アーカイブ: ドナルド・トランプ

イランの革命防衛隊ソレイマーニー司令官は死亡しておらず、完全に健康体!〜第3次世界大戦を避けるために動いているトランプ大統領とQグループ、ソレイマーニー司令官、アルムハンディス司令官

竹下雅敏氏からの情報です。
 1月3日の記事のコメントで、すでに指摘していますが、イランの革命防衛隊ソレイマーニー司令官は死亡しておらず、完全に健康体です。イラクのアルムハンディス司令官も同様です。なので、メディアの報道とは異なり、“誰も死んでいない”のではないかと思っています。
 私の調べでは、トランプ大統領とQグループはもちろん、ソレイマーニー司令官もアルムハンディス司令官も第3次世界大戦を避けるために動いています。なので、今回の一連の騒ぎは茶番だといえます。恐らく、藤原直哉氏が「トランプの米軍中東撤退戦略を助けている」という見方が、真相に近いのではないかと思います。
 Qグループの中心人物だと思われるミリー統合参謀本部議長は、“アメリカ軍がイラク国内に展開する部隊の撤退の準備を進めると伝えたとする書簡”について、「書簡は下書き」だと釈明しつつも、書簡の内容が事実であることを間接的に認めています。
 ミリー統合参謀本部議長の「撤退は計画していない」という言葉は、“(第3次世界大戦を起こそうとするカバールを殲滅しない限り)撤退しない”と言っているのだと思います。なので、今後アメリカ軍がイランを空爆するならば、恐らくその場所は米CIA、モサドの拠点ばかりだろうと考えています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプ大統領「戦争を始めるために行動起こしたのではない」
引用元)
(前略)

トランプ大統領は南部フロリダ州で3日、演説し、「昨夜、私の指示によってアメリカ軍は完璧で正確な空爆を成功させ世界一のテロリストを殺害した」と述べ、イランの精鋭部隊、革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したと述べました。

そしてソレイマニ司令官は20年にわたり中東でテロ行為を繰り返し、その指示のもと多くのアメリカ人が殺害され、最近もイラクのアメリカ大使館が攻撃を受けたほか、アメリカの外交官や軍人を標的にさらなる攻撃を計画していたと主張しました。

(中略)

「われわれは昨夜、戦争を止めるために行動を起こした。戦争を始めるために行動を起こしたのではない」と述べ、イランとの戦争は望まないという考えを改めて示しました。

そのうえで「私はイランの人々を深く尊敬している。イランの体制転換を求めているのではない。しかしながらイランの現体制による中東での攻撃はいますぐ止めなければならない」と述べ、イランの指導部を強くけん制しました。

(以下略)
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米軍のイラク撤退を示唆する書簡流出 国防長官は撤退否定
引用元)
(前略)

アメリカの複数のメディアは6日、アメリカ軍がイランの隣国のイラクに宛てて、イラク国内に展開する部隊の撤退の準備を進めると伝えたとする書簡の内容を伝えました。

(中略)

これを受けてエスパー国防長官は急きょ記者会見し「撤退という決定は何もしていない」と述べて、書簡の内容を強く否定しました。

さらに、アメリカ軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は、書簡は下書きだとしたうえで「稚拙な文章だが、撤退は計画していない」と釈明しました。

(中略)

イランのメディアは最高指導者ハメネイ師の外交顧問が6日、「アメリカがこの地域を離れるなら被害は少なくなるが、そうでなければ一帯はベトナムの時よりも泥沼化するだろう」と述べたと伝えていて、今後のアメリカ軍の動向も焦点となりそうです。
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配信元)



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19/12/23 フルフォード情報英語版:カラブリアのマフィアの逮捕と、国際刑事裁判所のシオニスト指導層に対する訴訟は、ハザールマフィア破滅の序曲

