竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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“対テロ戦争”はウソであることを、これらの表が証明している
転載元)
マスコミに載らない海外記事 15/12/4
ずっと昔“対テロ戦争”で世界はより安全になると言われたものだ。ところが永久戦争の14年後、世界中のテロ攻撃は、6,500%と驚くほど急増した。
テロを終わらせることが目標だったのであれば、“対テロ戦争”は絶望的な失敗だ。2001年に開始されて以来、テロ攻撃と、それで殺害された人々の数はうなぎ上りだ。
2000年-2014年の国別テロ死者数
平和研究所が発表した、『2015年世界テロ指標』からのものだ。この指標は、昨年のテロによる全死者の78%が、5か国だけで生じていると書いている。イラク、アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンとシリアだ。
1. イラク
イラクが指標第1位で、2014年、テロ死亡者は衝撃的な9,929人 - 全ての国の中で最高記録だ。下記の図(指数の数値に基づく) イラクでのテロ攻撃の増加が、2003年の侵略直後から始まっていることをはっきり示している。(青は件数、赤は死者の数)
2. アフガニスタン
第2位は、アフガニスタンで、不朽の自由作戦が、9/11から数週間後に開始され“対テロ戦争”の最初の標的となった国だ。作戦の目的の一つは、アフガニスタンが テロリストの温床になるのを防ぐことだった。ところが、14年間の介入で、テロ事件は、2002年の30件から、2014年の1591件へと、5,000%以上増えている。
3. ナイジェリア
年々、300%以上、テロ死亡者数が増加している、ナイジェリアは、指数で第3位だ。ボコ・ハラムとISILによる死者の合計は、2014年の世界テロ死亡者の半数を越える
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記事をご覧になると、対テロ戦争とは名ばかりで、現実には、彼らに資金、武器を援助し続けテロを拡大して来たということが実証されていると思います。
文末には、テロを打倒するには“テロを…生み出す者に対する戦いを始めるべき”とあります。ロシアは、アメリカ、イスラエル、サウジアラビア、カタール、トルコなどの国々に対して、テロとの戦いと称してアサド政権などの自分たちにとって気に入らない国を打倒するために、テロリストを利用するというダブルスタンダードを止めるように警告しています。まさにこういった国々がテロリストを意図的に養成し、自分たちの野望の実現に利用していたのです。
もちろん、その野望とはNWO(新世界秩序)の実現です。まさしく、テロを“生み出す者に対する戦い”をロシアは今、始めたのだということになります。