海外在住の方が明かすデジタル庁の「想像以上にやばかった」委託先 / マイナカード「そうだ、返納しよう!」全国同じ様式で理由もひと言「不要」でOK

読者の方からの情報です。
 シンガポール在住の方が、マイナカード一本化によって「保険証がなくなる?免許証は引き続き使えるのか?」と確認したくて、デジタル庁に電話で問い合わせたそうです。デジタル庁が提示する電話番号はフリーダイヤルのもの。「海外からなのでフリーダイヤルは使えない。有料だが仕方あるまい。」とあってお気の毒です。フリーダイヤルでない場合に指定された電話番号にかけたところ、先方の対応が「想像以上にやばかった。」おもしろいので、いや腹立たしいので、ぜひツイートを読んでいただきたいのですが、たらい回しの末に繋がったのは、なんと業務委託された民間企業でした。しかもその委託先は無責任感全開。これがデマ太郎デジタル相が太鼓判を押すマイナンバー制度です。
 今やマイナカードのバカバカしさが知れ渡り、返納する方が増えているようです。返納してもマイナポイント2万円分を返す必要はないらしく、免許証も不要で1分で終わったそうです。最後のツイートに、春日井市のカード返納の書式へのリンクがありました。「春日井市長」という宛先が異なるだけで、どこでもこの様式で返納するようです。返納の理由を書く欄に目一杯書きたかった人が、職員さんから「もう結構」と言われてしまったらしい。ひと言「不要」でもいいのですって。
(まのじ)
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配信元)

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23/5/29 フルフォード情報英語版:米国が米連邦破産法11条*に基づく破産をしなければならないのか

 長きにわたる浪費と腐敗のため、アメリカの負債は、現在話題となっている31.5兆ドルといった額ではなく、「約250兆ドルの未積立負債(セントルイス連銀などによる)を抱えている。」と言っています。その浪費の例として、「現在、110万人弱の兵力に対して、44人の四つ星将官が現役で活躍している。第二次世界大戦中、1220万人の兵士がいたが、四つ星は7人でした。」とのことで、これらが「腐敗、汚職、浪費の一因」だと指摘しています。それ以外にも、「アメリカは11の空母群を保有している。75年前は最新鋭だったが、今では無用の長物だ。…空母群は年間260億ドルもの財政を圧迫し、米国を弱体化させる寄生虫に過ぎない」こと、アメリカ航空宇宙局(NASA)が「年間320億ドルの予算を持つ、単なる映画スタジオに過ぎない」ことを挙げています。アメリカが破産し、北アメリカ合衆国共和国(カナダとアメリカの統一国)として再出発した際には、「北米の行政区域を5つに縮小すること」を白龍会が提案して、具体的な5つの地域を示しています。
 それでも、ハザール・マフィアは「脅迫と贈収賄の手段をすべて投入」して何とか存続させるためにあがいているようです。その例として、アル・ゴアへの強要と思われる発言や、“ケビン・マッカーシー下院議長に「債務上限引き上げ」の計画に同意させた”ことを挙げています。
 また、戒厳令によって、“2022年12月に始まった大規模な抗議活動を封じ込めようとしながら、今年初めに軍が「裁判なしの死刑」と「致死弾の乱射」で抗議者に対する攻撃を行ったペルーに、米軍兵士がまもなく上陸する。これは、ペルー国民を犠牲にした、ロックフェラーによる露骨な資源強奪である。”と言っています。
 日本でもその侵食が著しいLGBQについては、「彼らはまた、LGBQなどの動きの背後にもいて、男性と女性の間の生殖行為を終わらせようとしている。」「米国医師会は、出生証明書に子供の性別を記入するのは、子供が後で自分で選択するまで分からないから省略すべきだと主張している。」といった情報も伝えています。
 FSB【ロシア連邦保安庁】からの情報では、キッシンジャーが、「ウラジミール・ゼレンスキーを新しい傀儡に置き換えるために、10月にウクライナに行く予定であるとロシアに話したという。この傀儡は、国境を凍結し、西ヨーロッパをハザール・マフィアの支配下に置くために、南北朝鮮型の解決策を提示するだろう。」と言っています。
 また、ゼレンスキーと、ロシアの民間軍事グループ「ワグネル」のエフゲニー・プリゴジンは共謀しており、「ウクライナ兵がバフムートに到着してから4時間以内に死亡したのは、ゼレンスキーが大砲の正確な座標をワグネルのハザール・マフィアパートナーに伝えた」せいだと主張していますが、5月26日の時事ブログでは、ウクライナ諜報機関 (GUR) のヴァディム・スキビツキーの部下がプリゴジン氏を「殺そうとしている」という情報を伝えています。
 一連のウクライナの戦争は、「そのほとんどがアメリカ株式会社が時間稼ぎのために兵器の在庫を売り払ったものである。西側からウクライナに送られた物資の4分の3は、コソボやアルバニアに流用され、中東やサヘル*など他の作戦地域に供給されている。」とのことです。そのコソボについては、「セルビアのキリスト教徒部隊は、コソボで行われている違法な武器、奴隷、麻薬の売買を阻止するために、コソボに乗り込むことになった。セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領が金曜日に、コソボ北部の状況をめぐって自国が戦争状態に入ったと述べたのはそのためだ。」と言っており、コソボ問題はますます予断を許さなくなったようです。(ぴょんぴょん先生のコソボ問題シリーズもご参照ください。)
 ウクライナの戦争では、ロシア空軍が、アメリカの最先端兵器システムであるパトリオットがいつでも破壊できることを示したため、「アメリカの兵器産業にとってPR的に大失敗となった。」「これは、製造会社のマーケティング、ひいては軍産複合体に深刻なダメージを与えた」と言っています。そして「今、F-16戦闘機の大量売却は、米国株式会社の兵器の悪評をさらに裏付けることになりそうだ。」とのことです。
 ロシアについては、「ロシア国内でハザール・マフィアの大規模な粛清が行われている」ことと、「ロシアのミハイル・ミシュスチン首相が、その国の新しい事実上の指導者として現れてきたようだ。彼は今、ロシアの高位の代表団を率いて、中国の習近平国家主席と李強首相と会談した」ことを伝えています。

