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国会パブリックビューイングという試み 〜 可視化することで政府の嘘やごまかしを一人でも多くの人に知らせよう

 首相官邸が、高度プロフェッショナル制度について、大ウソの図解をツイッターで公表しています。
ツイートにある「高度専門職に限り」も「成果で評価される」というのもデマで、弁護士や野党議員からは抗議のツイートが上がっていますが、図解には図解で反論、とばかりに「賃金と労働時間は無関係」だと即座に分かる自主的「差し替え」ツイートが上がりました。
かくの如く「可視化」のインパクトは大きい。
 働き方改革について、常に第一線で重要な指摘をされている上西充子教授は、街頭で国会中継を流しながら解説をつけるという、ユニークで柔軟な活動を始められました。6月のある日、アイデアをツイートされたと思ったら、あれよあれよという間に実現され、多忙な教授ご自身も積極的にストリートに立っておられます。
 上西教授によると、国会答弁でどれだけ酷い「歴史修正」が行われても、メディアはまともに伝えない、リアルタイムでネット上で情報を発信しても一定以上には伝わっていない現状があると感じておられました。それを承知で政府与党は、国会さえ終えればごまかせる、知らんぷりできるとタカをくくって平気で嘘をついている。そこをなんとか世間の人々に知ってほしいという強い思いがあったそうです。
「ならば国会中継を屋外へ持ち出そう」とは、なんと頭の柔らかい学者さんでしょう!
わざわざインターネットで国会中継を見ようと思わない人でも、街中でふと目を留め、足を止め、専門家の的を射た話に耳を傾けながら国会中継を見たら、さぞかし面白かろうと思います。
「国会で何が行われているかをきちんと可視化して、関心がない人でも街行く中で目をとめてもらえるように」と始められた「国会パブリックビューイング」、国民を信じ、民主主義を大事に思う上西教授と、様々な得意技を持ち寄って協力される方々の情熱は、来るべき時代を感じさせます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「国会が終わったからって知らんぷりさせない」 上西充子法政大教授が語る、「国会可視化」の意味
上西充子・法政大学キャリアデザイン学部教員
(前略)
上西:それはやっぱり、「国会は終わっても、知らんぷりさせないぞ」って気持ちがあったからですね。
メディアは往々にして「野党が反発した」とか「追及が甘い」とか書くだけで、政権側がまともに答弁していないことをきちんと書かないでしょう。ただ、「報じてくれない」って言ってるだけじゃ仕方がないから。「Yahoo!ニュース 個人」で私もネット記事を書いているけど、一定層以上には広がらないんですよね。

私のTwitterのフォロワーも、裁量労働制のデータ問題が話題になる前は4000くらいだったのが今、1万5000くらいになって、読者層は広がっているんだけど、それでもやっぱり政権側がどういう答弁をしていたのかって全然知らない人っていっぱいいるんですよ。

そんな中で何かできないかと思って始めたのが国会パブリックビューイングで。でもあれも急に始まった活動で。国会パブリックビューイングの活動開始って6月15日なんですよ(笑)。6月11日にアイデアを思いついて、15日にはもう実現していましたからね。横川さんらのバックアップがあってこそでしたが。
(中略)
上西:それは国会答弁が、リアルタイムで「歴史修正」が行われるくらい酷いものになっていたのに、それを世間の人が知らないからなんとか広めないといけないという気持ちですよね。
(以下略)

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ぴょんぴょんの「プレイバック・森友問題」

 日大アメフト、ワールドカップ、豪雨被害、日本ボクシング協会・・・・・にまぎれて、
 加計問題はおろか、森友問題の話題は1ミリも出てこなくなった。
 彼らはこうして、疑獄が人びとの脳裏から消えるのを待ち望んでいる。
 そうは問屋がおろすか〜ということで、おさらいしたくなりました。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「プレイバック・森友問題」


発覚したいきさつ



今さらなんだけど、森友問題。
政治家に渡ったはずのお金が見えないまま、ここまで来ちゃったね。

そうやって迷宮入りになって、時効になるのを待っているのさ。

時効なんてとんでもない!
だって首相もアッキーも、明らかに関わっているのにまだ居すわってるんだよ!

じゃあ、この機会に、森友問題の要点をおさらいしてみるかな。

まず、森友問題が発覚したいきさつを教えてよ。

ことの起こりは、2016年5月。
きっかけは、ふしぎな幕が張られた建設予定地
だった。
大阪府豊中市の木村市議は、その幕に「瑞穂の國(くに)記念小學院」の文字を見た。
(背信の根)

あやしい〜??

