注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
これに対し、西村氏は二十五日、総務省を通じて野党側に書面で「そのような『文書』を提出するように指示したことはない。極めて遺憾だ」と伝えた。国会審議については「重要性は強く認識している。研究教育等の本務に支障のない限りにおいて、国会には協力する」と強調した。
(中略)
石田総務相は二十五日の同委で「不正確な文書が出回ったことは大変申し訳ない」と述べた。国民民主党の渡辺周氏は「西村氏が国会に出ない理由を総務省が捏造(ねつぞう)したのではないか」と追及。
(以下略)
統計不正問題をめぐり、今度は総務省が信じがたい暴挙に出た。先週、総務省が、統計委員会の西村清彦委員長が国会に参考人として出席することを拒否すると記した文書を、勝手に捏造して野党に送っていたのだ。
(中略)
国民民主党・渡辺周議員によれば、昨日になって総務省大臣官房から、西村委員長による文書が別に届けられた。
(中略)
〈なお、国会周辺には私が提出した「文書」と称するものが回っているようですが、私はそのような「文書」を提出するように指示したことはありません(中略)… このような「文書」が国会にわたった経緯を私は知りませんが、極めて遺憾です。従って、本文書が私の初めての提出文書であることを明確にしたいと思います。〉
つまり、22日に総務省が野党側に送った、国会に参考人として出席することを拒否する文書は、西村統計委員長が書いたものではない、総務省側がでっち上げた“捏造文書”だったのである。
(以下略)
統計問題等集中審議を求め総務委員会でも合意していましたが総務省大臣官房秘書課から高井筆頭理事に2月22日16時38分に以下のメールが来ました。これ以上、国会審議に協力出来ないと言う事でした。驚くと共にこれで何を審議しろと言うのでしようか?総務省から説明を求めます。 pic.twitter.com/PYTx7VcGuL
— 原口 一博 (@kharaguchi) February 25, 2019
総務省官房長に事情を聞いたところ先ほど以下の文書が西村清彦氏から出されたと説明を受けました。
— 原口 一博 (@kharaguchi) February 25, 2019
「国政における国会審議の重要性を強く認識しております。しかし、同時に、私には研究教育等の本務がある事を認識していただきたいと思います。そのもとで、研究教育等の本務に支障がない限りにおいて pic.twitter.com/MFb2lopAj7
、国会に協力する所存です。
— 原口 一博 (@kharaguchi) February 25, 2019
なお、国会周辺に私が提出した「文書」と称するものが回っているようですが、私はそのような「文書」を提出するように指示したこともありませんし、内容も提出を前提とした文書としては明らかに不正確であり、ふさわしくありません。このような「文書」が国会にわたった
経緯を私は知りませんが、極めて遺憾です。従って本文書が私の初めての提出文書であることを明確にしたいと思います。
— 原口 一博 (@kharaguchi) February 25, 2019
2019年2月25日
西村清彦
」
» 続きはこちらから
原口議員の一連のツイートをご覧ください。
安倍政権になってから急激な勢いで日本は崩壊中ですが、ついに底が抜けてしまった感があります。
ツイートで菅野完氏は、“内閣潰れるのが普通なんだけど”と言っていますが、同感です。この問題でメディアが沈黙していること自体が、この政権の異常性を表していると思います。