 反ハザール・マフィア的な動きとしては以下のものがありました。
  • イスラム教国アゼルバイジャン政府は、彼らを騙してキリスト教国アルメニアと戦わせようとするハザール・マフィアの企みを阻止した。
  • イスラエルでは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の極右内閣とその過激な政策に抗議して、21週連続で数万人の人々が複数の都市で街頭に押し寄せている。
  • クロアチアの欧州議会議員ミスラフ・コラクシッチは、WHOのプランデミック*条約についてこう言っています。「コロンビアの麻薬カルテルと協定を結ぶ方が、人類にとって健康的で安全だろう。」
  • ロシアと中東諸国は、ロックフェラー家による石油とエネルギー市場の支配を断ち切るために動いている。そのため、サウジアラビアは、ヨーロッパで禁止されているロシアのディーゼル燃料を何百万バレルも買い占めると同時に、自国の供給をヨーロッパの購入者に送り返している。…ヨーロッパもインドがロシアの石油を転売していることに目をつぶっている。

 以下、その他トピックになります。
  • 南アフリカでは計画停電、国内で最も裕福な州と主要コンテナ港を結ぶ鉄道インフラを狙うギャングなど、同国が「破綻国家」になりかねない問題に直面している。
  • パキスタンでは、宣言されていない戒厳令の下、イムラン・カーン前首相が軍によって自宅軟禁されている。
  • ロックフェラー財団はWHO【世界保健機関】とつながっていると公言するようになった。
  • 「最近ポーランドで起こったような不審な雨の後、ベルリンのテラステーブルのほこりを分析したところ...木の花粉ではなく、金属や毒物だった」といった話もあった。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォード情報英語版:米国が米連邦破産法11条*に基づく破産をしなければならないのか
転載元)

米国を弱体化させる寄生虫


Why the US has to go through chapter 11 bankruptcy
Sometimes, when I write a story, it gets convoluted and loses direction. No matter what I do, I only end up digging a deeper hole. When this happens, the only option is to delete the whole thing and start all over. This is a good metaphor for what passes off as government in the United States.
物語を書くと、話がこんがらがって方向性を見失うことがある。何をやっても、ますます深みにはまるばかりである、唯一の選択肢は、すべてを削除して、最初からやり直すことだ。これは、米国で政府として機能しているものの良い比喩だ。

