メキシコ便り(111):㊗️ロペス・オブラドール政権のメガプロジェクト、フェリッペ・アンヘレス国際空港 (AIFA) 開港式 ㊗️

 3月21日、遂にロペス・オブラドール政権が手掛けた空港が完成し、開港式を無事に迎えました!約束した期日に、予算内で、一切借金なしで、これはメキシコ政府としては前代未聞らしい!軍事基地の隣りに3800ヘクタールの土地に空港、軍の住居、学校、3つの博物館(マンモス、飛行機、大統領列車)、コンベンション・センター、ショッピング街まで作っちゃいました。ちなみに工事中にマンモスの骨が沢山出てきたので、ついでにマンモス博物館も作ったらしい。そして、これらはすべて3年弱で軍と国民で作られました。

 このフェリッペ・アンヘレス国際空港は、ラテンアメリカでは珍しく3つの滑走路(1つは軍用)。建物自体は決して華やかなデザインのものではありませんが、地震の揺れを80%軽減する仕組みに世界最先端のテクノロジーを利用。チェックインから搭乗まで、タッチレス、ペーパーレスをテーマにし旅行者の利便性を追求した空港らしい。確かにこの便利さは、popoちゃんにとって初耳で、世界最先端レベルかも。。。早く利用してみたい。😊

 この空港、見ると普通の空港ですが、このレポートで、その背景を知ることによって、きっとただの普通の空港という印象はなくなるでしょう。フェリッペ・アンヘレス国際空港は、民主主義、愛国心、軍の国民への忠誠心、正直さで作られた空港です。興味のある方は波動を測られてみて下さい。それが波動に出ていると思います。(東洋医学セミナーのムドラーで測定するとやりやすいのでオススメです♪)ついにロペス・オブラドール政権の精神が大きなカタチとして表現され、綺麗な心で政治を行うことが可能であることが証明された気がします。👏👏👏
(popoちゃん💖)
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メキシコ便り(111):㊗️ロペス・オブラドール政権のメガプロジェクト、フェリッペ・アンヘレス国際空港 (AIFA) 開港式 ㊗️

国民投票でキャンセルになったメキシコ新国際空港NAIM


ロペス・オブラドール大統領は、大統領になる以前からTexcoco(テクスココ)に建設していた新国際空港NAIMを批判していました。その理由は、汚職!!!建設見積もり費用は3000億ペソ(約1兆8千億万円)そして地盤は湖と沼地。2017年(前政権時、まだ大統領でなかったとき)にロペス・オブラドール大統領が工事現場に訪問した動画で、工事現場の責任者の方に、「この契約は汚職だらけなのですよ。これを許してはいけません。(もし許したら)私たちの子供、孫たちは、私たちを許しません。」と面と向かって言っていたのがとても印象的でした。さすが、はっきり「悪いものは悪い」とどんな方にも言えるお方だなと感心しました。

テスクココ湖に建設していたメキシコ新国際空港NAIM(Nuevo Aeropuerto Internacional de México)

ロペス・オブラドール政権開始後(2018年12月)、間も無くこの空港の建設をキャンセルするかどうかの国民投票があり、国民はキャンセルに投票!そして新空港建設は中止されました。確かすでに20%ほどの建設がされていたと記憶しています。

建設が中止されたメキシコ新国際空港NAIM

こんな風な空港になる予定だったらしい。デザインちょっときもわる😑
2025年完成予定だったとか。

フェリッペ・アンヘレス新国際空港の開港式の翌日(3月22日)
ロペス・オブラドール大統領は、以前の空港建設場所、テクスココ湖周辺14,000ヘクタールを自然保護区として宣言し大統領令令に著名しました。なので反大統領派が願っているように再度、この空港の建設は不可能になりました。


3月21日フェリッペ・アンヘレス新国際空港(AIFA)開港式



2019年4月に新たな場所(元々軍事基地があったサンタ・ルシアという場所)で新たな空港建設開始。ロペス・オブラドール政権は約束通り、2022年3月21日に新空港の開港式を行いました。当日、大統領登場の際には、空港に殺到した国民から「可能だった!可能だった!可能だった!」と繰り返し唱え感謝の歓声で迎えられました。



ナチョさんいわく現空港ベニート・ファレス国際空港が飽和状態ということでメキシコの新国際空港建設案は、メキシコ政府で20年も前から出ていたそう。時間通りにカタチにすることが今まで過去の政権、州政府、自治体のレベルでもあり得なかったらしい。確かに途中でほったらかされた工事現場多々あり。


20年の案がやっと実現!


またナチョさんは、反大統領派は国民投票時からずっとこの3年間、フェリッペ・アンヘレス新国際空港の実現は不可能だということを何度も何度もメディア(国内と海外)で流していたとのこと。その上、反大統領派が仕掛けた200ほどの違憲訴求。そして、2020年2月末から始まったコロナ・パンデミック。そんな中でも決して工事は止めず、ありとあらゆる障害を乗り越え、ちゃんと約束の期日までに仕上げたロペス・オブラドール政権。✨😎✨


以前の空港費用の4分の1で実現!


