————————————————————————
ぴょんぴょんの「利権の御三家 ― その1補助金」 〜50兆円をバラ撒く補助金制度
特別会計を調べてる途中で、暗殺された石井紘基
「日本にはベルリンの壁がある。その見えない向こう側に『ほんとうの日本』がある。
ベルリンの壁を取り払い、ふたたび明るい陽光を浴びる日本をとりもどすために『ほんとうの日本』の一端を解明するのが本書の目的であった。」
ベルリンの壁を取り払い、ふたたび明るい陽光を浴びる日本をとりもどすために『ほんとうの日本』の一端を解明するのが本書の目的であった。」
(日本が自滅する日「おわりに」より)
そら、国民の、いや一部の国民のお役に立ってるからさ。
とくに田舎は、オラのために働く国会議員じゃねえと、投票しねえよ。
日本の将来のために命をかけた、石井紘基(いしいこうき)のようなヤツには、入れてくれねえよ。
とくに田舎は、オラのために働く国会議員じゃねえと、投票しねえよ。
日本の将来のために命をかけた、石井紘基(いしいこうき)のようなヤツには、入れてくれねえよ。
だな。
石井の著書「日本が自滅する日」の序章に、こう書かれている。
「小泉内閣は不良債権処理を、アメリカからの厳しい『お達し』に呼応して権力主導で進めようとしている。これは・・きわめて重大な問題である。」(阿修羅)
石井の著書「日本が自滅する日」の序章に、こう書かれている。
「小泉内閣は不良債権処理を、アメリカからの厳しい『お達し』に呼応して権力主導で進めようとしている。これは・・きわめて重大な問題である。」(阿修羅)
社会主義ソビエトの相似形である日本
石井が調べた所、同じ会社にいくつもの補助金が下りてるケースもあったという。
また、国の予算のほとんどが補助金で、税収入を補助金に配分するのが役所の仕事。
そういう棚からボタ餅のやり方は、まるで旧ソ連だと言っている。
また、国の予算のほとんどが補助金で、税収入を補助金に配分するのが役所の仕事。
そういう棚からボタ餅のやり方は、まるで旧ソ連だと言っている。
1965〜1971年、ソビエトのモスクワ国立大学法学部大学院に留学した石井は、ソ連の実情にくわしかった。
彼は「日本が直面している危機の原因は、官制経済のシステムだ」と言う。
官制経済とはソ連経済のこと。
中央集権、官僚制、計画経済、そして秘密主義、今の日本にソックリと思わんか?
彼は「日本が直面している危機の原因は、官制経済のシステムだ」と言う。
官制経済とはソ連経済のこと。
中央集権、官僚制、計画経済、そして秘密主義、今の日本にソックリと思わんか?
「利権財政の御三家」―― 特別会計・財政投融資計画・補助金
それなら、官制経済を市場経済に変えないと。
利権システムを、そして利権システムを財政的に支える「利権財政の御三家」、特別会計・財政投融資計画・補助金をどうにかしないと。
「御三家」がなくなれば、政官権力は、特殊法人などを利用した、巨大権力ビジネスを続けることはできなくなるだろう。(阿修羅)
利権システムを、そして利権システムを財政的に支える「利権財政の御三家」、特別会計・財政投融資計画・補助金をどうにかしないと。
「御三家」がなくなれば、政官権力は、特殊法人などを利用した、巨大権力ビジネスを続けることはできなくなるだろう。(阿修羅)
そうそう、うまくできてるんだよ。
企業は天下りをぶら下げて、自分らに有利な法案を官僚に作らせる。
有権者に補助金を回してもらった政治家は、官僚への恩返しに、法案を通過させる。
また、自分が企業に流した補助金から、政治献金を受け取り、選挙応援も約束される。
企業は天下りをぶら下げて、自分らに有利な法案を官僚に作らせる。
有権者に補助金を回してもらった政治家は、官僚への恩返しに、法案を通過させる。
また、自分が企業に流した補助金から、政治献金を受け取り、選挙応援も約束される。
利権と無関係だったからできたんだろうが、
調べるきっかけは、中小の建設会社を営む友人からの相談だった。
「住都公団の営繕の工事に入札しているが、いつも決まって公団の子会社である日本総合住生活(株)が落札し契約してしまう。われわれには圧力がかかってまったく仕事がとれない」。(阿修羅)
「住都公団」とは、税金で運営する国の特殊法人だ。
調べるきっかけは、中小の建設会社を営む友人からの相談だった。
「住都公団の営繕の工事に入札しているが、いつも決まって公団の子会社である日本総合住生活(株)が落札し契約してしまう。われわれには圧力がかかってまったく仕事がとれない」。(阿修羅)
「住都公団」とは、税金で運営する国の特殊法人だ。
そして、いつも落札契約する「日本総合住生活(株)」は、「住都公団」の子会社だ。
ここに問題がある。
税金で運営してる特殊法人が、子会社を作って利益を上げている。
公的なカネで、私的な利益を得ている、いいのか?
