注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
その報告書の図を見ると見事に過体重の有病率が50%を超える国で多くの人が死亡しているのがわかります。(図は報告書より)
縦軸は新型コロナウイルス(人口10万人あたり)の死亡率で、横軸は過体重(BMI以上)の成人の有病率です。r =+0.547の有意な相関を示しています。
見るからに明らかなように、過体重の有病率が約50%を超える国でのみ高い死亡率を示しています。
(以下略)
(中略)
最近、診察依頼のあった中等症II以上の患者(30-50歳代の男性が中心)に対し、往診・採血を実施したところ、96%がメタボリックシンドロームに該当し、「基礎疾患なし」とされていたケースの27%に耐糖能異常が見つかった。中には空腹時血糖が約400mg/dL、HbA1cが約13%以上という患者もいた。
「このような糖尿病予備群に該当する患者に血糖管理を行うことなく、高用量ステロイドを使えば糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)のリスクも高まる」と、ステロイド投与前のリスク評価の重要性を強調した。
重症化する人の多くには恐らく、それなりの異常があると思います。メタボも耐糖能異常も糖質過剰症候群です。糖質制限で重症化をゼロにはできないかもしれませんが、大きくリスク低下ができるはずだと思います。
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記事の引用元には、過体重有病率が50%を超える30カ国ほどの「100万人当たりの死亡率」が一覧表になっています。時事ブログの「メキシコ便り」のメキシコは16位で、過体重有病率64.6%になっています。
こうなると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化要因は、5Gではなくて過体重ではないかという感じです。私は、5Gは確実に免疫力を下げるので危険だと思っていますが、過体重はそれ以上に怖いという気がします。
厚生労働省が自治体や医療関係者向けに「コロナ自宅療養者への医療提供」と題した講演会を開催したとのことです。“中等症II(呼吸不全あり)の患者の96%が「メタボリックシンドロームの基準」に該当する”というのだから、厚生労働省は重症化リスクの指標が「メタボリックシンドロームの基準」であることを知っているわけです。
ですから、この基準に従ってワクチン接種が望ましい人と、そうでない人を分ければ良いわけで、子供にまでワクチンを打たせようとするのは論外であることが分かります。
“続きはこちらから”の記事によると、「世界的な肥満は1975年以降ほぼ3 倍…新型コロナウイルスの死亡リスクには高血圧、糖尿病、肥満、心血管疾患など糖質過剰症候群のオンパレード」だと書かれています。
日本では沖縄での感染拡大が良く報じられています。かつては平均寿命が日本1だった沖縄ですが、“男性の平均寿命は…2000年には全国平均以下の26位まで落ち込み…男性の46%、女性の26%が肥満で全国ワースト1位”だという事です。
原因は「食の欧米化」にあるようで、“米軍基地が沖縄に来たとき、同時にアメリカの食文化(洋食やファストフード)も入ってきました…沖縄県はファストフード店の土地あたりの店数が日本1”なのだそうです。
コロナちゃんは私たちに、「普段の生活を、本来の在り方に戻せ」と言っているようですね。