40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その4-

 満足のゆく臨床実験の結果を得て、いよいよ記者会見となったその前日、突然、不可解なことが起こります。厚生省の頭ごなしの中止命令が出され、製薬会社の虚偽の実験結果まで提出されるに至ります。しかし東風博士は怯むことなく、その後ビタミンCも加えた研究を進め、続々と論文が発表されていきました。けれども日本の厚生省は鬼のような執念で、ベンズアルデヒド抗がん剤の成果を抹殺してしまったのです。
 この度、コロナ禍をきっかけに枇杷の種に含まれるアミグダリンに光が当たり、それからベンズアルデヒドの情報に道が拓けたのは、不思議な導きのようです。情報提供して下さった読者さんの「コロナウイルス感染症の予防、治療、ワクチン接種者からのシェディングそしてコロナワクチンを打ってしまった方々の解毒剤」として役立ちますようにとの願いが、東風博士ご夫妻の願いと共鳴したのかもしれません。
(まのじ)
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40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その4-

前回からの続きです。下記の★印は国立がん研究所のレートリルアミグダリン医療専門家版より引用です。)

厚生省からの突然の記者会見中止命令


12医大病院での臨床実験は、順調に進み医大病院の医師たちの驚くような効果を示しました。その数か月後、臨床実験の結果が発表される時が来たのです。ところが・・。

理化学研究所・科研製薬・東風睦之医師の三者による記者会見の前日のこと、突然、厚生省(現・厚生労働省)から、記者会見中止命令が通達され、その理由は何ひとつ知らされず、電話1本ですべて終了してしまいました。


さらに、驚くことに、それから3年ほど経って、科研製薬は、ベンズアルデヒド抗がん剤は効果が確認されなかったという理由をつけて、臨床実験終了届を厚生省(現・厚生労働省)に提出したのです。

権威あるアメリカ国立がん研究所の機関誌に二度も有効性が掲載され、国際がん学会(アルゼンチン、ブタペスト、シアトル)で発表されているにも関わらず。斡子氏は日本の厚生省の判断に疑問を呈しています。

東風睦之医師は、ただ一筋に、人類の幸せを願って聖書から学び、ベンズアルデヒド抗がん剤を開発しました。それが電話1本で抹殺されてしまったというのです。


より有効性の優れた、ビタミンCを加えたSBA静注薬


「捨てる神あれば拾う神」がいるもので、ロサンゼルス海洋研究所の所長で光合成の発見者の一人である、米国の友人アンドリュー・ベンソン博士が、東風睦之博士にベンズアルデヒドにビタミンCを加えて研究するように勧められ、博士はすぐその提案を受け入れました。

1947年(昭和22年)当時、横浜市立医大の細菌学教授時代に東風博士の発見した、結核の新薬である「エスペリン」の開発に関わったご縁で明治製菓の中川社長に依頼し、快く承諾され研究を開始しました。

1987年(昭和62年)新薬の開発が順調に進められ、5.6-Oベンジリデン-L-アスコルビン酸抗腫瘍剤「SBA」が誕生。ラットの動物実験を経て1990年(平成2年)米国特許を取得。1年後日本での特許を取得しました。その後 5.6-Oベンジリデン-L-アスコルビン酸抗腫瘍剤「SBA」の製品化が進められ、東風氏の病院では、一足先にSBAによるがん治療を開始されました。

 ●SBA:「静注薬」 5.6-Oベンジリデン-L-アスコルビン酸抗腫瘍剤


このビタミンCを加えたSBA静注薬は、従来のBG(ベンズアルデヒド+ブドウ糖)より薬剤の吸収もよく、有効性に優れているのです。

症例:卵巣がん(19歳女性)初診時に既に右卵巣は切除、左卵巣にも浸潤が始まっていましたが、SBA(2g)を毎日静注、3か月で完治。両親の希望でさらに3か月SBA注射を受けて退院。その後結婚して、子供が生まれました。

その他、耳下腺がん、甲状腺がん、子宮がんなどの素晴らしい症例がいくつか掲載されています。

東風斡子氏は、「髪の毛が抜ける、全身への影響、子供が産めなくなるなど抗がん剤は副作用があるのが常識となっています。とりわけ小児がんにおいては成長ホルモンの分泌異常を起こすことにより成長が妨げられます。子供にとって副作用との戦いは、悲惨のひと言で、特に、原発による子供の甲状腺がんは、一日でも早くCDBC内服薬の治療ができることを願っています。」と福島の子供たちのことも案じておられます。


製品化に向けて順調に進行していたSBA抗がん剤でしたが、明治製菓の中川赳社長が辞められ、その後任として日本がん学会会長の杉村隆氏が推薦した北里一郎氏(北里柴三郎のお孫さん)が社長に就任。その途端、明治製菓での「SBA研究」が中止。8年近く努力し研究を重ねてきたものを、その研究成果のすべてを東風博士に譲渡するといい、明治製菓はいっさい関与していなかったことにして欲しいと言い残して去っていったのだそうです。原因も理由も述べず、社員が来院し、口頭で伝えただけで、すべて終わってしまったのだそうです。

こうして、ベンズアルデヒド抗がん剤は、最初は厚生省(現・厚生労働省)から抹殺され、今度は封建的ながん学会からも追放され、完全に葬られてしまいました。


副作用のないベンズアルデヒド抗がん剤を認めない日本政府・がん学会


そうした逆風の中にあっても、東風博士はSBA静注治療による著効例を1992年、国際ホルモンがん学会(ドイツ・ハンブルグにて開催)で講演。1995年に日本がん学会(京都開催)でも発表しました。