The waste and corruption have gone on for so long that the privately owned UNITED STATES OF AMERICA CORPORATION has about $250 trillion in unfunded liabilities (according to the St, Louis Fed and others) above and beyond the $31.5 trillion in debt that is now in the headlines. Since US GDP is $23 trillion, it is like someone earning 23,000 dollars a year having 280,000 in debt. Such a person is bankrupt because they have to go deeper into debt just to make interest payments. 浪費と腐敗があまりにも長く続いたため、民営のアメリカ合衆国は、現在話題になっている31.5兆ドルの負債を上回る約250兆ドルの未積立負債(セントルイス連銀などによる)を抱えている。アメリカのGDPは23兆ドルなので、年収2万3千ドルの人が28万ドルの借金を抱えているようなものだ。そのような人は、その利息を支払うためにますます借金を重ねなければならないので、破産していると言えよう。

Despite this, the Rockefeller family and their “Joe Biden” fake government are doing everything in their power to kick the can down the road yet again. This is exactly what the Chinese want because it will mean the US will sink deeper into debt and never again become their rival. にもかかわらず、ロックフェラー家とその「ジョー・バイデン」偽政府は、またもや問題を先送りするために全力を尽くしている。これはまさに中国が望んでいることであり、米国がより深く負債を抱え込み、二度とライバルになることはないだろう。

To understand just how dysfunctional the US government is, let us look at the Pentagon as described by Colonel Douglas MacGregor: アメリカ政府がいかに機能不全に陥っているかを理解するために、ダグラス・マクレガー大佐が描いた米国国防総省を見てみよう。

We have on active duty now 44 four stars for a force of less than 1.1 million. During world war 2 we had 12.2 million men and 7 four stars. The most professional people are at the lower levels, the least professional are at the top. This is part of the rot, the corruption the waste, The whole department is a catastrophe; you can’t even audit it. The money goes from the Treasury to Congress to the various defense contractors and then it shows up again in the form of donations. The US is run by donors.
現在、110万人弱の兵力に対して、44人の四つ星将官が現役で活躍している。第二次世界大戦中、1220万人の兵士がいたが、四つ星は7人でした。最も専門的な人々は下層部にいて、最も専門性に欠ける者たちが上層部にいるのだ。これが腐敗、汚職、浪費の一因だ。資金は財務省から議会、そしてさまざまな防衛請負業者へと流れ、寄付という形で再び姿を現す。アメリカは寄付者によって運営されているのだ。
https://www.youtube.com/watch?v=saQ5tpU5R_8

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ジェフリー・エプスタインの所有する島で、未成年の少女による性的な「おもてなし」を受けていた多くの著名人たち / キンバリー・ゴーグエンさん「サイレント・サークルが動き出しました。…彼らはアジアで明らかに日本での掃除を開始しました」

