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[InDeep]「マスク社会」がもたらすディストピア 〜 赤ちゃんは生後1年で人の表情からコミュニケーションを学ぶ

 マスクをしていると表情が分かりにくい。確かにそうで、マスクをしている時は「どう見られているか」に無頓着になっていましたし、他の人がどのような表情か、どんな気持ちかに気を配ることも減っていました。ご近所さんと話をする時、ことさらに笑顔を意識しないですむので楽だなあと感じていました。
 InDeepさんの記事で、意外な指摘をされています。生まれたばかりの赤ちゃんは、生後1年で集中的に人間としての反応と感情を学ぶのだそうです。その時「人の表情」を見ることで、いろんな人とのコミュニケーションを学んでいくそうです。そう言えば街中で赤ちゃんと目が合い、わざとヘンな顔をして笑わせる、ということも表情を使ったコミュニケーションでした。けれどもそれはマスクをしていれば出来ないことです。赤ちゃんにしてみれば、今の世の中は無表情の大きな人がウロウロしている世界に見えるのでしょうか。InDeepさんはマスク社会による「感情がわからない人間集団」の出現を危惧されていました。赤ちゃんの学習機会がマスクによって激減することは確かなように思えます。しかし、人間には「気」があるではないか。表情が見えなくても、感情を伝える別のファクターでコミュニケーションを学ぶような期待があるのですが、はて?
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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マスク社会がもたらす「本当のディストピア化が何か」に気づいた。それは表情を学ぶ機会を失った赤ちゃんたちによる「人の感情を理解しない人々の社会」の誕生
転載元)
2018年の児童発達の専門メディアより

乳幼児たちは生後 1年の間、人々の顔に集中的に注意を向け続ける。 この注目の高まりにより、乳児たちは人の顔が提供しなければならない微妙な情報を学び始めることができるようになる。

乳幼児たちは視線の先に見える顔を手がかりに、人間のアイデンティティと感情を認識し、言語を覚えていくことを学ぶ。 乳幼児たちはまた、人種や性別など、最も多く目にしたり交流したりする人々の特徴を学んでいく

乳幼児たちは、人々の顔から最も多くを学んでいる。 (Lisa Scott 2018/10/24)

(中略)
マスクについては、特に、子どものマスクについて、デメリットの比率があまりにも大きいようにいつも考えます。
(中略)
子どもの身体に関してだけのことなら、最近、WHO が「 5歳以下の子どもにはマスクは不要」とする新しいガイドラインを発表したことが報じられていましたが、最近、

「本質的に、そういう問題ではない」

ことに、気づく瞬間がありました。

医療健康関係の発行物の中に、「赤ちゃんは大人の顔から学ぶ必要がある」という記述があることを、先日、お知り合いから教えていただきました。その後、過去の論文や科学記事を調べる中で、

赤ちゃんが人間と社会というものを学んでいく過程の中で、「周囲の人々の顔と表情」が、どれだけ大事なものか

ということを知ることになりました。

生まれたばかりの赤ちゃんは、それから数カ月間、そして 1年ほどの間、「世界を認識するために、必死で物を見て、音を聞く」のですけれど、過去の研究で、「赤ちゃんが最も見続けているのは《人々の顔》」だと知ったのです。
(中略)
つまり、赤ちゃんは「人の表情を見て、人間というものやその社会での関係を学んでいく」とすれば、たとえば、

「生まれてから、丸1年間、周囲の誰の表情もわからない中で生活した赤ちゃんはどうなるか」

というと、「人の感情を学習する最初の、そして根本的な機会を失う」ということになりはしないだろうかと思ったのです

(中略)

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安倍首相が辞任を表明 〜 国民の皆さま、本当にお疲れ様でした「#辞任と逮捕はセットだろ」

 安倍首相が(やっと)辞任しました。国民のみなさま、心底お疲れ様でした。読者の方からも第一報が入った時点ですぐに「喜びの」投稿がありました。野党はもとより自民党内でも意外な発表だったようですが、28日17時からの会見は特に取り上げるべき内容は見られませんでした。プロンプターが無かったのは異例でしたが、現実を無視した空疎な言葉が延々続く苦痛は相変わらずで、コロナ対応、憲法改正、公文書管理、拉致問題など重要な質問にもフワッと雰囲気、まともに答えません。フリーの記者からの質問で「安倍政権に特徴的だった徹底したメディア対策は、首相自身の意思か、スタッフによるものか」と民主主義との関係を問われましたが、名物あべ節で「安倍政権の特徴ではない」と開き直り、記者が指摘をしようとするところを司会者が遮るという、絵に描いたようなメディア規制を見せていました。「政権の私物化」について突っ込んだ記者もありました。が「私は政権を私物化したつもりは全く無い」「誤解を招いた説明ぶりは反省している」。最後までこの調子ですから、辞めてほんと清々します。
 しかし、ネット上で「本当は病気を理由にするのではなく、国民が責任を取らせる形で追うべきだった」という意見がありました。大いに同意しました。
今後は「#辞任と逮捕はセットだろ」がよろしいかと。
可笑しかったのは、安倍首相辞任の報で日経平均株価が急落、反対に麻生グループの株が高騰しています。安倍政権はこれまで公的資金を注ぎ込んで官製相場を演出してきましたが、いよいよ化けの皮が剥がれる時がきました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍首相 辞任を正式表明「負託に自信を持って応えられない」
引用元)
安倍総理大臣は、記者会見で、持病の潰瘍性大腸炎が再発し、国民の負託に、自信を持って応えられる状態でなくなったとして、総理大臣を辞任する意向を正式に表明しました
(中略)
一方、安倍総理大臣は、次の総理大臣が任命されるまでの間、職務にあたる考えを示しました。
(以下略)
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配信元)