しかし、ベンズアルデヒド抗がん剤の研究に後半生を捧げた東風睦之博士はその許可を見ないまま、2010年98歳でこの世を去られました。

東風斡子氏は2017年(平成29年)の日本がん学会で、長女の斎藤潤医師が「ベンズアルデヒド抗がん剤の作用メカニズム解明とすい臓がんなどの著効例」を講演するも会場は興奮もなく静かで、この時過去に政府・がん学会から葬られた抗がん剤を、がん患者に治療することの難しさをいまさらながら思い知らされたと記しています。御自身も新聞社はじめ、製薬会社、政治家、評論家、実業家などに詳しく説明し、理解を求めましたが、ほとんど無関心で、返事は一通もなかったと・・。武田薬品の代表取締役社長である長谷川閑史会長には「副作用のない抗ガン剤は存在しない、抗がん剤は副作用があるのが常識」と断言され、ベンズアルデヒド抗ガン剤を否定されたのだそうです。

現在、抗がん剤は次々に開発され、目覚ましいのが免疫療法で、「オブジーボ」抗がん剤が保険適用になったものの保険財政を圧迫するほど高額。説明書には、副作用の警告が示され、死亡例もある、と書いてあるそうです。2019年5月には、免疫製剤「キムリア」は保険適応になりましたが、1回あたり3千万円以上。重い副作用が伝えられているそうです。

抗がん剤「オブジーボ」
Author:kennejima[CC BY]

『こうした情報を聞くたび、私は、副作用がないという一点だけ取り上げても、ベンズアルデヒド抗がん剤が優れていると確信します』と仰っています。斡子氏は、がんの予防のために、CDBA内服薬を・治療量の4分の1を毎日飲まれていたそうです。もちろん副作用もありません。

『東風睦之は、私財を投じて、人生をがん研究に尽くしました。聖書から学び、副作用のないベンズアルデヒド抗がん剤を開発。多くの患者に治療し、救いましたが、日本政府・がん学会の偉い方々は、どうしてもこの抗がん剤を認めようとしません。どうしてでしょうか。私にも理解できるように、どうぞ、聞かせてください。』

共に尽くしてこられた斡子夫人の心の叫びだと思います。

東風博士は今から 400年も前、望遠鏡を発明し天体を発見したガリレオが地動説を唱え終身刑を宣告された出来事にたとえ、「罰せられなかっただけでも、自分の方がまだましだ」と呟いていたそうです。長女の斎藤潤医師が東風睦之博士の遺志を継ぎ、研究を重ねていらっしゃるのが救いです。

SBA静注薬の治験の再開、CDBA内服薬・BG静注薬の早期承認が熱望されます。これだけ効果のあるベンズアルデヒド抗がん剤ですから、「農林水産省がびわの種の粉末を食べないように」と敢えて令和3年1月に更新していることの意図を深く感じます。そしてどれだけ多くの圧力がかかっていたのかが窺い知れます。このことを歴史の中に埋もれさせてはいけない!と強く思いました。

また、びわの実と同じようにコロナウイルス感染症の予防、治療、ワクチン接種者からのシェディングそしてコロナワクチンを打ってしまった方々の解毒剤として可能ならば、この上なく嬉しく思います。


『資 料』
●ヌードマウス可移植性ヒト腎細胞癌による治療実験の研究
第4報:ベンズアルデヒド誘導体単独、および放射線との併用治療実験
pdf (jst.go.jp)

●イチジクの揮発性画分より単離されたベンズアルデヒド―その抗腫瘍活性と誘導体の開発―
上記で検索して頂きますと、この文献を探すことができます。コピーが不可能でした。PDFになっています。
(その抗腫瘍活性と誘導体の開発・・図1 イチジクの写真と、ベンズアルデヒド(BA)(SBA)(CDBA)の化学構造・・・)
 坂上 宏、石原 真理子、斎藤 潤、東風 斡子、東風睦之

●明海大学歯学部薬医学研究室
MPL創立18年記念誌
天然薬物(生薬)や化学合成した化合物から人類に役立つ物質の探索を目指して
 研究室長 坂上 宏
(meikai.ac.jp)
3,4に医療法人 一条会(研究代表:東風睦之院長)
「ベンズアルデヒド誘導体」が記載されています


レートリル/アミグダリン(PDQ®)-医療専門家版 - 国立がん研究所 (cancer.gov)
人間/臨床研究の項目の参照 10・11 番。ここの「パブメドアブトラクト」をクリックして頂きますと論文の要約があり、ここから引用させて頂きました。
他論文の要約もあります。高知M(M Kochi)と書かれているのは東風睦之博士のことだと思います。


●独立行政法人国民生活センター
報道発表資料  平成 30 年 6 月 14 日
ビワの種子を使用した健康茶等に含まれるシアン化合物に関する情報提供
―体内で分解して青酸を発生するおそれがあるため過剰摂取に注意!―
ビワの種子を使用した健康茶等に含まれるシアン化合物に関する情報提供(kokusen.go.jp)
びわ製品が回収までされていることに驚きました。

●JFRL シアン化合物について JFRLニュース Vol.6 No.14 Dec. 2018
news_vol6_no14.pdf (jfrl.or.jp)

◎〈甜杏仁粉〉
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 本格的な 杏仁豆腐作りに。

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