 来月後半には、スイスのダボスで世界経済フォーラムの年次総会が開かれ、富裕層1%が集まります。
先日、世界で最も金持ちの500人の資産総額が現在5.9兆ドルとなり、昨年末と比べて1.2兆ドル、すなわち25%増やしたと判明。金持ちが更に金持ちとなりました。
 1位のジェフ・ベゾスだけは離婚のせいか90億ドル減らして1,160億ドルになりましたが、名前が出ている2位のビル・ゲイツ、3位のベルナール・アルノー、4位のウォーレン・バフェット、5位のマーク・ザッカーバーグなど10位までだけでも皆さん何十億ドル、何百億ドルと軒並み資産を増やしています。
 2020年秋の大統領選が終わるまでアメリカの破産を誤魔化すため、トランプさんはダボスに赴き、彼らに命乞いをするのでしょうか。あるいは大量逮捕で脅して金を巻き上げるのでしょうか。
 それより前に、借金に喘ぐ一般大衆がローンを次々に支払えなくなって、金融システムが強制リセットとなる可能性も出てきました。
 アメリカの綱渡りは、まだまだ続きそうです。今回のカラブリアの逮捕劇もイタリア大手メディアは無視したそうですから、2020年はもうちょっと派手に勧善懲悪劇でスカッとさせて欲しいものです。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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カラブリアのマフィアの逮捕と、国際刑事裁判所のシオニスト指導層に対する訴訟は、ハザールマフィア破滅の序曲
投稿者:フルフォード

ハザールマフィアの粛清


【イタリアの】カラブリア州を拠点とするマフィア「ンドランゲタ」の構成員334人が逮捕され、国際刑事裁判所(ICC)がイスラエルに対して訴訟を進めている。つまりハザール・マフィアに対して捜査網が狭まってきているということだ。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

「正義の輪というものは、ゆっくりと回る【が確実に】粉を挽いていく。ICCが5年を経て【やっと】パレスチナにおけるイスラエルの戦争犯罪を訴追した訣だが、Syraq[原文ママ]での其の他の戦争犯罪【捜査】と逮捕状【の発布】へ繋がるかもしれない。というのもイスラエルはISIS[ダーイッシュ]を支持しており、シリアやイラクの石油を盗んでいるからだ」、とペンタゴン筋は言う。

【※「Syraq」:シリアとイラクを合わせた造語。】

シオニストの戦争犯罪者どもはこの惑星のどこに隠れようと試みようが、間もなくアメリカの特殊部隊によって狩られていく、と同筋は請け合った。

一方イタリアでの逮捕は、日本に対する福島の大量殺人攻撃を決行したイタリアつまりスイス派閥へ直接の打撃となった、というのが日本軍の諜報部筋による情報だ。日本の【プライム・ミニスター(首相)ならぬ】クライム・ミニスター(犯罪大臣)安倍晋三が率いる、不正選挙で選ばれし犯罪政権は、とうとう法の裁きを受けるということだ、と同筋は言う。


アメリカの破産


この両方の展開について更なる詳細は後述するが、まずは世界で起こった其の他の大きな動きから見ていこう。

毎度のことながら最大の話題は、現在進行形で進んでいるアメリカ株式会社の破産交渉だ。「アメリカ企業政府は自転車操業状態で、その週ごと、その月ごとに食いつないでいる有り様だ。これは持続可能な【運用形態】とは言えず、ある時点で再起動が必要となってくる」、とイギリスの諜報筋は言う。

だからこそアメリカのドナルド・トランプ大統領は1月21日に、世界のエリートがダボスで集まる年次総会に出席して、自身の政権が1月31日の【債務】支払い期限以降も維持できるよう融資を交渉するつもりなのだ、と複数のヨーロッパの王族筋は言う。

思い出してほしいのだが、トランプは今年の初めのダボス【会議への出席】を取り止めている。その後に政府が35日間部分的に閉鎖されるとトランプは屈して、ネオコンのシオニストらを雇い入れた。今回は更なる借金と引き換えに、ダボスのエリート連中がトランプに何を強要してくるかお手並み拝見である。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※今度は習近平主席が出席を見送るそうです。】

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19/12/11 ソルカ・ファール情報:ロシア疑惑が一切なかったことを証明する極秘文書の公表をアメリカ側が阻止し続ける理由は、トランプによる“春の一大ショー”との噂

 宇宙プログラムのディスクロージャーが進んでいるようです。宇宙軍創設に向けて予算が付きそうです。一番反対しそうな民主党優勢の下院が、ゴーサインを出しました。
 宇宙技術についても俄然、言及が増えています。宇宙軍には予算に加え、世間の賛同も必要となります。そのためにも、もっと情報を出して宇宙進出を現実のものと感じてもらわねば、と軍側が感じているようです。

 その反面、冷戦時代のNATOに巨額の軍事費が注ぎ込まれ(※RTのリック・サンチェス氏はアメリカの軍産複合体の上客だと言っていました。加盟国は“アメリカ水準”に合わせるために色々と買わされるようです)、アメリカ本国は核戦争で確実に核爆弾を発射する手段を整えています。
 そして早々に論破されそうな民主党の弾劾騒ぎでは、黒人議員がトランプさんの「奴隷制」に対する姿勢も問題にすべきだとか、最早支離滅裂なことを言い出しています(※多分、黒人に対して差別的だってことなんでしょうけど、「奴隷制」って! しかも黒人のキャンディス・オーウェンズ女史や歌手のカニエ・ウェストは、トランプさんを熱心に応援しているんですが)。

