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ままぴよ日記 128 「オーストラリアの学校と働き方」

 オーストラリアの大自然の中でのんびりした20日間。帰国して自分の感覚がおかしいのに気が付きました。緩んだ身体を日本の生活モードに戻せなくて戸惑っている感じです。自分で忙しくしてしまう私。このまま突き進んではいけないと教えてくれているようです。
 さて、今回はオーストラリアの旅行記の後編として日本人の働きすぎと学校の宿題について書きたいと思います。
(かんなまま)
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こんなに休むのは開業以来初めて


古い話ですが、45年前カナダに暮らしていた頃、夫は5時帰宅でした。土日も休み、その上、夏休みが1か月取れました。乳児を2人抱えて社会から孤立していましたが夫がいてくれるから幸せでした。

そんな生活が当たり前だと思って帰国したら、夫は深夜まで帰ってこなくなり、母子家庭同然の生活にストレスと疑問を感じてきました。

その後、小児科医院を開業しましたが定年がないので77歳になった今も働き続けています。旅行に行きたいと思っても、まとまった休みを取ることができませんでした。

今回、意を決して、3週間の休みを取り、オーストラリアに住む次女のところに行く事にしました。こんなに休むのは開業以来初めてです。従業員は大喜びでしたが、周りでは「先生が入院したのでは?」「閉院するのでは?」と噂になっていたようです。

ちょうどインフルエンザが猛威を振るっている時期でしたので、出発の直前まで連日夜の7時まで診察していた夫は疲れ果て、倒れるのではないかと心配しました。出発の日も逃げるように家を出ました。

今回の旅は息子家族、お嫁ちゃんのご両親、そして長女の孫2人も一緒でしたが、息子も同様、勤務している大きな病院の小児科医を急に減らされたので予定していた旅行に行けなくなったと言い出しました。みんながっかりです。

話し合って、息子家族は日程を6日間に減らして行く事になりました。帰国したらすぐに当直です。行く意味があるのか?とため息が出ます。

さあ、そんな思いを振り切って出発です!


ところが、行きの飛行機の中で中2のお兄ちゃんが宿題をしていました。「間に合わない~」と悲痛な顔です。そうなのです。子ども達も冬休みの宿題を抱えての旅でした。


オーストラリアの小学校の様子


迎え入れてくれるオーストラリアの次女家族は親子とも1か月半の夏休み中。久しぶりに会う孫は6歳の男の子ですが娘の肩くらいまで身長が伸びていました。

夏休みが明けたら小学2年生です。クラス替えがあるけど一緒になりたいお友達を3人選べるそうです。そのうち1人は一緒のクラスになり、新しい担任の先生もわかっているので楽しみにしていました。

次女の家の近くに住んでいる姪の子ども達は4年生と6年生の女の子。いい機会なので次女と姪にそれぞれの小学校の様子を聞いてみました。

オーストラリアは子どもを褒めて伸ばす教育方針。2人が住んでいる州は休みの日は宿題を出してはいけないと決まっています。平日の宿題は書き取りと計算を1題ずつ。でも、読書だけは赤ちゃんの時から推奨されているので一日一冊読むように勧められるそうです。

学校への持ち物は弁当と水筒、おやつのみ。筆記用具とノート、教材は学校に用意されています。そもそも教科書がありません。

これを日本の子ども達が聞いたらひっくり返りそう。

孫の学校は700人規模なので校長先生と3人の副校長先生がいて、副校長先生は授業のカリキュラム担当、生徒や先生のウェルビーイング担当、経営担当に分かれているそうです。学校の話し合いには生徒代表、保護者代表も参加するとのこと。

先生は学年固定のスペシャリストで、どの先生も優しいそうです。人と比較するテストや成績表は無いけれど、子どもの様子をよく観察して年に2回生徒個人のレポートを書いて面談の時に専門家としてのアドバイスをくれるそうです。

