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アレッポの解放で、シリア戦争が終わりそう 〜中東情勢は、正義の側の勝利に〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 アレッポの解放で、シリア戦争が終わりそうです。それを受けて、国連の特使がいかにも(タコにも)残念そうな表情で語っています。おそらくロスチャイルド家の気持ちを代弁するものではないかと思います。記事の文末にある“国連は、シリア軍によるアレッポの封鎖後、この地域の民間人の状況に対して懸念を示していますが、これ以前はアレッポでのテロリストによる民間人の殺害に対して沈黙していました”という指摘が、彼らの立場をよく示していると思います。
 ロシアによって、中東の平和が確立しつつあります。トルコはロシアのSu-24爆撃機撃墜の謝罪と責任を明らかにし、トルコストリームは再開の方向で動き出しました。中東情勢は、一方的にロシア側の、すなわち正義の側の勝利になりました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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「アレッポはシリア軍に完全包囲」
引用元)


国連事務総長のデミストゥラ・シリア特使が、「シリア北部のアレッポはシリア軍に完全に包囲されている」としました。

イルナー通信によりますと、デミストゥラ・シリア特使は、アレッポでの地上戦の継続とこの町のシリア軍による完全包囲について触れ、シリアの民間人への救援隊の到達に向け国連が努力していると強調しました。

こうした中、赤十字国際委員会の中東担当部長は、シリアとイラクから戻った際に、暴力の影響を受けているアレッポ全域での停戦確立を強調し、「高齢者や病人、けが人など民間人の困難な状況に注目すると、この委員会の部隊のアレッポ東部への派遣は必須だ」としました。

また、民間人のニーズを調べるために救援部隊の派遣の許可を得る必要性について触れ、「アレッポの住民の安全は確保されなければならない」としました。

国連は、シリア軍によるアレッポの封鎖後、この地域の民間人の状況に対して懸念を示していますが、これ以前はアレッポでのテロリストによる民間人の殺害に対して沈黙していました。

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ロシアとトルコが2つの石油パイプライン「トルコストリーム」建設を討議
転載元)
ロシアとトルコは2つの石油パイプライン「トルコストリーム」建設を話し合っているとロシアのアレクサンドル・ノヴァクエネルギー相が声明した。

ロシアは14年12月「トルコストリーム」のため、ロシアから黒海海底を通りトルコにつながる石油パイプラインを建設する「サウスストリーム」計画を中止したが、「トルコストリーム」の政府間協定は調印されていなかった。この計画は15年11月にロシアとトルコの関係が複雑になってから凍結された。

計画の再開はトルコ政府代表団が週の初めに行った訪問中に検討されていた
 

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トルコ元首相、ロシアのSu-24撃墜を命令したと認める
転載元)
トルコの元首相アフメト・ダウトオール氏は、昨年11月にロシアのSu-24爆撃機を撃墜する命令を与えたのは自分であると述べた。ヒュッリイェト・デイリーニュースが報じた

同氏は、命令はロシアの航空機1機だけでなく、トルコ領空の安全保障の一般的なやり方であるという。

「我が国の慣例では、首相が書面で参謀に交戦規則を与える。私はそうした指令を10月10日に出した」。15日、NTVに語った。

10月指令は許可なしにトルコ領空を侵犯するすべての航空機に適用されるもので、シリアだけに関わるものではない、と元首相。 指令は「シリアで作戦を行うロシアの航空機の度重なる侵犯」を受けて出されたという。