竹下雅敏氏からの情報です。
 ジェフリー・エプスタインは「ロリータ・エクスプレス」と呼ばれるプライベートジェット機を所有し、自身が所有するリトル・セント・ジェイムス島で、未成年の少女による性的な「おもてなし」をしていたと言われています。
 エプスタインの元執事アルフレード・ロドリゲスが保管していた「黒い手帳」には、多くの著名人の名前が記されていました。
 ジェフリー・エプスタインは、収容されていたメトロポリタン矯正センターの独房で、2019年8月10日に遺体で発見され、首吊りによる自殺と断定されました。しかしこの自殺は偽装であり、2019年8月20日の記事でもコメントしたように、肉体の「波動」から本人は生きていることが分かります。
 ジェフリー・エプスタインの元交際相手ギレーヌ・マクスウェルは、2022年6月28日にニューヨーク連邦地裁によって禁錮20年を言い渡されました。
 動画の女性は、“私はこの17年間、私自身の刑務所で過ごしてきました。彼女やジェフリー、共謀者たちが私にしたことのために。何度も何度もレイプされる少女が絶え間なくいました。そしてギレーヌは、刑務所で死ななければなりません。私はこの17年間、地獄のような日々を過ごしてきたのだから。…エプスタインが人身売買した時、私は10歳でした。それだけ長い間、性的人身売買組織が続いてきたんです”と言っています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。キンバリー・ゴーグエンさんは、「サイレント・サークルが動き出しました。…彼らはアジアで明らかに日本での掃除を開始しました」と言っています。
 掃除によって、ヒラリー・クリントンのような人々は逮捕されるべきだと多くの人は考えるが、キンバリーさんは「彼らを逮捕することに意味がありません」と言っています。「彼らはとにかく裏口から出て、新しいID を取得して、エプスタインのようにどこか別の場所で暮らします」というのがその理由です。この言葉からも、ジェフリー・エプスタインは生きていて、どこか別のところで暮らしていることが分かります。
 キンバリーさんの話は、典型的な「メリベ通信」になっています。「メリベ通信」には翻訳者が必要なので、翻訳者の記事と本人の言葉の両方を比べて意味を理解するよりありません。
 「サイレント・サークル」というグループについては、5月3日の記事を参照してください。彼らは、政府の人々のネットワーク全体に電話をして、「あなた方は、もう、ロスチャイルドに、中国のDSに、イラン人に報告する必要はない。あなた方は我々のために働くことになる。」と言ったということです。
 従わなければ、真実が明らかにされて権力を奪われ、公衆の面前で名誉を傷つけられるか、または地球を旅立つかもしれないということです。即ち、ジェフリー・エプスタインの時のように、“裏口から出て…どこか別の場所で暮らす”ようなことは起こらないらしい。
 昨日の記事で紹介した「ハンター・バイデンのノートパソコンにあった約1万枚の写真」の公開は、“名誉棄損は…多くの分野で、今後数日のうちに成立することになる”と書かれているものの一つだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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世界の有力者に未成年の女性を提供、脅していたエプスタインの亡霊がまだ徘徊
引用元)
世界の有力者に未成年の女性を提供、行為の様子を隠し撮りしておどしの材料に使っていたジェフリー・エプスタインの亡霊が今でも徘徊している。名前が出てきた人物には、「COVID-19ワクチン」でも注目されているビル・ゲイツ、バージン・グループを創設したリチャード・ブランソン、JPモルガンのジェイミー・ダイモン、ノルウェーの首相、王族なども含まれている。体制に批判的な学者として知られているノーム・チョムスキーもエプスタインと親しく、イスラエルで首相を務めたエフード・バラクとも会っていたと伝えられている。

バラクは首相に就任する前、イスラエル軍の情報機関AMANの局長を経て参謀総長になっているが、AMANの命令でエプスタインは活動していたという。世界の有力者を脅す材料をイスラエルの情報機関に提供していたということだ。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)

エプスタインのパートナーだったギスレイン・マクスウェルの父親はミラー・グループを率いていたロバート・マクスウェル。ロバートは第2次世界大戦の際、チェコスロバキアからイギリスへ亡命、ミラー・グループなどを買収、言論界に君臨することになる。彼とイスラエルの情報機関との関係は有名だが、ギスレインとエプスタインも1980年代後半からAMANの仕事をしていたと言われている。
(中略)
エプスタインの知り合いには大物が少なくない。そのひとりがリン・フォレスター・ド・ロスチャイルドだ。夫はNMロスチャイルド銀行の取り仕切ってきたエベリン・ド・ロスチャイルドである。
(中略)
リン・フォレスターはエベリンと結婚する前、マンハッタンにある自分のアパートをギスレイン・マクスウェルに使わせていた。エプスタインが保有していたプライベート・ジェットの搭乗者名簿にはリン・フォレスターの名前も記載されている。
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配信元)


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[YouTube]オルタナティブ数学|ショートフィルム

竹下雅敏氏からの情報です。
コロナでは、これに近いことが起こったのは確か。
(竹下雅敏)
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Alternative Math | Short Film
配信元)
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まみむのメモ(57)〈食べられる野草図鑑〉(番外編)竹・笹

 昨年、庭の黒竹が一斉に花を咲かせました。60〜120年に一度咲くといわれる竹の花です。 一生に一度見られるかどうかです。花が咲くと一旦枯れ、再生までに何年もかかることがあることや、竹の実を食べた野ねずみが増えて農作物被害が出たことがあり、不吉とされるようになったそうですが、エネルギーを使い切って花を咲かせる竹を祝ってあげたいです。

