ロシア軍がカリブ海で原子力潜水艦による軍事演習、発端は米国防総省による「エイクタムス・ミサイル」のルガンスク攻撃 / 日米がミサイル共同生産へ

 6月10日キューバの首都ハバナ港に、ロシア軍の極超音速ミサイル「ジルコン」の運搬船、フリゲート艦「アドミラル・ゴルシュコフ」、巡航ミサイルと極超音速ミサイルの運搬船である原子力潜水艦「カザン」が到着しました。ハバナから米国沿岸までは180km、カリブ海で軍事演習を行うと伝えられ「キューバ危機の再来か」と緊張が高まっています。
 直接の発端は、6月7日ウクライナ軍がルガンスクの住宅街にミサイルを撃ち込んだこととされています。ニキータさんの解説によれば、使用されたのは米国製長距離ミサイル「エイタクムス(ATACMS)」で、これはウクライナの軍人が自ら飛行ミッションを行うことができる通常兵器と異なり、「高精度で長距離仕様の現代のハイテク兵器」で、この飛行ミッションは米国国防総省によって行われるものと判断されます。つまり、これまでの再三のロシア側の警告を無視してNATO側がレッドラインを超えたとみなされ、その対抗策としてカリブ海の演習に繋がりました。
 櫻井ジャーナルでは、バイデン政権が今年11月に予定されている大統領選挙を中止する企みで「アメリカ製兵器でロシア領の深奥部を攻撃する」可能性を指摘しています。
 6月10日、ラーム・エマニュエル駐日大使が「アメリカの軍事産業基盤が、我々が抱える戦略的課題と義務をすべて満たすことができないのは明らかだ」と語り、ミサイルの在庫を迅速に補充するために日本の助けが必要だと「支援の要請」をしました。アメリカはイスラエルへの軍事支援で武器不足の状況ですが、「同盟国」日本がその穴埋めを命じられました。アメリカを介して日本製の武器がどこに向かうのか。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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バイデン大統領の認知症的な状態が深刻化する中、米国の暴走にロシア軍は備える
引用元)
 ジョー・バイデン大統領の認知症的な状態が深刻化しているように見える。大統領は飾りにすぎないとは言うものの、ひどい。恐ろしい状況だと言うべきかもしれない。アメリカでは今年11月に大統領選挙が予定されている。その前に退くかもしれないが、​大統領選挙を中止する可能性もある

 選挙を中止するためには、それなりの理由が必要。アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官、マイク・ジョンソン下院議長、下院外交委員会のマイケル・マッコール委員長などはアメリカ製兵器でロシア領の深奥部を攻撃するべきだと主張しているが、同じことを主張するNATO加盟国も存在する
 そうした攻撃があればロシアは通常兵器で欧米の軍事基地や主要インフラを攻撃して報復するはず。NATO諸国は引き下がるか核兵器を使用するかエスカレートするかの選択を迫られると指摘する人もいる。どちらの場合でも、アメリカでは選挙は行われない。
(中略)
 フリゲート艦アドミラル・ゴルシュコフと原子力潜水艦カザンを含むロシア海軍の艦隊がキューバを公式訪問、カリブ海で軍事演習するようだが、この艦隊は夏の間もこの海域に留まるという。つまり、アメリカ政府の行動によっては、アメリカ本土を攻撃するという姿勢を見せているのだろう。
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【Russia News】6/12 時事ネタ水曜版です🫡‼️
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