米国は今日から始まる2014年会計年度を予算なしでスタートすることとなった。政権側と共和党側が議会で妥協に至ることが出来なかったことが背景にある。
いままで激しく議論されてきた
政府機能の一部停止が現実のものとなり、17年ぶりの出来事となった。共和党がコントロールする議会下院では、ホワイトハウスが受け入れ不可能であることが前もって分かっている一時的金融措置が採択され、多くの国家機関は機能を停止している。
連邦公務員210万人のうち、80万人が突然の休暇に入ったほか、
社会保険支払い申請の受付は停止され、
住宅ローンおよび零細企業への政府支援もストップする。さらに
国立公園および博物館が一時閉鎖となる。
オバマ大統領はホワイトハウスで特別声明を発表し、外交を含めた国家安全保障分野における活動は継続されるとしている。また
軍人には影響がないが、国防総省で勤務する数十万人の文官には影響がでる。
オバマ大統領は危機克服を呼びかけ、議会が重要分野への支出を再開することを採択するよう求めている。
タス、リアノーボスチ