注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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【速報】辺野古代執行訴訟の第1回口頭弁論が30日午後2時に始まりました。#辺野古 #代執行
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) October 30, 2023
玉城デニー知事「行政権限奪ってはならない」 辺野古代執行訴訟が始まる 沖縄県、新基地反対の民意を訴えへ 国は即日結審を要求 https://t.co/Gxc9NKvVU9
【速報】辺野古代執行訴訟の第1回口頭弁論が30日午後2時から行われ、即日結審しました。#辺野古 #代執行
— 琉球新報 (@ryukyushimpo) October 30, 2023
【速報】辺野古代執行訴訟が即日結審 判決日は追って指定 福岡高裁那覇支部 https://t.co/AE6tqhtN7A
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辺野古の新基地建設問題で、国交大臣は玉城知事に設計変更を承認することを求める指示をし、玉城知事はその指示が違法だとして取消訴訟を提起しました。最高裁は9月、国交相の求める設計変更が法律の要件に適合しているかどうか「審理を一切行わずに」、国交相の指示を適法だと判断しました。布施祐仁氏のnoteには、これまでの沖縄防衛局の行政不服審査の濫用や、国交省の裁決のずるい「脱法戦術」を解説されていますが、さらに国は玉城デニー県知事に対して代執行訴訟を起こしました。「裁判所が国の主張を認めた場合、県に承認命令を出すが、県が従わなければ国が承認を代執行し、大浦湾側の工事が着手される」ことになります。
この最後の砦のような代執行訴訟の第一回口頭弁論で、またしても裁判所は工事に関わる審理を行わず、即日結審の報が流れました。布施氏は「福岡高裁那覇支部は一番やってはならないことをしてしまった。」「政府と裁判所が一体になって沖縄の自治を踏みにじった。」と述べています。玉城デニー知事は、裁判所に対して「国が代執行という国家権力で民意を踏みにじることを容認せず、県民の多くの民意に即した判断を示していただけると期待する」と述べました。
故・翁長雄志前知事の時代にも、国は代執行訴訟を仕掛けましたが「当時は裁判長から異例の和解提案があり、工事を中止して協議することを条件に和解」しました。
司法が国の言いなりになっている以上、それを正すのは国民の強い声だけです。布施氏のnoteの最後には「沖縄県と知事そして県民は、これまでもこの問題に十分過ぎるほど向き合ってきた。辺野古への米軍新基地建設のために民主主義や法治主義、地方自治を踏みにじって沖縄県知事を追い詰める日本政府の暴力に正面から向き合わなければならないのは、むしろ本土に暮らす我々の方ではないだろうか。」とあります。沖縄にも意識を向けよう。