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[ROCKWAY EXPRESS]イスラエル:パレスチナ人の天然ガスを盗みヨルダンに売却契約

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事によると、2007年の段階で、パレスチナ当局とイギリスのBGグループとの間で、天然ガスをイスラエルに売却する交渉が進められていたとのこと。そして先月、ガス田からの天然ガスをヨルダンに供給することをヨルダン内閣は承認したということです。ところが今年の9月4日に、アメリカの支援でこのガス田の天然ガスをイスラエルがヨルダンに輸出するという重要な契約を結んだということで、記事ではこれはパレスチナの天然ガスをイスラエルが略奪したということだとしています。
 ただこの記事では、そのように見ていますが、ハマスが今回の戦争に勝利宣言を出していること、イランもパレスチナの勝利を確認していることから見て、イスラエル、パレスチナの停戦交渉の中で、このガス田の利権に関することが話し合いの中心だったと思われます。ハマスの勝利宣言を考慮すると、必ずしもイスラエル側の思い通りになったと考えるのは難しいのではないかという気もします。もう少し、この方面の情報が必要なように思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスラエル:パレスチナ人の天然ガスを盗みヨルダンに売却契約
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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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超重要情報:[ROCKWAY EXPRESS]サウジアラビアの外交政策の大転換 〜イスラム国(ISIS)の次のターゲットはサウジアラビア〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 またしてもROCKWAY EXPRESSから、超重要情報です。非常に難しい文章ですが、重要な部分を赤字にするとほぼ全部になります。しかしこの中で最も重要な部分は、35年間のサウジアラビアの政策が、8月19日に突然終焉したということです。その理由は、このままアメリカ(ネオコン)の指示に従って協力していると、イスラム国(ISIS)は“イラクの3分の1を支配したら、次はサウジアラビアを攻撃する”ということに気付いたからなのです。
 この情報はエジプトからサウジアラビアへもたらされたということです。エジプトはムスリム同胞団を非合法としましたが、サウジアラビアとアラブ首長国連邦を転覆する“同胞団の詳細な計画を発見しそれを知らせた”ということです。現在サウジアラビアの王族たちは、パニックに陥っているのではないかと思います。これまでのイスラム国(ISIS)への支援を突然打ち切ったようです。
私の調べでは、これまでイスラム国(ISIS)を支援していた国、あるいは組織は、アメリカ、カタール、サウジアラビア、国連、モサド、ムスリム同胞団ですが、8月19日以降、サウジアラビアと国連が手を引いたと考えられます。サウジアラビアは、これまでイスラム国(ISIS)のパトロンであったわけですが、アメリカと彼らに裏切られ、次に滅ぼされるのが自分達だと気付いたのです。
 そうすると、9月1日に紹介した記事で、サウジアラビア国王がテロ攻撃に関して、国際社会に対応を呼びかけたのは本気であったということがわかります。私のこの時のコメントは、この意味で誤っていたわけで、訂正したいと思います。
 タイミングを同じくして、サウジアラビアと国連が同時にイスラム国(ISIS)の支援から手を引いたとなると、国連の職員はサウジアラビアの金を受け取っていたと考えるのが自然なのかも知れません。いずれにしても、サウジアラビアの急激な方向転換によって、アメリカはさらに思惑が外れた形になります。ますます混沌として来たという気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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サウジアラビアの外交政策の大転換
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[CNN 他]100ドル札偽造、15年間で被害額79億円 米で一味摘発

竹下雅敏氏からの情報です。
 この記事は、私も困惑しています。いわゆるスーパーノートと呼ばれる精巧な100ドル札の偽札が、これまで北朝鮮で作られていると言われていたのに、実はイスラエル製だとアメリカが突然言い出したのです。その意図するところが何なのかが、今のところわかりません。
 2つ目の記事は、アメリカの主張に沿って手島龍一氏・佐藤優氏が、スーパーノートが北朝鮮製であるという事を人々に刷り込んだことに対し、今回のアメリカの発言の豹変をどう思うかということを、原田武夫氏がネット上の公開書簡で尋ねているものです。
 ベンジャミン・フルフォード氏の“世界「闇の支配者」(扶桑社)”のp75には、“偽ドル札「スーパーノート」。麻薬元締めを突き止めるためや、非合法活動費として、CIAが自ら作ったこの偽札を使う”とあり、スーパーノートはCIAが作っているというのは半ば常識なので、先の手島氏の場合、その言動とタイミングから見て、氏はアメリカの工作員と考えるのが自然だと思います。佐藤氏がなぜ手島氏の情報を鵜呑みにしたのかはわかりませんが、私はこの方の情報は全く信用していないので、この時事ブログでも一度も取り上げていません。
 原田武夫氏の元記事をご覧になれば、大変丁寧な文体で公開書簡が書かれているわけですが、私は、この原田氏はこうした国際戦略分野での最高の頭脳の一人だと思っている人物です。
 なおこの2本の記事ですが、私が編集長に1つ目の記事の原文の翻訳を依頼したところ、編集長からすでにCNNの日本語訳が存在し、関連としてこの原田武夫氏の記事を紹介していただきました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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100ドル札偽造、15年間で被害額79億円 米で一味摘発
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「偽米ドル事件」手嶋龍一氏と佐藤優氏への公開書簡 (連載「パックス・ジャポニカへの道」)
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[櫻井ジャーナル他]首を切られたというジャーナリストが機銃を構えている写真が流れ、実際は何者なのかと疑問の声も

