ケニア:世界最強のプラスチック袋禁止法
便利ですよね、スーパーのレジ袋。生魚や肉類など臭い物はポリ袋に入れて、用が済んだらポイってしちゃえば、少なくとも自分の目の前からは簡単に消えてなくなります。
でもそれが、海を漂い魚の体内に入ったり、山へ飛んで行って鳥の体内に入ったら? 道端でゴミと化したり、排水口を塞いだりしたら?
プラスチックがそう簡単には分解されないことは皆さんもご存知かと思います。
日光に曝されたりして何年かすると、ボロボロにはなります。こうして極小のマイクロプラスチックは海水に、川水に、巡り巡って私たちの飲み水に。動物や魚介類の胃の中から、巡り巡って私たちの食材部分に。こうして
結局、プラスチックを世に送り出した人間の健康をも直接的に間接的に害しに戻って来ます。
8月28日からケニアでは、プラスチック袋の製造・販売・使用が全て禁止になりました(※
とある動画によると、どうやら輸入すら禁止)。
こちらの記事や
この動画によると、1年以上4年以下の懲役、あるいは2万ケニアシリング以上4万ケニアシリング以下の罰金という世界でも最も厳しい法律です。直接的な影響だけを見積もっても、プラスチック袋製造などで
失業者が6万人になるとか。
流石に行き過ぎでしょうか? ですが国連環境プログラムによると
毎年ケニアでは1億個ものプラスチック袋が配布されているのです。
都会のゴミの山、悪臭も凄そうです。洪水や疫病の蔓延にも繋がっているとの指摘がありました。被害は郊外にも。
マサイマラ国立保護区では草原や樹々にプラスチック袋が絡まっています。
とはいえ、一般の消費者や小売業が9月以降大量逮捕、なんてことになったら大混乱を来たします。
政府も、製造業者や供給業者が主なターゲットだと宣言はしています。ただし法律上は、レジ袋を手に持っていれば警察が逮捕することが可能です。
この法律は半年ほど前から告知されていました。
反対意見も根強いようです。ケニアではこの10年で三度目の試みなので、どこまで徹底されるかは不明。
ただ、国を挙げて対処しようという姿勢があります。
アフリカの幾つかの国々では、全面的にあるいは部分的にプラスチック袋の禁止法を導入していっているようです。例えばカメルーン、ギニアビサウ共和国、マリ、タンザニア、ウガンダ、エチオピア、モーリタニア、マラウイ。世界的には40箇国ほど。
最早、愚かな人類は全面的に禁止しないと、動画のような壮絶なプラスチック汚染は防げなくなっているのかもしれません。導入初日の様子を見ると、消費者側はエコバック持参、お店側も新聞や紙袋で対応、と頑張っているようです。警察がこの法律を悪用して一般国民を脅すことがないよう、ホットラインも開設されたとか。プラスチック天国な日本も他人事ではありません。
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確かに彼女は飲食代を支払っています。天才的発想です(笑)。
彼氏に口を挟ませない勢い、流れるような所作、完璧です。
天然なのか故意なのか・・・。彼氏の表情がまたいい!
6種の私は最初意味が分からず、彼女と店主の間のあらぬ関係を妄想してしまいました。