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[The Voice of Russia]米ファーガソン市民、黒人少年銃殺事件の判決に抗議し暴動へ

竹下雅敏氏からの情報です。
 このファーガソン市の抗議デモと暴動について、編集長の方から、政府寄りと、市民寄りの比較の記事が出ていました。やはり前回の事件同様、暴動と略奪に関しては、何らかの組織が関与しているとしか思えません。
 事件に関する印象は、やはり、将来的に戒厳令を敷く目的で社会的な実験をやっているように思えます。ただ彼らの目論見は、時間的に間に合わないように思えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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米ファーガソン市民、黒人少年銃殺事件の判決に抗議し暴動へ
転載元より抜粋)
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米国ミシシッピー州のファーガソン市で、黒人少年を銃殺した白人警官のダーレン・ウィルソンに対する陪審法廷の判決に抗議し、数百人の市民がデモを行った。同市では昨夏、白人警官が黒人のマイケル・ブラウン少年(18)を銃殺する事件が起き、社会の大きな動揺を招いていた。

12人の陪審員は9人が白人、3人が黒人。事件の全貌を解明する作業は3ヶ月に及んだ。殺されたブラウン少年の両親は陪審員らの判決に失望を表している。

タス通信の報道では、抗議市民らは複数の通りを封鎖し、治安維持機関職員に対して雑言を吐きながら、ウィルソン被告の弾劾を訴えた。検察官が、陪臣法廷ではウィルソン被告を裁判で裁く十分な証拠が見つからなかったことを明らかにすると、抗議市民は警備員に向かって石や瓶を投げつけ始め、パトカー数台が燃やされた。

このほか、同市では略奪が始まり、抗議市民らが店舗に押し入り、商品を強奪したあと、放火している様子がテレビに映し出されている。警察は催涙ガスを用いて、暴徒の散会を行った。銃声が聞かれたという報道もなされているが、逮捕者、負傷者についての情報はまだ入っていない。

オバマ大統領はテレビ演説を行い、ファーガソン市民に対し、平静を保ち、秩序を乱さぬよう呼びかけた。暴動は米国のほかの都市にも波及している。


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米政治学者、黒人少年銃殺事件はあらゆるレベルの政府の崩壊を示す
転載元より抜粋)
黒人少年銃殺事件の判決の引き起こした無秩序状態について、オハイオ州立大学の政治学者ジェイソン・ジョンソン教授はCNNニュースに対し、米国政府の政策があらゆるレベルで失敗したことを示すものとのコメントを表した。

陪審員の人種構成が最終結果に大きく影響したということ、警察は有色人種の米国人に銃を向けた場合、その責任を負うことはあまりに稀という事実の裏にもっと大きなことがある。それは政府が地元レベルでも、州レベルでも、国家レベルでさえ完全に無能であるということであり、法廷の判決はこんにち米国で正しくないことのすべてを表している。」

ジョンソン教授は、ファーガソンの市民社会が弱いことが無秩序の原因のひとつとなったとの見方を示し、正しいシナリオでは、地元の黒人社会のリーダーらは事件後、政権に圧力を講じるための長期的政治プランを構築すべきだが、警察側の状況証拠がそろっているにもかかわらず、市民社会は未だに組織されない状態に留まっていると指摘した。

[AFP他]マイケル・ブラウンを射殺した警官、大陪審で不起訴 怒り噴出のファーガソン

 8月にファーガソンで、警官のダレン・ウィルソン氏が黒人青年を銃で撃ち死亡させた事件がありましたが、大陪審は、ダレン・ウィルソン氏を起訴しないことを決定しました。
 1本目は、正当防衛だったとして“右ほほに残されたごく軽い打撲傷”の証拠写真が紹介されています。
 “続きはここから”以降のハフポストの記事は、CNNをはじめ大手メディアの報道スタンスだと思います。
 最後の記事は、Alex Bukovsky氏のTwitterから拾ったものですが、この事件の別の見方を提供してくれています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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黒人青年射殺の警官、口論後に12発発砲 米ミズーリ
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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黒人の命も大切:マイケル・ブラウンを射殺した警官、大陪審で不起訴 怒り噴出のファーガソン
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[AFP 他]ヘーゲル米国防長官が辞任、イスラム国対応めぐり事実上の更迭

