射してきて、道の両側の山裾に小さな虹が幾つも幾つも連なって現れたんだ。今思うと、タマコ様や氏神様が祝ってくださったような気がする。
同じ頃、肥溜めに落っこちた時も一緒にいた高学年のお兄さんに棒をつかませてもらって引っ張り上げてもらわないと危なかったけど、何度も危ういところを護ってもらったのも、氏神様、愛すべき神様のおかげだと思うよ。
少し前ですが至高4柱の女神様のお宮にお参りしたくなって、お参りしています。
神様にお聞きしたら、「大いにお参りすると良い」とおっしゃった。
今年のお正月は近所の氏神様にお参りしただけだから、気持ち良い日和にお参りするといいね。神社には大樹が残されているから、お参りするのが楽しみだよ。
なんだか今年は梅とほとんど変わらない時期に山桜、ソメイヨシノ、コブシ、モクレン、桃、黄色い花のサンシュユ、レンギョウ、ミズキなど一斉に花盛りだ。
花冷えの厳しい日が多かったのですが、今年も春の恵みが食卓にのぼるようになりましたね。
野草の天ぷらはいついただいても美味しいよ。
天ぷらにはヨモギ、セイタカアワダチソウ、カラスノエンドウ、ハコベ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、フキ、ユキノシタ、ヤエムグラ、カキドオシ、コゴミ、ヤブジラミ、ヒメジョオン・・・。
おひたしや汁の実にはギシギシ、ハルジオン(ヒメジョオン)、ミツバ、セリ、ノカンゾウ、コゴミ、ノビル、シャク、ナズナ、ノゲシ・・・。
サラダや和え物にたんぽぽの生葉や山椒の木の芽、レモンバーム、スイバはジャムやカレーにもいいね。他にもノカンゾウの酢味噌和え、小さなフキの葉の佃煮やヨモギの生葉や根のお茶、ツクシの卵とじ、色々な草の油炒め・・・。
ユキノシタは冬でも枯れないので、心臓の薬になるからとみぃさんにいただいていました。それで大きめの葉っぱがなくなっていましたが、またたくさんの葉っぱが生き生きと育ってきました。他の草も摘んでもすぐに伸びて、いただくのが間に合わないくらいです。
フキノトウは春一番のご馳走で、天ぷらや蕗味噌が美味しい。蜂やブヨなどの解毒作用の強いフキだけど、打ち身にもいいということで、転んでガスファンヒーターの角で頭を打ってたんこぶが出来た時からは、小さなフキの葉っぱを毎日いただいているよ。
ノゲシ、タンポポ、ヒメジョオン・・・薬効が高く、葉っぱも大きめで美味しい野草たちも育ってきてるね。ツクシは緑の胞子が薬効があるからまだ胞子が残ってるツクシの頭の部分だけいただくことにしたよ。ハカマとるの手間だからね。
人参の葉っぱに似たヤブジラミやシャクと毒草のケマンソウの見分けが難しいです。
よくわからない時は食べない方がいいよ。特に芽が伸び始めたばかりのころは見分けが難しいから、もう少し大きくなると分かりやすくなる。ケマンソウの花は早く咲くし、黄色やピンクだから違いは一目瞭然になるよ。食べられるシャクもヤブジラミも人参も白い花だからね。
もう一つ猛毒のスイセンとニラの葉が出始めの頃は注意が必要ですね。秋にはスイセンは枯れて地中の球根だけになっていて、昨年の秋〜初冬は安心してニラを沢山いただくことができました。
サツマイモの生葉とニラの生葉を醤油、なたね油と一緒にミキサーにかけたバジルソース風を瓶詰め保存して、パスタソースや豆腐、茹で野菜などにかけていただき重宝しました。
埼玉県で「そこらへんの草天丼」というのを売ってるのだそう!!何でも漫画『翔んで埼玉』の「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ・・」というフレーズから「そこらへんの草天丼」は誕生したのだとか。動画を見ると埼玉県ではフキやコゴミなどと一緒に畑の野菜も「そこらへんの草」と言うらしい・・・
私たちがいただいているのは、本当に「そこらへんの草」ですものね。それが美味しくて薬効もあって、経済的っ!!
見た目はりっぱだけど、どんな薬がつかわれているかわからない野菜より、ずいぶん身体に良さそうだよ。
ポストに入っていた農協のチラシには土の中の虫を殺す薬、葉っぱの虫や病気の薬、除草剤・・・農薬のオンパレードで恐怖してしまう・・・。先日うちの猫が食欲なくて寝てばかりで様子がおかしかったんだ。2〜3日して裏の麦畑の周囲の草が枯れ始め、除草剤が撒かれていたのがわかった。もしかしたら除草剤が身体についたのかもしれない。
いつどこに撒かれているか、見てもまったくわからない除草剤が、あちらこちらで撒かれていてとても危険ですね。
井戸水の地下水にも多少影響があると神様が教えてくださって、飲み水は山水を汲んできてる。
そういえば、みぃの血液検査で、コリンエステラーゼ(chE)という肝障害、農薬中毒などで下がる数値がやや低めだった。以前は気がつかないで井戸水飲んでたし、今でも草を洗ったりするのは井戸水だから、影響を受けてるのかもしれない。
道の駅などで野菜も春の草が生えるまでは良く買っていましたね。以前トマトに使われている薬が表示してあり、何種類も使われていて驚きました。大豆にも使用農薬が表示してありました。表示してあることは良心的なのですが・・・。
世界一農薬消費が多いといわれる日本。よほど気をつけていないと、農薬中毒、肝障害になりそうです。chT数値が低い日本人が多いのかもしれません。
そうそういつも狸ごはん(玄米に鰹節)をあげている狸が、昨年の毛が抜けてかさかさのひどい状態が一匹は腰から尻尾にかけてまだ毛が抜けて裸だけど、もう一匹は毛が生え揃ってきててほぼ治ってる。花の写真を写してる側で、爆睡中の狸くん・・!
お日様・タマコ様の暖かな日差しがよほど気持ち良かったのですね!!