先生は8時くらいに来て4時には帰る。教え方は先生の裁量に任されているので、プランニングデイを設けて同学年の先生が集まって授業のプランを立てるそうです。その間、生徒は別の先生が教えてくれるそうです。学校のカリキュラムデイは学校をお休みにして先生達が話し合うとのこと。先生の労働時間も配慮されているのでしょう。

生徒も先生も秋休み、冬休み、春休みが2週間ずつ。夏休みは1か月半。残業は少しあるけれど休暇中に仕事をすることはないそうです。アメリカの先生は休みの間は給料が出ないけどオーストラリアは保障されているそうです。

これを日本の先生が聞いたらひっくり返りそう。

ただ、最近はタイガーペアレントと言って子どもに過度な期待をするクレーマーが増えたので保護者対応に苦労しているそうです。そんな時、ウェルビーイング専門職の副校長先生が対応してくれるとのこと。

朝8時半に学校が始まりますが、親の仕事の都合で朝と放課後、長期休みに学童保育があります。学童の先生が優しくて自由に外遊びもできるので孫は楽しみにしているそうです。


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[平井宏治氏] 日本の不動産がGATS協定によって外国人に自由に買われている 〜 政府は外国人の土地取得の実態を把握していない

 経済安全保障アナリストの平井宏治氏が、外国人による北海道の土地の買収について語っておられました。想像以上の深刻な現状に驚きました。
 WTO貿易円滑化協定の中にGATS協定(サービスの貿易に関する一般協定)というものがあり、これには「外国人による不動産の取引」という項目があるそうです。そして外国人の不動産取得には3つの選択肢があり、
 1)外国人の不動産取得を認めない(中国)
 2)条件付きで買ってもよい(韓国など最も多い)
 3)制限なしで自由に売買して買ってもよい(日本などごく少数)
日本はなぜか3番目を選択しているため、現在は日本の土地が自由に買われている状態だそうです。
外国人による日本の森林取得は、2006年から2021年までで2614ha(品川区と同等)、そのうち北海道は1857ha(新宿区と同等)で、2023年にはさらに北海道の買収面積が増加しています(1:58〜2:25)。
 ただこのGATS協定には「国家安全保障に関わるものは例外とする」定めがあり、これを使えば外国人の土地の取得を禁止することが可能で、実際にかつて自民党が例外規定の法案を作ったそうです。
ところが公明党による修正で「土地取得禁止法」が「土地取得調査法」へと骨抜きになり、また制限範囲も「重要な防衛拠点の基地から1km」に限定されてしまいました。日本の防衛の重要拠点の数キロ先に外国人の所有する広大な土地施設があり、日本人が立ち入れない状況が生じているようです。
 また寂れてしまった北海道の典型例として、夕張市がありました。夕張市役所の近辺でも廃屋が点在する様子、また夕張市の価値ある資産を外国人に安く売ってしまった経緯などが語られています。
こうして日本人が近郊の町に移動し、日本人が少なくなって空いた夕張市の市営住宅を中国人が買って住むという状況が進んだ場合、自治はどうなるのかと投げかけられました。今回は北海道の様子ですが、過疎化していく地域はどこでも起こりうる問題です。
 外国人が自由に土地を買い取れる仕組みを見直さなければならない局面ですが、実は外国人の土地取得の実態を政府は把握していないそうです。なぜなら、外資による土地取得の実態調査は、届出が義務付けられている森林(森林法)と農地(農地法)に限定されていたからです。令和10年3月末までに不動産の変更登記が義務化されたので、その時初めて外国人による不動産取得の実態が明らかになるそうです。
(まのじ)
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外国人による売買で値上がりする不動産 実際に見た、北海道の外国侵蝕の現状 平井宏治氏・吉野敏明 対談〜前編〜
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お金の発行の仕組みを理解することが大切だと語る大西つねき氏 / 海外へのばら撒きなどの巨額の資金の原資は、税金ではなくMSA資金 ~一般の常識ではありえない金融の仕組み