竹下雅敏氏からの情報です。
 20日の記事のコメントで、これからの3日間が重要だと書きました。その後バイデン副大統領が従っているグループの12名全員が、ナサニエル陣営の指示に従うようになったことを指摘しました。また予想した通り、ロックフェラー・オバマ陣営の中枢サークル・オブ・12のメンバー全員が、ナサニエル陣営に従うようになりました。このことから、近いうちに大きな変化を示す出来事が起こると考えていましたが、それがこのヘーゲル米国防長官の辞任です。予想した通りの展開になっています。
 櫻井ジャーナルでは、“ヘーゲルは…ジェームズ・ベーカー元国務長官…を中心とするグループに所属している”とあります。これはその通りなのですが、実はヘーゲル国防長官は、このグループに潜入したロックフェラー・オバマ陣営のスパイなのです。今回排除されたのは、その意味で自然です。
 始めの記事にあるヘーゲルの後任ですが、もしも“最も可能性が高いとみられている…同国初の女性国防長官の誕生となるミシェル・フロノイ氏”になれば、彼女は真の「銀河連邦」に霊導されている女性なので、流れとしては完璧です。この方向に動いてもらいたいものだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ヘーゲル米国防長官が辞任、イスラム国対応めぐり事実上の更迭
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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好戦派の圧力でヘーゲル国防長官が辞表を提出、中東やウクライナで戦争の気運が高まってきた
転載元より抜粋)
 チャック・ヘーゲル国防長官がバラク・オバマ大統領に辞表を提出したようだ。中間選挙で民主党が惨敗した後、好戦派の圧力に屈した形だ。オバマはコロンビア大学の時代からズビグネフ・ブレジンスキーの弟子になったと言われているが、ヘーゲルはジョー・バイデン米副大統領、レオン・パネッタ前国防長官と同じようにジェームズ・ベーカー元国務長官とリー・ハミルトン元下院外交委員長を中心とするグループに所属している。次の国防長官が誰になるかにもよるが、軍事力で世界制覇を目指すネオコン/シオニストにオバマ政権が押されている可能性は高い。

 ネオコン/シオニストに担がれていたジョージ・W・ブッシュ大統領のイラクへの先制攻撃に反対するためにベーカー/ハミルトン・グループは編成された。ベーカーはロナルド・レーガン政権で国務長官を務めていた際にもイラク政策をめぐり、ネオコン/シオニストと対立している。

[The Voice of Russia 他]ドネツク「米政府、ドンバスに新たな戦争を起こそうとしているのでは」

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事を見ると、やはりネオコン連中は春まで待ってくれないようです。選挙で大敗して、“上院も下院も完全に共和党の管理下に置かれた”状態では、オバマ政権はネオコン連中の圧力を跳ね除けることは出来ません。
 3つ目の櫻井ジャーナルには状況が簡潔に記されています。ロシアに経済的圧力をかける目的で、サウジアラビアの協力によって石油相場を引き下げているわけですが、このことが、シェール・ガスやシェール・オイルのアメリカのビジネス自体の崩壊に繋がっているようです。そのためウクライナ、中東、北アフリカの資源を軍事的に支配する必要性が高くなっているとのこと。ウクライナの緊張は現在大変高くなっているわけです。
 ただ私の感覚では、予測した通りの方向でバイデン副大統領らの説得に成功していると思います。あと少し、ロックフェラー・オバマ陣営のサークル・オブ・12のメンバーを説得出来るかどうかです。見通しとしては、大丈夫だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ドネツク「米政府、ドンバスに新たな戦争を起こそうとしているのでは」
転載元)
© Photo: RIA Novosti/Natalia Seliverstova

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ウクライナ南部・東部で独立を宣言しているドネツク人民共和国は、米国はウクライナ東部問題解決に関する連絡グループのミンスク・フォーマットにかわり、紛争を激化させようとしている、と見ている。

同共和国議会のデニス・プシリン副議長が金曜述べた。また副議長は、米国のバイデン副大統領のキエフ訪問はウクライナ和平プロセスを引き裂くことを目的としたものだ、と指摘した。

副議長はインターファクスの取材に応え、「米国は自らプロセスに参加し、調停者としてのEUの立場を弱めようとしている。しかも米国は、ドネツク・ルガンスク両人民共和国をプロセスから排除しようとしているが、そうすれば事態はいよいよ袋小路に陥るばかりだ。また米国はキエフに飛び道具を供給する必要性を公然と口にしている。米国は、結局、ミンスク合意を破棄し、戦争を再開することを望んでいるのだ」と述べた。