 竹について調べていると、古くから日本に自生しているとされるマダケ、ハチクなどの花が咲いても根は枯れないで残る種類もあるようで、現に庭の黒竹は全部は枯れないで残っていて、少ないのですが今年も新しい竹が生え、種から生えたと思われる細い竹も出ています。
 また、エグミが強いタケノコはマダケのタケノコのようです。エグミの原因物質はシュウ酸で、尿路結石の原因物質の一つといわれていますが、シュウ酸を含む食品はホウレンソウやタケノコだけではなくて、ココア、コーヒー、緑茶、紅茶やパセリ、レタス、ブロッコリーなどいろいろな食品に含まれており、結石予防にはむしろインスタントラーメン・コンビニ弁当・カップ麺・脂身の多い肉や皮・肉加工食品(ベーコン・ハムなど)・動物性油脂(バター・ラード)・スナック菓子(クッキーなど)・洋菓子(チョコレート・ケーキ・ドーナツなど)の食品を避けるのが有効だそうです。
 ちなみに我が家では、10年近く下茹でをしないで美味しくいただいています。「タケノコの栄養成分は水溶性なので下茹でしないほうが良い」とたしか村上光太郎先生のお話だったと思いますが、読んだことがあります。(掘ってすぐが良いとされますが、1週間以上経ってもエグミは出なかった経験もあります。)
 シュウ酸はカルシウムと一緒に食べると、排出しやすいそうで、タケノコをイリコ出しで厚揚げなどと一緒に煮付けると良さそうですよ。
(まみむ)
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まみむのメモ(57)〈食べられる野草図鑑〉(番外編)竹・笹


モウソウチク(孟宗竹)


時期 タケノコは4月頃に地下茎から発芽する。2ヶ月〜半年で最大まで生長する。67年に1度花が咲くとされる。
場所・環境 アジアの温暖湿潤地域に分布する。中国江南地方原産で日本では栽培により北海道函館以南に広く分布する。

タケには草のような特徴もあれば樹木のような特徴もあり、草とも木とも違う生態を持っている。タケは稈(かん:イネ科植物に見られる節と節の間が中空の茎)が木質化し、地下茎からタケノコが直接生える無性生殖の一種で遺伝子が同一のクローンで増えていく。60〜120年に一度竹林全体が一斉に花を咲かせ、有性生殖を行い子孫を残して枯死するものが多い。

日本に生育するタケ亜科(タケ類とササ類)の植物は約130種類、そのうちタケ類は種としては20種ほど、変種なども含めると50種ほどではないかといわれている。
花は、退化した花被、雄しべ3~6、雌しべ1、一度花が咲くと枯れる 。花が咲くときは4月から5月にかけてで、日本におけるモウソウチクの例では、種をまいてから67年後に一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)記録されている。

枝から4~8枚、披針形、葉質は薄く葉脈は平行線が明瞭。日本のタケ類の中で最大で、高さ25メートルに達するものもある竹の大きさの割には短い。枝先に8枚ほどまで付き、裏面基部にはわずかに毛がある。春に黄葉して新しい葉に入れ替わる。竹の幹は生長を終えると、木のように太くならずに、枝が毎年枝分かれしながら先へ伸びる。木での年輪の代わりにこの節数を数えるとその竹の年齢を判定できる。年を経ると稈の枝分かれ数が多くなり、葉が増えた結果、稈の頭が下がる。
モウソウチクのタケノコは大型で肉厚で柔らかく、えぐみが少ないため食用に供される。湿潤で粘土質の竹林では良質のタケノコが採れる。種もジャガイモに匹敵する栄養価があるとされ、古来竹米と呼び、米とともに飯、または粥に煮る。その味は淡白。

日本のタケ類がなぜ開花してもあまり実をつけないかは、実は明らかになっていない。考えられるのは、自家不和合性(同じ植物体の花粉を排除する性質)。開花はしても、雄しべと雌しべが、もとは1個体から発育したもののため、減数分裂ができても何らかの原因で花粉管が伸びなかったりするなど、受精が行われないのではないかと考えられている。また、果皮が薄く、種子と区別がつきにくい。


タケ類の実は採取後、一度でも乾燥すると発芽力がなくなってしまう。そのため撒いて発芽させるには採り蒔き(種を保存しないで播くこと)をしないといけない。
そうすれば4~5日で発芽させることができる。

熱帯産のメロカンナ属などでは果皮中にデンプンを蓄えているため厚く、種子との区別が明らかで、直径5~6cm、長さ10cmにあまる巨大なものもある。
地中を水平方向に伸びる横走根茎で、節から根を生じる。地下茎で繁殖する温帯性のタケと熱帯性のバンブーと呼ばれる株立ちで繁殖するタケ類がある。

