アーカイブ: ウクライナ情勢

[フルフォード氏]ウクライナ情勢:武器撤去で合意 / ペンタゴンの思考回路 / 歴史的な変化:米国防長官がネタニヤフに説教 東芝いじめが始まった理由等

 アシュトン・カーター米国防長官がイスラエルに行って、ネタニヤフに“いい加減にして下さい”と説教したことが“歴史的な変化”として紹介されています。“ネタニヤフが明らかに怒ってる”写真と動画を記事に貼付けています。フルフォード氏のメルマガの方で紹介されていたことですが、イスラエル国内では、上層部や軍部の意見はネタニヤフとは大分異なっているようで、ネタニヤフは、ますます孤立しているようです。
 各国の良識派と手を取り合い協力していくことが大切なのだと思いますが、今回、ペンタゴン(アメリカの正規軍)の思考回路が紹介されていて、ユダヤマフィアと中国を同列に認識していることが指摘されています。中国を習近平政権と江沢民一派に分けて、江沢民一派をユダヤマフィアと同列に認識することが正しいのではないでしょうか。フルフォード氏は、“個人的に中国はそんなに問題起こすと思っていない”と認識されているようです。
 最後に、全ての原発が止まることが3.11以前に分かっていて、GEとウェスティングハウスが原子力部門を日立と東芝に売りつけたことが紹介されています。粉飾決算で現在東芝が叩かれている理由は、ウエスティングハウス社と東芝の間に確執が生じたからようで、この際、なぜ3.11以前に全ての原発が止まることが分かっていたのか真相を明らかにしてほしいものです。
(編集長)
※記事の一番下に文字起こし担当者からの「編集後記」があります。

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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国家非常事態対策委員会 2015/07/25
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[Sputnik]ウクライナの「右派セクター」、「革命の新段階」の始まりを発表 再びウクライナの政権交代を目指す 〜追いつめられたウクライナ政権〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 右派セクターのおかげでウクライナの大統領になれたポロシェンコですが、終に右派セクターのコントロールが出来なくなり、“「右派セクター」をテロリストと呼び、ウクライナ内務省に「右派セクター」の武装解除を指示した”とのこと。これに反発して「右派セクター」のドミトリー・ヤロシ指導者は、“大統領退陣を検討すべきだ”として、闘争を宣言しています。キエフ政権が軍隊、警察を使って「右派セクター」を武装解除しようとすれば、内戦に突入します。記事にあるようにキエフ政権が勝利すると、ドンバスとの戦いにおける軍事力を失います。敗北するとナチス政権が樹立され、さらにウクライナは地域が分離するという混沌とした状態になります。
 いずれにせよ、現状のウクライナ政権は、どうにもならないところにまで追い詰められているわけです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フランス人アナリスト:ウクライナに新たな革命が起きる恐れあり
転載元より抜粋)
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過激派「右派セクター」とキエフ政府の対立がウクライナにさらに大きな混乱をもたらす。フランス人ジャーナリストで作家、ソ連およびロシア専門家のピエール・ローレン氏がスプートニクの取材に答えて語った。

同氏の見解を以下に紹介する。

ムカチェヴォ事件後、過激派「右派セクター」は、革命はなお未完である、と述べた。「右派セクター」代表ドミートリイ・ヤロシュ氏は今週、キエフにおける集会で、「闘争の新しい段階が始まる」と宣言し、ポロシェンコ大統領退陣を訴え、政府不信任の国民投票を行うことを宣言した。

ヤロシュ氏は軍隊を抱えている。ナチスのシンボルを掲げるボランティア大隊および、ウクライナ親衛隊の一部軍人だ。そのことが彼の重要性を高めている。

ポロシェンコ大統領は「手を縛られている」。一方では、管理できないような軍隊は必要ない。他方、ボランティア大隊はキエフ政権のイデオロギー上の、また物理的基幹であった。ポロシェンコ大統領は「右派セクター」を失えば、軍事力を失う。加えて、キエフ当局と何らかのナチ組織が対立したとき、残りの大隊の全てが大統領に反対する。

ポロシェンコ大統領は自分の軍隊を怖がっている。彼らがいなければドンバス紛争は既に解決を見出していただろう。しかし「右派セクター」にとっては紛争の解決は最も望ましくない事なのである。