トルコの全土で暴動、エルドアン大統領の思惑は全て木っ端みじんに吹き飛び、窮地に陥る

竹下雅敏氏からの情報です。
 フルフォードレポートによれば、トルコの全土で暴動が起きているとのことです。スプートニクの一連の記事を見ると、エルドアン大統領が窮地に陥っているのがよくわかります。トルコがロシア機を撃墜しパイロットが死亡するという事件以降、ロシアとトルコの関係は最悪の状態が続いています。特にロシアによる報復で、トルコの観光ビジネスが大打撃を受けたのが大きかったようです。エルドアンは、モハメド・アリの葬儀に出る名目でオバマ大統領に会うつもりだったようですが、拒否されています。以前のエルドアン大統領は、オバマ大統領との関係を自慢するほどでしたが、現在はアメリカからも見捨てられているようです。
 元々アメリカの中東再編計画では、トルコからクルドを分離し、クルド人に国を持たせる計画だったのですが、今やその計画が実行に移されているようです。現在はロシア、アメリカ共に、クルド組織と連携しています。トルコが分裂することになる可能性が極めて高いと言えます。
 トルコにすれば、シリア難民を自国内に大量に抱え込んでおり、その難民に対する支援をEU各国に求める算段だったはずで、難民流入と経費負担に困ったEU側からシリア北部に難民を送り返し、そこをダーイシュの拠点にするという構想だったはずです。しかし、ロシアのシリアでの快進撃以降、こうした思惑は全て木っ端みじんに吹き飛んでしまいました。トルコは現在、300万人を超すシリア難民に困り果てているはずです。トルコを援助しようにも、EU自体が今や崩壊の危機にあることが、フルフォードレポートからもよくわかると思います。
 イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票は、何かしらの引き金を引くことになるのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ベ ンジャミン・フルフォードニュース(全文) 2016年6月13日
転載元)
http://www.ascensionwithearth.com/2016/06/benjamin-fulford-update-june-14-2016.html#more

(前略) 

いずれにしても、ヨーロッパの金融システム全体は揺らいでおり、崩壊寸前の状態にある。最近のBISからの報告によれば、国際銀行は最近の四半期でヨーロッパへの借款を2760億ドル減らしたとのことである。
https://www.bis.org/publ/qtrpdf/r_qt1606.pdf

すでに破産しているシステムはこのような巨額の資金減少には耐えられないだろう。おそらくは、これが究極のカザリアンのインサイダーであるジョージ・ソロスが米国とヨーロッパでの経済混乱に対処するためのヘッジとして金と金鉱山株に逃げた理由なのだ。

また、トルコのソースが言うには、全国で暴動が起きており、武装警察と軍隊との間でさえも戦闘が行われているとのことである。ペンタゴンのソースが言うに は、トルコのインチルリク空軍基地からの米軍の撤退もカザリアンマフィアのブッシュ・ナチ派のドラッグマネー供給の遮断を助けたとのことである。報道で は、ドイツ空軍がこの基地を使用したいとの申し出をトルコ政府が拒絶したとのトルコのニュース報道によってこのソースの言うことは部分的に支持される。ド イツはなぜ突然航空機をトルコの基地に派遣したいと思うようになったのだろう?
http://www.dailysabah.com/politics/2016/06/13/ankara-dismisses-claims-germany-will-use-incirlik-air-base

(以下略、続きは引用元でご覧下さい)

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エルドアン大統領 プーチン大統領に電報を送る
転載元)
トルコのエルドアン大統領が、ロシアのプーチン大統領に電報を送った。

エルドアン大統領は電報で、6月12日の「ロシアの日」を受けてロシア国民を祝福した。リア・ノーヴォスチ通信が伝えた。

電報では次のように述べられている-

「尊敬する大統領閣下!『ロシアの日』を受け、全トルコ国民の名において、あなたに代表される全てのロシア人を祝福し、また今後ロシアとトルコの関係がしかるべきレベルに達することを願っております。」

トルコのユルドゥルム首相もメドヴェージェフ首相に書簡を送り、今後の協力、そして両国関係が「両国国民の共通の利益にとって必要なレベルに達する」ことに期待を表した。

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エルドアン氏、わずが2日の訪米日程を1日繰り上げ、理由は…
転載元)
9日、トルコのエルドアン大統領はモハメド・アリ氏の葬儀に参列するため米国を訪れた。ところが9-10日の予定だった訪米が、突如、1日繰り上げられた。

