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[YouTuberねずみさん] 緊急事態条項だけではない重大問題満載の自民党改憲草案「ここ30年の(自民党の)法改正を見ると絶対自民党に憲法なんか触らせたらダメですよ」

 YouTuberねずみさんの自民党憲法改正案の解説は、国民が絶対絶命の危機に立っていることがよく分かるものでした。
"緊急事態条項のヤバさを説明しようかなと思って、自民党の改憲草案を見てみたら「ええええええー!?」って目玉飛び出るくらいびっくりした" と言い、ほとんど議論に上がっていないのに、国民にとっての重大問題がいくつも改正されようとしていることを紹介されていました。
 まずは、83条に新しく2項を加えて「財政の健全性は、法律の定めるところにより、確保されなければならない」として、国民を締め上げる緊縮財政を憲法上の価値として規定しようとしています。
 次に、21条の表現の自由に、わざわざ2項の「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動及びそれを目的とした結社を禁止する規定」を新設しています。ねずみさんは「誰が『公益及び公の秩序を害する』と判断するのか、例えば、ワクチンはおかしいということでチームを作って、みんなで集まってデモしたり、SNSで表現活動をすることが禁止にされかねない」と的を射た指摘をされました。
 さらに89条私学助成に関わる規定を変えて「私立学校に助成金を入れることをハッキリとOK」にしています。憲法89条は国の補助金によって教育を歪めてはいけないという目的のために「公の支配に属しない教育」への助成金が禁止されていたものですが、自民党改憲によって国が教育に介入する可能性が出てきます。これについて、ねずみさんは学校への補助金を利用して内閣府のムーンショット計画を進める、いかにも自民党がやりそうな未来を予想されています(7:55〜)。また創価学会など宗教系の私立学校に公的な補助金を入れることの違憲性は今も議論されているのに、この憲法改正でその議論が潰されてしまうと懸念されています。
 100条1項では、憲法改正の提案要件を「3分の2以上」から「過半数」に緩和しています。ねずみさんは「ここ30年の(自民党の)法改正を見ていると絶対自民党に憲法なんか触らせたらダメですよ。」と冷静に判断されていました。
 そして極め付けは97条で、基本的人権をガッサリ削除して、新設として「全て国民は、この憲法を尊重しなければならない」と入れています。これに対して、ねずみさんは「憲法は、国家がやるべきこととやってはいけないことを定め、それによって国家権力を制限し、国民・市民を守っています。これが憲法学の考え方の基本中の基本になります。」(13:25〜)という法学部教授の説明を紹介しています。
「とにかく国民を縛りたい、国民の行動を制限したいということだけはよくわかる」自民党の改憲草案ですが、"こんな自民党が今何をやろうとしているかというと「スパイ防止法」、憲法の大原則を無視して、国民を縛ろう縛ろうとする自民党が絡んだスパイ防止法なんて怖くて賛成できない、どこに何仕込まれるかわかりませんもん "と危惧されていました。
(まのじ)
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【スクープ!】本当にヤバいあ!緊急事態条項が着々と裏で進んでいた件
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衆参両院の憲法審査会で高市政権が急ぐ「条文起草委員会」設置と改憲への動き、護憲議員を排除する工作も / 売国議員をチェックして落選させよう

