アフリカや東南アジアの国々の竹や小木や土などを使った家作りに見とれてしまう。
かといって、寒い冬を過ごせる家ではないので、地面を掘ってつくる家が良いかなぁと思っていると・・・。
こんな素敵な家と暮らしをしている人がいた。
自然とシンプルさに戻るエマさんの探求・・・ウェールズの野生の森に馬とヤギと鶏と自然に溶け込んでいる家と。
大切な森の散歩での薪拾い、小川の飲み水と堆肥サウナ後の水浴、コンポストトイレ。食器戸棚もタンスもいらない収納しない暮らし、手作りウールカーペット、ウール寝袋、可能な限り屋外での調理と食事、家の中にいても星明かりや自然のつながりを感じるカーテンのない大きな窓、床の生活。
藁ブロックを重ねて粘土と漆喰で表面を塗った工法の家を、ストローベイルハウスというのだそうですね。藁のストローの空気の断熱効果がとても高く、通気性もあって自然素材の健康的な壁面は理想的ですね。藁ではなくて茅でも良くて、手作りできて、自然に還りやすそうなところも魅力です。
以前、縄文時代の縦穴式住居を復元してあったのが解体されてしまったけど、屋根から下の石積みまで全部分厚い茅葺のあの家が良かったな。
昔の茅葺の家はほんとに過ごしやすかったね。
直火で調理するというのは、ガスや電気を使わなくて、剪定した木や山道に落ちている木を集めてきたりして経済的ということだけではなくて、薪トーブの前に座って火を燃やしているとなんだか元気が出るんだ。炊けたごはんも美味しい。
UFOのような形状の羽釜のナベ底が火に近いとずいぶん効率良く炊けて時間と燃料の節約になる。昔の人の知恵だなあと感心するよ。古物屋で羽釜を買ってきたんだ。戦後のアルミ製のものではなくて、しっかりした鉄製で、しかも錆びにくい。釘でも昔の鉄釘は錆びにくくて貴重なんだと聞いたことがあるよ。
昔はほとんどの家の前に小さな水路があって、メダカやドジョウがいて、大抵の家に水車小屋があったんだよ。小さな流れの水で水車を回して、米をついたりしていた。家の前で畑から採ってきた野菜を洗ったり、泥のついた足を洗ったり・・・。
「ダムがつくられて、水量が減って水車が使えなくなった。昔はここにも水車小屋があったんだよ。」と話される方がおられました。
アゼルバイジャンの昔ながらの暮らしぶりが豊かで美しい。
草食動物がいてくれることで、美しい草原や森が保たれているのではないかと思うよ。除草剤や草よけシートはいらない。
熊や鹿やうさぎや色々な動物がいることで、豊かな生態系や自然のバランスを保つことができるのがなんとなく理解できるよ。
ヤギさんの除草パワーってすごいんですね。
でもミルクをいただくのはお母さんヤギに仔ヤギが産まれて、乳離れした後から、次の受胎のための休養期間までの間だけなのですね。(ハローやぎーず)
鳥達の巣作りが自然に還りやすい家のお手本になるかな・・・。特に、
0:50〜1:22 ニワシドリ:細い小枝を縦に寄せ集め2つの柱にし、やがて上にも乗せてトンネル状に。さらにたくさんの小枝をのせて、最後にはかなり広い三角ドームの強度や防雨、通気などの機能性とバランスの良い美しい巣ができあがる。広めの出入り口付近には木の実などの、巣ごもり中の餌が集められている。
5:27〜6:05 ウィパーバード:細長い草や蔓状の繊維を器用に編み上げて、木にぶらさがる円錐状または円筒状の巣。下部に出入り口があり、パイプ状になって外敵の侵入を防ぐ ・・・など。
小枝のみ、草の繊維のみをくちばしでこんなにすばらしい巣にできるのが驚き!
実際に木にぶら下げる竹の小屋をつくるのもいい感じ。
この頃みぃの心臓にいいというので、松の青汁をみんなでいただいています。松葉がコロナウィルスのシェディングにも有効と時事ブログで紹介されていて嬉しくなります。
松葉を水と一緒にミキサーにかけると綺麗なグリーンの青汁になるので、網で漉して瓶に入れて冷蔵庫で保存しています。
そして松の搾かすをお茶に入れるとよく成分が出る感じ。ヨモギとゲンノショウコやスイバの実などと一緒に軽く煮出して、火を止めてレモンバームやミントを入れて少し蒸らして漉してポットに入れてる。
なんでもミントなどのシソ科にはロスマリン酸という脳にいい成分がふくまれているとか。(ロスマリン酸研究会サイト)
松の青汁が美味しいよ。ドクダミや熊笹やヨモギ(新芽)の青汁もいいね。生ハチミツなどを加えると飲みやすいよ。
松の青汁を飲むと体が喜んでいるみたいで、すっと染み込むような感じがするんだ。
それから人の体内で作られる最強の抗酸化物質メラトニンとは何だろうと調べたよ。日光浴と軽い運動とトリプトファンとビタミンB6を含む食べ物が大事みたいだ。(ナチュラルハーモニー)
鰹、鮭、バナナ、豆乳ヨーグルト、玄米・・・この頃いつもいただいているから安心したよ。
鰹のたたきに醤油をつけて米粉をまぶして、フキの葉にも米粉をまぶして包んで油で焼いたのがとても美味しいよ。木の芽(サンショウ)を一緒に包むと更に美味しいね。
小さな子供達に豊かな自然の暮らしと自由に遊ぶ時間があったら、どんなに幸せだろう。
できるだけ自然にダメージのない、自然の循環を考えた家に暮らしている人、暮らしたいと考える人は世界中にいるのだろう。
世界の住居、特に近代化されていない昔ながらの住居で暮らしている人たちの、人力だけで建てる家の建て方も気になる。それこそが、自然の循環にダメージをあたえない家や暮らし。
日本もかつてはそうだった。その暮らしのキーポイントの一つが草食動物と暮らすことなのではないかと思い至ったのです。