注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

林業は農業以上の衰退産業。今や山に農薬を散布するなんて酷い話があるのか。宮崎には照葉樹林というとても良い山があり下流の綾町ではオーガニックを推進しているはず。まさかとは思うけど、あの山々ではないよね…(*_*) https://t.co/fiTv6a4Y0L
— K2 (@ktothe2nd) 2019年6月10日
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注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
林業は農業以上の衰退産業。今や山に農薬を散布するなんて酷い話があるのか。宮崎には照葉樹林というとても良い山があり下流の綾町ではオーガニックを推進しているはず。まさかとは思うけど、あの山々ではないよね…(*_*) https://t.co/fiTv6a4Y0L
— K2 (@ktothe2nd) 2019年6月10日
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
[祝報]米カリフォルニア州地方裁判所が、モンサントの除草剤「ラウンドアップ」がガンを発生させた「事実上の要因」だったと陪審評決❗️モンサント側には7800万ドル(約87億円)の賠償命令が出されている。https://t.co/MUz6pnqmEc
— やのっち(。・ɜ・)d (@_yanocchi0519) March 20, 2019
ラウンドアップ訴訟は、1月時点で原告数が1万1200人に爆裂激増中!
ロサンゼルスは、モンサントのラウンドアップ訴訟における最新の陪審評決(ラウンドアップがガンを発生させた「事実上の要因」と結論)を受けて、ラウンドアップの使用を禁止❗️
— やのっち(。・ɜ・)d (@_yanocchi0519) March 22, 2019
キ━━イイィィ(。☉ω ⊙。)タァァアア━━ッッッ!!!!!https://t.co/tmd0an1pzg
安倍一味が種子法を廃止しようが無駄!
S.F.連邦裁判所は20日、「グリホサートを主成分としたモンサント(独バイエル子会社)の除草剤(ラウンドアップ)は、本剤を数十年使用した男性に発症したガンの実質的な原因」と裁断。モン買収後、バイエル株価は38%下落。https://t.co/ojbycRtPdq
— 身体の声を聴こう (@aQupuntura17) March 20, 2019
サンフランシスコの裁判所を出る原告ハーデマン氏。 pic.twitter.com/kt3cmv79gZ
ラウンドアップが原因で農家の男性がガンになったと米連邦裁判所が判決。するとバイエルの株がこの通り!! https://t.co/qVB0amajNP
— mko (@trappedsoldier) March 20, 2019
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
宮崎県で山師をされている「林業ボブマーリー」さんが、このニュースの背景にある深刻な問題点を解説しておられました。
まず、山に農薬を散布することは、これまで宮崎県が培ってきた「無農薬・無化学肥料・有機栽培」の農業を始め、安全な水と自然環境を元にした畜産業、漁業への世界的な評価にダメージになるばかりか、当の林業においても、環境保全の木材に与えられる「国際森林認証」を得ることが不可能になってしまうと訴えておられます。それは宮崎県の一番の魅力であり「唯一の武器」を失うことになる「完全な愚策」だと。
一方で林業には、私のようなシロウトが思いもよらない問題がありました。林業と聞くと、木を切り出して製品化するイメージがあり、そのような生産部門は機械化もされ、脚光も浴び、職業になりやすいのだそうです。しかし、伐採した後の植林・育林は、いまだに機械化が進んでいない、クワ一本、ほぼ人力で行う大変な重労働が続いているそうです。山の急斜面で一日300〜400本を背負いながらの手植えと聞いただけで目まいがしそうですが、それ以上に過酷なのが暑い時期、数カ月にわたって続く「下草刈り作業」で、精神的にも肉体的にも限界状態を体験するそうです。
その上、伐採と植林・育林とのバランスが極端に崩れた林業は経済的にも労務的にも、また政策的にも行き詰まりに来ています。「とりあえず植えた木」が大問題になるなど、本当に知りませんでした。
若者は辞めていき、高齢化が進み、ますます労働は過酷になる中、無人でヘリコプターでの除草を提案するのは、ある面、苦肉の策と言えるのかもしれません。
けれども、この歪みの中で一番苦労をされている「林業ボブマーリー」さんだからこそ、畑の草とはケタ違いに強靭な雑草を枯らすほどの農薬の怖さを知り、そうまでして残すものは何か、と鋭く問われました。「豊かな材木」のための農薬であって「豊かな森林」のためではないならば林業を辞める、農薬を撒かなくても林業を救う道があるはずと強い思いを語られています。
実情を知らないうちは「農薬散布なんてやめてほしい」で終わりそうですが、それだけでは立ち行かないほど日本の林業は危機的な状況にあるのでした。
山林へのヘリ除草剤散布に反対し、他の解決方法を考えようという署名も集めておられるようです。
日本の宝のような環境を守りたい一人として、私もweb署名をしてみました。