まみむのメモ(36)〈自然回帰〉


 屋根に土をのせて植物を生やし(屋上緑化)、分厚い藁断熱の土壁の家(ストローベイルハウス)、草原と森、馬とヤギ、鶏、リンゴの木やイチゴ、いろいろな果物の木、自給自足のための野菜。こんな理想的な暮らしがもしできていたら、今頃は、コロナ騒ぎなど気にせず、呑気に暮らしていたかもしれない。
 小さな子供達に豊かな自然の暮らしと自由に遊ぶ時間があったら、どんなに幸せだろう。
 できるだけ自然にダメージのない、自然の循環を考えた家に暮らしている人、暮らしたいと考える人は世界中にいるのだろう。
 世界の住居、特に近代化されていない昔ながらの住居で暮らしている人たちの、人力だけで建てる家の建て方も気になる。それこそが、自然の循環にダメージをあたえない家や暮らし。
 日本もかつてはそうだった。その暮らしのキーポイントの一つが草食動物と暮らすことなのではないかと思い至ったのです。
(まみむ)
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まみむのメモ(36)〈自然回帰〉


ウツボグサと蝶

キンポウゲにミツバチ


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まぁ

アフリカ東南アジアの国々の竹や小木や土などを使った家作りに見とれてしまう。

かといって、寒い冬を過ごせる家ではないので、地面を掘ってつくる家が良いかなぁと思っていると・・・。
こんな素敵な家と暮らしをしている人がいた。

Woman Builds £1000 Tiny Earthen Home To Live Close To Nature In Welsh Woods


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まぁ

自然とシンプルさに戻るエマさんの探求・・・ウェールズの野生の森に馬とヤギと鶏と自然に溶け込んでいる家と。

大切な森の散歩での薪拾い、小川の飲み水と堆肥サウナ後の水浴、コンポストトイレ。食器戸棚もタンスもいらない収納しない暮らし、手作りウールカーペット、ウール寝袋、可能な限り屋外での調理と食事、家の中にいても星明かりや自然のつながりを感じるカーテンのない大きな窓、床の生活。


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むぅ

藁ブロックを重ねて粘土と漆喰で表面を塗った工法の家を、ストローベイルハウスというのだそうですね。藁のストローの空気の断熱効果がとても高く、通気性もあって自然素材の健康的な壁面は理想的ですね。藁ではなくて茅でも良くて、手作りできて、自然に還りやすそうなところも魅力です。


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まぁ

以前、縄文時代の縦穴式住居を復元してあったのが解体されてしまったけど、屋根から下の石積みまで全部分厚い茅葺のあの家が良かったな。


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みぃ

昔の茅葺の家はほんとに過ごしやすかったね。




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まぁ

直火で調理するというのは、ガスや電気を使わなくて、剪定した木や山道に落ちている木を集めてきたりして経済的ということだけではなくて、薪トーブの前に座って火を燃やしているとなんだか元気が出るんだ。炊けたごはんも美味しい。

UFOのような形状の羽釜のナベ底が火に近いとずいぶん効率良く炊けて時間と燃料の節約になる。昔の人の知恵だなあと感心するよ。古物屋で羽釜を買ってきたんだ。戦後のアルミ製のものではなくて、しっかりした鉄製で、しかも錆びにくい。釘でも昔の鉄釘は錆びにくくて貴重なんだと聞いたことがあるよ。


羽釜


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みぃ

昔はほとんどの家の前に小さな水路があって、メダカやドジョウがいて、大抵の家に水車小屋があったんだよ。小さな流れの水で水車を回して、米をついたりしていた。家の前で畑から採ってきた野菜を洗ったり、泥のついた足を洗ったり・・・。


水路のドジョウ


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むぅ

ダムがつくられて、水量が減って水車が使えなくなった。昔はここにも水車小屋があったんだよ。」と話される方がおられました。


 
水車小屋

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まぁ

アゼルバイジャンの昔ながらの暮らしぶりが豊かで美しい。

Türk Cacıq sousuyla Bazlama (Balon) Çörəyi, (Azərbaycan dili üçün subtitr acın)

0:00〜美しい白い牛、0:30〜牛の乳搾り(乳を飲んでる仔牛をどけて・・・)1:20〜ヨーグルト作り。1:40〜池にアヒルの雛を子供達と放す。3:00〜できたヨーグルトの水切り。4:00〜パン作り。8:00〜水分をとったヨーグルトに刻んだキュウリ、ニンニク、ディルを混ぜ、塩で味付け。9:40〜金属性のバケツの内側に粘土を入れて作られた、日本の七輪のような卓上コンロで短い木を燃やしてフライパンでパンを焼く。10:50〜パンにヨーグルトのおかずを添えて子供達と食事。14:10〜大きな木のブランコで遊ぶ子供たち。

伝統的なレズギパンオーブンを作る

0:00〜霧に包まれた冬の牧場。鶏、ラムの放し飼い。1:40〜伝統的なレズギパンオーブン作り。直火が当たらず、上下から加熱できる独特の形状。長いままの木を燃やせる。材料はレンガ、水と枯れ草を混ぜた粘土、下側から火があたり上側で焼き物をする大きな陶版。11:00〜仕上げの途中から火を焚き、土を乾かしながら固めて、釜を温めておく。12:00〜オーブンの横にテーブルと椅子を置き、パン生地をこねて寝かせておく。14:40〜陶版の上も一旦火を燃やして灰や炭を取り除き水拭き。17:00〜大きな薄い円形のパンを焼く。23:24〜卵パイを焼く。26:00〜出来上がり。