2日間の滞在予定が急変したのはモハメド・アリ氏の葬儀に参列した直後。急遽の帰国の原因はオバマ米大統領からの一連の拒否に関係する
ことがわかった。

エルドアン氏はイスラム教の習慣に基づいた布でアリ氏の棺を覆いたかったが、これが拒否された。そのほか、アリ氏の亡き骸の前でコーランの祈りを捧げたいというエルドアン氏のたっての希望も受け入れられなかった。

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エルドアン大統領 対ロ関係確立を欲す
転載元)
エルドアン大統領、シリア北部に難民のための都市を建設するよう提案
大統領は、記者会見で、次のように発言した-

我々は、ロシアとの争いを欲してはいない。あべこべに我が国は、ロシアとの関係発展を欲している。プーチン大統領とは友人だった。間違いを犯したパイロットにより、あるいはほかの理由により、トルコのような巨大な国を犠牲にする事は、ためらわずにはいられない。我々は、再びロシアとの関係を築き上げるため、努力を傾ける必要があると思う。我々が、できるだけ速やかに、こうした問題を克服するよう望んでいる。」

プーチン大統領は、ギリシャ訪問の際「ロシアは、トルコとの関係回復を欲しており、トルコ政府からの具体的措置を待っているが、今のところそうしたものはない」と述べ、トルコに撃墜されたロシアの爆撃機に関する謝罪と損失補償の必要性を指摘した。

[創造デザイン学会]シリアにおいて、ロシアは文明を擁護し、西側は野蛮に与(くみ)する / パルミラのコンサートで演奏された「シャコンヌ」

竹下雅敏氏からの情報です。
 パルミラでのロシアのコンサートで最初に演奏されたのが、バッハの“シャコンヌ”だったとのことです。ロシアがこの曲を冒頭に持って来た意図を、著者は“西側文明もまた…この上なく霊的で美しい芸術を作り出していることを、示そうとした”としています。
 シャコンヌは“歴史上、人間の到達し得た最高の作品の一つ…霊的に力強く、情的に力強く、構築的に完璧な作品”とあります。私もこの通りだと思っており、シャコンヌに匹敵する楽曲を思い浮かべるのは困難です。
 そのバッハの無伴奏バイオリンのためのパルティ—タ第一番・第二番・第三番のギドン・クレーメルによる名演奏がありました。速攻でお気に入り登録しました。シャコンヌは41分52秒〜55分40秒の約14分弱です。時間の無い方は、クライマックスの45分頃〜48分52秒までの4分弱の所だけでもご覧下さい。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリアにおいて、ロシアは文明を擁護し、西側は野蛮に与(くみ)する
転載元)
【訳者注】ロシアのこの行動が美しく感動的であるように、それを紹介して解説するこ の評論も感動的である。これを見ても、今起こっている戦争が、人間と非人間の戦いで あることがわかる。

(中略)

The Saker
May 13, 2016, Information Clearing House

パルミラにおけるロシアのコンサートは、ダエシュ(ISIS)の野蛮と西側の冷笑的な無関心 に、打撃を与えるものだった。

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パルミラにおける最近のロシアのコンサートは、象徴的な意味に満ちた出来事だった。(中略) ロシアはパルミラにおいて、シリアを救っただけでなく、すべての文明を救ったのだとさえ私は言いたい。

あなたが、宇宙空間から我々の惑星を見下ろしている、宇宙人だと想像してみることにしよ う。あなたが見るのは、ダエシュのような肝臓を食うサイコパスによって犯される、口にできない残虐だけではない(中略)いわゆる“西洋文明”が、ダエシュを全面的に支援しているのを見るだろう。

あなたは、アメリカの TOW ミサイルが、ダエシュに立ち向かうことのできる唯一の軍隊に対して使われているのを見るだろう。あなたは、いわゆる“協力国家”(存在する国家のほ ぼ 3 分の 1)のすべてが、たとえダマスカスにダエシュの黒旗が立つことになっても、合法 的に選ばれたシリア大統領の打倒を叫んでいるのを見るだろう。

(中略)

