旧統一教会本部の土地を仮差し押さえ 元信者が申し立て 東京地裁 https://t.co/zFORcWrw1m
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) July 30, 2025
解散命令が確定すると教団は財産を持てなくなるため、「財産隠しの恐れ」があると指摘されています。被害対策弁護団は「教団の象徴である本部の土地が保全された意義は大きい」としています。
— 小松隆次郎 (@Kryujiro) July 30, 2025
旧統一教会本部の土地に仮差し押さえ命令 元信者らの申し立て認める:朝日新聞 https://t.co/NCJVKeh6vi
このニュースで財産保全法すごい!と多くの人達が勘違いすることを懸念しています
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
頑張ってるのは申し立てをした10人の被害者であって、本当なら国が包括的な財産保全をするべき。
旧統一教会本部の土地を仮差し押さえ 元信者が申し立て 東京地裁 |
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(↓続く↓)
まず、財産保全法の立法経緯から。
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
被害者と全国弁連は
国による包括的な財産保全を求めた。だって、解散請求を受けるほどの悪質な団体を相手取って被害者個人が戦わないといけないのはリスクが大きすぎるし、そもそも国がこの団体を宗教法人として認定して野放しにしていた責任がある。
その被害者と全国弁連の意見を聞いて代弁してくれたのが野党
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
それに対して、被害者が教団に財産差し押さえの申し立てをしろ!と言ったのが与党
結果的にそうなってしまい、かなり弱い法律になってしまった。
財産差し押さえをするためには教団が持っている財産を知らないといけないが、そのためには
財産目録を見なければいけない。
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
財産保全法では財産逃しのリスクを見て「特別」指定宗教法人と、指定宗教法人の二段階で縛れるようにした。
「特別」なら被害者が財産目録を見れる。ただの指定宗教法人なら見れない。
だが、統一教会はただの指定宗教法人にしかならなかった。
つまり、立法がひどくて、行政もひどくて、国ではなく被害者自身が財産目録を見れない目隠しをされた状態で 統一教会と戦わなきゃいけないということ。
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
だから、明らかに教団の財産だと推定できる本部施設に対して差し押さえを申し立てた。
差し押さえられたのは、たかだか10億円ぐらいの価値。
それに対して被害の実態は
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
訴訟を起こせているだけでも60億円、私みたいに親を訴えるしかなくて訴訟を起こせない全ての被害は年間500億円近い。
財産保全法という名の、統一教会の財産保全(を助けるような)法律なのが実態
訴訟を起こせない原因である救済法の見直し規定は既に2ヶ月も無視されてる。
財産保全法も、その実効性がかなり弱くて見直しするべきなんだけど
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
救済法すら放置されているから財産保全法が悪しき前例になってしまうのは避けられない
カルト天国日本やばい。
やった!逮捕!!!
— もるすこちゃん (@morusukochan) July 30, 2025
統一教会の悪事はユンヨンホだけがやったことじゃない
他も芋づる式に全員逮捕してほしい。そして統一教会問題の解明をすすめてほしい https://t.co/QWI7Eh8Yhi
現在、旧統一教会は、文科省による解散命令請求に対して東京高裁で争っています。今後、東京高裁が解散命令を支持すれば、教団の清算手続が始まり、教団の預金や不動産は清算の対象になります。これを見越して教団側が財産隠しを行う懸念がありましたが、仮差し押さえの決定でこれを保全しました。
この仮差し押さえを申し立てたのは旧統一教会の元信者10名で、いわば被害者の方々です。「もるすこちゃん」が、この仮差し押さえの背景を解説されていました。
本来ならば、巨大な反社組織に対しては国が財産保全を行うべきでしたが、与党の反対により、被害者個人が教団に対して財産差押をする「財産保全法」になった経緯がありました。さらに財産差押をするには教団の財産目録を知る必要がありますが、旧統一教会は、その対象からうまく外れた立法になったそうです。つまり被害者個人の方々は、財産目録が不明のまま財産差押を申し立てる必要があり、それには教団の財産であることが推定可能な本部施設が対象とされたようです。
教団本部の土地は推定評価額で8億円程度でしたが、被害者による被害の訴えは約60億円、さらに訴訟になっていない被害額に至っては年間500億円という規模です。旧統一教会の被害が回復されるためには「国が包括的な財産保全をするべき」と、「もるすこちゃん」は述べています。