ピエール・ローレン氏は以上のように語った。

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ウクライナの民族主義者グループ「右派セクター」、「革命の新段階」の始まりを発表 再びウクライナの政権交代を目指す
転載元より抜粋)
ロシアで活動が禁止されているウクライナの過激派民族主義組織「右派セクター」のドミトリー・ヤロシ指導者は、ウクライナにおける「革命の新段階」の始まりを発表した。またヤロシ指導者によると、現政府への不信を明らかにするための国民投票の準備も始まったという。ヤロシ指導者は、「文字通り明日から、ウクライナの全地域の各地区のセンターに、国民投票に関する実行本部が組織される」と発表した。

またヤロシ指導者は、キエフのマイダン広場に集まった数百人の人々を前に、「右派セクター」は同集会によって、「ウクライナ革命の新段階を開始する」と述べた。ヤロシ指導者の発言は、集まった人々の大きな拍手で迎えられた。そのほかにも、同名の「右派セクター」と名づけられた大会では、過激な人々が、「右派セクター」の武装ボランティア大隊を、軍や警察の管轄下に置くのではなく、合法化するよう求めた。

これらは、「右派セクター」をテロリストと呼び、ウクライナ内務省に「右派セクター」の武装解除を指示したウクライナのポロシェンコ大統領の声明を受けてのもの。

ポロシェンコ大統領は、ウクライナ西部のムカチェヴォで、「右派セクター」と治安機関が衝突し、13人が死傷したあと、このような声明を表した。

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やはり手を嚙んだウクライナの「飼いワニ」
転載元)
ワニをペットにしたら、いずれは手を嚙まれることになる。極右組織「右派セクター」がウクライナにとっての「飼いワニ」になったようだ。

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「右派セクター」は2014年のマイダンにおけるクーデターの際、ウクライナ政府を積極的に利用した。その後、蜂起運動を鎮圧するために、ドンバスに配備された。

その「右派セクター」が今、元の飼い主に歯向かい出した。

スプートニクの取材にドイツ議会左派政党選出議員アンドレイ・グンコ氏はこう答えている。「「右派セクター」を含むいくつかの武装グループが依然としてもウクライナで活動している。これらいわゆる「ボランティア大隊」を政府の管理下に置こうとするあらゆる試みは失敗した。これら組織はいかなる命令にも服さないのである」。

キエフ政権は最近、パニックの度合いを高めている。なぜなら、最近ムカチョヴォで起きたような個別の事件がもうひとつのクーデターに発展しない保証はどこにもないからである。

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[Sputnik]「右派セクター」がキエフに戦闘員送り込むと威嚇 〜キエフ政権と右派セクターとの間で、内戦状態か / 物質レベルでブッシュ・ナチ陣営は全面降伏〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 キエフ政権と右派セクターとの間で、内戦状態になっている可能性があります。当初から、こうした状況は予想していました。本格的な内戦になると、ポロシェンコは軍隊を使って右派セクターを弾圧することになりますが、こうなるとキエフ政権が戦っている右派セクターが、実はネオナチであるということが、ヨーロッパの人々に知れ渡ってしまいます。
 キエフ政権の命令に従わない右派セクターは明らかにネオコンの命令に従っていると考えるべきで、これまでなら米国はキエフ政権が彼らを排除することを許さなかっただろうと思います。しかし現在、状況が大きく変わっており、私の感覚では、これまでのエーテルレベルではなく、物質レベルでブッシュ・ナチ陣営は全面降伏しているように思えます。
 この見立てが正しければ、今後世界の状況は、ウクライナも含めてかなり違ったものになると思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「右派セクター」が検問所を設置、キエフに戦闘員送り込むと威嚇
転載元より抜粋)
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ムカチェヴォの事件を背景に「右派セクター」代表は12日ブリーフィングを行い、有事の際は西部の大隊の戦闘員を首都キエフにさしむける可能性があり、同時にキエフ周辺およびウクライナ西部に検問所を設置することを明らかにした。

ブリーフィングを行なった「右派セクター」第13大隊のアレクセイ・ブィク報道官は、「検問所はすでにキエフ郊外のジトーミル車道にすでに設置された」と語った。

「右派セクター」のアルチョーム・スコラパツキー報道官は、検問所は他の場所にも設置しうるとして、「キエフ郊外に限らず、他の場所にも警察がザカルパチヤ地区へ通過できないようにする。必要となれば、さらに追加の検問所が出来ると思う」と語っている。