あなたは、自称“自由世界のリーダー”が、(ごく限られ た)ロシアのシリアへの軍事介入を、非難しているのを見るだろう。また、地上で最も強力 な軍事同盟の一員(トルコ)が、ダエシュと一緒に盗んだオイルの取引によって、何百万ドルのカネを稼いでいるのを見るだろう。

このリストは止めどもなく続くが、これを観察しているどんな地球外人であっても、きっと 人類に対する全面的な嫌悪感に圧倒されるだろうと、誰もが考えるのではなかろうか。

ところがあなたは、ただ一つの国――ロシア――が、古代のパルミラを壊そうとした悪魔的な獣から、それを解放する援助をしただけでなく、地雷や不発弾を完全に除去し、安全に再建できるようにしているのを見るだろう。

(中略)

私が最も意味深いと思うのは、このコンサートが、ロシアの作曲家による曲目で始まらなか ったことである。ロシア人たちが初めに選んだのは、ヨハン・ゼバスチアン・バッハの最適 の作品「シャコンヌ」ソロ・バイオリンのためのパルティータ、ニ短調 BWV1004 であった。ユーディ・メニューインは、このシャコンヌを「存在するソロ・バイオリンのための最高の構築物」と呼び、バイオリニストのジョシュア・ベルは、シャコンヌは、「単に、かつて書かれた最大の楽曲の一つであるだけでなく、歴史上、人間の到達し得た最高の作品の一つだ。それは霊的に力強く、情的に力強く、構築的に完璧な作品である」と言った。

これは決して偶然ではない。ロシア人たちは、人類の最も偉大な作曲家と、彼の最も偉大な作品の一つを選んで (中略) 西側文明もまた、最も洗練された、この上なく霊的で美しい芸術を創り出していることを、示そうとした

(中略)

今日ロシアは、文明全体を代表している――西洋さえ含めて。
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J.S. Bach: Partitas for Solo Violin - Gidon Kremer (New Upload, Full HD 1080p)
配信元)
竹下氏のおすすめ)シャコンヌは41分52秒〜55分40秒の約14分弱。時間の無い方は、クライマックスの45分頃〜48分52秒までの4分弱の所だけでもご覧下さい。

ロ米停戦協定が崩れ、シリアの市民の死が急増 / アレッポ:米‐NATO のニセ旗、ウソ、プロパガンダ

 スプートニクのシリア関連の記事を目を通すと、シリアでの大きな流れは良い方向に行っているように思えますが、ラヴロフ露外相が"シリア停戦、破ろうとする画策者は多し"と言っているように、今回の2つ記事を読むと、きな臭い動きや事件も起こっています。
 4月27日夜に、アレッポのアルクッズ病院が空爆されました。下の記事によるとこの病院は、「国境なき医師団」に支援されている病院ということになっていますが、その実は、欧米が支援するテロリストの収容施設である可能性が高いようです。
 であるなら、ダーイッシュ(IS)掃討作戦の可能性もあると思いますが、欧米メディアが「国境なき医師団」爆撃の物語を繰り広げ、アサド政権転覆のためのプロパガンダに利用していることや、多くの一般市民が巻き込まれ犠牲になっているのが問題だと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロ米停戦協定が崩れ、シリアの市民の死が急増
引用元)
Thomas Gaist May 1, 2016

35人の子供を含む200人以上の市民が、今週、シリア全土に軍事的暴力が発生して殺された。これは2月に、アメリカとロシアの外交官の間で約束された停戦合意を、完全に破るものだった。

(中略) 

国連の人権監視官 Zeid Ra’ad al- Hussein によれば、最近、安全保障の「破局的な悪化」が起こっているなかで、シリア全土の暴力は、「敵対行動の中止以前のレベルに舞い戻っており」、軍事行動は、一般市民に対して「悪魔的な無視」を示している。

(中略) 

水曜日には、国籍不明機の空爆が、「国境なき医師団」につながるアレッポの al-Quds 医療センターを破壊し、少なくとも 50 人の市民と2人の「医師団」の医師を殺した。米ロ双方の軍事スポークスマンとも責任を否定した。

(中略) 