[YouTube]リハーサル現場でサプライズ!

読者の方からの情報です。
ほっこりします。祝福されたホルン奏者の、やられたー、という反応もいいです。
(ジョン)
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Morphing Mahler into "Happy Birthday" / #BerlinPhilAsia18
配信元)

分身ロボット「OriHime」の生みの親、吉藤オリィさんが過去を語ったツイート

 れいわ新選組の舩後議員と木村議員が初登院された時の記事に、分身ロボット「OriHime」のことを取り上げました。そのOriHimeの生みの親、吉藤オリィ氏がご自身のこれまでを振り返るツイートをされていました。輝かしいプロフィールからはちょっと意外な思い出が語られます。けれども「居場所がない」と苦しまれた経験が今の仕事に繋がっているのは興味深いことです。現在のオリィ氏の取り組みは「障害者の方の役に立ちたい」というものではないように感じていましたが、まさしく氏の希望は「社会から切り離された人を社会に復帰させたい」ことで、そのための困りごとを解決しようとされているのですね。対象は障害者ではなく全ての人だ。
 最後のツイートのお父様の言葉が面白いです。
子育てをもう一度やり直せるなら今度はもっと上手にやる、という子育て卒業組の言葉を聞くことがあります。子どもと一緒に苦闘されたのだなあ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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3年半の不登校を経験し、「孤独の解消」がテーマになった。分身ロボット『OriHime』を生み出したオリィ研究所・吉藤健太朗インタビュー
引用元)
(前略)

「3年半、不登校になっていた自分が、学校に戻ることができて、人と話すことは苦手でしたけど、少なくとも毎日楽しく研究している。この状態を“癒し”と捉えたとき、両親の応援だったり、ロボット競技大会で相手に負けた悔しさだったり、久保田師匠との出会いであったり、そこには必ず人が介在していた。この人に認められたいとか、この人にこんなことを言われて腹が立ったとか、ネガティブなこともポジティブなことも、すべて人がもたらすものなんですよね。人を本当の意味で癒すことができるのは、社会に復帰することであって、そのためには人とのコミュニケーションは避けては通れない。そこに障害があるのであれば、それを取り除く方法を研究した方がいいと考えたんです」
(以下略)

あきれた安倍内閣、臨時国会招集を無視するだけでなく、集中審議すら「拒否」〜 それを批判するどころか野党を貶めるメディア

 日本は崩壊前の旧ソ連と似てきた、という見解があります。「特権官僚が秘密予算を組んで税金の殆どを使い込む、(中略)経済も社会保障もメチャクチャ」。野党は、安倍首相が出席する衆院予算委員会の集中審議を求めていますが、自民党は開催を「全く考えていない」と拒否しました。いや、いばって拒否されては困るのだが。しかもそれ以前に、安倍内閣は臨時国会の招集をする義務があるのに無視しっぱなしという違憲の状態が続いています。首相以下、内閣が憲法違反を堂々とやっているにもかかわらずメディアは批判しません。それどころか、世論調査の結果として「野党は与党の揚げ足取りばかり、批判するだけで対案を示さない」などお定まりの非難を浴びせています。まともに野党議員たちの働きや発言を追っていれば、このような非難は的外れどころかデマだと分かるのですが、そこはシレッとスルーしています。「今の野党へのご意見」だけでなく平等に「今の与党へのご意見」を調査したら、どれほどの怒号が集まるだろう。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍首相出席の集中審議、自民党が拒否!「首相出席の集中審議をやることは全く考えていない」
引用元)
(前略)
野党が求めていた安倍晋三首相も出席した上での集中審議について、自民党が改めて強く拒否したことが分かりました

8月26日に立憲民主党と自民党の国会対策委員長が会談を行い、立憲民主党が来週にも集中審議を実施するように求めましたが、自民党の森山国会対策委員長は「全く考えていない」として拒否
(中略)
会談後の発言として、NHKの記事には「新型コロナウイルスの対応について、政府で動きがあれば、立法府として閉会中審査で審議せざるをえない。ただ、閉会中審査の目的は、政府から報告を受けることであり、その場に安倍総理大臣が出席する必要はない」と書いてありました。
既に自民党は臨時国会の早期招集も拒否しており、集中審議を含めた全ての国会審議(総理出席)を拒んだ形だと言えます。

(中略)
(以下略)


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