しかも児童募集のポスターに、靖国神社の鳥居の写真と教育勅語が。

靖国神社 Author:Kakidai[CC BY-SA]


ダブルであやしい〜??

学校案内・パンフレットには、「籠池先生の教育に対する熱き想(おも)いに感銘を受け、このたび名誉校長に就任させていただきました」というアッキーの文言が。

ますます臭う。

においに勘づいた木村市議、「右翼の学校を豊中につくらせてたまるかと思った」。
建設予定地を調べてみると、所有者は国土交通省。
情報公開請求をしたが、売却額は黒塗り。

こりゃおかしいってことで2017年2月、売却額の公開を求めて大阪地裁に提訴した。

いきなり、核心に突っ込んだね!

「国有地の売却、非公表」を、最初に報道したのは朝日新聞(2017年2月9日朝刊)。
財務局が、約8億2千万円値引きして、学園に格安で土地を売却したことが公表された。

そっからだね、国会の追及が始まったのは。

そして間もなく、衆院予算委員会でのあの一言、
「私や妻が関係していれば、総理大臣も国会議員も辞める」。


ハシゴをはずした維新の会代表 松井一郎知事


このセリフで、お役所は忖度、改ざんに大わらわになってしまったね。
ところで、大阪府知事の松井一郎氏って、森友問題に関わっているの?

松井知事かあ〜。


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[YouTube]テレサテンの生まれ変わりといわれる、ランガラムさんの歌

読者の方からの情報です。
竹下先生が 6月29日にコメントなさっていた、6月25日以降のランガラムさんの歌と思われます。
7月10日にタイのラジオ番組にライブ出演した時の、アカペラの歌です。

例えば、2015年8月31日の竹下先生のコメントにリンクしていらっしゃる動画の「千言万語」は、9:27頃からです。

これからのコンサートやテレビ番組などで歌われる、ランガラムさんの歌が楽しみですね。
(こびと)
◇編集部◇
この、タイのラジオ局「Like Station」にて放送されたライブインタビューが、出演予告やタイムテーブルなどから、7月10日収録であることを調べて下さっています。12:12からは日本語も。
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清唱剪輯13首~朗嘎拉姆(Langgalamu) : 泰国曼谷電台現場採訪2018.07.10
配信元)

映画「沖縄スパイ戦史」を観た 〜 沖縄戦から現代の辺野古につながるキーワードは「軍隊」「秘密」「スパイ」

 映画「沖縄スパイ戦史」を観ました。
三上智恵監督は、これまで高江を追った「標的の村」、辺野古の反対運動を追った「戦場ぬ止み」など沖縄をリアルに映すドキュメンタリー作品で高い評価を受けています。今回のテーマは、例えば「ひめゆり」のような沖縄の知られざる悲惨な過去を取り上げたものかと思っていました。
 しかし、そのような安易な予想はバッサリ裏切られました。
三上監督は、「不幸の再現に加担する者たちを焼き尽くす火炎放射器」を放つようにこの映画を作ったそうです。その照準の先には、過ぎ去った過去ではない、今、まさに辺野古を脅かす者も入っています。翁長知事死去の後、映画に関するツイッターのコメントも熱が増したようです。かつてなく上映館も増えているそうです。
 今、私たちの日本が置かれている危機的な状況を浮き彫りにし、同時に歴史を俯瞰する、恐ろしくも価値の高い力作です。お近くの方はぜひ観るべし。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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映画「沖縄スパイ戦史」を観た〜 沖縄戦から現代の辺野古につながるキーワードは「軍隊」「秘密」「スパイ」
『沖縄スパイ戦史』劇場予告篇


陸軍中野学校出身者によって組織された「裏の沖縄戦」があった


 映画は、沖縄戦を丁寧に追うところから始まります。これまで語られてきた「表の沖縄戦」とは別に、沖縄にはゲリラ戦やスパイ戦という「裏の戦争」がありました。その一つは驚いたことに10代半ばの少年達からなるゲリラ部隊「護郷隊」による秘密裏の戦いでした。子供と思って油断した米軍に相当の打撃を与え、また沖縄で合流した日本軍ですら護郷隊の勇敢さ、機敏さに感心したそうです。