「右派セクター」のスコラパツキー報道官によれば、セクターは必要の際はキエフに戦闘員を派遣すると述べ、特別作戦ゾーンにはセクターの2つの大隊が駐屯しており、ウクライナ全土では18ないし19の補欠大隊が即応できる状態にあると説明している。

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ウクライナの民族主義者グループ「右派セクター」首領、抵抗運動の続行を呼びかけ
転載元より抜粋)
ウクライナの極右組織「右派セクター」のリーダー、ドミトリー・ヤロシ氏は、支持者に対し抵抗運動を続けるよう呼びかけた。

ウクライ最西部のザカルパチア州の街、ムカチェヴォで11日、警察と地元のビジネス・セクターの間の対立に「右派セクター」が加わったことから激しい打ち合いに発展した。この銃撃戦で死者1名ないし2名、負傷者が最多で9人出た模様。

その後、警察は襲撃者3人が死亡し、5人が負傷したと発表したが、さらにその後で負傷者は10人と訂正。4人が特務部隊、1人が警官、5人は民間人と訂正。このほか警察の車2台が破壊されている

「右派セクター」サカルパチヤ州のアレクサンドル・サチコ代表はセクターの銃撃戦への関与を認めており、警告なしに最初に銃撃を開始したのは警察のほうだと語っている。

「右派セクター」はウクライナで活動する複数の急進主義組織の統合体。
2014年1月および2月には警察との衝突に加わり、自治体の建物を占拠したほか、4月には東部の抵抗運動の弾圧に加担している。

[RT]規律も訓練も不十分な十代の若者に兵器を手渡したらトンデモナイことに…〜混乱を極める軍隊:ウクライナ軍の現状にイラつく米軍指導陣〜

翻訳チームからの情報です。
 ウクライナの徴兵の実態、第3弾です
 竹下氏のコメントに“米軍が少々ウクライナ軍を訓練したところで、彼らが使いものになるとは思えません”、“やる気のない兵士が何万人居ようが、使いものにならない”とありましたが、それがよく分かる映像だと思います。
(編集長)
 今回は、必死に徴兵をかけているウクライナ軍側の実態です。コントではありません、本物の軍隊の映像です。まともに訓練もされてない人間にややこしい高額な武器なんか渡したら、そりゃこーなるわな、という結果をとくとご覧ください。
 戦う気がないのに無理やり連行されて、ストレスだらけで、規律も守られていなくて、物資はことごとく不足していて…なのに「離脱すれば厳重に罰してやる!」とキエフ政権が声だかに叫んでいるのですから、アルコールくらいしか逃げ場がないのも分からなくはありません。もはや見事な悪循環です。これを戦闘員として政権中枢ではカウントして作戦を練っている訣です、無茶です。
 国内における“完璧”な筈の原発の実態、よく問題になる飲酒運転事故を少し思い起こすだけでも、「日本人は真面目だからこうはならない」なんて虚構は語れません。
Yutika(翻訳者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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混乱を極める軍隊:ウクライナ軍の現状にイラつく米軍指導陣
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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[Russia Insider]母強し!!「子供達はどこにも行かせるつもりないし、旦那達もどこにも行かせるもんか!」ウクライナ人女性、内戦と徴兵を見事に論破

翻訳チームからの情報です。
 前回に引き続きウクライナの徴兵の実態の第2弾です。
 新兵募集担当者に対して「子供達はどこにも行かせるつもりないし、旦那達もどこにも行かせるもんか!」と必死に訴え、内戦と徴兵を見事に論破する2人の女性の言葉に是非耳を傾けていただきたいです。大手メディアで報じられている事が嘘だと分かると思います。時事ブログの読者の方は、その通りだと共感できると思います。こちらのサイトで見つけた動画なのですが、そこには“彼女の行為は今のウクライナでは違法である:つまり、彼女がその場で逮捕されなかった唯一の理由は村民全員が彼女の逮捕なんて許容することはあり得なかったからだ”とあります。考えたくありませんが、万が一、日本で徴兵が始まった場合は、こうありたいものです。
(編集長)
 ウクライナ南東部(ザポリージャ近くの町でドネツクのお隣)にキエフ政権の新兵募集担当者(軍人)が来て、志願兵を募ることになりました。町長さんでしょうか、地域の行政官でしょうか、大の男が担当者の横で小さくなって下を向いています。とは対照的に、母は強し!女性陣がんばるがんばる(笑)集められた人々も、勇気が出たのか元気よく野次ってます。
 また南西部オデッサ近くの町では、大勢の市民が募集担当の兵隊達からライフルを取り上げ、召集令状を燃やして対抗したそうです。
 どちらも今年2月の話です。随分前から反対の声はあちこちで上がっているのですが、まだ戦闘は続いています。やはり戦争というものは、一度始めてしまうと止めるのも大変なのでしょうか。日本もその最初の一発を喰い止めなければ、「誰も戦争なんか望んでいない」と言いつつ、ずるずると泥沼化しそうです。
Yutika(翻訳者)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ザポロージャ地方のウクライナ人女性、内戦と徴兵を見事に論破
転載元より翻訳)