ここに問題がある。
税金で運営してる特殊法人が、子会社を作って利益を上げている。
公的なカネで、私的な利益を得ている、いいのか?
こんなことしてるから、当然、「住都公団」の子会社たちはガッポガッポ儲かっている。5社の営業収入だけでも2,000億円。
「日本総合住生活(株)」なんか、住宅関連サービス部門7,100社中、全国2位の売り上げ。
「日本総合住生活(株)」なんか、住宅関連サービス部門7,100社中、全国2位の売り上げ。
ズルの陰には、天下りもひそんでいる。
「日本総合住生活(株)」の社長は、建設省 → 住都公団 → 日本総合住生活(株) 。
こいつ以外にも、公団から子会社に天下っていたのは100人以上。
「これらの事実を知ったとき、私は暗い大きな洞窟を発見した思いがした。」
(阿修羅)
「日本総合住生活(株)」の社長は、建設省 → 住都公団 → 日本総合住生活(株) 。
こいつ以外にも、公団から子会社に天下っていたのは100人以上。
「これらの事実を知ったとき、私は暗い大きな洞窟を発見した思いがした。」
(阿修羅)
利権に絡んでたら、言えるワケねえだろ。
さらに、特殊法人の子会社、孫会社、天下り、放漫経営を調査すると、
「政府系の公益法人やファミリー企業、それらを支える財政の仕組みなどから、これまで誰にも発見されなかった『もう一つの世界』の実態が次々に見えてきた。
『もう一つの世界』は巨大な権益の世界であった。」(阿修羅)
さらに、特殊法人の子会社、孫会社、天下り、放漫経営を調査すると、
「政府系の公益法人やファミリー企業、それらを支える財政の仕組みなどから、これまで誰にも発見されなかった『もう一つの世界』の実態が次々に見えてきた。
『もう一つの世界』は巨大な権益の世界であった。」(阿修羅)
そう、見つけちゃったんだよ。
「本当の日本国は国民の目の届かない所でつくられ進んでいたのだ。
私は、地球が回っているのではなく、太陽が回っていることを発見した思いだった。
別の言い方でいえば、日本には『ベルリンの壁』があるのではないかとの直感がよぎった。すべての鍵は『ベルリンの壁』の向こう側にあるのではないか。
ほんとうの現実は『ベルリンの壁』の向こうに隠されているのではないか。」
(阿修羅)
「本当の日本国は国民の目の届かない所でつくられ進んでいたのだ。
私は、地球が回っているのではなく、太陽が回っていることを発見した思いだった。
別の言い方でいえば、日本には『ベルリンの壁』があるのではないかとの直感がよぎった。すべての鍵は『ベルリンの壁』の向こう側にあるのではないか。
ほんとうの現実は『ベルリンの壁』の向こうに隠されているのではないか。」
(阿修羅)
官僚・政治家・企業のバーミューダトライアングルにまきこまれずに、
純粋に日本の未来を思う政治家が、何人選ばれたでしょうか。
石井紘基氏が20年前に書いた「日本が自滅する日」を読んで、
「ほんとうの日本」の姿と向き合う必要を感じます。