停戦の崩壊と、市民への全面的な代理戦争への後戻りの本質的な原因は、アサド政権を転覆し、死命を制するロシア・イランとの地域同盟を覆して、アメリカの傀儡に置き換えようとする、米支配階級の妥協しない決意である。

月曜日、ホワイトハウスは、少なくとも250米特殊部隊の兵士をシリアに配備すると通告したが、この決定は、200の米地上部隊のイラクへの追加配備と相前後するものだった。

木曜日の上院兵役委員会の証言として、Ashton Carter米防衛長官は、これらは、もっと幅広い戦争計画の予備的な動きにすぎないことを明らかにした。

「これまでの成果を踏まえて、そして ISIL の続いている敗北を更に加速させるために、我々は軍事キャンペーンの“次の手”を打とうとしている」とカーターは話した。

次の数週には、米支援を受けたイラク国軍が、モスル市北部への彼らの攻勢を援護して、「アパッチ攻撃ヘリコプターをテコ入れする」であろう。モスルでは、数百の米海兵隊がすでに、周辺の村に対する砲撃を実行している。

シリアでは、米コマンド(特殊奇襲部隊)が作戦基地を建設しつつあり、これによって、ヨーロッパやペルシャ湾の米同盟政府による、更なる特殊作戦の展開が可能になる。彼らは 「特にスンニ派のアラブ社会の中に、動機をもった、地方の反ISIS部隊を訓練して装備させる」ことを狙っている、とカーターは話した。

イラクとシリアを超えて、アメリカは、さらに南や東南アジア、イエメンや西アフリカなどにおいて、幅広い“反ISIS”作戦を用意している、とカーターは言った。

(中略) 

アメリカの停戦支持は、結局のところ、初めから戦略的な策動であって、ロシアに支持されたシリアとイラン軍が、アメリカに支持された反乱軍をますます敗走させ、ワシントンが 2001年に始めた政権転覆作戦を挫折させようとする状況下にあって、米軍が力を新たに蓄えるための時間を稼ぐのが狙いだった。

(以下略、続きは引用元でご覧下さい)

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[PARS TODAY]アメリカ人活動家、「アメリカはシリアで戦争犯罪」 / ヒラリー・クリントン-私達がアルカイダを作った 〜グローバリズムとは、全世界を植民地支配すること〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画の中で、ヒラリー・クリントンが、アメリカが資金援助してアルカイダを作ったと述べており、その目的がソ連を崩壊させることだったと言っています。ここから直ちに、シリアのアサド政権を崩壊させるためにアルカイダをダーイシュ(IS)に作り変え、彼らに資金援助、武器援助、そして軍事訓練を施して来たというのは、少し想像力があればわかることではないでしょうか。
 上の記事では、アメリカのシリアに対する戦争犯罪の目的が“中東地域の植民地化”であるとしています。これは実に的確な表現です。ブッシュ・ジュニアが確かイラク戦争を始める時、中東を民主化すると言ったはずです。言葉のトリックですね。民主化=植民地化です。グローバリズムとは、全世界を植民地支配することなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ人活動家、「アメリカはシリアで戦争犯罪」
引用元)

画像は引用元でご覧ください


アメリカ人活動家が、アメリカはシリアでトルコ、サウジアラビア、シオニスト政権イスラエルと協力し、戦争犯罪を行っていると述べました。

アメリカ反戦団体≪国際活動センター≫のサラフェランド団長は、プレスTVとのインタビューで、「シリアでの戦争は同国に多くの損害を与えた。アメリカはこの破壊の元凶である」と述べました。

また、サラ団長はアメリカは中東地域を植民地化しようとしており、その目的を成就する為にトルコ、サウジアラビア、イスラエルを利用していると強調しました。

更に、「シリアでの戦争犯罪者(等)は、同国の全てのインフラと設備を破壊しようとしており、シリアで行われたのは人類に対する犯罪だった」と述べ、シリアの人々の抵抗を英雄的な行為と呼びました。

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ヒラリー・クリントン-私達がアルカイダを作った
引用元)
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