スタンス(主に引用する文献)
この頃「背(はい)乗り」という文字をよく見ます。警察用語でもとはソ連工作員に対し使われていたようです。意味は外国人工作員が戸籍を取得するなどでその国の人間に「成りすまし」内部工作をすること、最近の日本の場合北朝鮮工作員を指す場合が多いのです。実は
ユダヤ問題の全般における本質内容はこの
「成りすまし」にこそあると私は見ています。
「成りすまし」問題、ユダヤ人は例えば米国居住ならユダヤ人であると同時に居住している米国の国籍も持てます。二重国籍でユダヤ人であり米国人でもあれるのです。ですからユダヤ人であることを隠したなら簡単にその国の人間と「成りすまし」振る舞えることができます。このようにユダヤ問題にはまずユダヤ人の成りすましの問題があります。
そしてこれとは角度の異なる「成りすまし」問題があります。
非ユダヤ人がユダヤ人に「成りすます」問題です。
いわゆる偽ユダヤです。こちらが問題の本質で、非ユダヤ人が「成りすまし容易なユダヤ人」に成りすます、これで意図した様々な計画とそれに伴う工作が容易となり現に実行されてきた問題です。ある種の意図や計画を持っている存在にとってユダヤ人とは非常に便利で使い勝手が良いのです。
ユダヤ人に偽装することで自分の意図や正体が隠せられるのです。この背景にはユダヤ人の特殊性および「ユダヤ人とは何か?」の規定が非常に曖昧複雑で困難だという点があります。
このように「成りすまし」を本質とするユダヤ問題は迷路のよう非常に複雑で落とし穴があちらこちらに据えられており把握が難しいのです。個々の細かいところにこだわってしまう、もしくは一方的な視点で問題を見るといつの間にか知らないうちに落とし穴に嵌まりこみ身動きとれなくなる危険性があります。ある程度の長期的なスパンで全体を俯瞰した視点が必要なのだと考えています。
このユダヤ問題のポイント(近・現代編)で主に用いる二つの文献資料を紹介します。
一つは、ジャック・バーンシュタイン著1985年発刊の『人種主義・マルクス主義イスラエルでの、米国ユダヤ人の人生』を「シオニストユダヤからの内部告発」として阿修羅掲示板で和訳紹介されていた資料です。
これは現在「アンチ・ロスチャイルド」サイトの資料室に全文保存されています。
もう一つは元ソ連外交官アレキサンドル・イワノフ氏が1993年夏に日本を訪問し全国各地で講演を行った講演内容をまとめた『「ロシア-ユダヤ闘争史」の全貌』です。
これは現在「ヘブライの館2」サイトの資料室に保存されています。両資料を是非全文読まれて下さい。どちらも歴史的に長いスパンからの著述で全体像が俯瞰できること、さらに両資料の内容にかなりの重なる部分がありそこに高い整合性が見て取れます。更に他の資料や情報からもこの両資料に記される内容その整合性の高さが見て取れます。それぞれの内容が信用できることが分かるのです。
また「ヘブライの館2」サイト自体が大変豊富で貴重な資料が詰まっていますからそこも主たる参考にしていきたいと考えています。
ユダヤ人とは?
皆様、
ユダヤ人と聞いてどのような顔を思い浮かべるでしょうか?多くのユダヤ人とされる人々が携わっているのは金融業界と通信情報業界です。これらの中心地がニューヨーク、多くのユダヤ人が居住します。通信関連でハリウッドにも多くのユダヤ人がおり、ユダヤ人と言えば彼らの顔を浮かべるのではないでしょうか?
彼らは皆白人です。しかし、これは変なのです。ユダヤ人と旧約聖書は切り離せません。
旧約によると「あなたの子孫に、わたしはこの地(カナン)を与える。」との旧約の神からの祝福を受けたアブラハム、その孫のヤコブがイスラエルと名乗るところからユダヤ人の歴史は始まります。ユダヤ人の父祖アブラハム、彼は家畜と共にイラクを始め中東各地、最終的にはエジプトへと移り住むことが記述されています。一口で言うと「アラブ人」なのです。有色人種です。従って神に祝福を受けた
アブラハムの子孫のユダヤ人は有色人種のはずです。それが大概のユダヤ人が白人なのです。
もしユダヤ人を「子孫、血統を受け継ぐものだ」と規定すればニューヨーク等に居住の大多数の白色ユダヤ人はユダヤ人ではないとなるでしょう。ちなみに日本の皇室は男系で受け継がれてきましたが、ユダヤ人の場合血統的には母親がユダヤ人であることがその条件となるようです。
民族を規定するもの、ウィキペディアでは冒頭に土地、血縁関係、言語の共有(母語)や、宗教、伝承、社会組織などを基準にあげています。古代に国が分裂崩壊し世界中に離散し流浪の民となったユダヤ民族は、土地、言語、社会組織等でその民族を規定することはできません。ユダヤ人の特殊性でありその民族規定の困難さです。血統や言語的には非ユダヤ人がなぜユダヤ人となっているのか?
現在ユダヤ人の規定は宗教に由っているのです。
ユダヤ教徒がユダヤ人とされているのです。しかしこれはこれで非常に曖昧かつ複雑で大変な問題を含む規定基準です。端的には日本人でも中国人でもソマリア人でも誰でもユダヤ教に改宗すればユダヤ人になれてしまうのですから。そしてそもそもユダヤ教とは何か?の問題があります。
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乱暴というかかなり無謀な試みではあるのですが、先に見解を示した方がこれからの話の展開が通じやすくなるかとも考えるからです。
皇帝アレクサンドル二世暗殺からロシアで本格的に始まったハザール・ユダヤ人迫害のポグロムは三つの動きを生みだしました。即ち①ハザール・ユダヤ人のロシアから米国への大量移民、②ロシアでの革命運動の活発化、③シオニスト運動の台頭です。
しかしポグロムが続出したところで、これら三つの動きはあらかじめ周到な計画と準備無しには絶対に生まれない動きです。そしてこの三つの動きはそれぞれが次の事実に繋がっていきます。①米国の乗っ取り、②ロシアの乗っ取り、③パレスチナのイスラエル建国、以上です。
そして更にこれらの具現化した事実はそれぞれが大きな渦となって合流して巨大な潮流となります。それは「世界統一政府樹立」に向けた巨大な潮流です。この潮流が全世界を飲み込んでいったのでした。