Hobbit Evi Üçün Palçıqdan Suvaq, Meşədə Bulaq Suyundan Qızılgüllü Samavar Çayı, Country Life Vlog

0:20〜土壁用粘土作り、土に枯れ草を混ぜて水を入れ、足で踏みこねる。一輪車で土を運び、細めの木を組んだ壁に塗る。1:30〜草原で子供達とハーブや花摘み。2:30〜森の湧き水を汲む場所へ子供達と行き水を汲んで飲む。4:00〜落ち葉のつもる美しい森で遊ぶ子供たち。4:30〜枯れ木を拾い集めて、火を焚き、独特の湯沸かしに火のついた薪を入れてお湯を沸かし、バラの花をティーポットに入れ、お湯を注ぐ。6:20〜少し離れた道を牛やラムの群れが通るのを眺めながら、子供たちとティータイム。8:00〜牛が果樹の下草を食む様子。近くで鳥の鳴き声。

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まぁ

草食動物がいてくれることで、美しい草原や森が保たれているのではないかと思うよ。除草剤や草よけシートはいらない。
熊や鹿やうさぎや色々な動物がいることで、豊かな生態系や自然のバランスを保つことができるのがなんとなく理解できるよ。


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むぅ

ヤギさんの除草パワーってすごいんですね
でもミルクをいただくのはお母さんヤギに仔ヤギが産まれて、乳離れした後から、次の受胎のための休養期間までの間だけなのですね。(ハローやぎーず

Top 10 Most amazing nest build by birds beautiful unique nests Scoop of the day

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まぁ

鳥達の巣作りが自然に還りやすい家のお手本になるかな・・・。特に、
0:50〜1:22 ニワシドリ:細い小枝を縦に寄せ集め2つの柱にし、やがて上にも乗せてトンネル状に。さらにたくさんの小枝をのせて、最後にはかなり広い三角ドームの強度や防雨、通気などの機能性とバランスの良い美しい巣ができあがる。広めの出入り口付近には木の実などの、巣ごもり中の餌が集められている。
5:27〜6:05 ウィパーバード:細長い草や蔓状の繊維を器用に編み上げて、木にぶらさがる円錐状または円筒状の巣。下部に出入り口があり、パイプ状になって外敵の侵入を防ぐ ・・・など。
小枝のみ、草の繊維のみをくちばしでこんなにすばらしい巣にできるのが驚き!

実際に木にぶら下げる竹の小屋をつくるのもいい感じ。


ヒヨドリの雛


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むぅ

この頃みぃの心臓にいいというので、松の青汁をみんなでいただいています。松葉がコロナウィルスのシェディングにも有効と時事ブログで紹介されていて嬉しくなります。

松葉を水と一緒にミキサーにかけると綺麗なグリーンの青汁になるので、網で漉して瓶に入れて冷蔵庫で保存しています。


松葉


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まぁ

そして松の搾かすをお茶に入れるとよく成分が出る感じ。ヨモギとゲンノショウコやスイバの実などと一緒に軽く煮出して、火を止めてレモンバームやミントを入れて少し蒸らして漉してポットに入れてる。

なんでもミントなどのシソ科にはロスマリン酸という脳にいい成分がふくまれているとか。(ロスマリン酸研究会サイト


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みぃ

松の青汁が美味しいよ。ドクダミや熊笹やヨモギ(新芽)の青汁もいいね。生ハチミツなどを加えると飲みやすいよ。


ドクダミの花


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まぁ

松の青汁を飲むと体が喜んでいるみたいで、すっと染み込むような感じがするんだ。
それから人の体内で作られる最強の抗酸化物質メラトニンとは何だろうと調べたよ。日光浴と軽い運動とトリプトファンとビタミンB6を含む食べ物が大事みたいだ。ナチュラルハーモニー

鰹、鮭、バナナ、豆乳ヨーグルト、玄米・・・この頃いつもいただいているから安心したよ。
鰹のたたきに醤油をつけて米粉をまぶして、フキの葉にも米粉をまぶして包んで油で焼いたのがとても美味しいよ。木の芽(サンショウ)を一緒に包むと更に美味しいね。


鰹のフキの葉包み焼


挿絵:あい∞ん、出典表記のない写真:まみむ

Writer

まみむ

以前「地球の鼓動・野草便り」を書かせていただき、現在「食べられる野草図鑑」連載中です。
まぁは、普通のことを普通に話しているだけなのですが、普通かどうかは基準が人それぞれですね。この頃、特に関心があるのは、これからの地球の自然と人間の関わり方。
みぃは、時々神様のお話や植物たちのお話をしてくれます。とにかくこれから良くなっていくことを信じて、ガヤトリー・マントラを日々唱えています。
むぅは、以前から知っていたのですが、最近やっと会いました。あまりおしゃべりではないけど、とってもピュアな感じ。神の存在に対する認識がこの頃できてきて、自分の良心にしたがって生きることの大切さを感じています。



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