 その組織を作り、彼らにスキルをつけたのは、1944年、陸軍中野学校から沖縄に送り込まれた若きエリート達でした

中野学校から沖縄に身分を隠して送り込まれた工作員は42名。生き残った少年兵の証言とその周辺の人々の記憶、そして資料の綿密な調査を通じて見えてきたことは、国家によって周到に準備された惨劇でした

絶望的な白兵戦で「こちらがパン、パン、パンと打つ間に、敵はババババッと凄まじい銃を打つ」ような中、埋めきれない仲間の遺体が積み上がり、自らの負傷、飢餓に苛まれ、奇跡的に生き残った少年兵も、戦後PTSDの発作のため座敷牢に閉じ込められる悲惨な人生を送ります。戦死と思っていた少年兵が実は、上官に射殺されていたという証言も出ます。少年達だけでなく軍服を着せ誇らしく送り出した家族達にも、心身を狂わせるほどの衝撃を与えます。
中野学校のエリート将校は、負け戦の捨て石となることが分かっていて、少年達を利用したのでした。

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18/8/6 フルフォード情報英語版:秘密の結社、秘密の親衛隊、宗教の数々:現在の勢力均衡図

 今回は東洋と西洋の主な秘密結社の紹介です。「親衛隊」と訳したのは冒頭の「戦士」、つまり騎士団だのナチス親衛隊だの軍隊だのの実動部隊のことでしょう。権威付けと洗脳のためでしょうか、思想としては各宗教が絡んできます。
 一言感想。「神道と繋がっている三本足烏」、すなわち八咫烏の扱い酷っ(笑)。霊的集団だかなんだか知らないけど、多分現場の人間から見て、自分の手を汚さないからじゃないでしょうかね。タダの勘ですけど。
 だって、戦いに勝った奴が誰であろーと尻尾振るような集団って見做されているんですよ。これまでの日頃の行いのせいでそう判断されているんでしょーが……まったく、日本勢はどこまで行っても媚びへつらう卑屈なポチ犬だと思われている様です。あ、これはちょっと失礼でしたね、犬に対して。いえ、世間のお犬様方はお天道様に恥じない立派な生き方をしていると思います、犬は。
 ……今一度、翻訳文を推敲しました。その上で感想追加します。どの結社もマジでロクなのいやしねぇ。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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秘密の結社、秘密の親衛隊、宗教の数々:現在の勢力均衡図
投稿者:フルフォード

読者へのお知らせ:私たちは夏の“デジタル【生活からの】デトックス”を継続中のため、事前に書かれたリポート三回【シリーズ】の第二弾をお届けします。

秘密結社と宗教


地球を巡る秘密の戦いは益々白熱し、クライマックスといえるものを迎えつつある。ということで、秋の戦闘が始まる前に世界で最も重要な幾つかの秘密結社と、そこに繋がる諸政府・宗教・アジェンダ【=行動計画】へ目を向けてみようではないか。

この問題に対して注目する際に人々がまず理解すべき点は、スパイ機関や秘密結社や軍隊というものは現実の世界においては、諸宗教に従属した【存在だ】ということだ。毛沢東は「権力は銃口から生まれる」と言いはしたが、実際にはその銃を手にした人間の心から生まれるからだ。

なので地球を巡る戦いは、実のところ権力闘争において肝腎要となる人々――すなわち戦士の心と精神を巡る戦いだったりする。


東洋の秘密結社


ではアジアの秘密結社から見ていこう。西洋はこの惑星を充分長い間支配してきたのだから今度は自分たちの番だ、というのが現時点での彼らの全体的な意見だ。ただしアジアの諸々の秘密結社は、西洋の結社同様に、幾つかの相争う団体に分裂している。


洪門


最大のものは恐らく洪門だろう。会員は5,500万人、その大半が中国や世界中のアジア系コミュニティに身を置いている。中国の習近平国家主席はここの一員だ。商工会議所と暴力団が組み合わさったような存在だと言っていい。因みにこういったものは、西洋の秘密結社にも当て嵌まる話であり、大金や大きな権力を転がすには身を守ることも必要となるからだ。

洪門は中国共産党に強固な繋がりを有しているが、イコールではない。階層秩序は能力主義で、血統によるものではない。


また台湾を拠点とする分派もあるが、貧弱な指導層と3月19日の秘密の誓約を裏切ったことによりその影響力と権力を失いつつある。

洪門は人類が平和に暮らし繁栄出来るよう、世界政府を望むのだと言う。だが、彼らとの私の個人的な経験から【言わせてもらうと】、成功させたければ彼らはもっと多文化【を受け入れられるよう】になるべきだ。

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