わずか3年弱で、3800ヘクタール(1ヘクタール=10,000㎡)以上の大きさの新国際空港を、一切の借金なしに予算内750億ペソ(約4600億円)で作り上げるという前代未聞の快挙を成し遂げました!!!👏👏👏 3000億ペソ(約1兆8千億万円)掛かる予定だった以前の空港の4分の1の費用。そして、建築会社らなどに払ったキャンセル料(800〜1000億ペソ)を引いても、1250〜1300億ペソの節約をしたとこになると大統領は言っていました。


軍と国民で実現!


そして、もっとすごいのが、この空港建設はメキシコ政府の軍、国家警備隊らと国民によって作られたこと!!!材料の調達先だけは民間企業という、またまたこれも前代未聞!👏👏👏

ツイート機械翻訳:AIFAは今世紀で最も重要なインフラ工事であり、世界で最も近代的な空港の一つを、記録的な速さで、汚職なく、最高の技術と品質で作るメキシコ人の能力を示す例である。

反大統領派は、このフェリッぺ・アンヘレス新国際空港は、三流の技術で第三諸国っぽい空港になるとずっと言い続けていました。popoちゃんも節約政府の少ない予算だから、それは仕方がないだろうなと頭の隅で思っていました。。。が!!!意外や意外!出来上がりの状態を聞いてかなりびっくりしました!


世界最先端のテクノロジー!


国防省によると、なんとフェリッペ・アンヘレス新国際空港でのテクノロジーは、パンデミック中であったことが幸いしTouchless(タッチレス)、Paperless(ペーパーレス)をテーマにした世界最新レベルのものらしい。経験豊富なトップレベルの建築家、技術士らによって質を重視し、利用者の快適さを追求した空港とのこと。地震の揺れを80%軽減できる作りになっているそう。

ツイート機械翻訳+修正:フェリペ・アンヘレス国際空港の建設を担当したサンタ・ルシアの技術者グループの責任者、グスタボ・リカルド・バジェホ・スアレス将軍。 軍事技術者。
誇り高き、国民的英雄。


世界最先端のテクノロジーでのチェックインから搭乗まで


世界最先端のテクノロジーとは、まずチェックインカウンターでパスポート(ID)を見せカメラ認証、搭乗券発行なし。その後のすべてのチェック・ポイントでパスポート、搭乗券を見せる必要なし。セキュリティー・チェックの際、手荷物をスキャナーに載せるだけで、その前にわざわざコンピューター、タブレット、スマートフォーン、液体などを取り出す必要なし。通常X線の機械を通り抜けるところ、X線ではなくボディスキャンというものを通り抜け、その前に身につけている金属製を取り外す必要なし。そして飛行機に搭乗の際も、またまたパスポートや搭乗券を見せる必要もなし。これは膨大な時間短縮と何度もパスポートと搭乗券を取り出す手間が省け利用者も楽ちん!popoちゃん絶対利用してみたい!!!😃

チェックイン・カウンターでのカメラ認証の様子(41秒あたり)


フェリッペ・アンヘレス新国際空港の名前の由来


フェリッペ・アンヘレス新国際空港の前に、大きなフェリッペ・アンヘレス将軍の銅像が設置されています。初めて設置された時、グスタボ・リカルド・バジェホ・スアレス将軍が、フェリッペ・アンヘレス将軍の銅像に向かってきちんと自己紹介をし、フェリッペ・アンヘレス将軍をここで受け入れられることは大変光栄であることを真摯に語っていたのにとても感動しました。(下の動画)


1869年生まれ14歳で軍に入ったフェリッペ・アンヘレス将軍。メキシコ革命で活躍をされた方で、フランス、アメリカに亡命したり、牢獄に入れられたり、大変な人生だったよう。ロペス・オブラドール大統領によると、このフェリッペ・アンヘレス将軍は特別な将軍で、当時、野蛮な戦い方をする軍人が多かった中、とても人権を尊重した将軍だったとのこと。

フェリッペ・アンヘレス将軍

以前、麻薬王チャポの息子を逮捕する際に、すでにカルテルの軍が包囲していて200名の人命が失われる可能性があったとき、ロペス・オブラドール大統領は以下のフェリッペ・アンヘレスの言葉を引用し、麻薬王の息子の逮捕を取りやめたと言っていました。

“La política no es un fin, la Revolución no es un fin: son medios para hacer hombres a los hombres.

Nada es sagrado excepto el hombre. Hay algo frágil, débil pero infinitamente precioso, que todos debemos defender : la vida.¨
Gral. Felipe Ángeles Ramirez

「政治は目的ではない、革命は目的ではない。それらは人間を人間にする手段である。

人間以外に神聖なものはない。 壊れやすく脆いが、限りなく貴重で、私たち全員が守らなければならないものがある、それは命である。」

フェリッペ・アンヘレス・ラミレス将軍

「メキシコの軍隊は、人権を尊重する軍隊で、人に無闇に命令したり暴行したりする軍隊ではない。」というロペス・オブラドール大統領。そんなメキシコの軍隊によって作られたこの新空港にぴったりの名前ということでフェリッペ・アンヘレス将軍の名前が付けられたとのこと。

「人権」を尊重するメキシコの軍隊によって作られた
「命」を守る空港
それがフェリッペ・アンヘレス新国際空港!


機械翻訳:言葉ではなく事実。AIFA

🇲🇽!Viva Mexico!🇲🇽
(メキシコ万歳!)

(popoちゃん💖)

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム7


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