 12月9日のソルカ・ファール女史の記事で、弾劾の茶番は民主党が大手メディアでトランプさんへのネガティブ・キャンペーンを24時間無料で垂れ流せるようにするため、と指摘していました。同時にイギリスの左派社会主義、労働党を選挙で勝たせるための応援キャンペーンでもあったようですが、そちらはこの度見事に裏目に出てしまいました。震え上がったEUと民主党が、日に日に奇行に走っています。
 公けの場で何らかの動きが起こるのは、来年の晩春から初夏のどこかだそう。大量逮捕は無理でも、せめて一人くらいは大物逮捕といきたいです。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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■この記事のまとめ■
■1つ目の記事:
✅米露関係
✅両国間の貿易額は増加中
✅ただしNATOとしては敵対活動が激しくなる一方
✅欧米がロシアを敵視する原因は2016年のアメリカ大統領選挙
✅ロシア側:ロシアの介入を否定する証拠の政府間通信を公表したい
✅アメリカ側:反トランプ派に最もダメージを与えられるタイミングまで保留したい
✅公表の時期は春から初夏?
✅ロシア企業への選挙介入の裁判が開かれる
✅ダーラム検事によるクーデター犯人への刑事起訴が行われる

✅トランプさんの弾劾を進める民主党の矛盾した行動
✅トランプさんの米・メキシコ・カナダ貿易協定に賛成
✅トランプさんの宇宙軍創設やメキシコ国境の壁建設の予算案に賛成

■2つ目の記事:
✅イギリス選挙で社会主義が敗北
✅焦ったEUは、アメリカへ国境炭素税の脅迫
✅EUに対して、トランプさんは核戦争用の航空機の飛行訓練を命令
✅この航空機は新設宇宙軍の指揮下に置かれる可能性大
✅今週のSSP(秘密宇宙計画)関連の動向
✅ベテラン宇宙飛行士がエイリアンの存在を否定せず
✅米海軍が開発したUFO技術を隠蔽しているとの噂
✅空軍中将が人間の高速移送技術の存在を証言
✅エリア51では視界を制限する特殊ゴーグルの存在を確認

■おまけ動画:
✅空軍長官と、軍事部門で有力な下院議員が「極秘宇宙計画の相当量のディスクロージャーを検討中」と発表
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ソルカ・ファール情報:ロシア疑惑が一切なかったことを証明する極秘文書の公表をアメリカ側が阻止し続ける理由は、トランプによる“春の一大ショー”との噂
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

米露関係よりも優先すべきはクーデター対策


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の興味深い新報告書は、バラク・オバマ大統領時代に200億ドルまで下がった米露貿易額がドナルド・トランプ大統領の元で270億ドルまで増加した、と指摘していました。

――ですがトランプは【対ロシア】制裁をどれも据え置くつもりな上に、ロシアおよびベラルーシの国境近くのNATOの軍事活動も懸念を増幅させるものであり、この欧米の戦争同盟ときたら米兵2万人以上が参加するという、ヨーロッパでは25年間で最大の軍事訓練を【来年4月に】行う準備を進めているのですから、【報告書は】米露関係が雪解けを迎えようとしていると言うには時期尚早との判断に至っています。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※「戦争同盟」:NATOは冷戦時代にソ連と戦うために作られた軍事同盟で、現在では存在意義が疑問視されています。上記のツイッターは、12月8日のソルカ・ファール女史の記事に引用されていた在カナダのロシア大使館の公式アカウントです:

「“脳死”状態のNATOの年間軍事予算が1兆ドルを突破する一方、ロシアの防衛費はその23分の1(たったの460億ドル)。それでも納税者の更なるお金の無駄遣いを正当化するため、偽のロシアの脅威が使われる訣です。ビジネス戦略としては良い【かもしれません】が、国際平和と安全にとっては危険【を孕んでいます】。」

絵は、痩せ細った労働者が「100年間で最悪の収入格差なんですが……」と言い出すと、肥えた1%の富裕層がワザとらしく、「あ! 見ろ、ロシア人だ!」と責任転嫁している様子。】