 26日、参議院の憲法審査会で、維新が「条文起草委員会」の設置を提案しました。「緊急事態条項の創設と9条2項を削除し国防軍の明記」を主張しました。
 また27日、衆議院の憲法審査会では幹事懇談会を開き、自民党が「条文起草委員会」の設置を提案しました。
自民・維新の連立政権合意書には、「緊急事態条頂(国会機能維持及び緊急政令)について憲法改正を実現すべく、令和7年臨時国会中に両党の条文起草協議会を設置し、令和8年度中に条文案の国会提出を目指す」「可及的速やかに、衆参両院の憲法審査会に条文起草委員会を常設する」とあり、その通りに進めようとしています。
高市政権は少数与党でスタートしましたが、9月に維新を離党した3人の議員を自民党会派に引き入れ、衆議院では過半数を確保する見通しです。
 国民にとっての優先順位は経済対策で、改憲ではないと訴えても、統一教会議員の耳には届きません。それどころか憲法を守ろうとする議員を露骨に排除します。大石あきこ議員の報告によると、衆議院の幹事会懇談会で論ずる予定のテーマは「外国勢力のSNSによる介入」だったそうです。ところが「いきなり自民党の幹事から、改憲の起草委員会をつくる提案が出され」「しかもオブザーバー理事は外した小委員会で運営するという案。『オブザーバー理事』て、ワシやないか💢 一番積極的に意見をしてる大石を外すな!」と抗議し、今後「裏で自民と立憲と会長の3者で決めるのではないか。」と危機感を伝えています。衆議院の憲法審査会はこのような姑息な工作をしてまで「条文起草委員会」を設置し、改憲に持ち込む勢いです。統一教会政権の暴走を止めるのは、国民による国会監視です。売国議員は衆議院から排除しよう。
(まのじ)
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2016年放映の「報道ステーション」ドイツのワイマール憲法・国家緊急権の教訓を今一度 / ナチス憲法は合法的に誰にも気づかれずに確立していた

読者の方からの情報です。
 2016年に放映された「報道ステーション」の緊急事態条項を特集した番組です。当時、時事ブログでも取り上げていました。「世界で最も民主的と言われたドイツのワイマール憲法の『国家緊急権(緊急事態条項)』を悪用する形で結果、ナチの台頭があった。」「でも、ヒトラーというのは軍やクーデターで独裁を確立したわけじゃありません。合法的に実は実現しているんです。」
 動画を投稿した方が、ところどころに当時の安倍総理や麻生太郎副総理、統一教会関連議員の発言をうまく盛り込んで、ヒトラーとの比較を見せています。「ドイツのワイマール憲法がある日、気づいたらナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わったんだ。あの手口に学んだらどうかね?」「みんな納得してあの憲法、変わっているからね。」
 2025年の今、この番組を過去のこととして観ることはできません。最新の映像配信では「戦争は国民をだまして引き起こされる」ことが解説されていました。私たちはもうこれ以上だまされないようにしよう。
(まのじ)
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報道ステーション 独 ドイツ ワイマール憲法 国家緊急権の教訓 緊急事態条項 緊急政令の危うさ
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ぴょんぴょんの「参政党が創った憲法」 ~参政党はサブ自民党、やりたいことは同じ

 参政党の支持者は、参政党が創った憲法を読んだことがあるでしょうか?
 参政党の憲法は、自民党の改正案とよく似ていると思います。自民党と違うのは、ところどころに、既存政党に不満を持つ人々への甘い言葉が散りばめられているところ。まるで、後ろめたさをごまかすように。
 参政党案、自民党案、日本国憲法をザッと比べて感じたこと。それは、日本国憲法の格調の高さです。戦前と戦中に、軍国主義の狂気を体験した人々にしか書けない、名文です。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「参政党が創った憲法」 ~参政党はサブ自民党、やりたいことは同じ

Tansaは参政党に反対している


ねえねえ、Tansaのこと、覚えてる?

たしか、PFOAの記事で世話になったな。

Tansaは企業からの広告費は一切受け取らないし、読者からの購読料も取らない、独立した報道機関なんだけど、最近、どんな記事を上げてるかと思ったら、驚いた。「Tansaは報道機関として参政党に反対します」と宣言してるんだ。(Tansa) 

いいのか? 報道機関が公平じゃなくて?

その理由をこう書いている。

参政党の危うさは、過去の犠牲を美化することにもあります。参政党の選挙特設サイトでは、「日本を守るために力を尽くした英雄」として特攻隊員を挙げています。党としてのメッセージは「これ以上、日本が壊される前に次に戦うのは、私たち一般の国民の番だと参政党は考えます」。神谷氏は、(中略)「突き詰めていくと、自分の命よりも魂の方が大事で、それを磨くために命を懸ける人が数多く生まれるわけです」(中略) と語っています。特攻隊員の死も、命より魂を大事にした結果だと考えているのでしょうか。


う〜ん、次に戦うのは国民の番? おれたちも特攻を見習えってことか?