タケは節ごとに、細胞が分裂して成長する「成長点」と呼ばれる部分があり、例えば1節が1日1㎝伸びれば40節で1日40㎝成長することになり、1日1m以上、1年で10m伸びることもある。さらに地下茎も最大で1年に5メートルから8メートルも伸びた記録がある。
見分けるポイント 日本における最大の竹で、マダケやハチクが太さ15㎝前後に対して、モウソウチクは20㎝前後になる。節に出来る環が1つ(マダケ、ハチクは2つ)。タケノコの出る時期が早く、5月中旬以降に出るマダケやハチクに先んじて、4月頃に出る。竹の皮に黒い斑点模様がある。(マダケにも斑点模様があり、ハチクは赤っぽくて斑点がない)。
なお、マダケとハチクの違いは表皮全体に粉を吹いているように白っぽいのがハチク。

マダケ

間違えやすい毒草 なし
生え方 常緑性の多年生植物。各地で農家の裏や耕作地の周辺などに植栽され、竹林として維持・管理されてきた。
学名 Phyllostachys heterocycla f. pubescens
科名・属名 イネ科・マダケ属
採取方法 タケノコの掘り方のコツは地面に出ている先の葉の向きと同じ方向に鍬(タケノコ唐鍬)を入れ、テコの要領で掘り起こす。

竹の伐採年齢は4年以上のものが強度、収縮率、比重などから良いとされている。また、伐採時期については、夏から初秋にかけての地下茎の成長期に貯蔵栄養分が糖として利用されるため、2月から8月(にっぱちと俗にいう)に伐採すると害虫の影響などで耐久期間が短く長期保存に向かなくなるといわれている。
あく抜き 掘り取ってすぐはエグミが少なく時間が経つとエグミが出て来るとされ、糠(+タカノツメ)を入れた水、又はお米のとぎ汁で茹でて下処理をするのが一般的。ただし水溶性の栄養成分パンテント酸やカリウムなどが減少し、下茹でしないほうが味が濃い。(マダケは苦竹ともいいあくが強く、一般的には流通しないがメンマ作りに使われる。逆にハチクにはあくがないので下茹でしない。)

あくの成分はシュウ酸で尿路結石の原因の一つとされるが、カルシウムと一緒に摂ることで結石を防ぐ。
調理法 煮もの、木の芽(酢味噌)和え、天ぷら、汁の実など。
他の利用方法 マダケに比べ密度や材質の脆さなどがあり表面の緻密さも劣るが、花器、ざる、かご、すだれ、箸の他、鉄製品やプラスチック製品が普及するまでは建築材料、農業資材、漁業資材などとしても用いられてきた。2000年代以降、野球で使用されるバットの原材料としての利用も盛んとなっている。繊維を利用して竹紙も作られている。竹酢液や竹炭としても利用される。

竹全体では生活用具から楽器、おもちゃまで多岐に利用されている。竹小舞、竹垣、調理器具、そうめん流し樋、ししおどし、水鉄砲、尺八、篠笛、能管、上総掘り(かずさぼり:井戸の代表的な工法で割り竹を長くつないだものを使う)、耳掻き、串、行李(こうり:衣類などを入れる)、茶筅、竹箒、熊手、簀(すのこ)、孫の手、草履、杖、うちわ・扇子の骨、和傘の骨、竹細工、白熱球のフィラメント、蓄音機用レコード針。ものさし、竹とんぼ、竹馬、釣竿、竹刀(しない)、和弓と矢、竹炭、竹紙、竹布、バイオ燃料(発酵させるとエタノールが得られる)、竹酢液は除菌、殺菌、消臭、防虫に使用、表皮抽出物から殺菌剤、ハンドソープを製造。

榊(さかき)とともに清浄な植物とされ、地鎮祭や神事に使用、門松、七夕飾り、家紋等々。
効能 モウソウチク表皮の緑色部分に最も多い抗菌成分・・・2.6ジメトキシ、1.4ヘンジキノン、パラベンキノン、タンニン。
消臭成分・・・フェノール、フラボノイド。
抗酸化成分・・・フロフラン型リグナン、ポリフェノール。
その他有効成分・・・クロロフィル、キサントフィル、βカロチン、ビオラキサンチン。

これらの成分により、食中毒のおもな原因物質であるノロウイルスの代替ウイルスのネコカリシウイルス及び鳥インフルエンザウイルス(H5N3)の99%以上の不活化効果を確認(株タケックス・ラボと鳥取大学の共同研究による)。(※不活化とはウィルスの感染力が無力化されて、増殖が出来ない状態のこと)。