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19/12/09 フルフォード情報英語版:血統 VS イルミナティの戦いにより欧米は麻痺状態で留め置かれ、【それを尻目に】中国は勝利【への道をひた走る】

 フルフォード氏は相変わらずトランプさんに懐疑的。確かに自分のお蔭で「アメリカ経済、絶好調だぜ~い」と宣伝しまくりな大統領を見ていると、金融リセット計画をお忘れでは? とツッコミたくなります。
 絶好調のまま、どないしてFRBをぶっ潰して金本位制に戻しはるんやろ。大手銀行が軒並みヤバイ現状で、株式市場バブルを2020年秋の再選確定まで続けられるものでしょうか。
 兎にも角にも、欧米内部(血統主義のヨーロッパ王侯貴族 VS 能力主義のグノーシス・イルミナティ)で潰し合いばっかりしていたら中国の独り勝ちになっちゃうよ、国際社会で立場がなくなるよ、と警告を発しています。漁夫の利というヤツですね、中国四千年の歴史はそういうのって上手そう。しかも新金融システムの裏付けとなる東洋の金塊が、いよいよ動き出しています。
 カバールは何かにつけて、核爆弾の脅しをしている模様。馬さん鹿さんの一つ覚えというヤツですね。
 早めに決着がつくといいのですが……はったりの天才トランプさんが、ゆったり構える中国相手に(だって四千年だし、数年くらい待つのは平気の平左でしょう)、力技で2020年秋まで引っ張りそうな感じがします。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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血統 VS イルミナティの戦いにより欧米は麻痺状態で留め置かれ、【それを尻目に】中国は勝利【への道をひた走る】
投稿者:フルフォード

敵を見誤っているトランプへ警告


エリートの内戦によって欧米世界が麻痺状態に留まる一方、中国はますます力を強め、絶対的な優位性【獲得】に向けて邁進している。当該内戦が終結しない限り、欧米のG6同盟(※G7から日本を引いたもの)は国際連合を支配する能力も、人類が選ぶ未来の方向性も、失ってしまうだろう。

ヨーロッパの王族筋曰く、内戦がすっかり露呈したのは先週のこと。ドナルド・トランプ米大統領は「ロンドンのNATO会合で左程うまく行かず、カナダの首相が自分の悪口を言っているのを耳にすると、唐突に立ち去ってしまった」。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

この「校庭で【子どもがやるような】悪ふざけ」で、当該サミットの真の議題が「アメリカ株式会社政府への融資」だという事実は覆い隠されたのだ。同筋は、「どうもトランプには失望させられました。彼の役目は【旧体制の終焉に向けた】活動収縮と再起動の筈だったのに」とも言っていた。

トランプは最近、幾つかの注意喚起を受けている。2020年に自分が再選するのに十分なくらいの間、アメリカの株式市場バブルを膨れ上がったまま維持するなど【という些末事】より、もっと大きな問題【の解決を迫られている】のだと。

【注意喚起の】1つがワシントンD.C.防空【体制】の一時停止だった。トランプはミサイルなど空からの攻撃に完全に曝されることとなった。もう1つは11月21日に、トランプが精神工学兵器で攻撃された時のことだ。
https://www.thedrive.com/the-war-zone/31253/heres-what-really-happened-with-that-washington-d-c-air-defense-scare
https://www.express.co.uk/news/world/1208818/Donald-Trump-latest-health-news-U.S.-President-jon-voight-national-medal-of-arts-Twitter

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19/12/10 ソルカ・ファール情報:母親は中絶する前に自分の赤ん坊の心音を聞くよう最高裁が命じたことで、トランプが電撃的勝利

 アメリカでは右派保守は「プロ・ライフ」派、左派リベラルは「プロ・チョイス」派です。ライフ(いのち)賛成、つまり胎児の生きる権利に賛成。チョイス(選択)賛成、つまり女性の中絶を選ぶ権利に賛成。
 日本では中絶が政治の中心議題になるなんてあまり聞きませんが、伝統的にキリスト教文化のアメリカでは最大の争点の一つ。政治家生命を左右する大問題です。

