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日本が戦略的に曖昧にしてきた部分に踏み込んだ、高市首相の存立危機事態答弁に好意的な「救世主願望」のある愚かな国民

竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、「どういう場合に存立危機事態になるのか」という立憲民主党の岡田克也議員の質問に対して、高市首相は「戦艦を使って、そして武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得る」と答えたことについて、“首相の発言としては軽率で愚かだ”とコメントしました。
 菅野完氏はこちらの動画で、日経新聞の『防護対象、米国か台湾か 首相の存立危機事態答弁』を引用し、“この日経新聞の記事がとてもうまいなと思ったのは、高市のことをね、一言も悪く書いてないんです。…記事の最後の方にこんなことが書いてあるんですね。「米国は台湾に対し戦略的曖昧さを基本的に貫いている。中国が台湾を攻撃した際、米国がどう行動するかをあえて明示せず、様々なケースを想定させて計算を複雑にさせる戦略を取る。米国の曖昧戦略に日本も足並みを揃えてきた。首相の答弁は、これまで日本が戦略的に曖昧にしてきた部分に踏み込んだ内容ではあった。」…高市早苗が救いようのない無能であるということを見事に表現している。…高市早苗はアホであることを5万回書く原稿よりも、高市早苗がアホであるということがこの記事で伝わってくるんです。これまで50年間、日本とアメリカが共同して構築してきた戦線は、もろくも崩れ去ってしまった。”と言っています。
 問題は昨日の記事でも触れたように、高市早苗の発言に好意的な国民がかなり居ることです。
 冒頭の動画で菅野完氏は、“「負ける戦争をしない最大の秘訣は、まずそもそも戦争しないさせない環境を作ることだ」っていう案と、「戦争に勝とうが負けようがどうでもいい。中国と韓国がムカついて、日本の左翼とリベラルがイラつくことをやれればそれでいい」っていうA案とB案を国民投票にかけたら、B案勝ちそうじゃない。(48秒)”と話しています。 
 昨日の記事で、cargo氏の『ウ露戦争に学ぶ「戦争の作り方」 日本人の53%が防衛費増額に賛成』を紹介しました。記事の目次は、「(1) 無能な自民党と日本政府、(2) 世論は50%以上が防衛費増額に賛成、(3) ウ露戦争はアメリカがおぜん立てをした、(4) マスコミを介した戦争の作り方」です。
 小泉政権以降の政治家の劣化が激しいのですが、政治の劣化と国民の愚かさが比例しているように感じます。愚かさの根源は、救いを外に求めることです。要は精神的に自立できていないのです。「救世主願望」と言ってもよいかもしれません。
 自民党、高市早苗がダメなら「参政党」という人がいるかもしれません。“続きはこちらから”の動画をご覧になると、参政党の正体がハッキリと分かります。
(竹下雅敏)
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【菅野完】【高市早苗】菅野氏が高市総理の台湾問題を解説!!日中間が緊迫する中で自民党の取った対策はまさかの歴史の改変だった⁉【内閣総理大臣】
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[林千勝氏] WHOパンデミック条約とIHR国際保健規則に関する5つの問題点 〜 世界の流れに逆らって感染症を誘発し利用しようとする日本政府