竹下雅敏氏からの情報です。
 財務省解体デモに青汁王子も参戦、「なんでこんな日本が貧しいのに、日本のお金を海外にばら撒くのか?」と言っています。あべぴょんは160兆円以上を外国にばら撒き、岸田は100兆円を超えるおカネを外国にばら撒いたという話です。これに対し、イーロン・マスクは「キックバック」と一言で答えています。 
 こうした巨額の資金の原資は税金だと考えられていますが、私は税金ではなく、MSA資金ではないかと思っています。
 どらえもん氏は2月20日に、“財務省の裏金の原資は、戦後GHQが戦犯から接収し、スイスの銀行で簿外管理されてきた隠し資産800兆ユーロ”とツイートしています。
 また、どらえもん氏と思われる人物が財務省解体デモで、“私が民主党にいた間に、特別会計と特殊法人を全部洗い直して全部やろうというんで、チームを作りました。事務局がやってました。特別会計特殊法人チーム。キャップが石井紘基さんという方でした。全部調べ上げて一番酷かったのが財務省の特別会計「外為特会」。謎のお金が突然出てきたり、全然説明がつかない。何ですかこれって、ずーっと調べてって、やっぱりスイスに特別口座があって、そこに日本の隠し資産があったということが分かってきました。ついにもう20年追っかけて来て、ようやくそこに辿り着いてますが、もともとはやっぱりマッカーサーの時代に、A級ばっかりになりますけど、B級C級戦犯とかいっぱいあって、日本で華族だとか貴族だとか言われた人たちの資産を没収しちゃうんです。それをアメリカに持って行かずに、スイスの銀行で運用してたんです。CIAの裏金なんです、もともと。それをマッカーサーのMをとってM資金と呼んできました。国会でもだいぶ議論になりました。しかし、それはもう1952年独立と同時に、日本の所管になってますという答弁をしている。日本が自由に使えるのかって、そうなってないんです。そこからお金を引き出そうと思ったら必ずCIAの了解がいるんです。”と言っています。
 MSA資金(M資金)を引き出すには、政府開発援助(ODA)のような経済発展や福祉の向上のためでなければならないという話を聞いたことがあります。CIAかどうかは知りませんが、許可がいるようです。
 この手の話は、財務省だけではなくて皇室も絡んでくるので謎が多く、一般にはほとんど知られていません。しかし、特別会計にはMSA資金が流れ込んでいるとしか思えません。
 大西つねき氏は、お金の発行の仕組みを理解することが大切だと話していて、それはその通りだと思いますが、一方でMSA資金のような、一般の常識ではありえない金融の仕組みがあり、こちらの方は隠されています。
 ここが分からないと、本当の敵が誰なのかは分からないままです。
(竹下雅敏)
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【大西つねき氏 豈プロジェクト特別講演】経営者が絶対に知るべき、財政金融の真実。
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不可解な森林火災が続く岩手県大船渡市、3回目の発生は鎮圧の目処が立たない猛火 〜 多くの人々が「大船渡市デジタル田園都市 国家構想総合戦略」に着目

 岩手県大船渡市の山林火災が大惨事になっているようです。19日に大船渡市三陸町で火災が発生し「鎮圧」されました。次に25日に陸前高田市にまたがる地域でやはり山林火災が発生し、26日に「鎮圧」されました。そしてその1時間後、3件目として26日に大船渡市に山林火災が発生し、27日現在もまだ鎮圧の目処が立っていません。
 FNNプライムオンラインの報道で、日本防火技術者協会・鈴木弘昭理事のコメントが困惑気味で正直だなと思いました。この異様な3件の火災が関係あるかと問われて「通常これだけ距離が離れていると、飛び火はない」と述べ、また「乾燥注意報」が問題であるかのような報道が多い中、「日本の場合には自然発火というのは案外少ないもんですから、今回の場合も自然発火とはちょっと考えにくい」と答えておられました。経験のある消防団の方も「自然火災では絶対にあり得ない」と投稿されていました。
 「あ、スマートシティだ。」と思った方も多いようで、読者の方々からも投稿いただきました。案の定というか、大船渡市は令和6年2月にデジタル田園都市国家構想総合戦略を掲げたばかりだったようです。策定の中にはサラッと「人間中心主義のスマートシティ・まちづくりを目指す」とありました。
今は住民の方々の安全を祈るばかりです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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大船渡の山火事「自然発火とは考えにくい」なぜ集落に被害?1人の焼死体発見、建物被害は84棟以上 消火の見通しは
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(前略)
今回、3カ所で山林火災が相次いでいる状況ですが、改めて時系列で見ていきます。