 ただしアメリカって白か黒かの非常に単純な国で、基本的にやること成すこと極端でして。中庸がない。だから私はアメリカという国においては、中絶禁止は止めた方がいいと思っています。だって例外なしの全面禁止になりますもん。
 トランプさんは右派キリスト教が一大支持基盤なので、かつてはプロ・チョイス派だったようですが、当然プロ・ライフを掲げないといけません。
 そしてトランプ政権になると保守派が勢いづき、州法で「中絶は胎児の心音が確認される6週目まで」と定めた州も出てきました。6週目だと、まだ妊娠していることに女性自身が気が付いていないこともしばしば。更にはレイプだろーが何週目でも禁止にしよう! と言い始めた州もあります。医師に対しても「中絶手術をしたら禁錮99年」と事実上の終身刑を設ける州が出てきました。更には死刑すら検討している州もあります。……ね、極端かつ単純なんですよ。
 ロシアはキリスト正教の国なので、やはり中絶は心情的には反対が多いみたいです。ただし国の法律で12週目まで中絶は許されており、保険も適用してもらえます。例外としてレイプの場合は22週目まで、妊婦および胎児に危険がある場合はそれ以降の中絶処置も合法です(※日本も似ていますが、レイプ以外でも22週未満ならOKですし、基本的に保険適用外)。そしてロシアでは女性が中絶を決意してから手術まで、2日から7日ほどの熟慮期間が義務付けられています。
 アメリカの一部の州のように嫌がる妊婦に心音を無理矢理聞かせたり画像を見せるよりも、ロシアみたいな「手術するのはいいけど、もう一度数日は考えてきてね」でいーんじゃないでしょうか。禁止したって、お金持ちは他国で手術できます。貧乏だと闇で非合法にしないといけなくなって、妊婦まで命を落とす確率が増えます。

 ……とこれまで考えていたのですが、今回ソルカ・ファール女史の記事で全く別の観点から中絶を論じており、大変勉強になったのでご紹介します。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ソルカ・ファール情報:母親は中絶する前に自分の赤ん坊の心音を聞くよう最高裁が命じたことで、トランプが電撃的勝利
転載元)
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、同サイト自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

■この記事のまとめ■
✅トランプの今週の偉業:
✅中絶反対派から表彰される
✅最高裁で中絶をし辛くさせる画期的な判決が出される
✅しかも各地の連邦裁判所には中絶反対派判事を次々送り込んでいるため、中絶反対派の判決はこれから増加していくが、こういったニュースはアメリカの人々に伝えられていない
➡トランプに対する弾劾騒ぎでかき消されるせい

✅民主党が罹患した「トランプ錯乱症候群」
✅始まりは2016年の大統領選
✅トランプは黒人の悲惨な状況が民主党政権下で改善されていないことを指摘し、前回の共和党大統領候補よりも多くの黒人票を獲得
✅トランプが大統領に就任してから
✅民主党ビル・クリントン政権の法律で異常に多くなった刑務所の黒人収容数を減らす
✅黒人とヒスパニック系の失業率を史上最も低くする

✅トランプ側の黒人支援のきっかけ
✅ニューヨーク市における黒人の赤ん坊の中絶数が出生数を大いに上回ると知ったため
✅黒人の出生率低下の原因
✅かつてアメリカ南部で、民主党支持のプランテーション・オーナーらが黒人奴隷の価値を高めるために殺していた
✅共和党リンカーン大統領が南北戦争でこれを打破
✅1960年代に入ると、黒人の公民権活動家自身が中絶は黒人への集団虐殺だと警告し始める
✅その裏でプランテーション・オーナーの末裔が莫大な富を使って、新プランテーション都市を北部に作る
✅同じく1960年代に民主党ジョンソン大統領が福祉政策で後押し、父親のいない黒人家庭を増やす&中絶奨励
✅現在の黒人の出生率は歴史的な落ち込みへ
✅これと戦うトランプの支援に駆け付けたのは、黒人歌手のカニエ・ウェスト
✅黒人の中絶問題を再び注意喚起

✅民主党が最も恐れている事態が現実に
✅トランプに2020年の大統領選で勝つには、9割近くの黒人票が必要
➡なのに今週、新たな世論調査2つで「黒人は34%がトランプ支持」と判明
✅民主党与党の下院で弾劾決議を進める中、トランプを「今そこにある危機」と銘打つ


トランプ政権下では中絶反対派が躍進中


今朝クレムリンに出回っている【ロシア連邦】外務省MoFA)の素晴らしい新報告書は、ホワイトハウスの大統領執務室本日開かれるセルゲイ・ラヴロフ外相ドナルド・トランプ大統領の会合の議題について論じていました。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

――リストの中で最重要項目の一つとして挙げられていたのは、トランプがこれまで行ったまだ生まれていない【子どもたち】の生命を守るための努力に対して、彼が名誉ある「いのちのための勇気ある証人賞」を昨日受賞したことへの祝辞です。

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