バイデン副大統領は金曜、ウクライナの首相や大統領と会談する。ロイターによれば、バイデン氏はウクライナへの地上軍用品の供給量増大を宣言する。軍用ジープの供給については既に計画がある。しかし一方、ロイターによれば、米国はキエフに武器を供給しないことを決定している。


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オバマ大統領はまるで「第2のブッシュ」
転載元)
© Photo: REUTERS/Larry Downing

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米オバマ大統領の外交政策への不満が、米国内でも高まっている。オバマ大統領の外交政策は米国にとって有害であり、米国にいかなる利益ももたらしてはいない。米国のロバート・ゲーツ元国防長官は、このような見方を表した。

20世紀の米外交界の最長老の1人であるヘンリー·キッシンジャー氏は、米国が率先して行っている対ロシア制裁は、国際関係のシステムをゆるがしていると指摘した。米国は、民主主義の理念を強化するために、米国が考える幸福ではなく、独自の幸福にしたがった生活を望んでいる国民たちが暮す国々に、力ずくで民主主義を押し付けようとした。フョードル・ヴォイタロフスキー政治学博士は、米国による「支援」の結果、これらの国民たちは、崩壊と飢餓に直面しているとの考えを表し、次のように語っている。

米政府によって引き起こされたウクライナでの出来事は、米国の「政治的リアリズム」派の代表者たちが考える米国の国益とは大きく異なっている。彼らは、第一に自分たちの国益を守り、世界のバランスを維持する必要があると考えている。欧州大西洋の安全保障分野における利益という観点からみた場合、現在のウクライナ危機は、欧州全体を不安定化させる恐れのある非常に危険な源だ。ロシアとの関係という観点からみた場合、これは露米対話および露米協力の体系的かつ長期的な崩壊だ。米国は、このような攻撃的イデオロギー政策へ移行することで、長期的に見た場合、同盟国や米国そのものにとっての体系的な問題をつくり出している。

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[The Voice of Russia]ケリー長官「オバマの発言、気にするな」/富豪ドナルド・トラムプ氏、米大統領を錯乱呼ばわり

竹下雅敏氏からの情報です。
 ロシアをエボラやISISと同列に置いたことで、メドヴェージェフ首相から“脳に異常があるんじゃないか”と言われたオバマ大統領。大富豪のドナルド・トランプ氏からも、エボラ対策に関して同様の疑念を持たれているようです。ついにはケリー国務長官からも「気にするな」と言われたようで、もはや身内からも完全に馬鹿にされて、相手にされていない様子が見て取れます。替え玉なら馬鹿にされるのも無理はありません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ケリー長官「オバマの発言、気にするな」
転載元)
© Photo: REUTERS/Gary Cameron

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ラヴロフ外相によれば、米国のケリー国務長官は、ロシアをテロリズムやエボラ出血熱を同列に置いたオバマ大統領の発言を気にしないよう求めた。

「私は国連総会のスピーチでオバマ大統領が列挙した脅威について、先日、ケリー国務長官にその真意をただした。彼は「気にするな」と言った。もしそれがそれほど深刻なことなら、もちろん、嘆かわしいことだ」。議会下院の「政府の時間」でラヴロフ外相はこう述べた。

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オバマ米大統領、G20でもロシアをエボラと同列に置く
転載元)
© Photo: RIA Novosti/Alexei Druzhinin

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オバマ米大統領は15日、ブリスベンのG20サミットで演説を行い、ウクライナに関連してロシアの行為は全世界の脅威だと名指しで非難した。ロイター通信が伝えた。

オバマ大統領は「私たちは、西アフリカのエボラ出血熱対策およびウクライナに対するロシアの暴力に反対して国際社会を代表している。これらは世界にとっての脅威となっている。これは、マレーシア航空17機の恐ろしいカタストロフィーのあと、われわれは確信に至った」と述べている。
9月24日、オバマ大統領は第69回国連総会の開会で演説したなかで世界の3大脅威は、第1にエボラ出血熱、第2にロシアのウクライナに対する行為、第3に「イスラム国」だと列挙した。
ラヴロフ露外相はオバマ氏の演説をコメントし、これは「自国の国家安全保障についてのドクトリンのなかで、いかなる国連安保理決議や国際法に拠らず自己裁量で軍事力を行使できる権利を記している国が持ちうる世界観」だと語っている。

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