1件目が岩手・大船渡市の綾里という地区ですが、1週間以上前の19日に発生しまして、25日に「鎮圧」といって、火がこれ以上燃え広がらない状態になったということです。

2件目が、1件目から約9km離れた場所。
陸前高田から大船渡市にまたがる山林で25日に発生し、26日に鎮圧になった
と。

3件目は2件目から7km、1件目からは2kmほどの距離になっています。
場所は大船渡市で、2件目の1時間後に発生し、27日午後3時40分現在もまだ燃え広がっている
ということです。

青井実キャスター:
この3つの火災というのは、関係あるんでしょうか?ないんでしょうか?

日本防火技術者協会・鈴木弘昭理事:
あるかもしれませんね。正確には分からないですが。通常これだけ距離が離れていると、飛び火はないとみるんですけれども
(中略)
日本防火技術者協会・鈴木弘昭理事:
そうですね。ただ、日本の場合には自然発火というのは案外少ないもんですから、今回の場合も自然発火とはちょっと考えにくいんですが
(以下略)
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自然農法を22年実践する今橋伸也氏の目を見張る実績と思想 ~自然農法の奥義とも言える「秘密」

竹下雅敏氏からの情報です。
 自然農法家の今橋伸也氏のプロフィールは、こちらのホームページによれば、“3年間自然農法を実践した後、2005年に英国に移住した。ロンドン郊外の小さな土地から始め、エセックス州ハーローに移った。2010年からはイェーツベリーで自然農法を実践している。2014年からは、ヨーロッパの他の国々の農家も、自然農法の哲学に触れるようになりました。今橋氏は現在、アイルランド、スペイン、フランス、ギリシャ、イタリア、ドイツの農家に対してアドバイスを行っています。”ということです。
 自然農法を22年実践していて、その実績と思想には目を見張るものがあります。今橋伸也氏は自然農法の奥義とも言える「秘密」を伝授しています。その「秘密」は分からない人には、どのように伝えても分からない究極の智恵とも言えるものです。氏は、“土は生き物であり、生きている生命体として接している(9分4秒)”と言っています。
 「ジブリの世界」をそのまま自然農を通じて体現していると言っても過言ではない今橋伸也氏の言葉は非常に明るくポジティブです。
 例えば病気についても、“僕は病気さんとかは、別にウェルカムなので、病気になったとしても、それはいい作用が起こしますし、それは浄化作用でね、いいですし、もうそんな病気さんとかに負けないよっていうね、僕のこの土さんと作物さんはねっていう信頼ですかね、その信頼の度合いが多分強いんでしょうね(10分14秒)”と話しています。
 私は若いころに野口晴哉氏の『風邪の効用』など、氏の著作のほぼ全てを読んでいますので、今橋伸也氏の言葉はとても自然だと感じます。
 「土」を生命体として生きていると感じて接している自然農法家と、単なる栄養分を含んだ物質と思っている自然農法家では、その作物の品質や収量にハッキリとした違いが出てくると思うのが私の感覚なのですが、この当たり前の感覚が現代では通じないようになってきているみたいです。
 しかし、今橋伸也氏はこのことを証明して見せてくれたのです。これは「革命」だと思います。人の「意識」は、世界をこのように変えるのだということを、誰もが分かるように示してくれたのです。
 私は、宮崎駿氏が世に問いかけた世界観は、実のところ現実そのものであることを今橋伸也氏が示したのだと感じています。そして、これは日本人の精神性そのものではないでしょうか。
(竹下雅敏)
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【自然栽培319】皆と何が違う?今橋流自然農法考え方。
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