竹下雅敏氏からの情報です。
 2人目のジャーナリストの首切り動画は、下の記事にあるように、今回もまた捏造です。
 上の記事は、その2人目のジャーナリストが実はジャーナリストではなく、どうも米国における湯川遥菜ではないかと思われるほど怪しい人物であるとのこと。私には、このスティーブン・ソトロフ氏は現在も生きていると感じます。
 皆さんには意外だと思われるでしょうが、死んだと言われている人で、私の感覚では間違いなく生存していると思われる人物として、サダム・フセイン、カダフィー大佐が居ます。一方替え玉が居て、本人はすでに死亡している例として、オバマ大統領、ネタニヤフ首相が居ます。これらのことは表のニュースでは上がって来ないので、直観に依るしか調べる方法がありません。いずれ、何らかの形で確認が取れる時が来るのを待っている状態です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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首を切られたというジャーナリストが機銃を構えている写真が流れ、実際は何者なのかと疑問の声も
転載元)
 IS(イスラム国。ISIS、ISIL、IEILとも表記)がジェームズ・フォーリーに続き、またジャーナリストの首を切ったと伝えられている。ふたりめはスティーブン・ソトロフ。そうした情報が流れた直後、ソトロフはジャーナリストではなく、シリア軍と戦っていたとする話が機銃を構えている写真と一緒にツイッターで流れた

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 この写真だけでは何とも言えないが、「ジャーナリスト」を名乗っていてもジャーナリストだとは確かに限らない。フォーリーの場合、カメラの前で殺されたのではなく、問題の場面は演技だと指摘する人もいる。前に殺されていたのだが、タイミングを見て効果的な演出で映像を公開したのではないかとも言われている。

 ウクライナで殺されたアンドレイ・ステニンの場合、行方不明になった直後、キエフ政権の内務大臣の顧問は治安当局が拘束していると語っていた。ステニンを雇っていたロシア・セボードニャのドミトリー・キセリョフ社長によると、キエフ政権側の仲介者からステニンの身柄交換の交渉を行なうよう提案があったという。

 この3人は戦争の道具に使われたわけだ。戦争している人びとにとって、自分たちに都合の良い話を伝えさせる以外にも「ジャーナリスト」の使い道はあるということだ。

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お馴染みCNN劇団 「イスラム国再びアメリカ人ジャーナリストの首を切る」の巻
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[Representative Press]テレビ生放送で泣き崩れた国連報道官 ― イスラエルによるパレスチナの子供達の殺害

翻訳チームからの情報です。
これはたいへんわかりやすいメッセージで、状況は一目でおわかりかと思います。

YouTubeではこれまでに何件もの動画で戦争の悲惨を目の当たりにした女性ニュースレポーターの涙が紹介されています(参考) が、国連職員の例は珍しいのではないかと思います。

(参考) 『爆撃の犠牲者達の姿に涙する女性ニューズアンカー 本物の人道的メディア
途中 2:05 〜 2:09 で父親が路上で死んだのを知って女の子が泣き叫んでいる場面に注目してください!
 

1:05のあたりであらわれる国連のウェブページは、市民に対する攻撃を禁止する国際法にイスラエルが違反していることを最も強い調子で非難しています。このことからも、国連による「戦争犯罪」の指摘をよそにイスラエルを止められなかった国際社会の現状があらためて問われるとともに、現場でパレスチナ人を護(まも)る立場にあった国連職員たちが実際にどれだけ追い詰められていたかがわかるのではないでしょうか。

現在ガザ地区は停戦に入っていますが、ここに登場するのは多数の犠牲者をだした同地区で難民救済を担当していたUNRWA (国連パレスチナ難民救済事業機関) のスポークスマン、クリス・ガンネス氏です。
阿呆神望(翻訳者)のコメント

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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テレビ生放送で泣き崩れた国連報道官 ― イスラエルによるパレスチナの子供達の殺害
転載元より翻訳)

ナレーター
国連報道官クリス・ガンネス氏の最新ツイートです。

1
@クリス・ガンネス 
ガザにおける国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) の状況はもはや手に負えず、限界に達しています。スタッフが殺害され、避難所はこれ以上人が入れません。一体これはいつまで続くのでしょうか。

これは最近テレビの生放送で行われた彼のインタビューです。イスラエルの爆撃でパレスチナ人たちが殺害されている状況について彼は語ろうとしています。


クリス・ガンネス氏
パレスチナの人々の人権が、子供たちのですら、まるごと蹂躙されています。すさまじい状況です。...

アルジャジーラTVのインタビュアー:
「クリス・ガンネスさん、誠にありがとうございました…【音が小さくて拾いにくいので、以下不明】」

1-1

ガンネス氏:
「こちらこそ…」
堪えきれず、泣き崩れる


1-2
@クリス・ガンネス
国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) は、イスラエル軍のこの重大な国際法違反を可能な限り強く非難します。

ナレーター
イスラエルはわざと一般市民を攻撃の対象にしています。
アメリカ人は、秘密結社KKK団のような白人至上主義者がいかに黒人の子供たちを意図的に狙い、殺害するのかわかっています。ところがユダヤ人至上主義者が存在し、意図的に子供たちを標的にしていることについては、どうやら受け入れ難く理解できないようです。 
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