新兵募集担当者現在、ウクライナ軍の兵士は東部ウクライナにおいて、我らがウクライナの大地と国家を保全するため、その任務を遂行しているところであります。

ヴェリーカヤ・ズナーメンカの街の人々:(皮肉をこめて)ああ、そーだろーともよ!

新兵募集担当者:我々はウクライナが東から西まで完全に1つになることを望んでいるのです、ウクライナ人の国は1つです。しかしながら3月、クリミア自治共和国が違法に、我々から力づくで奪われたのです!そしてなぜだか今は、ロシア連邦の一部となっているのです!

聴衆:なんでその時にお前さん達は何もしなかったのさ?
別の聴衆:いい加減なこと抜かしてんじゃねぇ!

女性クリミアが力づくで奪われただって?あそこはね、銃なんか一度も発砲されることなく離脱したんだよ!元々ロシアの国土だったものが、戻されただけなんだよ!ドネツクやルガンスクだって単にあんた達に従いたくなかっただけだろ、違法に権力を掌握した軍事政権なんぞにはね!

(聴衆から拍手)

今じゃあたしら全員“分離派”や“犯罪者”扱いされた挙句に、ドネツクまで戦いに行けだって?!あんた達こそが違法な暫定政権なんだよ!あんた達こそが分離派なんだ!

あたしらはロシア語を話すし、ドネツクだってロシア語だろ!なんの権利があってあたしらの言葉を奪うのさ!あたしらはあんた達にロシア語話せって強要したことなんてないだろ!

新兵募集担当者「あんた達」とは誰のことだ?

女性:あんたらだよ!ポロシェンコとか全員だろ!あんた達がおっぱじめたんじゃないか、ロシア語を禁止するだの、モスコビアとやらを殺すだの、分離派とやらを殺すだの言い出してね!
【※「モスコビア」とは、おそらく親ロシア派やロシア人のこと。キエフ政権支持派に言わせると、「ロシア」という名称はそもそもウクライナ(偉大なるキエフ大公国、ルーシ)を指すものなので、現「ロシア連邦」は元の僻地の名前、しがない「モスコビア」と呼んでやろうと主張しているようです。「中華人民共和国」ではなく、あえて「シナ」と呼ぶのと似たようなものかと。】

ロシアの人を支持しようものなら悪人扱いされて、裏切者扱いじゃないか!あんたらには、人々の、あたしらの人権を踏みにじる権利があるってのかい!?あたしらを分離派だと呼んでおきながら、なのにドネツクやルガンスクの人々を殺しに行けだって?!なぜなら彼らが自分達の土地の上で暮らしたいと望んでいるからです、だって?そうしたがってるなら、させてやったらいいだろ!こっちの男衆が出向いて殺す必要がどこにあるってのさ?!

新兵募集担当者:(聞き取り不能)

女性:それがあんたらの決まり文句なんだよ!殺しに行かねばならないのですってね!あんた達のウクライナ暫定政権とやら…ポロシェンコだの、ヤツェニュクだの、散々ごたくを並べてくれちゃって、うんざりだっての!もう聞く気ゼロだね!子供達はどこにも行かせるつもりないし、旦那達もどこにも行かせるもんか!

(聴衆から拍手)


全員、兵役期間にはちゃんと応じたんだ!何の借りも残ってない筈だよ!もうあんた達なんか信用するもんか、嘘ばっかりじゃないか!

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