注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
処理水の海洋放出に反対 宮城県議会が全会一致で可決|NHK 宮城のニュース https://t.co/0ADMIm91vY
— Hemmi Tatsuo (@camomille0206) July 6, 2023
福島県会津若松市で、汚染水の海洋放出に関する意見交換会が開かれます。経産省と東電が出席します。 pic.twitter.com/wyLny5YUfV
— 牧内昇平(もの書きユニット「ウネリウネラ」) (@makiuchi_shohei) July 6, 2023
必読⭕️汚染水の海洋放出 住民説明会
— 盛田隆二 🇺🇦™🌐 (@product1954) July 8, 2023
市民「どうしても捨てたいなら東京湾に流して下さい。安全なら問題ないはず」
経産省・木野氏「放射性廃棄物を移すには許認可が要るんです」
※会場から怒号
経産省「向こうの住民とかの理解も必要なわけ」
市民「我々は実験台ではない」https://t.co/5t4rbodBLE
「どうして福島なのか?」
参加者:県民感情として、これ以上福島をいじめないでください。首都圏は受益者負担を全然してない。この中で東京電力のお世話になっている人は誰もいませんよ。ここは東北電力の管内ですから。どうしても捨てたいならば、東京湾に持って行って、どんどん流してくださいよ。安全、安全と言うんであれば、なにも問題はないはずです。質問します。そういうことを考えたことはありますか? 他に持って行くことを。福島の人ならだませば「はい」と言ってくれるんじゃないか。東京は小池さんとかうるさい人がいますから、ちょっとやそっとではいかない。福島県の内堀さんはおとなしい人で、紳士ですから。そんななめたことはないと思うんですけども、(県外に持って行くことを)検討されましたか?
経産省・木野氏:放射性廃棄物を移すにはこれもまた許認可が要るんですね。
(※会場から怒号)
経産省・木野氏:またそのためには、向こうの住民とかの理解も必要なわけです。
会場から:福島への押しつけだ!
経産省・木野氏:はい、なので、我々はしっかり安全を守って放出するということで…
会場から:我々は実験台ではない!
経産省・木野氏:実験でもなんでもなくてですね、安全をしっかり守るということでございます。
(以下略)
海洋放出に関心を持つ会津若松市の市民の方々が実行委員会を作り、長い時間をかけて経産省・東電に直接交渉をして、やっと7月6日「海洋放出に関する会津地方住民説明・意見交換会」を実現させました。議論を深めるために市民側では次のような質問事項を準備し、経産省に事前の回答を求めていました。
・「ALPS処理水」は本当に処理されているのか
・「ALPS処理水」放出の安全性について
・タンク保管の継続と増設について
・科学者や市民団体から出された代替案の検討について
・文書約束の中にある「関係者」とは誰か
(政府と東電は2015年、福島県漁連に対して「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と文書で約束しています。)
けれども、やはりというべきか経産省からの回答はありませんでした。
当日は、経済産業省資源エネルギー庁・参事官の木野正登氏と、東京電力リスクコミュニケーターの木元崇宏氏が参加しました。直接の意見交換の場でも、経産省、東電とも海洋放出ありきで市民の質問をはぐらかしており、市民の理解を得られる回答をしていません。
最も不誠実だったのは「どうして福島なのか?」という市民の問いに対するものでした。「どうしても捨てたいならば、東京湾に持って行って、どんどん流してくださいよ。安全、安全と言うんであれば、なにも問題はないはずです。」これに対して経産省の木野氏は「放射性廃棄物を移すにはこれもまた許認可が要るんですね。またそのためには、向こうの住民とかの理解も必要なわけです。」と、福島への不利益は仕方ないが、東京は許認可や地元の理解を盾に守ろうとしています。
公僕が選民思想を丸出しにしてどうする。