これは見始めると、今回取り上げた4本では済まなくなる可能性が高いです。CMとしての価値という観点から無理やり考察を深めてみると、まず1本目の動画から、JAバンクの本質が、客の金を持って逃げることだとわかり、2本目の動画から、少しの風で吹き飛ばされるほど脆弱な金融機関だということが知られ、3本目の動画から、嘘をついてでも利益を得ようとする体質だということがわかります。4本目は難解ですが、画像を見て思うのは、どちらが本物の“ちょリス”なのかという疑念を持ちますが、はたと両方のちょリスが替え玉であり、本物はすでに札束を持って逃げているということ、すなわちおばあさんが老後の安心を得て、ゆっくりとお茶を飲んでいるそのちょリスのほっぺには、自分が貯めたはずのお金はまったく無いのだ、と言うことを教えてくれているのかも知れません。
　妻に言わせると、このように高度に哲学的なものではなく、“単に無意味さを伝えてるんじゃないの～”ということでしたが、本当は何にも考えていないかも知れません。