中国で突然「封鎖管理」に見舞われた日本人学者の興味深いツイート 〜「朝、外に出ようとしたらドアに施錠が」

読者の方からの情報です。
封鎖することもすごいけど、
封鎖管理しても生活できるようなシステムが出来上がっている様子。
(DFR)
 中国広東省にお住いの大学教授の方のツイートがとても興味深かったので取り上げました。オミクロン株渦中の中国で、ある日突然、なんの予告もなく自宅マンションが封鎖管理されてしまった体験談です。以前、武漢封鎖があった時、人々が集合住宅から出られないように外からドアを溶接する動画があり、とても恐ろしかったのを覚えています。悲惨なレポートになるのか!とドキドキでしたが、さにあらず、良くも悪くもストレートに必要なものをブッ込んでくる中国社会の様子が生き生きと伝わりました。「野菜の手持ちが減ってきたので管理会社に買ってきてくれるようリクエスト、さて、いつ届くか」「住民のWeChatグループが立ち上がって、そこで問題が共有されるようになった」など、スリリングな「引きこもり」の中からネット環境や電子決済の進んだ世の中の一端も見えます。かと思えば、防護服を着込んだ管理人さんとの「お疲れ様!」「平気、平気!」みたいな日常の風景が暖かく映ります。非常時は、システムの不備を補う人々の繋がりがモノを言うなあと感じました。また非常事態を理由に、いともたやすく人々の日常を閉ざすのが権力です。
(まのじ)
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配信元)








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