タケノコには炭水化物、たんぱく質、チロシン、パンテトン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、ビタミンC、ビタミンB2、リン、カルシウム、カリウム、亜鉛、食物繊維(セルロース)、マンガン、葉酸など多様な栄養素が含まれる。

チロシン・・・アミノ酸の一種で、アドレナリンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの神経伝達物質のほか、皮膚や髪の毛の色素になるメラニンの原料になる。体の成長・代謝を促すホルモンや、集中力を高めるホルモンの材料になる。体内でも合成されるが、積極的に摂取することで、やる気や集中力を高めるのに効果的とされる。

パントテン酸・・・水溶性ビタミンの一種。糖質、脂質、たんぱく質などほかの栄養素の代謝とエネルギーの生成に関係していて、不足すると、成長障害や神経の異常、全身の疲れなどの症状が現れることがある。

食物繊維(セルロース)・・・食物繊維には、腸を刺激して便通を促す不溶性食物繊維、腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維があり、便秘改善に役立つ栄養素。たけのこには不溶性、水溶性どちらの食物繊維も含まれている。腸を刺激して排便をスムーズにするほか、水分と一緒に人体にとって不要なものを吸着して排出する。

アスパラギン酸・・・アミノ酸の一種で、即効性の高いエネルギー源として知られており、スポーツ飲料や疲労回復ドリンクなどで良くつかわれている。

グルタミン酸・・・うまみ成分。たんぱく質を構成する酸性アミノ酸の一種であり、神経伝達物質としても機能するなど幅広い働きをする。例えば、アンモニアの排出を促し、疲労回復や認知症の予防に役立つほか、皮膚の保湿力を高める美容効果などが確認されている。

亜鉛・・・必須ミネラルの一種で、たんぱく質の合成や遺伝情報の転写にかかわる。骨、筋肉、内臓といった人体を構成する各種細胞の生成と新陳代謝に関係する重要な栄養素。また、味覚に作用するとされ、不足すると味覚異常を起こすことがある。

カリウム・・・塩分の排出を促す働きがあるので、特に塩分の摂り過ぎが気になる方に役立つ。塩分を摂り過ぎると、体内の塩分濃度を下げるために余分な水分を溜め込み、むくみの原因となってしまうことも。カリウムはむくみ解消に役立つ栄養素。

竹炭は、有害化学物質を吸収する作用があるという。竹酢液は、竹炭を焼くときに出る煙を冷却した、竹のエキスといわれ、殺菌、止痒、消臭、抗酸化性の作用があるという。

利尿には、葉を乾燥して、適量を煮出して、お茶のように飲用、タケ特有の香りが楽しめる。

竹皮は、防腐効果があり、昔は、食べるものを包むのに用いられた。
(ハチクまたはマダケの葉は、竹葉(ちくよう)という生薬で、解熱や利尿の作用がある。葉を酒に漬けて香りを付けた竹葉青というリキュールが中国にある。ハチクまたはマダケの茎の外層を削り取った内層は竹茹(ちくじょ)という解熱、鎮吐の生薬で、タンチク、 ハチクの茎を火で炙って流れた液汁は、竹癧(ちくれき)という生薬である。)
その他 「生物の耐用年数表」によれば平成20年4月1日以後開始する事業年度にかかるモウソウチクの法定耐用年数は20年となった。

葉を食料として利用する動物もおり、ジャイアントパンダはこれを主食としている。

801年(延暦20年)、京都府長岡京市の海印寺、寂照院の開山・道雄上人が唐から持ち帰った、また1228年(安貞2年)に曹洞宗の開祖・道元禅師が宋から持ち帰った、など諸説あるが全国へ広まったのは薩摩藩による琉球王国経由の移入によってと考えられている。

モウソウチクの名は冬に老齢の母がタケノコが食べたいといい、母のために寒中筍を掘り採った三国時代の呉の人物、孟宗にちなむ。

戦後の里山管理の衰退に伴い、放置されていたり逸出していたりして、生育域は拡大する傾向にある。
参照サイト・文献 農林水産省
生活情報しぼりたて
株式会社タケックス・ラボ
知っていますか?【メンマ】は発酵食品!!「塩漬け」「発酵」「乾燥」から生まれる本物の味と食感 【発酵メンマの作り方】
【竹の見分け方】孟宗竹、淡竹、真竹の見分け方
環境めぐり
サントリーウエルネスOnline
イー薬草・ドット・コム
ウィキペディア「」「モウソウチク
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