読者の方からの情報です。
 2023年に、WHOパンデミック条約新設と国際保健規則(IHR)の改訂に対して危機感を持った国会議員による超党派議連が発足しましたが、今般「再起動」するそうです。
それに先駆けての会合で、林千勝氏が重要な事実を解説されていました。林氏の厚労省への指摘は5点ありましたが、とりわけ1点目の新型コロナウイルス・パンデミックのはるか以前、2010年に武漢研究所と日本の国立感染症研究所とが「緊密な協力体制」をもって共同研究にあたる覚書を締結していたこと、3点目の世界で唯一、日本が定期的なエボラの発生訓練をやっていて、しかも東京都では霊柩車協会も参加しているという事実、さらに5点目の高市政権になった途端に「人チャレンジ試験」という人体実験の治験導入が検討され始めたという事実は不気味です。今起こっていることを多くの国民が知り、事実が解明される必要があります。
 1点目は、平成22年(2010年)、つまりパンデミック前から「中華人民共和国武漢研究所と日本の国立感染症研究所(日本版CDC)が覚書を結んでいた」という事実で、「この日本版CDCである国立感染症研究所と武漢研究所との共有情報を全て出せ、と言う必要がある。」
 2点目は、9月19日に改悪IHRが発動し、これにはアメリカをはじめ23カ国が拒否、留保、適用延期しているのに、日本は拒否どころか「"国内IHR当局"という、新しい監視とコミュニケーションの役所を作るわけですけども、実は日本は、厚労省全体を指定したんです。だから法律の修正も必要ないし、予算措置も必要ないと言う論理なんです。」厚労省が丸ごとWHOの手先の監視組織になるということか。
 3点目は、「これも日本だけ異常なんですが、エボラの発生訓練を全国でやってまして、今月は東京都主体で自衛隊中央病院を舞台に、なんと霊柩車協会も参加し、かつ日本版CDCも参加するんです。初めてです。エボラ定期訓練は、世界中で、アフリカでさえやってないです。世界中で日本だけで、これは何を意味するか、どう位置付けられているかを厚労省に聞きたい。」
 4点目は、エボラの感染実験のBSL4施設の件で、政府は移転先を開示すべき。また現在の武蔵村山市のエボラ感染実験施設は住宅地に非常に危険なリスクがある。今の状態であれば廃止すべき。
 5点目は高市政権についてで、高市氏が総裁になった途端に「人チャレンジ試験」人体実験の導入の検討が始まった。すでに地方自治法は改正されていて(国の指示に従わざるを得ない)、南出市長は「このまま行くと自分が逮捕される可能性もあるんじゃないかと懸念している」と述べたそうです。
(まのじ)
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高市首相発言に対し中国が強硬姿勢 ~日中関係の悪化は避けられない

竹下雅敏氏からの情報です。
 11月7日の予算委員会で、「例えば、台湾とフィリピンの間のバシー海峡、これを封鎖されたという場合に、でも、それは迂回すれば、何日間か余分にかかるかもしれませんが、別に日本に対してエネルギーや食料が途絶えるということは基本的にありませんよね。だから、どういう場合に存立危機事態になるのか」という立憲民主党の岡田克也議員の質問に対して、高市首相は「戦艦を使って、そして武力の行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得る」と答えました。
 11月13日の記者会見で、中国外務省の林剣副報道局長は、「直ちに誤りを正し、悪質な発言を撤回しなければならない。さもなければ日本は全ての結果責任を負う」と述べ、さらに「日本が台湾海峡情勢に武力介入すれば侵略行為となる。中国は必ず真正面から痛撃を加える」と牽制しました。
 舛添要一氏は「存立危機事態」の定義を説明(2分2秒)し、“今、私が高市首相に申し上げたいのは、「戦略的曖昧さ」が重要だと。言っちゃダメなんですよ。自衛隊が行くなんてことは。(13分28秒)”と話しています。
 中国はあくまで発言の撤回を求めており、日中関係の悪化は避けられない模様です。首相の発言としては軽率で愚かだと思いますが、共同通信世論調査によれば、“「台湾有事」で集団的自衛権を行使するとの考えについて賛否を聞いたところ、「どちらかといえば」を合わせ「賛成」が48.8%、「反対」が44.2%だった”という事です。
 「アメリカのシナリオにまんまと載せられてるのに気づかない?」という的確な意見がありました。“続きはこちらから”のcargo氏の記事をご覧になると、納得できると思います。
 2022年12月の記事ですが、引用元には「敵が、CIA、KCIA(現韓国国家情報院≒統一教会)、自民党、日本政府、マスコミであると言っても過言ではない」と書かれています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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台湾有事論争 高市発言に中国反発 何が問題か?
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マンションの高層階ほど流産割合がより顕著に ~10階以上の高層階では流産率が38.9%に上昇