そういう政党に、多くの人が票を入れちゃったね。

そのワケを言おうか。参政党が、他の政党が言わないような問題、たとえばワクチン、農薬、種子、水道民営化、反グローバリズムを取り上げたからだよ。


参政党が創った憲法案の前文


庶民の不満をすくい上げる、ポピュリズムって言うんだね。でも、参政党に投票した人たちは、参政党が創った憲法を読んでいるのかな?

参政党が憲法を創った?

知らないの? じゃ、一緒に参政党が創った憲法を読んでみない?日本国憲法や自民党案と比べながら。

はあ〜? 憲法? 長いんだろ? だりぃわ。

まあまあ、ザッとやるから、つき合ってよ。

しょうがないなあ。

日本国憲法  前文
(前略)日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。(後略)

Wikimedia_Commons[Public Domain]

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大西つねき氏「丸腰宣言書」〜 「いかにして人類は武器を手放せるのか? それは高い精神性を身につけることによってでしかない」憲法9条を盾にそれを体現するのは日本人

読者の方からの情報です。
7/16の朝、大西つねきさんのYouTubeを聴いていたところ、28分過ぎ〜『丸腰宣言書』を読んでおられました。内容が素晴らしかったので、どこかにないかと探してみたら、ご本人のXで投稿されていたのを見つけましたのでお送りします。
(匿名)
 28分から大西つねき氏ご自身が「丸腰宣言書」の宣言を読み上げておられます。そばでパートナーのまりえさんが「いいこと書いてるねえ」と感嘆されていますが、本当にそう思いました。大西つねき氏の投稿をクリックして、ぜひ全文をご覧ください。
 丸腰宣言書を出されたのは2023年で、当時から「日本はどういう役割なのか」ということを常に意識していたそうです。「日本が世界平和をつくっていく礎になると思っているし、そのための憲法9条だと思っているし、これを盾に本気で実践するのが丸腰宣言書」なのだそうです。
 その宣言の前には前文があり、そこも素晴らしいです。
「我々は普通に生き、普通に死ぬ。それを避けようとし過ぎるから普通に死ねず、生も歪む。全ては人間の不自然な理屈によるものであり、武器で命を守れるという幻想もその一つだ。武器は決して人を安全にはしない。」
「では、いかにして人類は武器を手放せるのか?それもやはり、高い精神性を身につけることによってでしかない。(中略)奇しくも憲法九条というものがあり、それは明確に戦争放棄と武力の不保持を謳っている。あとは私たちが本気でそれを生きるかどうかだ。」
「まず自分自身が、内にも外にも嘘をつかず、信念にしたがって生きること。多くの日本人がそうすれば、憲法の矛盾が放置されることはない。そして、多くの人がいずれ来る死をしっかりと受け入れ、それをあまり不自然に避けようとせず、限られた生をただ生きるためではなく、自らの精神性の向上のために生きること。」
多くの日本人がこのような生き方を選んだ時、世界が武器を手放すと予想されていました。
 エリート達は日本の核武装を論じ、「非核はお花畑だ」と嘲笑します。けれどもこの丸腰宣言を読むと、ここにこそ日本人の精神性を体現でき、日本ファーストの利己的な戦略が貧相にすら感じます。
大西つねき氏は2023年に出された、この丸腰宣言について「生と死をどうとらえるかということ」「この世界を物質的にとらえている人からすると全く理解できない」「僕が言ってることを妄想としか思えない人は、自分が妄想の世界に生きてるってことに気づいていない。自分の妄想が現実世界を作っていることが分かっていない」と述べています。
(まのじ)
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丸腰宣言!生と死をどう捉えるか/2025.7.16 パイレーツラジオ
配信元)

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