[ROCKWAY EXPRESS]アメリカの圧力でサウジ国王がバンダル王子を重職から解任

竹下雅敏氏からの情報です。
 非常に重要な中東情報を提供してくれているROCKWAY EXPRESSですが、この記事の内容に関して、“かろうじてアメリカもサウジも良識を示した”と評価しています。この点は私とは認識が異なります。ウクライナにアメリカが平気で傭兵を送り込むという事実を考えても、アメリカの要請でバンダル王子が解任されたとすると、アメリカの利益にそぐわない行動を彼が取っているからだと考えるのが自然です。ウクライナ転覆にバンダル王子が積極的に協力するようであれば、このような要請をアメリカがするとは思えません。
 現実に、私がバンダル王子はナサニエル陣営に寝返ったと発言して以降、サウジアラビアのアメリカに対する態度が変化して来ました。バンダル王子と同様に寝返るか、それともアメリカ側についてサウジアラビアに革命が起こるかの選択を迫られたと言えるでしょう。サウジアラビアはぎりぎりの判断で、大国アメリカを見限ったのです。アメリカの思い通りにならないサウジアラビアに対して、アメリカが苛立つのはわかりますが、その中心人物がバンダル王子だということがわかれば、今回の件はとてもわかりやすいものとなります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカの圧力でサウジ国王がバンダル王子を重職から解任
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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