
アメリカのローズ大統領副補佐官が、
テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」のシリアにある拠点を攻撃する可能性を否定しませんでした。
イルナー通信によりますと、
ローズ副補佐官は、アメリカのシリア空爆の可能性について、「アメリカに地理的な制限はない」と述べました。
さらに、「アメリカの防衛やアメリカに対するテロ計画の阻止が問題になれば、
何も制約になるものはない」と強調しました。
ローズ副補佐官は、アメリカ人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏がテロ組織「イスラム国」に殺害されたことを受け、「このテロ組織に拘束されているアメリカ人は他にもいる」と語りました。
イラクとシリアの軍や民兵が、テロ組織「イスラム国」の掃討において数々の成功を収めている中で、フォーリー氏を殺害する映像が公開されたことは、西側の政府やメディアに、
この2つの国への軍事介入の必要性を訴える口実を与えています。
フォーリーさんは、2012年にシリアで「イスラム国」に拘束され、数日前にイラクで殺害されました。

アボルファトフ解説員
イラクでのアメリカ人ジャーナリストの殺害映像が公開された2日後、アメリカのヘーゲル国防長官は、テロ組織「イラクとシャームのイスラム国」は組織的なグループで、強力な軍備を保有しており、その撲滅には長期的な戦いを要するだろうとしました。
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記事後半には、“オバマは、ISISのモサド職員を爆撃することは決してありません”とあり、米国の空爆がISISの建物、兵器貯蔵庫、ISISの幹部らを狙わないことが紹介されています。