竹下雅敏氏からの情報です。
 In Deepさんが、東海大学医学部の『居住環境の妊婦に及ぼす健康影響について』という論文の内容を取り上げていました。
 1993年9月から横浜市保土ヶ谷区港南区および戸塚区の各保健所管内における4ヶ月健診を受けた母親(第1子のみを出生した母親)を対象に質問票を3000部配布し、1995年2月に1605部(53.5%)を回収した。
 流産割合を、出産状況、居住期間、居住形態、結婚年齢、妊娠確認前後における妊婦の喫煙および飲酒習慣や配偶者の喫煙習慣、外出回数などで検討したところ、「居住階の上昇に伴い流産割合が、より顕著な値を示した」という事です。
 10階以上の高層階では流産率が38.9%に上昇するという驚きの結果です。しかし、論文には流産の増加理由は書かれていません。In Deepさんの記事には、2025年11月15日のXポストが引用されています。そこで指摘されている流産の増加理由をGrokに聞いたところ、「すべて整合性がある」という回答を得たようです。
 この流産率はmRNAワクチンよりも高い。「これは何とかしたほうがいいんじゃないか」とIn Deepさんは言っています。
 冒頭の動画をご覧ください。タワマンと体調不良の関係、タワマンに住む子供の成績が伸びにくいという話をしています。「高層階症候群」という言葉(4分9秒)もあるようです。
 7分44秒のところで東海大学医学部の論文に触れ、“10階以上に居住する妊婦の切迫早産や流産の割合が多いということが紹介されているんですよ。でもですね、これはですね、まだ調査のデータが足りないということと、このデータが本当に正しいかどうかというのは懐疑的な意見が少なくありません”と言っています。
 ただ、先のXポストの内容と、「やはり人間は、もともとの地球に存在する環境を損なった生き方をすると、あまり良くない」というIn Deepさんの見解は無視することができないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【タワーマンション高層階】精神面と健康面への影響、子供の成績が伸び悩む。高層階症候群
配信元)
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[衝撃]マンションの高層階に住むほど「流産率が飛躍的に高くなる」という日本の研究を見ての驚き。1階に住む女性の流産率が6%なのに対して、10階以上では38%の高さに
転載元)
(前略)
10階以上の高層階に住む妊娠した女性の10人に4人が流産する

ちょっと驚くような研究論文を見ました。研究自体は新しいものではなく、1993年から 1995年にかけて、東海大学医学部によって行われたものですが、簡単にいえば、「高層階になればなるほど流産率が著しく上昇する」ことが示された論文でした。

その差は、半端なものではなく、以下のようになっています。

集合住宅の住居階による流産率の比較

・1–2階:6.8%
・3–5階:5.6%
・6–9階:18.8%
・10階以上:38.9%
(中略)

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[鈴木宣弘先生×深田萌絵氏] 石破政権の増産政策から一転、高市政権の減反政策は「お金が出ない」その代わりに「おこめ券」/ 「自給率100%」「財政の壁をぶち破る」は本当か?

 石破政権の終盤9月頃に、これまで続いた減反政策からやっと増産政策に舵を切るという画期的な政策転換がありました。令和の米騒動がなぜ起きたかというと「減反をやりすぎた、減反政策が限界に来ていた」ことともう一つ、米価が30年前の半分以下になり、農家が米作りをやめて生産量が減った」ことを挙げられました。農水省は流通業界や農協に責任転嫁していましたが、ついに米不足を認めた政策転換でした。
 しかし高市政権になると、鈴木憲和農水大臣は再び減反政策を表明しました。「おかしいのは、鈴木大臣は価格には関与しない、市場には関与しないと言いながら、生産量を抑制したら価格は上がる。これは価格に関与していることになる。備蓄米も"不足している時だけに出す"というのはすでに市場価格を下げるという効果がある。」と鈴木宣弘先生は矛盾を突きます。
農家に増産してもらって、需給にゆとりを持たせ、財政出動の直接支払いで農家を助け、消費者も米価が安定して助かるという形がまさに「市場に関与しない」win-winの稲作ビジョンですが、これには少なくとも6000億円くらいの財政出動が必要になります。「減反」という旧来の手法に戻るのは、財政出動ができないことと関わってくるのではないか、つまり「お金が出ない」。
 お金を出さずに消費者米価を下げようとして出てきたのが「おこめ券」でした。これは一時的なごまかし政策であるだけでなく、一方で「トランプ大統領のご機嫌をとるのにアメリカのお米を75%増しで輸入する」ことを決めたわけですから、生産の抑制とは全く整合性がとれていない「めちゃくちゃ」です。
 深田萌絵氏は「いつもの自民党から考えると、助成金を増やしたら、中小零細は潰して大企業か外国資本にそのお金を全力で流す。そしてキックバックをもらう、これじゃないかなと思いますよ。積極財政の意味って。」と見抜いておられ、鈴木先生は笑いをこらえて「あるある」というお顔でしたが「自給率100%、積極財政、財政の壁をぶち破る、俺が責任を取る、とまで農水大臣が言っていることに期待したい。」と述べておられました。
(まのじ)
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【緊縮財政の闇】鈴木農水大臣「俺が責任を取る」は本当か?日本のコメ政策が迷走する理由 鈴木宣弘氏 #509
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